大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

Why do you need rehabilitate orangutans?

2013-09-11 20:45:28 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 森の奥に入っていきます。

リハビリセンターとはいえ、オランウータンが棲む森です。

背の高い木がたくさん生えていました。

「なぜオランウータンにリハビリセンターが必要なのか・・・」

説明をしてくれている看板がありました。

英語の苦手な私ですが、

オランウータンに関する知識を駆使して、ちょっと訳してみました。

1. 野生で生まれたオランウータンは、7歳から10歳になるまで母親と一緒に過ごします。

  その間、母親は我が子に生きていくために必要なすべてを教えます。

  木に登る方法、巣の作り方、食べることができる果物や木の樹皮は何なのか、水はどのように取り入れるかなどなど・・・です。

2.たくさんのことを学ぶ重要な時期である赤ちゃんオランウータンは、母親に大変依存しています。

  そのことは、自分で食べ物を見つけることができない限り、死を意味しているし、生存のチャンスは少ないことになります。

3.このような理由から、ここセピロックでオランウータンのリハビリをしています。

 オランウータン達が、成長し熱帯雨林の中で生き残ることができるように、彼らにライフスキルを教えています。

 そして、孤児になったオランウータンも母になることができます。

4.オランウータンが自立するのには、10年以上のリハビリによる取り組みが必要です。

 そして、オランウータン一人に年間8000リンギットの費用がかかっています。

ということだと思います。

リハビリして森に返しても、帰る森がなくなってしまったら何もなりません。

オランウータンからもうこれ以上森を奪わないでください。

お願いします。

贅沢な生活も我慢します。

そんなことを考えました。

森を見ながら歩いていたら

ロープが見えてきました。

このロープを伝ってオランウータンたちがやってくるようです。

食事の場所には、たくさんのお客さんたちが集まっていました。

ここで、行われることの説明やオランウータンのリハビリに貢献できる内容の呼びかけの看板もありました。

いよいよオランウータンたちがやってくるようです。