土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

税金が高すぎれば、国の富は逃げますよ。(増税亡国論)

2014-03-06 22:08:00 | 増税亡国論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

私は減税論者であり、この4月から実施が予定されている消費増税には反対です。
日本は、消費増税をする必要がないし、否むしろしないほうが良いし、
消費税がなくてもやっていけるように、財政基盤を整えることが重要だと考えます。

なぜならば、消費税が導入されて以降、日本の税収は減少しているからです。

これは日本が、GDPの6割を消費で占める消費大国であること。
そして、利益が出る前の、売り上げ段階で徴収される消費税(ですから事実上は、売上税です。)の特徴から、
国民の所得が、恒常的に減少したからだと思います。

たくさん儲けているからこそ、たくさんの税金が払えるのであり、
儲けていないのに、税金を納めることはできません。

私は、相続税などの資産にかかる税金は、廃止するべきだとも思います。
これは私有財産を認めた、日本国憲法違反の税法だと思います。

そしてその上で、消費税を廃止し、所得から一定比率で税金を徴収すれば良いと考えます。

一定税率だと、低所得者が損・・・だとは、私は思いません。
むしろ、低所得者免税をしていることで、低所得者が低所得者のままいる方がいけないと思います。

税金により、低所得者として身分固定されているのは、その方にとっても国家にとっても、不幸なことではないでしょうか。

ですからむしろ、労働面での規制を緩和し、
所得が欲しい方は、これまでの1.5倍~2倍働けて、それに見合った所得を得られるようにすることの方が、
長い目で見れば国民は潤うし、国家も潤います。

働けば働くほど豊かになる、ネオ・ジャパニーズドリームを体現できるのは、税制改革と規制緩和です。

その際の税率は、節税すれば損をする・・・くらいの低税率で(笑)、
なおかつ、計算のしやすいもので良いと考えます。

私は数学が苦手なので、所得の1割(10%)・・・で良いのではないでしょうか。
現在のロシアの税制は、所得の13%らしいので、ロシア人が移民希望するかもしれません。(笑)

歴史を紐解くと、税金が軽くて滅んだ国家というものは存在いたしません。
以外ですが、事実なのです。

一方、重税国家というのは・・・滅ぶのです。
一見、???なことなのですが、事実なのです。

なぜ重税国家は滅ぶのか・・・と申しますと、国家から富が逃げるからです。
実に簡単です。
税金が高すぎる国家は、富がよそに行ってしまうので、滅んでしまうのです。

それはそうですよね。
資産などは、税金の高い国に置くよりも、税金の安い国に移した方が得です。

富とは、金銀財宝だけではありません。
人も国家にとっては富ですが、国民が逃げてしまうとか、国民が減ってしまうなどにより、
国富が生産されなくなり、結果、重税国家は滅ぶのです。

日本は少子化が叫ばれ、近年、人口減社会となりましたが、
これは、先進国特有の云々・・・ではなくて、税金が高すぎることが要因・・・かも知れませんよ。

ともあれ、今回の消費増税は、少子化とそれに伴う、近未来の人口減社会を見据えたものでありますが、
その解決策は、むしろ本末転倒であって、日本を子供を生み育てやすい国家にすることこそ、
将来の幸福への、耐え忍びなのではないでしょうか?

政府は本当に、効果的な人口増政策をしたのでしょうか?
それをした後での消費増税や、その他の増税政策なのでしょうか?

私は、一定の疑念を抱いております。

私ならば、こうやって日本の人口を増やしてみる・・・
というアイデアが、いくつかありますので、今後少しずつ、記事にUPしてみようと思っております。