相談員の高橋です。暑い日が続いきますね。
さて、先週の土曜日に、近隣のお年寄り相談センターが主催する、いわゆる「認知症カフェ」に行ってきました。
認知症カフェとは…というところは今回ははしょらせて頂き、入居者さんをお誘いして行ってきました。
入居者さんに「一緒に行きませんか?」とお誘いをしましたが、「障がいのある人は誰もいないんじゃないかな」と。
「私も行ったことがないけれど、どんな人でもいいんでないですかね。ま、行ってみましょ」と当日になりました。
少しばかりのお金を持って車椅子を漕ぎながら10分くらいで到着。
よく晴れて風も気持ちよし。なんとなくウキウキ。
中に入ると、ちらほらとお客さん。百円で飲み物がいただけてお菓子もついてきました。
いつもと違う場所で、コーヒーを飲みながら、いろいろなことを話しました。主には「音羽台レジデンスの収支差額向上作戦」でしたが(笑)。いろんなアイデアをお互いに出しあいながら、「なんかいつも違っていいですね〜」と入居者さんも笑顔でした。
地域との方との交流は今回はできませんでしたが、入居者さんが地域に出ることの一歩は叶いました。施設の中で自分たちの生活のために自分たちで話し合い、様々なことをしてきてくださいました。これからは、もう一つ、地域に出て住民として生活することもできるのではないかと。
自分たちで認知症カフェのような居場所作りも考えましたが、近隣ですでに居場所作りをしてくださっているのですから、そこにどんどん参加させていただくのもいいことだなと改めて。
来月も行くことにしています。
一緒に行く人募集中です。そのうち、この方が一人で行って帰って来るぐらい楽しめたらいいなと思っております。
そうそう、この方に先日の「さつき音羽祭り」の採点を頂きました。
「60点!」と、お厳しい点数ですが、「もっと職員さん同士で役割が明確でそれぞれの責任の分野までお互いに把握できるようなると、もっと入居者さんが楽しめると思います。でもみなさんのおかげで無事にお祭りができたことは本当に感謝です」と、入居者さんを代表してのお言葉。確かにその通り。入居者さんの言葉は重い。
新卒の新人さんのこの表情。施設の職員さんは、施設だけではなく地域の宝です。本当にそう思う。