土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

東京都民の選択に感謝し、田母神氏の健闘に拍手します。

2014-02-12 09:12:47 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

先日行われた東京都知事選挙では、元厚生労働相の舛添要一氏が当選いたしました。
舛添氏ならば、東京オリンピックを成功させ、日本の心臓としての首都東京を強く導いて下さるものと信じます。

東京は日本の心臓です。
日本の富の半分は、東京が関与しているからです。

心臓が強くなれば、当然身体も強く元気になります。
つまり、東京が強くなれば、日本はさらに強くなるのです。
そして地方に住む私たちも、その恩恵に預かれるのです。

別に東京に、経済的にお世話にあろうとか、「東京の富をよこせ。」と言っているのではありません。
私はそのような、意地汚いことは嫌いです。
ただ現実問題として、東京が没落すれば、地方は貧困にあえぐのです。

かつては「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく。」と言われました。
しかし今ではもう、「日本がくしゃみをすれば、世界は肺炎になる。」というのが現実です。

それだけ、日本の持つ経済的ウエイトは大きいのです。
日本経済が、世界を買い支えているといのが、経済的側面から見た、正しい見解だと思います。
その責任重大な日本経済の、心臓は東京だということです。

脱原発を公約に掲げ、地味なオリンピックを目指す動きの候補者に惑わされることのなかった、
東京都民のご判断に、日本国民として心から敬意をはらい、感謝いたします。

今回の都知事選挙で有意義と思えるところは、田母神氏の健闘です。
得票順位は4位でしたが、元自衛隊幕僚長という地方政治には無関係な経歴で、自前の政治組織を持たない田母神氏が、
得票数61万表、得票率12.5%というのは、左翼が強いと言われる東京においては、大健闘だったと私は思います。

舛添要一氏は大臣経験者であり、政治をお任せするにあたっては安心感があります。
一方田母神氏は、政治経験もなく知名度はあるとは言え、職業経歴からすれば政治能力は未知数です。

その田母神氏を、10%以上の首都の選挙民が支持したというのは、これは時代の移り変わり、
そして国防に関する民意の、確実な変化を如実に表していると私は考えます。

つい4~5年前、民主党が政権交代した当時は、日本人に国防に関する定見はなかったというのが、
正しい歴史認識だと思うのです。

図らずも、批判だけしていれば良かった野党の政治家であった鳩山・菅と言った、左翼的政治指導者の口から、
現実を突き付けられた結果飛び出した、「抑止力」という言葉が出たことで日本には、
「抑止力の必要性」という概念が定着いたしました。

そして今、日本の心臓東京の首長選挙において、国防のスペシャリストが10%の得票を得るまでに、
日本人が持つ、国防への重要性は定着し、まだその機運は高まろうとしているのです。

そして重要なことは、その国防への重要性への機運の高まりは、成熟を迎えてはいないということです。
つまり、まだ緒に付いたばかりということです。

沖縄などの地方においては、中国の工作活動がさらに盛んになり、危険な兆候を見せておりますので油断は禁物ですが、
日本国全般を見るならば、その情報発信源である東京における、国防意識の高まりは希望だと思います。

田母神氏には、今後も国防への啓蒙活動を続けていただくに留まらず、
今後はぜひ、国会議員に挑戦していただきたいと私は願います。

田母神氏は、一地方自治体の首長よりも、国会議員の国防分野においての活動が適任だと思うからです。

舛添新都知事、東京をお任せします。
東京を繁栄させ、日本と世界を潤してください。
そして田母神さん、今後も日本を護り続けてください。



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2 コメント

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Unknown (英)
2014-02-12 17:09:38
まったく同感ですね。

組織票をもたない候補で、しかも、元航空幕僚長

という肩書で、闘って得票率10%超えは、

左翼が強い首都圏としては素晴らしい成果です。

しかし、この機運、まだ緒についたばかりです。
Unknown (はっちょ)
2014-02-13 20:08:57
田母神さんは若い人の得票が多かったようですね。
老いぼれOBが狂ったような出馬をしていたのでさすがに若者も
「これではアカン」「キモイ」と思って、反動で田母神さんの応援にたどり着いたとも考えられる。
今時の若者は「原発反対」のマスコミに対してクールに受け止めているのだと思いました。
マスコミ牙城が潰れるのももうすぐかもしれないネ。

左翼連中は自ら墓穴を掘れ!

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