2009年最後の記事は、「薬師寺」再建の時の話です。
世界最古の木造建築である法隆寺に使われていた釘は、
一千年余も経過した現在でもその役目を果たしていました。
法隆寺や薬師寺の修復や再建を手掛けた宮大工の故西岡常一棟梁は、
薬師寺再建にあたり千年耐える建物を造ろうと考えました。
そのためには、千年もつ和釘も必要です。
それで、西田棟梁は、鍛冶師の白鷹幸伯さんに和釘造りを頼みます。
千年以上昔の職人が現在も残る釘を造る高度が技術を持っていたこと・・・
それを何もないところから再現する白鷹さんの努力と技術・・・
感動的なお話です。
今も昔もすばらしい人はいるものです。
そうです。人間は、すばらしいのです。
人間みんなが知恵を出し合って、
すばらしい世の中ができることを願わずにはいられません。
そして、私も・・・。
何かに役に立つ生き方をしたいものだと思っています。
来年は、どんな年になるか。。。 いい1年になると良いと思います。
では、みなさま今年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
「薬師寺」では、若者にお坊さんの説法が行われていました。
私が聞いた説法は、すでに故人のである有名だった方のものだと思います。
今も行われているのだと感心しました。
ひねた高校生もいる中・・・なかなか大変だなとも思いました。
でも、気合を入れられた高校生の返事がだんだん大きくなっていきました。
少しの間でしたが、おもしろいなぁ~と見ていました。