静かな、四月の朝。
外は、雨。
家には、誰も居なくて。
猫の砂を掻く音が、ざっざっざっ、と響く。
こんな静かな朝には、幼い頃を思い出してしまう。
ふと目覚めたら、誰も居なくて。
母の部屋、父の部屋、祖父母の部屋、ばあやの部屋。
台所、客間、物置、次の間、あち、こっち。
尋ねては、そっと呼びかけて、返事を待つしばしの間。
目を凝らして、耳を澄ませて、でも、誰も居なくて。
とぼとぼと尋ね歩いても、歩いても、しらしらと奇妙な朝。
寝間着のままでいたもんで、少し寒くなって。
猫のみーだけが、とことこと、あたしの足元を一緒に歩いてくれて。
あとから、親戚のおじさんが、夜中にいきなり吐血して、病院に運ばれたが
そのまま亡くなったのだ、と聞いた。
子どもたちは、まだ小学生や中学生だった。
家族は、夜中のことだから、とりあえず病院に駆けつけて、とまでは
考えたらしいが、長居することまでは考えて居なかったようで。
親を亡くした、あたしのいとこたちは、父親を思っていっぱい泣いたんだろうなぁ。
あたしは、びっくりしたはずみで、家族に「一人で淋しかった」ことを言いそびれたまんまだ。
まぁ、人生はいろんなことがあるのだが。
あたしは、数ヶ月前に亡くなったおじいちゃんのことよりも、ずっと前に死んだ
母親のことを思って、泣けてしまったりする。
家族は家族、重さには変わりはないと思うのだが、悲しみも同じとは限らないのか?
それとも、あたしが罰当たりなのだろうか?
あたしが死んだ時にも、誰かが悲しむ、のだろうか。
一番に悲しむであろう母は、もう居ないのだし。
雨が降ってきたら、雨の粒を手放した雲は、哀しいだろうか?
炎が上がるとき、煙は火を恋うだろうか?
「思い」や「魂」が、人間にしか無いもの、と、誰が言った?
植物は厳然と感情をあらわにする、と聞いたことがある。
鳥にも動物にも、昆虫にだって、感情はあると思うし、ましてや人間には
もろもろの思いがあって、そして伝わらなくていらいらしてみたりとか
思うことは脈絡もなく、次々と続いていく。
とりとめもなく、雲が風に形を変えていくように替わっていく。
何が言いたかったのだろうか。
あぁ、今日は静かな雨ですよ、と、あなたに伝えたかったのだった。
外は、雨。
家には、誰も居なくて。
猫の砂を掻く音が、ざっざっざっ、と響く。
こんな静かな朝には、幼い頃を思い出してしまう。
ふと目覚めたら、誰も居なくて。
母の部屋、父の部屋、祖父母の部屋、ばあやの部屋。
台所、客間、物置、次の間、あち、こっち。
尋ねては、そっと呼びかけて、返事を待つしばしの間。
目を凝らして、耳を澄ませて、でも、誰も居なくて。
とぼとぼと尋ね歩いても、歩いても、しらしらと奇妙な朝。
寝間着のままでいたもんで、少し寒くなって。
猫のみーだけが、とことこと、あたしの足元を一緒に歩いてくれて。
あとから、親戚のおじさんが、夜中にいきなり吐血して、病院に運ばれたが
そのまま亡くなったのだ、と聞いた。
子どもたちは、まだ小学生や中学生だった。
家族は、夜中のことだから、とりあえず病院に駆けつけて、とまでは
考えたらしいが、長居することまでは考えて居なかったようで。
親を亡くした、あたしのいとこたちは、父親を思っていっぱい泣いたんだろうなぁ。
あたしは、びっくりしたはずみで、家族に「一人で淋しかった」ことを言いそびれたまんまだ。
まぁ、人生はいろんなことがあるのだが。
あたしは、数ヶ月前に亡くなったおじいちゃんのことよりも、ずっと前に死んだ
母親のことを思って、泣けてしまったりする。
家族は家族、重さには変わりはないと思うのだが、悲しみも同じとは限らないのか?
それとも、あたしが罰当たりなのだろうか?
あたしが死んだ時にも、誰かが悲しむ、のだろうか。
一番に悲しむであろう母は、もう居ないのだし。
雨が降ってきたら、雨の粒を手放した雲は、哀しいだろうか?
炎が上がるとき、煙は火を恋うだろうか?
「思い」や「魂」が、人間にしか無いもの、と、誰が言った?
植物は厳然と感情をあらわにする、と聞いたことがある。
鳥にも動物にも、昆虫にだって、感情はあると思うし、ましてや人間には
もろもろの思いがあって、そして伝わらなくていらいらしてみたりとか
思うことは脈絡もなく、次々と続いていく。
とりとめもなく、雲が風に形を変えていくように替わっていく。
何が言いたかったのだろうか。
あぁ、今日は静かな雨ですよ、と、あなたに伝えたかったのだった。
もし寂しくて、ぽこちゃんたちの消息が知りたくなったら、
声かけてね。MIXIに招待するよ。
ぽこちゃん、そっちで日記つけてるんだわ☆
雨で凍えた心は温かな場所においで
彩女さんに差し出す傘は
まきぼうさんも
私も
彩女さんのお友達も
み~んな持ってるからね
1人じゃないよ
人はね
死ぬと光の粒になるんだよ
だから、一生懸命生きてる生命は
天に向かってがんばろうと気持ちが高まるのだよ
点滴の付き添いとか、もろもろ、なんとも忙しかったのだ。
で、夜になったら気持ちが萎えて、ネットしないで
テレビ見て過ごしちゃった(  ̄o ̄; )
お笑い見てても、どこかしらすきま風が吹いているような寂しさがあって
わがまま病なんだろうな、と。
みくちぃ、魅力的だけんども、今はまだ心の余裕が無いので
ごめんね、気持ちだけ、すっごく感謝してること、言いたくて。
春愁でしょうね、きっと。
春のけだるさ。
桜には少し早くて、でも雪も消えかけて。
北国の春は、やわらかい光に満ちてます。
もうしばらくはこんな感じで、五月の頭になると
梅も桃も桜も、一斉にわーーーっと咲くのですよ(*^。^*)
だから、春の夜はちょっとだけ不気味です。
花の影から何かが動いて見えそうで。