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慢性好酸球性肺炎・好酸球性副鼻腔炎 闘病日記

同じ病気でお悩みの方の参考になればと思い始めました。

肺年齢と呼吸筋ストレッチ体操について

2012-04-23 21:41:59 | 好酸球性肺炎
私の薬局にはハイチェッカーが置いてある。これは、肺年齢を測定するための器具。1秒量(FEV1)と6秒量(FEV6)から肺年齢を自動的に表示してくれる。スパイロメーターを小型化したような器具だ。詳しくは「ハイチェッカー」で検索して下さい。
初めてこの器具にお目にかかったのは1年半前。ちょうど肺の状態が良くなかった頃、呼吸器の勉強会での事だった。皆、デモで試していたので、私もやってみた。喘息のピークフローメーターと少し違うのは、6秒間、息を吐き続けること。鼻をつまんで。なんと肺年齢は75才だった。実年齢と15歳以上の開きがあり、タバコを吸っていらっしゃれば、呼吸器疾患(COPD)の疑いがあるので、呼吸器科に受診を勧めるというのが、薬剤師としての仕事だ。私の実年齢との開きは25歳以上。これはやばい・・・。当時シムビコートとシングレアは飲んでいた。それでもこの値。それで、この後、肺のCTを撮る事になるのである。この器具を薬局で購入。約1万5千円。専用の紙製の筒(吹き口)も購入。薬局のスタッフ皆で、測ってみた。1人を除いて、実年齢より高い年齢。私が1番離れていた。このように、同じ器具で、他人と比較評価できるのが、利点でもある。購入時点(呼吸器科受診前)では何回か試し、少し慣れたせいもあり、肺年齢65才になっていた。
 
このハイチェッカーをプレドニン服用中も使い続けてチェックしている。プレ30mgを飲み始めて1~2週間で肺年齢も下がった。46才。その後徐々に上がり、今は60才台を行ったりきたりといった感じ。

先日、「ためしてがってん」でCOPDの患者さんが、呼吸筋のストレッチ体操を毎日続け、山登りもできるほどに回復したと放送していた。私もテニスができなくなった今、これをやってみようと思った。この肺年齢がどう変化するか。また一つ楽しみが増えた。

私が行う呼吸筋ストレッチ体操は、「環境再生保全機構の喘息などの情報館」にあるのでそれを参考にする。息苦しさを訴えるCOPDの患者さんにもコピーして差し上げた。喜んではいただけたが、ちゃんとやってくれるかな・・・人に勧めておいて、自分でやらないのは、どうかと思うので、やってみようと思う。

このブログをみている方で、息苦しさを感じていらっしゃる方がいらっしゃったら是非やってみてください。私のように、足が不自由でもできますよ。