根室と言えば花咲ガニ
それにちなみ根室本線の釧路~根室は別名「花咲線」これでイメージがぐっとアップする
その花咲線を走る国鉄末期に製造された北海道仕様のキハ54は冷房はなく扇風機
さらに防寒用のデッキ仕切りドアがある寒冷地仕様だ
クロスシートは転換式でなく半分ずつ逆向きになっていているのだが一応少しリクライニングする
2両編成の列車は7割程度の乗車率で2両目の眺めの良い右側が一部指定席になっている
窓を開けて走る列車に乗るなんて何年ぶりだろうか?
風に乗って車内に流れ込むディーゼルの音と匂いが懐かしい
厚岸湾から茶内にかけての別寒辺牛湿原の車窓風景はなかなか素晴らしい
個人的には釧路湿原よりこっちの方が感動した
ここにはタンチョウ鶴が生息していて運が良ければ見れると乗務員が説明してくれた
浜中駅にはルパンの大きな看板が飾られている
数年前に亡くなった作者のモンキー・パンチはここ浜中町の出身ということを知った
別当賀を過ぎると再び海岸線に出て花咲線の象徴的風景でもある落石付近の丘の上を走る
この風景はポスターにもなっている撮影スポットで中井精也さんのてつたびでも紹介されていた
しかし生憎の霧で風景はほとんど見えなくて残念だ
ほぼ定刻に根室駅に到着
駅には車に自転車を積んで北海道を旅してる自転車仲間が待っていてくれた
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