音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

Web面会です。色々と便利な世の中であることに気づきました。

2020-04-29 11:30:43 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

特養では、3月からご家族の面会は原則中止となっています。(お看取りが近い方の面会は行なっています)
この影響は大きい。
ご家族だけではなく、ボランティアさん達も、訪問の歯科衛生士さん達も、床屋さん達も来ることができません。ここに来る人たちの笑顔が施設の中からなくなりました。いろんな方達が、いろんなところで交流をして、小さくはあるけれど、確かな世界を築いていたことを、今は嫌になる程、実感しています。
人は人と交流を通じることで、元気になることが多い。

今は、必死に特養のスタッフさん達が、家族やボランティアさんや、歯科衛生士さん達の代わりをしてくれています。
レクリエーションを担当するスタッッフさんも、試行錯誤しながら、三密を作らないように活動を継続してくれています。

今は、コロナウィルスがいる世界になりました。どうにか、この局面を一人も感染者を出すことなく乗り切りたい。

家族の面会が中止ではあるけれど、Web面会なるものを実施しています。ご家族と対面の時間をきめて、双方がパソコンやスマートフォンの前でスタンバイ。

久しぶりの対面に涙も。見ているこちらも感動。
「会いたい」と言いたいけれど、我慢しているんですよね。皆さん。

奥様との面会。
「お父さん、変わらないですですか?私は変わらないで元気ですよ。そちらに行くことができないから、運動が少なくなって少し太ったかしらね。」と問いかけると、「変わらないよ、お母さんも変わってないね」などなど。
何でもない会話さえも、会話できることの素晴らしさ。この時代ではないと、できなかった面会かもしれませんね。

スタッフさんは、コロナウィルスという、この見えない恐怖を抱えながら仕事をし、家に帰ります。
本当にありがとうございます。




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マスク

2020-04-08 15:40:12 | 介護 日記
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
齋藤です。

昨夜の緊急事態宣言より一夜明けて、より一層緊張感ができていますよね。

われわれのような高齢者施設は感染症がおきてしまったら大変なことになります。当たり前ですが職員も不要不急の外出は避けて意識的に働いています。感染症対策については毎日委員会を開催し協議しています。いろいろなところへアンテナを張って情報収集し早め早めの対応をしています。

テレビで話題のアベノマスク!先日、音羽台にも国からマスクが届きました。
「それでもマスクが足りない!」とのことでここで手先が器用な音羽台の入居者さんたちの出番です。

それぞれが特技を生かし「こんなの簡単だよ~」と言いながら職員に教えてくれています。
音羽台に入居している方たちもこのように役に立ち、立派な社会資源になっています。

皆で力を合わせできることをしていきます。
「持ち込まない」「持ち出さない」「拡げない」






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