冬の廃線跡・トンネル天国

このルートで一番お気に入りの場所。
ＳＬの煤煙に燻されたレンガのグラデーションが渋いですね。

こうしてみると、昔のトンネルは意外と狭いものです。ほとんど手掘りに近い工法なので、掘削は必要最小限にしたのでしょう。
基底部が幾分狭まった馬蹄形にしてあるのは力学的理由からなのでしょうか。

トンネルの長さはごく僅かですが通り抜けはできないので、巻き道の標示が出ています。

中学生の頃、ザ・ダイナマイツの「トンネル天国」という歌、結構好きで口ずさんでいました。

冬の廃線跡・その４

「けやきの森」という、マレットゴルフ場とバーベキュー設備のある簡素なクラブハウス、ちょっとした公園があります。
その公園脇に残された信号機ですが、設置位置からするとどうやら移設されたもの様な気がします。

この辺りから望むアルプスもいい感じです。

冬の廃線跡・その３

モニュメント風に残された踏み切り部分のレールがなかなかいいです。
レールが残っている部分はここを含め西条側にごく僅かしかないようです。

この辺りの路面は引き締まっていて走りやすい状態ですが、起伏も無く、カーブも緩やかで単調といえば単調ですね。

冬の廃線跡・その２

最初のトンネルは比較的短く、潮沢沿いにグッと迂回します。
一旦、国道に出てトンネルの出口を探すことになりますが、トンネルを抜けると雪国ではないけれど、出口付近には昨夜降った雪がうっすらと残っていました。

ここからは、ほぼ直線の緩やかな上り軌道跡をのんびり走ります。

所々にある距離標示板や信号機の残骸などが廃線跡の雰囲気を盛り上げます。

冬の廃線跡・その１

篠ノ井線の明科～西条間は1988年に新しいトンネルができ、廃線となった旧線部分が良好な状態で残されています。

昨夜は西高東低の気圧配置で、夜間に雪がちらついたものの昼近くには晴れてきたので予定通りこの廃線跡に出かけてみました。

今回持ち出したのは、先日改造した子供の24インチＭＴＢです。
昨日改造後試乗してみたのですが、さすがに160ミリのクランクでは厳しいので、夜あわてて、チェーンホイールを余っていたロードの3段に変更。勿論ボトムブラケットとディレーラーもです。
これでかなり乗りやすくなりました。

明科の市役所出張所に車をデポし、それらしき方向に走り始めると廃線跡はすぐに見つけることができました。
新線は駅を出てまっすぐにトンネルに進みますが、旧線は緩やかに左にカーブをし、山麓を走ります。

残された架線の支柱が雰囲気ですがレール、枕木は撤去され、また明科寄りの部分はバラストもほとんど除去され、トレッキングコースとして歩きやすいように整備されています。

程なくトンネルに突き当たるので迂回して反対側の出口に向かいます。

備えあれば純米酒

自転車で困るのが突然の雨と予定外の買い物をしてしまったときの荷物です。レジ袋のままブラブラさげていると不安定だし、中身が重い場合には持つ所が切れてしまうこともあります。
こんな時に便利なのがナップサックです。生地が薄いので小さく畳んでサドルバックに入れておけばいざというときに大助かりです。

今日はポタリングの途中、予定外に諏訪の銘酒「真澄」の純米酒と酒盗、ウニ、オイルサーディンを購入。ナップサックの出番でした。

天気予報では今夜雪がチラつくようです。こんな日は日本酒をチビチビやりながらのんびりするのが至福のひと時です。

ミニベロＭＴＢ

子供が小学生の時に使っていたルイガノの２４インチＭＴＢ。
処分するのももったいないので手持ちの長いステム、シートポストに交換し、サドルも大人用のに換えてみたら結構いい感じです。
ミニベロ感覚でちょっと乗ってみましょう。
タイヤをスリックにするともっと良いかも。

旧島々駅

島々線の終点は島々駅です。

上高地への入り口として、今は合理的な駅舎に改築されてしまっていますが、昔の駅舎が道路を挟んで反対側に移築され、観光案内所として生き残っています。

これを見た限りでは、昔の駅舎は今のよりは数段いいデザインだと思うのでありますが、使い勝手からすると新しいほうが格段に優れているのでしょう。

家でも何でも古いものを残したいと思うのは、そこに日常生活の関わりが無い者の身勝手な思いなのでしょう。実際使っている者にとっては新しくて便利な方が良いに決まっていますね。

森口駅その３

改札口付近の光景です。
ペタペタ貼られたポスターの類はこの手の駅の雰囲気を盛り上げますね。

北海道などによくあるように、この駅の一部を借り受けて、旨いコーヒーと旨いラーメン食わせる喫茶店なんかやったら面白そうです。

森口駅その２

ホーム側の様子です。
丁度電車の来る時刻だったので反対側のホームから「撮り鉄」してみました。

三々五々集まってきた乗客のおばさん達はそれぞれ顔見知りのようで、電車が来るまでホームで談笑していたのはローカル私鉄ののんびりした風景です。
これから松本に出て買い物でもするのでしょう。