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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

パスワードでロックするけど、しない

2016-09-13 14:07:45 | マレーシアでニャー
先週末、仕事で現場のリーダーに持たせるためにタブレットを1台買った。

Lenovo Tab3 8インチ。(9月9日の記事の下の方に書いた。)


その後、これにDigiのプリペイドsimを買って入れた。
Digi Prepaid Live RM12だ。
これだけだとすぐ使えなくなるのでその場でRM30トップアップ。

RM30はトップアップすると通話に使える金額。
これからインターネット分にRM28振り替えた。

RM28で2GB。(LTE)
これにビデオと音楽ストリーミングが各2GB、合計4GB付く。
でもそのオマケ部分は使わないだろう。


アプリもいくつか入れた。
最初に入れたのはPerfect AppLockと言う、
選んだアプリをパスワード入れないと開けないようにするもの。

業務用だし、2GBと限られているのでYouTubeに使って欲しくないからだ。


それと、メールの設定もする。
これはGoogleに登録すると半ば強制的にメールアドレスを持たされる。
が、これも使うことにする。

元から入っていたセキュリティアプリはMcAfeeだった。
基本的な機能がずっと無料かと思っていたら10月までで切れて使えなくなる。
と、後から知る。なんだよ! 後で消してやる!

自分のZTEスマホにはCleanMasterが付いていた。
メモリの中の要らないファイルを消したり省電力機能とか天気予報を表示したり
1つでいろいろ嬉しい機能とバカらしい機能が入っていた。
でも、基本的なセキュリティ機能は何も役に立たなくて、
広告ばかり表示して通信費を浪費していたので消した。

広告表示機なのかセキュリティアプリなのか全くわならない。
(余談)



ところで、当初、使えるアプリだけ使わせてパスワードを知らせず
ロックしたままにしようかと思っていた。

が、ロックはしたままにしたけれど、パスワードは教える事にした。

と言う事は、自分たちでインストールや設定変更やいろいろできる。
もちろん勝手にYouTubeを見たり、ポケモンGoだってできる。



よく考えると、これを使う人間に要求されるのは管理と言う仕事なのだ。
どんな意味でも管理するレベルの仕事をする人間に子供じみたやり方は良くない。
パスワードもタブレットも自分でちゃんと管理できるのが必要で、
与えられた物を単に使うのが趣旨じゃないのだから。

チーチ3号改造計画 その21 (モータードライブ編)

2016-09-12 16:12:47 | ABCのAはArduinoのA
チーチ3号、足で動くためにモーターとギヤが付いている。
が、当初、モーターの制御はあきらめていた。
が、(再度"が") 一番簡単な方法でON-OFFする事にした。

最初に入門セットを買った時にモータードライバーICが1個入っていた。
だからそれを使っても良かったのだけれど、
ここは1つ、普通にトランジスターを使ってみる。

それが上の写真。
が、(また"が") やってみると動かない。
Device Plusに書いてある通りにやったつもなのに。

いや、書いてある通りにはやってない。
書いてあるのと同じトランジスターなど持ってない。
だから2回目にまとめてテキトーに買ったパーツ、
その中からさらにテキトーなトランジスターに替えた。


それからダイオードもちょっと違う。
まあ、ダイオードは多少違っても大丈夫として、
決定的に違ったのはこれ。

ピンの配置が違ってた。コレクターとベースが反対だった。
皆同じかと思ってたらそうでも無いらしい。

それを直してみると…


ちゃんと動いた。

これで懸念点はトランジスターの電流。
800mAしか流せないのでONになった瞬間の電流が足りないかも知れない。
まあ、その時はその時で…

パンクだ!→ 直った !

2016-09-11 15:43:15 | カンガルーじゃないKangoo
朝家を出ようとしたらカチカチ言う。
タイヤに小石が挟まると時々そうなるけど、
今日のカチカチはちょっと音が大きい。

タイヤを見るとネジが!
幸い空気は抜けていなかった。

が、用心してスペアに交換。
朝10時開店時刻にタイヤショップへ。
でも、日曜だったからか前にやってもらった店は開いてなくて
すぐ近くの別の店へ。



その店、修理と交換バカ速。
まるでF1のピットイン。
修理と交換の写真撮ってる暇が無かった。

料金RM8.5。
日本円で216円。(マレーシアでは普通の値段)

チーチ3号改造計画 その20 (DFPlayer編)

2016-09-11 15:15:46 | ABCのAはArduinoのA
新しいMP3プレーヤーモジュール、DFPlayerを試す。

結果から言うと、ちゃんと音が出た。
前のWTV020SDと比べるとこっちの方が100倍も簡単。

まず、音源ファイルが普通のMP3で良い。
SDカードにmp3と言うフォルダを作る。
その中に"0001 XXX.mp3"のような名前で音声ファイルを入れる。
XXXは適当なアルファベットでOK。
0001の後は0002、0003と続けておく。

再生するファイルをプログラム内で指定する時は
0001、0002…でなくて1、2で良い。

ライブラリに付属の簡単なプログラムでやってみる。


delay(30000) は音と音の間の空白じゃなくて
音を再生している時間だと思えば良いらしい。
ここでは30000だから30秒間音が出る。

いずれにせよ、WTV020SDは買うだけ損なので
こっちを選ぶべきだ。

チーチ3号改造計画 その19 (人感&振動センサー編)

2016-09-10 20:31:12 | ABCのAはArduinoのA
昨日来たセンサーがどんな風に使えるか予備試験。

人感センサー、センサーの配置が基板中央から
端に移動しただけのバージョンかと思いきや……
それだけじゃなかった。


このセンサー、デジタル出力だと言ってたので
最初は普通にデジタル入力のプログラムを書いてテスト。

前に壊した人感センサーだったらプログラム無しでも
LEDが光ったからそんな必要も無かったのだけれど、
これにはLEDが付いていない。
だからUNOにつないで試験するしかない。

結果は、時々しか反応しない。
不良品!と思って
3個ともテスト。
全部同じ。
やっぱり中国製ハズレ?

が、一応どんな出力が出ているかアナログ入力で確認。



結果は…


ちゃんと反応している!
UNOは何ボルトからHIGHなんだっけ?
計算上センサーからは3.4V出ているからデジタル出力のはずなんだけれど???

まあ、とりあえず、どうにかすれば使える事がわかった。
(ふ〜)

次に振動センサーのテスト。
前の、と言うよりチーチ3号に取り付けてあるヤツは
振動(ショック)を感知すると数秒間ONになり続けてくれたと
思った?(確か)

これはどう?



振動するたびにHIGHが出る。

ちょっと忙しいセンサーだった。
って事は、短期間に振動を感知しないと意味がない。

やっぱり割込み処理が必要そうだ。
もっとも、前のタイプも割込みでやってたから乗せ変えるだけで良さそう。

続く。





マレーシアはこれからハジのお祭り。
犠牲祭と言って牛や羊をモスクなどで解体する行事。
今日休んだから自分は3連休って事になる。

ハジについては去年のブログ、その前の年のを見てみて下さい。
ちなみにイスラム暦だから日は同じじゃないです。
一見の価値ありです。

チーチ3号改造計画 その18 (中国通販編5)

2016-09-09 23:59:59 | ABCのAはArduinoのA
いろいろ来ました。

これで滞っていたチーチ3号計画再開できそうだ。


今日はいろいろ物が届いた。
LenovoのTab3 8インチモデル、LTE対応、ストレージ16GB。
これは会社でマレーシアの通販Lazadaで買ってもらった。
RM699 (17800円)。
これは現場の作業員に持たせるための物。

トラブルがあったり連絡が必要な時、写真を送ったりしたい時に使う。
会社のネットワークにつなげるとセキュリティーの問題になるし、
こちらが家にいる時に情報を転送するのも難しい。
だから独立した端末をインターネットにつなげる。
そして作業員は自分の通信料金を仕事に使わなくて済む。


もう1つは本。
日本のアマゾンで注文したちょっとした専門分野の入門編。
入門編とは言え大学の先生の研究の成果なので内容は高度。
いろいろな事が数式を使って説明してある。
まあ、最初はわからないけれど、概要がわかれば良いかと…

20時間ぶりの生還

2016-09-08 13:55:28 | マレーシアでニャー
昨日はたいへんな1日だった。
...ツブアンにとって。


一昨日の夜11時半頃、ご飯を食べてたっぷり猫ブラシをかけてもらう。
満足した様子で家から出て行った。
ここまではいつもの通り、何も変わらなかった。

いつもなら夜中から早朝にかけて1回か2回、
窓の外でニャーニャー言って自分を起そうとする。
自分が起きるかキャサリンさんが起きるかしてご飯を足してやる。
時々ちょっとブラシもしろと要求する。

が、その夜、朝3時頃、バッシャーン!と聞こえる位の大きな音がして
水の塊が屋根の瓦に叩き付けられた。
いきなりの大雨だ。
バケツをひっくり返したとはまさにこの事。
びっくりして飛び起きてしまったほどだった。

ツブアンとキナコ、まだ外に出たまま。
通常なら大雨になると猫たちは帰って来られない。
どこか濡れないところに退避して過ごす。
心配ではあるけれど、通常ならあまり心配は要らない。

朝になってまだ雨は降り続いていた。
少し小降りになった程度。
腹が減ったと見えてキナコが帰ってきた。
少しだけ背中が濡れている。
概ね大丈夫。

ツブアンが帰らない。
まだ退避中か?
もし住宅地の敷地の外にある溜池の草地に行っていたら
隠れる場所が木の下しかないので歩けないのかもしれない。
とりあえず、出勤時間なのであとはキャサリンさんに任せる。

昼間、メッセンジャーが何度か入る。
まだ帰って来ない。
まだ帰って来ない。
まだ帰って来ない。

とうとう夕方になってしまう。
早めに帰宅したかったけれど、野暮用でちょっと遅くなる。
と言ってもまだ太陽は沈んでいない。

溜池に行っていていきなりの大水で流されたか?
車で溜池の排水口から繋がる川の下流まで行ってみる。
排水口の近くは側壁がコンクリートで固められてとても猫には、
もちろん人間も登れない。
流されたらそのまま猫クリニックの入り口近くの橋あたりまでは行ってしまう。
川の脇に車を停めて上流、下流に向かって呼んでみる。


仕方なく家に戻るともう日が暮れていた。
夕食を食べてまた家の周りを探す。
最近オス猫がウロウロしているからもしや、
追いかけられて逃げて帰れなくなったか?

ちょっと遠く、普段ツブアンが歩く範囲以外も歩いて探す。
いない。

まさか....が頭の隅を過ぎる。
昨日あんなにブラシで喜んでいたのに...
今、どこかでヒモジイ思いをしているのではないか?
どこかでお腹が空いたと大きな声で鳴いて家を探しているのでないか?
どこか遠いところに流れ着いて右も左もわからず途方に暮れてないか?
まさか、どこかで泥に埋まって助けを求めていないか?





一昨日、ある転職エージェントからメールがあった。
インドネシアの案件を紹介するとの事。
年収は今の何倍も良い。
逆に言うとインドネシアなんて誰も行きたくないのか?
いくら年収が良くてもツブアンとキナコはどうする?と頭を過ぎる。
ジャカルタだと戸建住宅はほとんど無くて高層集合住宅になるに決まっている。
猫たち、引っ越しが出来たとしても狭い部屋で生きていかれるだろうか?
....
転職エージェントもいろいろな人に声をかけているだろうから
単にメールを送ってみただけかもしれないが、
読んだこちらとしては少しは考えなければいけない。
特に猫たちの事。




捜し歩きながらそんな事を考える。
インドネシアに連れて行くにしてもこのままここにいるにしても、
とりあえず探さないといけない。

再度、溜池の周りを歩く。
家から数十メートルで溜池のフェンスに突き当たる。
左に行くとセキュリティ用の犬が飼われているところ。
そのあたりには柳の木が何本も生えていて下が見えない。
呼んでも返事が無い。

フェンスを右に行く。
明るければ見通しは良いけれど、そこはキャサリンさんが何度も探した。
でももう一度。

一番右側の突き当たり、猫だけが出入りできる切れ目がある。
そこまで行くと、その手前のマンホールのフタの上に猫が座っているらしき影。
正面からこちらを見ているらしい。

正面なので身体の柄がわからない。
でも暗い中、顔つきがツブアンに似ていないでもない。
目をまん丸に見開いてこちらを見ている。
目にオレンジの街灯が映ってキラキラしている。
でもよくわからない。

もう少し近づく。
逃げない。
背中の柄がちょっと見えた。
三毛だ。

「ツブアン?」呼ぶが答えないでこちらをじっと見ている。

さらに近づく。
ツブアンだ!

ツブちゃん、家に帰ろう。ご飯食べよう!
ツブアン、立ち上がってこちらに歩き出した。
街灯の下に出てみると汚れてはいない。
まっすぐこちらに速足で歩き出す。
だんだん速くなって走り出す。

いつの間にか後ろから着いてきたキナコがツブアンに襲い掛かる。
遊び相手が戻ってきたのがうれしいように襲い掛かる。
ツブアン、ちょっと相手にした後は家へ向かって駆け出した。
後は一目散に家の木戸へ。
木戸の下の猫穴から横庭に入り、いつものご飯の皿のところでこちらを見る。
プラスチック容器からカリカリを出してやるとちょっとだけ食べた。

水を飲んだ。
また食べた。
水を飲んだ。
また食べた。
そしてブラシを要求。
いつもより長いブラシの後、一旦また外へ。
これはいつものパターン。
また帰ってきて何度も何度もご飯を食べる。
凹んでいたお腹が元の通りになった。
20時間いなかった分を取り戻したようだ。






....猫の事、何とも思わない人はここまで読まないだろうなあ..
猫好きでも他人の猫なんてどうでも良いと言う場合がほとんどだから、
そう思うと今日のこれ、ほとんど読まれないだろうなあ.....
ま、いっか。

管理したい管理したい

2016-09-07 13:38:30 | マレーシアでニャー
マレーシアのホワイトカラーは管理したがる。
ホントに管理したがる。
強く管理したがる。

何を管理したがるかと言うと、その対象は「他人」だ。

技術とか品質とかいろいろ管理しなければならないものはたくさんあるが、
どうしても「人」を管理したがる。


管理してどうなるかと言うと、
これが別にどうって事はない。
単に、要は「命令したがる」とか「口をはさみたい」と言うだけで
あまり意味なんてない。



先日、タブレットを1台買おうと思った。

現場に置いておいて問題があるときや無いとき、メッセージと写真を送らせるため。
最近はLTEで通信ができる7~8インチのタブレットが日本円で3万円程度で買える。
通信費は1か月RM30から40、日本円で1000円程度。
メッセージ送るだけならそれでも余るだろう。

MD(要は社長さん)に説明したらOKになった。


なのでアシスタントに買うように言っておいた。
やっと機種を決めたらしく、お金をもらうために経理に行った。
経理に行くとそれは人事にも関係あるからAに相談せよと言われ
お金をもらえずに帰ってきた。


そのAに相談すると、たぶん反対されるのはわかっている。
反対する理由は日本と同じで前例が無いし、他の職場の同じ地位の人間は使っていない
その他いろいろあるけれど、そんなものだと思う。

が、ここではそんな理由はほとんど意味が無い。
だいたいにおいて人間と言うのは理由ではないのだ。
「XXXしたいからする」のだ。



つまり、管理したい人間は口を挟みたいのだ。
これまで統制が取れていたように見えるのを乱すのを嫌うのだ。
反対したいから反対するだけだ。

と、相談に行かせるのを止めた。
そのために理由を考えたり言い訳をしたり
他の職場のどうのこうのを考えたりするのは仕事として外れている。
面倒臭い。

そんな事しているとこの前の名刺と同じで1か月かかる。
もっとかかるかもしれない。
(名刺は結局、自分で名刺屋さんに注文して今週になってやっとできる。)
損失がデカい。


それで、こうすることにした。
購買のリクエストフォームを用意し、先にMDのサインをもらう。
名称はタブレットと通称名称を使わず、機器のコード番号を書く。
なんとか装置用監視カメラとかタッチパネルとかと書いても良い。
それで購買で買ってもらうか、POだけ発行してもらって自分で買うかする。




管理したい人間の特性として、既に行われている事に対しては何も言わない、
と言うのがある。
それがどんなに不都合があっても、不便でも非合理でも。
誰かが何かを変えると言う事の方に口を挟みたがる。
管理したい、と言う特質はそう言うものなのである。







ところで、今朝早朝3時頃、急に大雨が降りだした。
夜中11時半頃に出て行ったツブアン、未だ帰宅せず。
心配だ。
昼にはもう寝る時間だからどこかで隠れて寝ているのか?

意地でもやらない、意地でずっとやる

2016-09-06 13:58:08 | マレーシアでニャー
以前にも書いた事があったけれど、
うちのエンジニア、意地でもスケジュールは立てないらしい。

今やってる工場、
遅れてるの? 進んでるの?
それで次の工場とか検収っていつやれるの?
そんな疑問点に絶対答えない。

要は自信が無い。
自分で決められない。
それをしてしまうと違った時自分のせいになると思っている。

だから答えはいつも
「XXXに聞いてみる。」
周りはそれに振り回されて右往左往しないといけない。
臆病にもほどがある。


が、そんな男にも自分でやるべき仕事と言う意識はちゃんとある。
まあ、マレーシアだから、自分の仕事は自分で守る。
他人に口出しされたくない。

だから無理が出ても助けてとは言ってこない。


それを良い事に、周りの誰も何もしてやらない。
実は笑顔で話す間柄でも、こう言うところはかなり冷たい。
それもマレーシアらしい。


今外国から工事のために人が来ている。
ホテルに泊めているので毎日送り迎えしないといけない。
朝食、昼食、夕食も面倒見ないといけない。

彼らが来る前はできる人が交代で、と誰もが言っていた。
が、蓋を開けてみると誰も何も言わないで放っておいている。
本人も大丈夫?と声をかけるが大丈夫だと言う。
これからさらに1ヶ月、彼はずっと誰の助けも無く、
早朝から夜遅くまで(こうでなければそんなに遅く帰る事はない)、
この仕事を続けるのだろうか?

多分、続けると思う。
ある意味見上げたものだ。

それとも、何かの意地か?


でも、それよりスケジュール立てろよ!
とも言いたい。
そんな苦労で帳消しにはならない事もある。

世の中にはこんなにXXXがいたのか!

2016-09-05 20:08:15 | マレーシアでニャー
Facebook、オヤジの標準コミュニケーターと言われて久しい。
昨日おじいちゃんデビューした自分ももうずっと使っている。

オヤジの…と言われてカッコ悪くて使うのを止めるなんて気はサラサラない。
だってFacebookは楽だ。
書きたくない時は書かないで見てるだけ。
リアクションしてもしなくても誰も文句言わない。

そしてもう1つ良いのは予期せぬ人と知り合える。
ちょうど最近、自分とは全く違った世界の人と友達になった。
音楽関係の人だった。

音楽好きな人はいくらでもいるとは知っていたけれど、
音楽を実際にやる人は自分の周りにはあまりいない。
ちょっとはいる。

それで、音楽関係の仕事をしている人はどんな人なんだろう、
と興味を持って基本データを見せてもらう。
どんな人がお友達なんだろう?

友達リストにアクセス。
ウォー!ものすごい人数。
めくればめくるほど出てくる出てくる。
しかもミュージシャンミュージシャン、ミュージシャンばかり。

世の中、こんなにミュージシャンがいたのか!
それが素直な感想。
確かにショッピングセンターでも電車に乗ってもどこに行っても
音楽は流れているわけだから、それだけミュージシャンと言うのはいるわけだ。

が、逆に、そんなにたくさんのミュージシャンがいるのに
知っている人は全然いなかった。
多分、彼らとは今まで1ミリも、鳥取砂丘の砂の1粒ほども
か〜んぜんに全くもってコンプリートリー何の接点も無いようだった。

ああ、何と、自分はそう言う人たちをこの今現在まで、
つまりは昨日、おじいちゃんデビューする今の今まで
バカみたいに上手いこと避けて通って来てしまったのか!

ずいぶんと人生損して来たのかも知れない。

と、今頃そんな事言っても仕方ないけど、
とりあえずFacebook、オヤジのコミュニケーターはけっこう有用なのだ。






後からよく考えると、ミュージシャンばかりじゃない。
落語家の友達もいないし、ホッテントット族もいない、宇宙飛行士とか
オリンピック出場選手、トム・クルーズとか、バイキングの末裔、
インドの修行僧、ぜーんぜんいない。

よーく考えると全然世界狭いじゃん、自分の周り。

おじいちゃんデビューの日 (写真追加)

2016-09-04 22:50:17 | マレーシアでニャー
今日、同じマレーシアに住む知り合いが家に訪ねて来てくれた。
ご夫婦とお子様1人。

テレビでセサミストリートのビデオを流して歓迎。
子供けっこう喜んでくれる。
よかったよかった。

ビデオ見ながらいろいろ話しかけてくれる。
よくしゃべる。
しゃべるためにこっちを見る。
お目々キラキラ。
何だか好かれた感じ。

なぜかこっちには全然わからない。
もともと子供は苦手。
うちは子供いらないと思ってるからいない。
弟のとこには4人もいるけれどほとんど会わない。
だから子供の扱いってのがわからない。

まあ、良いか。
で、いつの間にか「おじいちゃん」と呼ばれるようになってた。
近所のショッピングモールに行くと
パパ、ママとじゃなくて「おじいちゃん」と手をつないで歩く。
まあ、何と自然にそれをやる。
子供、すごい!

他人に好かれる方法が自然に身についているのか?
ある意味天才的。

いつの間にか歳とってしまった自分。
子供いないからもちろん孫なんていようもないけれど、
今日は「おじいちゃん」デビューの日になったようだ。
歳的にはちょっと?、だいぶ早いような気がするけど。


お金の話をしよう

2016-09-03 23:59:59 | マレーシアでニャー
今朝は早朝から大雨。
昼間は降らなくて夕方にまた大雨。
そろそろ本格的な雨季か。


今の職場に入ってもう3年位になるのだけれど、
以前からある違和感がずっとある。
まあ、その違和感は放っておいてもあまり支障ないと言えば言えるけれど。

支障ないとしておいても、その問題が表面化した時に
それは自分の管理の範疇に無いと言える。
言えるけれども、それはマレーシア的な仕事範囲の限定を逆用するとすればの話。
本質的にはそれじゃいかん!とは思う。


その違和感の正体は"コスト"。
生産と言う仕事をしているにも関わらず、
自分の扱うコストの中身がわからないのだ。

生産の現場では時に、労働のコストを取るか、材料のコストを取るか
と言うようなコンフリクトが起こる。
簡単な例で言うと、追加コストがかかっても作業を続ける方が得か、
それを止めて材料を無駄にするのが良いかのような場合。


なぜそれが自分自身で分かっていないかと言うと、
これはマレーシア的なある考え方による。

マレーシアでは、勤めている企業に忠誠を誓うと言うような、
日本的な感覚は薄い。
別にそれが悪いとは言わない。

が、それで何が起こると"言われている"かと言うと、
仕入先、価格の情報を持って社員が出て行って勝手に自分で商売を始めてしまう。
しかも悪くすると顧客まで引き連れて行ってしまうと言う。
(何かテレビドラマである水商売のホステスさんみたいだ。)


そうしたわけで、原材料のコストが社員に公開されていなかった。

もちろん本社の日本の工場ではそう言うのは無くてちゃんと公開されている。

なぜマレーシアだけこうなっているかと言うと、
ある部分を管理している中華系の男がマレーシア的理由を盾に
強硬に公開を拒んでいたためだ。

でも、考えてみればそんな必要などほとんど無い。
なぜなら、マレーシアにライバルになる企業なんていない。
それにこれから同じ事業に投資してゼロからやる価値があるとも思えない。
仮に立ち上げても注文を横取りできる構造にもなっていない。

なので、社員に隠す必要なんて全く無い。


まあ、妄想に取り付かれているのか、
それとも自分の管理の範囲を他人に持って行かれたく無いかどちらかなのだろう。



ところが最近ちょっと風向きが変わってきた。
やはり日系企業としては、物作りしているのにコスト意識が無いのは変、
と言う事でそう言う情報も明らかになりそうだ。

まあ、すぐにどう変わる事も無いと思うけれど、
やっぱり生産においては金額の議論は必要だろうと思う。




夕方のひどい雨が降り始めるちょっと前、
猫たちはご飯を食べて外に出て行った。
いつも食べた後はどこかでウンチかオシッコをするらしくて出て行く。
(前の家に住んでいた時はちゃんと猫トイレ使ってたのにこの家に来たら…)
今日もそうだったけれど、
出て行った直後に雷が鳴り出し、ザバーと雨が降り出した。

呼んでも帰らないので仕方なく待つ事にした。
どこにどう避難したかわからないけれど、
久しぶりの大雨なのにちゃんと濡れずに帰って来た。
こちらが思うより猫たちはかしこいかもしれない。

拘束14時間で夜勤なんて!

2016-09-01 14:01:00 | マレーシアでニャー
今朝仕事場に来てみたら
現場管理の人間ともう1人が昨夜の定時開始時刻より2時間早く出勤したと言う。

何故かはすぐにわかった。
昨日は公休で今日は通常日、夜勤は公休日の夜から始まる。
機械と生産が停止しているところから始めるには機械を温めないといけない。
温めるにはちょっと時間がかかる。

だからアシスタントが早出させたのだ。
それで心配な事がいくつか。

その1、ちゃんと早出の分の給料は出るのか?
一応申請すれば出るらしい。

その2、会社的に了解されているのか?
これは了解無し。単に人事の担当にこう言う事があると言ってあるだけ。
個別に言ってない。会社組織として問題あり。

その3、安全は確保されているか?
これにはいくつかの点で懸念がある。

まず、工場に出てくる時に全く暗くはなっていないだろうけれど
そろそろ暗くなる時刻のはず。路上強盗だった無いとは言えない。

次に、2時間早く出ると合計12+2時間で14時間拘束になってしまう。
しかも夜勤。
夜勤前だとしても公休日に友達と遊びに行ってほとんど眠れないで仕事、
そう言う事だって十分にある。
もし遊びに行かないにしても同室の人間がテレビでも見ていたり、
ゲームをしていたりして眠れない、それもあり得る。

普通に考えて週に6日、拘束12時間、通勤含めて13~14時間、
それすらももう長すぎる。限界のはず。


全くもって給料が出ればとか生産が上手くできればとか
それ以前の話で、そう言う事に気遣えないのか。


今回早出したうちの1人はネパールから来ている。
字は書けないが素直な人間だ。
彼は国で多くの借金をしてマレーシアへの切符を手に入れた。
それを毎月返しながら仕送りもしながらやっている。
だから残業をたくさんしないと儲からない。

ただ、もし怪我でもしたらどうなる?
エージェントにマレーシアに払った人頭税やら何とか手数料やら引かれに引かれ、
多分それだけで遡って2か月ただ働きになる。
きっと国に借金も残る。

そうすると何のためにマレーシアに来たのかわからなくなる。
世の中不利な人間が徹底的に不利になるようにできているものなのだ。




幸か不幸か、わりあい恵まれている自分たちには想像力を働かす以外に
彼らの事をわかる術はない。
彼ら本人とて自分はできるだけ残業やってお金もらってとしか言えない。

安全とか労働環境とか、そう言う彼らにとって、自分たちにとって
何も無ければ気にしなくて良いような概念みたいなものは
その何も無い時点で管理するとか、しようとするのはかなり難しい。
ましてその管理者に共感力や想像力が無いとしたら、
もうほとんどこうした手を使う労働は奴隷労働に限りなく近づくしかないかもしれない。
そして最後には誰かが傷付く。
最悪は死ぬ。

だからそのずっとずっと手前に1本線を描いておいて
誰が何と言っても止めるのが必要なのだと思っている。
別にキレイ事なんて言うつもりは無いけれどね。



ちょうど今朝出勤前にこんな記事があった。
鴻海iPhone工場で自殺した彼らを追い詰めたもの