土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
これまで私は、日本を護りきるための、国防に関する可能性と方法論の構築を記事にして参りました。
プロジェクト・ビッグマックセット~チゲ鍋までが外交的努力。
プロジェクト・リバイアサンが、日本の覚悟。
プロジェクト・フジヤマが、日本の国防に関するタブー集ですね。
しかし実は、これからが本番でございます。
外交的努力は、とても重要です。
しかし何せ、相手の判断がございますし、判断の変数の大きく、その変数をどうする事も出来ないところがあります。
外交努力だけに頼るわけには参りません。
日本国内における、国防そのものへの努力が、どうしても必要であり、そのことがひいては、日本の自分の国は自分で守るという意思表示と決意を、諸外国にも知らしめる結果となり、未来における日本の国防にも、良い影響を与えるものと考えます。
当ブログのような、お客様の少ないブログで、このような発表をしても影響は少ないとも思うのですが、
日本の可能性や問題点を体系化することは重要化と思いますので、今後も続けたいと思います。
ということで、これまで記してきた外交的努力に加え、この日本の国をどうやって護って行くかと申しますと、
日本列島の要塞化 ができます。
しかし、明らかな要塞ですと、見た目も悪いですし、人や物の出入りも悪く、貿易などができにくくなり、
日本経済自体に悪影響を及ぼしかねません。
ですから、一見は普通の姿でありながら、むしろ国内の景気や、経済成長を推進する形での要塞化を図ります。
財源は、増税などで賄う必要はないと私は思います。
直接的な国民の資産にもなることであり、現在のように、デフレの経済状況であるならば、
海外資産を担保にした国債や、日銀の国債購入(つまりお札を刷る)で、行えばよろしいかと思います。
むしろ日本は、物つくりが滅法強く、インフレになりにくい経済構造をしております。
ですからたとえ、1000兆円くらいお金を刷ったところで、インフレには移行しないと私は考えます。
最悪、500兆円~1000兆円くらい政府借金が増えたとしても、GDPが2~3倍になれば、借金などは相殺されます。
って言うか、日本のGDPが2~3倍になった場合、今の市場通貨の量では絶対に足りません。
農地を広げたい(経済成長したい)なら、灌漑用水(市場通貨)も増やすべきです。
市場通貨増なしで経済成長すれば、超悪性のデフレ経済になって、身動き取れなくなりますから、
経済成長したいのなら、今のうちから、市場の円は増やしておくべきです。
アメリカドルも中国元も、必要量以上に刷りまくっております。
ですから日本は、もっと円を刷らないと、世界金融のバランスが崩れてしまいます。
4月から消費増税が決まっておりますが、増税は必ず経済縮小を伴います。
つまり、税収は減ります。
これまでの歴史では、増税すると、税収は減っています。
増税することによる経済全体の縮小は、家庭で言えば、住宅ローン返済金がある状況で、給料が減るのと同じです。
借金のある日本政府には、増税による軽罪縮小の方がキツイはずです。
ですから上記のように、金融緩和を中心とした、増税を伴わない要塞化 要塞化という言葉がキツイらな、国土の強靭化です。
国防を急ぐ今、それを大胆に行いたいですね。
どのように造り替えるかというと、日本を外国勢力に、絶対に占領されないようにする ということです。
通常の国家ならば、占領できなければ、侵略はしないものです。
なぜなら、経済的に割に合わないからです。
侵略的発想そのものをしない日本人には、ピンと来ない人も多いのですが、
日本以外の諸外国にとって、敵国への攻撃や侵略行為などは、ビジネス的な感覚以外の何者でもないのです。
いくらミサイルを打ったとしても、それで相手が降伏しなければ、高いミサイルは打ち損ですよね。
ですからこういうことは、普通は割に合わなくてできないのですね。
侵略は、あくまでビジネスだからです。
日本の平和教育は、そういう軍事的な常識を教えていないので、はっきり言って、役に立たないです。
否、間違った判断を国民がするように出来ております。
日本の歴史を見ても、元寇も、戦国時代も幕末も、そして太平洋戦争後も、この絶対に占領できない国作りをし、
またそれを演出できたからこそ、日本は国家を護りきる事ができたのです。
絶対に、占領されない国家つくり。
それが次回からご紹介する、プロジェクト・ネオヤマトの理念です。