放射線と言うと特殊なものとお思いの向きも多いでしょうが、放射線は電磁波であり、電磁波は我々の全てを構成しています。
電磁波は電磁力が作るもので、我々がモノを感じるのは全て「電磁力」に寄ります。
こんな事を言うと分からないと言われるかもしれませんが、人類がその身体で力を感じる時には重力以外は全て電磁力です。
さて、放射線ですが、放射線は全ての電波が放射線です。電波も我々が見ている光も赤外線も紫外線もです。
我々の感じる重力以外の全ての力は電磁力と言いましたが、この電磁力は光としての刺激以外に影響を及ぼします。ただ波の性質上、低い周波数のものは内部に届きにくい傾向があります。
それは低い周波数の電磁波は振動幅が大きいのです。その結果、直進するときに物質があると、その表面で弾かれます。だから内部に侵入せずに影響が表面で止まります。
この光の作用というものが分かりにくいのですが、通常ではビリヤードの玉突きの様に弾き出すと言う感覚を受けるかもしれません。実際、中性子が影響を及ぼす形式は正に、この様なものです。
ですが光子は原子に比べて1830分の一の質量である為に、ど真ん中に当たっても、そこまで大きな影響を与えません。
X線を越える放射線は往々にして、遺伝子を構成する塩基にぶつかっても、遊離(この言葉は科学でよく使われますが)するていどです。
この遊離と言う状態は、例えて言うと、ボクシングでテンプルを撃たれて、ヨロヨロとしている人間と思えばいいかもしれません。このヨロヨロは、起き上がる事もあるしダウンする事もある。起き上がればDNAは保全され、倒れればDNAは欠損を起こす。
ただ、これはDNAの欠損で、DNAは、その90%以上が「無意味」と「今言われている情報の羅列」であるとされています。そして、その中の10%以下の意味のあるDNA情報(これをゲノムといいます)が影響を受け、更には、これを修正する体内防御機能からでも修正されず、それがセントラルドグマ(主にはリソゾームや小胞体、ゴルジ装置)などでのアミノ酸合成を異常にして、それががん細胞などの異常細胞を作るのですが、これを更にマクロファージやB細胞が食べる事で処分する中から逃れたものががん細胞などの悪い細胞となるわけです。
さて放射線問題ですが、ここまで防御機構があるから大丈夫と言う事はありません。実は放射性物質もさることながら、それ以外の放射線障害が考えられます。
放射線は何でアレ電波は全て放射線で、その周波数が高ければ、遺伝子破壊の危険性が高いのです。
例えば太陽の光です。これはフリーダムのISS(中央制御室)でもかなり深刻な問題となっています。今、太陽天気予報と言うものがネット上にあり、何と太陽の「お天気おねぇさん」も居ます。
この太陽の天気は、太陽フレア、X線バースト、ガンマ線などの放出量を知らせるもので、人工衛星の損傷を計る意味で最初出たのですが、その後、高山に降り注ぐ放射線量も馬鹿にならないので、この問題に影響が高い太陽天気予報は必要なものとなっています。
また放射性物質は、放射性同位体による被曝もあります。
放射性同位体は、元素の安定状態の存在用件にある程度合致した元素が不安定ながら、存在しているものです。往々にして中性子が多かったり、少なかったりします。
汚染水問題で問題となっているのは往々にして放射性同位体です。また、よく「トリチウム」と言う言葉が出ていますが、中国やアメリカが日本の「かぐや」の映像情報を得て月探査船を出しましたが、連中が欲しがっているのはトリチウムそのものです。トリチウムは重水素2個が核融合した後で出てくる元素で陽子2個の中性子1個のヘリウムの放射性同位体です。
放射性同位体は安定形状とは異なり、その原子周囲の電子軌道が頻繁に変化します。その時電子軌道が変わる度に、と言うかエネルギーが高い状態から低い状態になる時に放射線を出します。
この軌道変化時の放射線は、丁度他の元素の軌道変化を誘発させます。何しろ体内に入った物質から出る電磁波なのですから、表面のバリアー無しのものです。その為体内被曝は体外被曝より深刻とされています。
所が、この被曝量はどの程度か?と言うことも問題となります。大体においての文科系大学出の発言は「完璧」以外にありません。馬鹿ゆえの寝言です。
例えば福島第一原発から出てきたセシウムやストロンチウムの濃度がどの程度が許容できるのか?と言う判断には、何故かマスゴミが提示しないのですが、カリウムの放射性同位体の影響を前提とするという放射線学会では、ある種当然と言う常識が何故か出ていません。
実は、全ての人間はカリウムを神経伝達や筋肉を動かすために使ったりします。その中のカリウムの放射性同位体は、量も多く、放射線も強いので、自然体内被曝は、このカリウムが一番酷いものです。
これは世界中の誰も持っており、元々人間は体内に放射性物質を持っているとはマスゴミはただの一言も言いませんが、現実そうです。
また炭素年代測定法により考古学の遺物の年代が計られますが、これは太陽の核融合物質のひとつで炭素16の含有量と半減期から推定されるものです。
ですが、これも立派な放射性同位体です。
理科年表を一度図書館で御覧になられてはどうでしょうか?放射性同位体のリストが並んでいます。それを見るとありとあらゆる元素は放射性同位体があります。無論多くは無く、殆どは崩壊しやすく、元々自然の存在量が少ないものです。
それらの中でダントツに多いのがカリウムの放射性同位体で、その線量から想定してどの程度か?と言う指標が正しいでしょう。
また、これは暗黙の秘密としているのですが、放射性物質は、原発以外でも多い所があります。それは主に重い比重の溶岩を出す火山と重金属鉱床です。
実はリチウムイオンはバッテリーとして使われるので引っ張りダコですが、このリチウムは、同時に他の放射性物質が大量に産出します。この産出される物質の中に「トリウム」があります。
これ等のものは、大体においてそうですが、比重が似ていると言う点があります。では鉄はどうなのでしょうか?鉄の場合はストロマトライトなどの放出する酸素によって海中の鉄イオンが還元されて析出したものなので、マグマの中の鉱物が押し出される状況とは違い放射性物質を伴いません。それは石灰石も同じです。
福島第一原発で広まったのは放射性物質と「放射能と言う言葉へのアレルギー」です。
大体騒ぐくせに地道な計測活動をしているとは思えません。地道に計測すると、実は身の回りに放射性物質を出すものが多く、また、放射性物質だけが遺伝子を破壊するとは限りません。
リニアモーターカーの実用化の前にはリニアモーターカーが始動直前に出て来る「反転磁力」が問題となりました。この電磁力と同じ環境でショウジョバエを育てると20~50世代の間に、高い確率で複眼が矮小化する現象が発生しました。
リニアモーターカーの駆動力も電磁力によるもので、また、電車の駆動力も電磁力です。高出力化、高性能化が進めば、かつて無視できた電磁力が放射線レベルになる可能性は全く0ではありません。
また、もっと言うと私の母親はペースメーカーを使っているのでIH製品の傍に寄れません。理由は電磁波が放射されているのです。これは「公然の秘密」ではありますが、医療機器に影響を与える点でも人体に無害とは断言できません。
もっと言うと、放射性物質アレルギーの人は、放射性物質の事は五月蝿いが基本的な放射線問題に関しては「全く無関心」なのです。
実際、私のこのブログで書かれている事を、どの程度、一般人が知っていますか?池上彰がほざきましたか?
そして、私は最後に言うのは、それでもやっぱり原発の放射性物質はやっぱり強力である。過去は、そこまでとは思ったのですが、色々な事実を見て行くと、本当にヤバイレベルで、本当に危ない。
だけれども、一番危なくて怖いのは、東電の上層部、自民党の上層部は「安全」を強調するあまり、自分の説得の言葉に「自己暗示」を受けて「危ないと思っていれば、慎重にする事」を「ああ、あれは当たり前だよ」と思い込むのです。そして厄介事がなくなると「すぐ忘れる」のです。
それは東北大震災も同じです。
私は長崎では「キチガイに近い変わり者」と思われています。それは東北大震災以前の明治・幕末期の津波の問題を覚えており、また、理科年表にも書かれているのです。私は、年に3回ぐらい、そう言う事を言うのです。「嘗てそういうことがあったんだよ」そして「キチガイ扱い」「変人扱い」です。
さて私はもうすぐ自然に死ぬのか自殺するのか分かりませんが、あまり生きていたくないですね。だから私のことはどうでもいい。
ですが、皆さん。元々、福島第一原発は「最終冷却装置」を動かせば「メルトダウンしなかった」のです。
何故東北第一原発の責任者である吉田所長も知らない安全装置を付けているのでしょうか?
それは毎度思うのは、左翼と右翼の「馬鹿と下衆の騙し合い」があったからです。そこで出てくるのは「何が何でも危険なんだ」と「何が何でも安全なんだ」と言う「空論の応酬」です。
その空論の結果「原発にこんな問題が後で分かったから対策しよう」と言うと東電や自民党経済産業省の関連部署が「何故そんな事が必要なんだ?原発は安全だろう?だからそんなものは必要ない。大体、設備を増設する理由をどうつけるんだ?」と言う抵抗にあいます。そして反対派の発言は書くまでもありません。左巻きウンコの「御託のこじつけ」は人類のごうりせいを遥かに下回る所を蠢いています。
最終冷却システムも「アメリカ」がつけているシステムだからと言う「人任せの理由」でやっており、国内で声を上げて何かするということは無いのです。それだけではない。弁を開けるシステムの不具合も初期検討が終われば再度検討する事は許されません。
それは「政治」や「偏見」や「利権」や「力関係」や「世論の合意」或いは「秘密保持をしたい奴らの圧力」によるものです。それが「口先で誤魔化しようのない現実」によって叩きつけられるまで楽しい楽しい口舌上の舌戦を楽しむのです。
右も左も権力と言う遊び政治と言う遊びを楽しんでいるだけです。
大体、皆さんはもう忘れましたか?
筑波で起きた臨界事故を。
この臨界事故は「楽観主義」と「現場に危険性を伝えない」と言う福島第一原発の体質を凝縮して見せたものです。
この時旧動燃は酸化ウランを武田教授の方法論通りに、処理しているのですが、その処理は「現場の裁量によるQC活動で効率化し低コスト化した方法」で行われました。酸化ウランをレードルですくって、寸胴鍋に入れて、これが「反応釜」の代わりなのだそうです。
これと同じ冗談は、漫画パタリロにあります。
筑波の臨界事故の時に、面白すぎる冗談と思いました。
だが、ただひたすら「何故こんな事に」と馬鹿が自分の責任を誤魔化す呪文を唱えていました。
私は放射性物質は危険極まりないと思っていながら扱うなら、さほど危険ではないと思います。ですが、毎度毎度規模を増やして、深刻さを深くしても全く反省しない経団連・東大・経済産業省・そして、今回の問題のときに次官が命令をして大学の関係研究を封鎖し、IAEAが呆れるほど必要な情報観測を適当にした、日本を破壊したい文部科学省、そして自民党上層部は全く信用していません。
また、IAEAも同じ考えです。
チェルノブイリの時にはIAEAは驚愕しながらも「合理性・論理性・緊急性の維持・政治的問題・戦略的問題」を把握したソビエト連邦を信じました。だからレベル7を上げる事はなかったのです。
ですが日本の福島第一原発の行動は枝野の糞行動を見ても分かる通り「まだ騙せる」「黙っていれば分からない」「アメリカが何とかしてくれる」などと「およそ大国としての自覚の無い馬鹿の集まり」でした。
だからレベル8を早々に設定したのです。そして、彼らは「このレベルに達する可能性がある」と真剣に考えています。
長い話となりましたが、これがマスゴミが伝えない、またバカだから分からない、またお金の問題があるからいえない事を書きました。
反論ご指摘、幾らでも結構。でも合理的であることが条件です。田島陽子論法は斬って捨てます。