オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

龍神村から十津川村へ (1)

2019年05月25日 | くねくね道


 たまには遠出をしようと思って,滅多に使わない京奈和道を利用し,和歌山県の橋本ICまでノンストップで向かった.橋本市からはR371,龍神スカイラインを南下してみることにした.途中,花園あじさい園にある東屋で休憩した.好天に恵まれて,標高1,000メートルからのすばらしい眺望を堪能することができた.



 早朝ゆえに交通量皆無の龍神スカイラインをマイペースに堪能しながら南下し,龍神村小又川から十津川村を目指して,R425を東へ進んで行くことにした.R425へと入ると,さっきまでの快晴が嘘のように,雲行きが怪しくなってきた.それでも,新緑の若葉が生い茂る淡い緑色の空間が,とても綺麗だった.



 龍神村側は,ガードレールのない幅員狭小の道が,永遠と続いている.そして,転落死亡事故を喚起する標識が,やたら多く設置されていた.交通量の少ない道だけに,もしここで転落してしまったら,怪我をして動けず体は衰弱していき・・・それ以上を考えるのはよしておこう.



 路肩には落ち葉が堆積している.おそらく,ここは万年雪ならぬ万年落ち葉が,幅を利かしているのだろう.もう慣れてしまったものだが,およそ国道とは思えない自然に帰ったような雰囲気の道となっている.



 一方で,自動車一台分の幅員で,ガードレールのない川沿いを進んでいく箇所もある.あからさまに路肩が貧弱な様相を呈しており,不安を感じながらの走行を強いられた.通行止めになっていないのが不思議なくらいだ.とはいえ,怖いもの見たさという言葉通り,怖がりながらも楽しみつつ,呑気に写真を撮りながら進んで行くことにした.


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