
12月中旬からいきなり急な寒波に見舞われてしまった日本列島.普段は冬でも温暖な紀伊半島の南伊勢町も強い冷え込みが続いている.南伊勢町の五ケ所湾には寒風が吹き荒れていた.

関西に来てから,こんなに寒い日が続くことは今までなかったと思う.五ケ所湾の西側,内瀬には村島と言う小さな島が浮かんでいる.よくよく見ると,村島には鳥居が建っていて,神様が祀られているようだ.

そして,今年は真冬の村島を楽しみにしていた.たしか去年の春頃,村島を訪れた際に,海からたくさん杭(海苔そだ)が出ていたことに気付く.それが真冬にかけて収穫されるあおさ海苔の網を掛けておくものだと知った.

実際,冬に村島を訪れてみると,きれいなあおさ海苔が緑色の絨毯のように海に敷き詰められていた.そして,寒い中,海に入って作業している方が何人もいた.同時に,五ケ所湾の入り江が,人の膝丈くらいの浅い深さであることに驚かされたりもした.

それにしても,このあおさ海苔の色がとても美しい.海苔が網にびっしりと絡みつき,網の下の方から海へと垂れ下がっていた.潮の具合によって,網の高さ調整などで手間がかかるらしい.そして,1月から2月にかけてが収穫期だそうだ.

寒波がやわらいだら,あおさ海苔の収穫期に再訪してみたいと思う.
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こんな風なんだね
(人''▽`)ありがとう☆
コメントありがとうございます.
あおさ海苔の風景,わたしも初めて見ました.
海苔の緑がこんなにきれいだとは思いもしなかったです.