織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

南ア・鳳凰三山紀行(4) 「不快・御座石鉱泉」

2012年05月09日 | 南ア・鳳凰三山紀行
.





南ア・鳳凰三山紀行(4) 「不快・御座石鉱泉」 .




御座石鉱泉の山の宿




鉱泉の柔和な湯を一風呂浴びて、と思って湯船へ向かったが、宿の一番奥にある浴室は今時珍しく男女併用の一つだけのようで、札を返して男女別に利用しているようである。

湯船は4人も入ればいっぱいになってしまうくらいの小さなもので、湯はちょっと白みを帯びた透明のようであるが、既に大勢の人が浸かった後だったのであろうか・・?、ちょっと湯が汚れていたのが気になった。

更に、その周囲の粗末なことに驚いた。
そこらじゅうがボロボロでシャワーなんてなく、蛇口からは水しかでなくって、湯船は垢が一面に浮いていて普通のため湯であり、もうホント最悪な風呂であった。
もう二度と入りたくない。


山と温泉は付き物で、われ等はその両方を愉しみにしているのであるが。
ところがこちら御座石鉱泉の一軒宿は三階建ての鉄筋コンクリート造りで、さぞかし内部も豪華な作り、飾り付けで行き届いたサービスを期待したが、どうやら裏切られたようである。

先ず、お風呂の不行き届きには、完全に期待を裏切られた。
更に、一見して気がつけば、この山のホテルのような建物も内外ともあまり手入れが行き届いてはおらず、ほったらかしのお粗末この上ない泊まり宿と言った感じである。

料金もその割には一泊二食で一万円以上とはどう考えても割高である。
自販機の値段もジュースが230円、350mlのビールは500円というのは、山の上でヘリコプターで運ばれる涸沢ならいざしらず、まるっきり下界である。


宿の案内を見ると1泊2食で10,000~13,500円、寝具付素泊で6,000円、それに日帰り入浴が1,000円としてあり、いずれにしても有名一流ホテルの価格で、宿の様子からしても旅なれた者にとっては到底納得できる価格ではない。


いづれにしても旅でて、山に向かっての楽しみは山歩きそのものもさることながら、山の宿や温泉もその中に加わるものである。
その期待を削がれると失意に変わったしまうのである。



次回、「御座石鉱泉の苦情」





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」