和歌山県は東牟婁郡(ひがしむろぐん)の太地町.太地町は,紀伊半島先端の東側にあって,那智勝浦町と海の間に挟まれたところに位置している.そして,太地町は日本における捕鯨発祥の地と言われている.和歌山県道240号梶取崎線の正面にあるのは,平成24年2月に陸揚げされた第一京丸という捕鯨船だ.
続いて向かったのは,森浦湾の海岸線.和歌山県道236号勝浦港湯川線を行くと,道路から海を一望することができる.海岸から少し離れたところにある多数の小島が印象的だ.
この和歌山県道236号勝浦港湯川線は行き止まりになっているので,交通量は極端に少ない.旅館が一軒だけあるので,まれに車両が走行するだけだ.自分と同じように車を止めて,海を眺めてのんびりしている人たちがいた.
澄みきった青空と藍色の海が,気持ちよいほどに遠くまで広がっていた.そして,静かで穏やかな時が流れていた.ここはとても静かで眺めがよいので,翌日に日の出を見にいくことにした.
翌朝に同じ場所へ来てみると,残念ながら雲がかかっていて,きれいな日の出を見ることはできなかった.それでも,昼間と違って少し神秘的な感じがした.
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