「ボルネオ・いのちをつなぐ旅」5日目です。
モーニングクルーズとオランウータン吊り橋1号見学クルーズを合体させて
7:00から3時間のリバークルーズを行いました。
私が会員になっているBCTJ(ボルネオ保全トラストジャパン)は、BCT(ボルネオ保全トラスト)などマレーシアの人々と
協力して、ボルネオの生物多様性保全を目指しています。
その一つがオランウータンのための吊り橋です。
BCTJは、日本の動物園と協力して2008年からオランウータンの吊り橋を架けています。
森林が、アブラヤシのプランテーションに変えられて
保護区の中でも森が狭くなっています。
さらに、森と森が分断されて
水が苦手で川を渡れないオランウータンは、狭い森の中に取り残されてしまっています。
川岸に吊り橋を架けて、オランウータンに渡ってもらおうというのです。
2008年4月に最初の橋が
ここマナングル川に架けられました。
2010年6月には、1号橋を渡るオランウータンの撮影に成功したそうです。
今、6号橋まで架かっています。
ここをさらに進むと2号橋があります。
しかし、水位が低く舟が進めなくなるということで、引き返すことにしました。
昨年も同じ理由で、2号橋まで行くことができませんでした。
架けに行ったのだから見に行ける時期があるはずです。
いつなら行けるのか聞きましたら、「雨季の時期、2月かなあ」だそうです。
2号橋を架けた時も雨季で、
雨の中での大変な作業だったそうです。
「1号橋以外のものが見るとしたら…」と言いましたら、
「5号橋と6号橋だな」と教えてもらいました。