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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

まだ車かい!

2011-04-08 22:26:12 | 2年目のマレーシア
マレーシアの人はお金があれば車を買うのが当たり前らしい。

日本人的にはそんな原始的な思考は改めた方が良いと思えなくもないが、子供が平気で3人、4人いて時々田舎に帰省するのだからそう言うものなのだ。いくらバス網が発達していてしかも格安であっても家族5~6人もいればまとめて席を確保するのも難しい。そう言えば、弟も日本人だけれど子供が4人いたよ。彼も何だか座席のたくさんある車を買っていたようだった。


ところで、未だに3日に1回程度は車を買わないのかと質問される。

よほど日本人が中古のスクーター(スズキ君)で走っているのが珍しいのだろう。しかしもう1年以上なのだからそろそろ慣れて欲しいものだ。スズキ君がマレーシアの流行から全く取り残された物だと言うのもあの質問をさせる原因なのかと思う。バイク屋さんだってそろそろヤマハに買い換えたらどうだと言う。

確かにヤマハはマレーシアでは最先端だろう。けれど、尖がったカブに乗る気は全然ないよ。と、言いたいが近い将来スズキ君が再起不能になってそれしか手に入らなかったらどうしよう。それはちょっと恐怖だ。そうしたらDemakのモタードにでもするしかないかもしれない。しかし、サンダルで乗れないのも困るな。


MadAss -SACHS(←クリック)

ドイツ製のカブなんだけれど、これだったらちょっと乗りたい気もする。ただ、サンダルは無理、買い物にも向かない、二人乗りが辛そうだ。マレーシアでも5000リンギットちょっと(15万円程度)で手に入る。

製造元のページがとても地味なので画像検索で....
MadAssの画像検索(←クリック)

(日本だと50cc版が買えるらしいです。)

"報道されない"と報道

2011-04-08 19:20:23 | 日本脱出
まず読む。

報道されない被災地 ウワサと現実の乖離 -産経新聞(←クリック)


内容を読むとまともでなくも無い、が、ちょっとひとこと言いたい。



これが今まで報道されなかったと言うのなら、報道しなかったのはおまえだろう




日本のマスコミってのはよくこう言うことをやる。

「○○○の真実」なんて見出しに書くが、今までその真実とやらを書かなかったのもマスコミのはずだ。マスコミ批判が起こるととたんに私はあの批判されている側のマスコミじゃありませんよ、と言う態度をとる。カメレオン方式だ。こう言う生き方は楽かもしれない。見習わなければ。

最近、あのブログが良い

2011-04-08 13:42:15 | 2年目のマレーシア
最近、キャサリンさんのブログがとても良い。

なかなか味があって良いようだ。誰にも真似ができない書き方だ。こんな才能があったとは知らなかった。


最近家でやることが無いと国際交流基金から本を借りてきて読んでいるらしい。そう言うことが中学生の頃にできていたらちょっとは、いやいやだいぶ人生は変わったのだろうなと思う。

が、何事もそれぞれのタイミングと言うものがあるのでそれはそれだろうか。キャサリンさんは他人から勧められることをするのを嫌がる傾向にある。その昔、パソコンを使ったら良いよと勧めたが実際にそれを手にするまでに何年もかかった。使い始めたらなぜ今まで教えてくれなかったのかと言ったが、拒否していたのは自分だろうに。


読書だってそうだ。本は1冊だけじゃだめで、本と本が会話しているのがわかるまでいろいろ読むものだと言っても好きじゃないと言い続けた。が、暇にはかなわないようでようやく少し多読が始まった。

いくらか読み始めたと見えて、最近言う事が依然とは違う。物事が単独ではなく各々の複雑な関連の中にある、とだんだん脳味噌が認識し始めたようだ。多読は人生の助けになる。人にとって必要なのはすばらしい1冊ではなくて平凡であってもたくさんの本なのである。


そしてこれからは取り入れると同時に出す、つまり書くことがそれをさらに助けるだろう。ちょっとだけ、そして出来るだけ多く。

バレてる、日本人のこと

2011-04-07 22:55:48 | 2年目のマレーシア
ある人(もちろんマレーシア人)と久しぶりに話をする機会があった。

ひょんな事から彼の日本人感を聞くことができたが、なぜか自分が感じていることとよく似ていたのでびっくりしてしまった。ああ、やっぱりバレてたんだ。



「日本人はよく仕事をするね。だから良い結果を残せる。何でも一所懸命にやる。」

「まあ、一般的にはそうだね。」

「細かいことに集中するのが良いのだろうね。」

「まあ、そうかもしれない。でも、日本人と付き合うのは難しいでしょう? だって日本人の自分もそう思うんだから。」

「あなたは日本人だから問題ないんじゃない?」

「そんな事はないさ。同じだと思うよ。」

「そうだね、日本人はちょっと難しい。たとえば、何かの問題について議論するとする。誰かが言ったことが80%間違いで20%良かったとしたら、別の人はその人は間違ったことを言っていると言って全部否定してしまう。だから20%も得る事ができない。例えば、ある人はある人を嫌いだったとする。そうすると嫌いな人が言った良い事まで受け付けない。だから得るものが何もなくなる。日本人はそう言うところがあるね。」

「そう、まさにそうだ。日本でテレビで国会中継を見ているとそう言うことばかりやっていて何も進まない。日本人はそう言う性質があるんだよ。本当にそう思うね。」



と、日本人の私に対して素直に言ってくれるのはちょっと嬉しい。
しかし、まあ、やっぱりバレていたんだ。


マレーシアの人から聞く日本と言うのは意外と実態とかけ離れた理想像であることが多い。日本と言う虚像を知っていても実像を知るにはやはり直に接している事が必要なのだ。当然だろう。実像を知っているにしても留学で行ったような人は好んで行っているわけだから日本を少しでも良く見ようと言うバイアスが働いているのであまり悪い面を強調することは無いようだ。

こうして日系企業で働いて、日本について一般的な知識しか持たずにそこに来た日本人と接する人の方が見方は冷静だ。実際の人を見て日本のイメージを作っているのだろう。以前にもある日本人を指して"彼が最初に出会う日本人だったら皆日本人が嫌いになるだろう"と言う人がいた。彼もその口だった。



日本人の我々が当然だろうと思う言動はやはりマレーシアの人にとってはそうではないのだし、それによって日本人全体への見方も左右されてしまう。そして容易にその正体がバレるのである。いつまで日本は世界から"良い"方向のものとして見てもらえるのでしょうか?

なぜか無線LAN復活

2011-04-07 20:31:44 | 2年目のマレーシア
今、帰ってきてPCをONにしたら何と、無線LANアダプタが復活している。

よくわからないが正常に認識されて動いているようだ。

けれども、これで安心してはいけない。不安定なのかもしれない。土曜日まで様子をみてからKLに行くかどうか決めよう。



日本の無線LAN機器の電波出力は10mWとかなり弱い。アメリカなどだと100~1000mWも出ている。今ここで使っているTP-Link製の3Gルータは100mWまで出せる。(実際にはマレーシアリージョンの設定をしているのでどれだけ出ているかは不明。)

日本の無線LANの電波が弱いのは万が一にも何かの機器などに影響を与えないためだとのこと。


その昔、無線LANが普及し始めたころ、たしかカリフォルニアかどこかの街で街を無線LANの電波で埋め尽くして通りがかりの人でも使えるようにしてしまおうと言う動きがあった。これは個人宅で契約しているインターネット接続を無線LANの電波で飛ばして誰彼かまわず使えるようにしてしまおうと言うもので、公共サービスやそれに類する商売ではなかった。よほどダウンロードとかアップロードを続けているのでない限りちょっと位他人に電波を使われてもたいした事が無いからだ。


日本の10mWと言うのは話しではかなり非現実的な万が一を想定して決められたのだそうで、もっと出力を出しても良いじゃないかと言う人もいる。

特に今回の地震では電話は帯域を占有してしまうからデータ通信の方がだいぶ有利だったそうだ。それでも電波が弱いせいでその恩恵を受けられる範囲が限られすぎているらしい。また、地震が無い場合でも範囲が限定されるので無線LANを利用した商売がしにくくなっているのだそうだ。日本の空港での無線LANサービスは範囲が確かに狭い。(それに無料でできるところも少ない。)マレーシアの空港のサービスエリアが広いと思ったのはその違いなのかもしれない。


日本でも電波を強くする規制緩和の検討をしているそうだけれども、どうなるか注目だ。(あっ、いけない、もう日本に住んでいないんだっけ。)




もう一つ、日本で障壁があると思われるのは、セキュリティ"意識"の方かもしれない。

例えば、日本のYahooニュースの"テクノロジー"の項目を見ると、総合、インターネット、モバイルの次に、セキュリティと言う項目が用意されていてそこに毎日インターネットのセキュリティ関係のニュースが並ぶ。マレーシアYahooだと、インターネット、ガジェット、ソシアルメディア、総合となっていてセキュリティが特別に1つの項目にはなっていない。

日本の場合は子供にインターネット・アクセスできる端末などを持たせて一番最初に言われるのがセキュリティ。オンラインでの銀行口座の操作で言われるのがセキュリティ、ソーシャル・メディアの利用についてもセキュリティが言われる。セキュリティ意識で電話帳が役にたたなくなってきてしまったほどセキュリティを心配している。

そう思うと、電波出力を大きくしてもきっとセキュリティの事を強く言う人がたくさん出てきて実際あまり意味が無いことになるかと想像する。メーカーが高出力を売りにしても初期設定でごく弱い出力に設定して出荷しなければばらなくなる位うるさく言う人が出てくるのではないかな、と。



何だかつまらない話。でも、とりあえず無線LANが復活してよかった。

無線LANがダメらしい

2011-04-07 07:53:07 | 2年目のマレーシア
今朝、ニュースをチェックしようとPCを起動したら無線LANが使えない。

どうもPC側の内臓無線LANアダプタがONにならないらしい。PCの無線スイッチはON-OFFできるので内臓アダプタがダメなのだと思う。ドライバが壊れているわけじゃなくてハード的に認識していない。壊れたかもしれない。

今日、一度分解してみてダメならKLの前にローヤット・プラザの中にあるファンを直したPC修理店でまた部品交換してもらう事になるかもしれない。幸いにもハンダ付けされていない部品なので簡単だろう。



昨日は1日休んだけれど、メールの数は少なかった。平和な1日だったのだろう。よかった。




Mini PCI カード取り外し/取り付け手順 - ThinkPad T60, T60p(←クリック)

マレーシアの税務署にて

2011-04-06 17:41:47 | 2年目のマレーシア
朝、8時半頃に家を出てスズキ君にガソリンを補給。ついでにタイヤに空気を入れる。

USJサミットからシャーアラム方面へ向けて高速に乗る。何だかエンジンの調子がおかしい。10分も行かないうちにエンジンが止まってしまった。


降りてみると不具合の様子がすぐにわかった。イグナイター(エンジンのスパークプラグに高圧の電気を送って火花を作るもの)のアース線を止めているネジが外れていたのだった。工具が無いのでキーの先っぽで回して締めた。エンジンは元の良い調子に戻った。

高速を下りてからシャーアラムの工場地帯を走りさらに10分、またエンジンの調子が悪くなってきた。また点検したら同じことで、やはりネジが緩んでいた。近くの自動車タイヤ屋さんでドライバーを借りて締め直し、再出発。これで目的地のシャーアラム税務署まで到着できた。


税務署は世界で4番目に大きなブルーモスクの手前にあるQuality Hotelと言うホテルと同じビルの9階(日本で言う10階にあたる)に入っている。日本のように役所だかたと言って独立した建物を持っているわけではない。


番号札を取ってマシンボイスに呼び出されるのを待つこと20分。ようやく呼び出しがある。ただし、呼び出しはマレー語だけで英語は無い。番号札の数字とカウンター番号だけなのでそれでも問題ない。カウンターは低い木製のテーブルで向こう側には係員の女性がにこやかに座っている。役所だからと言って、お金を扱うところだからと言って構える必要はない、リラックスした雰囲気のフロアだ。

今日の用件は、2009年ノン・レジデントで支払った税金をレジデントになったので返していただきたいから来たと簡単に説明。係りの人は納税番号から2009年の納税実績を調べてくれてから、それではパスポートの空白ページを含む全頁コピー、会社からの給与所得証明書のコピー、それとパスポートの判子の日付から渡航実績の一覧表を作成して持っくるように言われた。本当にマレーシアのレジデントかどうかを在マレーシア日数で確認するのだろう。


隣のショッピングセンターにあるカメラ店でコピーをして、2009年~2010年の日付の付いたパスポートの判子を全部リストにして並べ替えてもらってきた紙に一覧表を作成。一覧表にはマレーシアの入国日とその判子のあるページ番号、マレーシア出国日とその判子のあるページ番号、それとどの国から入国したかを記入した。出張で日本とインドネシアに何回かづつ行っていたのでちょっと面倒だった。

ところで、マレーシアでビザを受けていると、パスポートには入出国の判子を押さなくても良いことになっている。空港で判子は必要かと聞かれるが、そこで不要と言っていたらこのリストは作れなかった。出国先がインドネシアが多かったので、あちらで難癖をつけられるといけないと思ってこれまで全部判子をもらっておいたのが良かった。


この一覧表が出来上がってまだ12時ちょっと過ぎだったので税務署に戻る。マレーシアのお昼休みは午後1時からが多いので間に合うかもしれないと思ったのだ。9階フロアはまだ普通にオペレーションが行われていた。また番号札を取って待ていたところ、番号とは関係なく先ほどの係員さんが読んでくれたので紙束を渡して見てもらう。簡単な申請書にサインと住所を記入して終わった。2週間ほどで税額が計算されて多分小切手が届くようなことらしい。扶養控除やブロードバンド契約の控除についても聞いてみたけれど、初年の給与は月数が少ないので控除を申請してもきっと同じですよ、と言うことで今回はそれはしないことにした。(もし扶養控除を申請するならば結婚証明書が必要とのこと。これは日本大使館で英訳版を作ってもらう必要あり。)

とりあえず、お昼に全手続き終了。めでたし。



マレーシア政府は何でもシステム的に完璧なものを作ろうとしているように見えるのだけれども、役所などではそれより人の柔らかさの方が目立つ気がする。航空会社の事務所などもそうだったし、IDカードをもらいに行ったイミグレーションの窓口もそうだった。このアパートの管理事務所はその仲間に入れて良いかどうかわからないけれどもやはり柔らかい。お役所も悪くないなと感じる。



税務署からの帰りは今度は来た道を引き返さず、北回り、ブルーモスクからシャーアラム・スタジアムを通ってスバンジャヤへ抜けることにした。

モスクを通り過ぎると住宅地になっているちょっとした丘を登りそして下る。そこには大きなスタジアムがバーンと現れる。世界で4番目のモスクよりこちらの方が形も大きさもずっとインパクトが大きい。と、そのすぐ隣にテスコがあったが、どう言うわけかただのテスコではなくて、テスコ・エクストラだった。名前に釣られてはいてみた。


が、ただのテスコだった。エクストラって言うのは一体何なんだ? でもテスコは何でも安い。テスコに入るとちょうど雨が降り出したので雨宿りにちょうど良かった。熱帯の雨はすぐに止むのが良いところ。

明日は税務署へ

2011-04-05 22:35:51 | 2年目のマレーシア
明日は有給休暇をとってシャーアラムの税務署へ乗り込む。

2009年の11月から給料の発生する仕事をしているが、マレーシア滞在日数が少ないためにレジデントの税率ではなく外国人の最高税率が適用されてしまったのを修正して、要は収めすぎた税金を取り返す交渉に行く。

前回は会社の人に行ってもらった。その時に今回の2010年の税金を納めてから遡って可能との答えをもらった。めでたく3月31日に2010年分は申告を終えたので全ての書類とパスポートを持って、コンドは自分で行ってみることにした。申告の時期で混んでいる可能性があるから早めに出ようと思う。ちょっと遠いがスズキ君で行くつもり。

人と政治家の間には

2011-04-05 13:30:36 | いろいろ雑記帖
放射性物質の拡散予測データは気象庁が予測しているにも関わらず公表されていない。


この予測はされている事実とそれを公表しない事実と言うのを現職の政治家は知っている。「そんな事を公開したらパニックになる」と言う暗黙の了解が作用しているためかそれはこれまで表には出てこなかった。


理由はどうあれ、それを知っている政治家と言う人達と、それ以外の人々とは「知る」/「知らせない」の壁で隔てられている。この2つのグループの間には何わかの質的な違いがあるのだろう。



予測データを作っている人たちがいて、それを知っている人とそして公表しないと決定した誰かがいる。それを決めた誰かと知らされない誰かの質の違いは何なのか。知らせないと決めた人の特権とは何で誰がそれを与えたのか。選挙で人が人を選ぶ。選ばれた人はその特権を持てと依頼されているのか。


公表したらパニックになる?、君たちは知っていてもパニックは起こさずに我々は起こすと言うのか? いったい君たちは誰なのだ。


いったい君たちは何時どこで向こう岸に渡ってしまったのだ?
人と政治家の間には深くて暗い川がある......


情報開示がもたらすのはパニックなのか? -シロクマ日報(←クリック)

Androidタブレットなんて中国に作らせておきましょうよ

2011-04-04 22:50:11 | いろいろ雑記帖
日本でもAndroidタブレットが発売されています。

ほとんどが中国製と台湾製です。(マレーシアも作っています。)その値段はびっくりするほど安く200ドル以下がほとんどのようです。それは当たり前で、Dellのネットブックが999リンギット(2万8千円、340ドル程度)でWindowsが入って(多分無料版のMSオフィスも付く)いるわけですから、少なくともWindowsと320GBの大きなハードディスクと2GBのメモリとキーボードとそれが収まっているケース分は安く作れるはずです。そう考えれば200ドルは相当な値段だと思います。あれに3万円以上払うのはやっぱりおかしいと思うわけです。

日本メーカーが中国と台湾メーカーのようにAndroidタブレットを出せないのは"安くしか作れない"="儲かるものが作れない"のでしょう。パソコンより限られたハードウェア・リソースの中にオマケのソフトを入れてパソコンでも儲からなかったのにパソコンのような商売は不可能なのです。


と言うことで、いくら期待しても日本のメーカーにはこの端末商売はできないと思うのです。


それより日本メーカーさんには、端末に情報を提供する機器の方をお願いしたい。

例えば、車。故障しそうになったりタイヤの空気圧が低下してきたりバッテリーが弱ってきて次回エンジンかかけられなくなりそうだった場合に中国製や台湾製の端末に表示していただきたい。ついでにそれを解決できる一番近いサービスセンターやガソリンスタンドも同時に教えていただきたい。冷蔵庫に物が入りすぎていて冷却するために電気がたくさん必要になりそうだったら教えてほしい。現在までの電気料金やガス料金もリアルタイムで教えてほしい。駐車場で駐車時間が長くなりすぎて料金が高くなりそうな時教えてほしい。宅配便屋さんが家の近くに来たのを教えてほしい。

そう言うサービスが付いている家電製品や車などならちょっとだけ高いお金を払っても良いと思う。

物を作って売るなんてもう中国でもできます。もう車も作れるのだから。PCや情報端末だって今は簡単に作れます。でも、そこに表示する価値のある情報をちゃんと取り込む部分や使えるように表示させるのは大変です。日本はもうずいぶん前から生意気にも冷蔵庫や電子レンジやFAXや自動車や自動販売機やATMが人間の言葉を喋っているのですから、中国製の端末にそれを表示させる位できてあたりまえじゃありませんか。

やり易い軽い部分ではダメで、ちゃんと従来から技術を蓄えてきた重い部分との連携を考えていただきたい。単なるハードウェアから、"ソーシャル・ハードウェア Sosial Hardware"にして欲しいのです。


なので、Andoroidタブレットなど中国にお任せしておいて、ぜひそっちをお願いします。

今日は1日ダメ

2011-04-04 22:01:20 | 2年目のマレーシア
今朝一番のニュースを読んで、今日はそれで1日台無しだった。

理不尽な事は世の中のどこにも転がっているし、彼らだって別にそれで死んでしまうほどダメージを受けたわけではなかったかもしれない。けれどもあの人達をあの時誰かがどうにかしてあげられなかったのか。ああ言った終わり方って言うのはどうなのだろうか。あの時それほど業績は良くは無かっただろうけれども、未だ人を募集しようとするだけの余力はあった。業務内容が時代遅れだったとは思えないし、すべき事もあったはず。

なのにああした終わり方、数日にして何もかも変ってしまい、1ヶ月もしないうちに人が人を攻めるような場所になってしまった。その時には目的を達成する方法論も何もなく、ただ達成せよだけだった。彼らはどうにか以前からの仕事の残りをこなして時間をつぶしながらどうにか過ごしていたりした。

短い期間だったけれどもそれまで出会った事のないタイプの人達がいて新鮮だった。今までほとんど思い出すことがなかった、と言うより忘れかけていたけれど何故か思い出してしまう。忘れかけていた顔、顔、顔。今どうしているのでしょうか。





マレーシア企業や団体が日本赤十字に義援金として250万リンギット(6700万円)を寄付。(スター新聞3月31日)

多額寄付

2011-04-04 06:49:09 | いろいろ雑記帖
ソフトバンクの孫社長が個人で100億円の義援金を出したのとニュースがありました。

すごい額です。そう言えば前にビル・ゲーツが全財産をたしか癌撲滅のために寄付したとの報道もありました。それもすごい事です。何でもある程度以上お金が貯まってしまうとそうでもしないと減らすことができないのだとか。


それはそうと、今回の孫氏のニュースにはちょっと複雑な思いがあります。

以前、ソフトバンクグループに買われたある会社で仕事をしました。それはとても短い間の事でした。入った時はソフトバンクとは無関係だったのですが、その会社の始めたアイデアに目を付けたソフトバンクがその会社を買ったのです。簡単に何もかもが変わりました。本当にびっくりする位に。

それまでそこで働いていた人たちはその仕事がとても好きでした。詳しくは書きませんが人に可能性を与える仕事だと思っていたからです。それが経営が換わったとたんに会社から持たされる目標が"お金"に変わりました。現場は混乱しました。そして何もかもが変ってしまい、彼らの思いも理想も何もかもが消えていくのが見えるようでした。結局、仕事を続けていくことはほとんどの人にとってできなくなりました。仕事をすればするほど個人にとっても赤字になってしまったからです。携帯電話を使わなければならないのに電話代も個人もちでしたし。もともと基本給が少なかったと言うこともあります。

私ももちろんやっていけなくて辞めました。その後少ししてネットで検索してもその会社は出てこなくなりましたから、会社自体が無くなってしまったのだと思います。

多額寄付は悪いことではないです。が、複雑な思いがあります。あの後、あの人達はどうしているのだろう?



昨日、キャサリンさんが江頭2時50分が"オレは金が無いから体で払ってきたんだ"と言うニュースが出ていたのを読んで泣きそうになっていた。杉良太郎が売名かと言われて"そうだよ、何十億かけて売名してるんだよ"との発言もあって、カッコいいなあと思ったいたところだった。仮面ライダーの藤岡弘、も米を大量に送ったりしてくれている。泣けてくるね。孫さんもすごいことだよね。

地面が動くってことは

2011-04-03 21:43:14 | いろいろ雑記帖
小学校のころ、日本の地図を見せられて日本の国土はほとんどが山で平らな土地が海岸に沿って少ししかないと先生が言っていた。

関東平野のようなところを除けば日本中どこへ行ってもだいたい高い山が目近に見えるのだから確かにそうだ。日本にはどこに行っても山のような物が普通にある。それに対してあまり不思議に思う事もない位に。我が活断層の母も若い頃からその山に親しんでいたようで、今はもう70代半ばを過ぎているけれども歳をとってからまた山歩きに毎月のように出かけている。よくそんなに山があるものだと感心しないでもない。

それほど日本には山があるが、ところで、山と言うものはいったいどう言う物かと言うと、これは近くに寄って見てみるとわかるが、土や石や岩やそんなものが積み重なってできているように思う。

まあ、今時だれもそんな事に驚きも不思議がりも何も感じないようだけれども、よく考えてみて欲しい。そんな事がそんなに頻繁にどこでもある物だろうか。普通に歩いている道や公園には土や石はあったりするけれどもそれが自然と勝手に積み重なって山のようになる事はない。少なくとも毎日こうして通勤しながら同じところを見ている限りでは皆無だと思う。

なのに、日本にはこんなにたくさんのそれがある。

例えば片手に持てる石を1個拾ってみる。直系は10センチメートル位。軽いとは言えないが相当重いわけではない。ただ、それをどこか小高い近所の山に持って上がるとしたらこれはけっこう大変な思いをする。

どこかに出かけるときに雨が降るといけないと小型の3段折の傘を持たされる。中身は少ないにしても財布も持つ。ハンカチ、ティッシュ、たまに何か撮影しようとカメラを持つがこれは多分300gほど。多分それで1kgにはならないかと思うけれども、これを軽いナイロンバッグに入れて肩からかけて歩くだけでけっこう大変なのだ。

これがその片手で持てるほどの大きさの石ころだったとして、それをあの山の高さまで持っていくと思うと考えただけで気が遠くなる。活断層の母は弁当まで持っていくけれども、彼女とその山歩き仲間が弁当の代わりにその分の石ころを毎日運んだとしても一生かかっても新しい山歩きの名所は作れないだろう。


今回、大きな地震があって地面が数メートル移動したそうだ。

"動かぬ事山のごとし"と言った昔の武将がいたけれども、それは間違いなのだとわかった。山は動くのだ。山が動かないと思うのは単にラッキーだったに違いない。地面は容易に動いて山も造れば移動もする。動かないを前提に考えていてはいけなかったのかなあと思う。今は東京などは土地があればどこにでも車は走る、電車は走る、マンションは建つけれども江戸時代はほとんどが沼のようなところで幕府がいろいろ手を加えて住んだり農業ができるようにしてくれたと言う。昭和の時代だって大雨で多摩川のすぐ横にあった家が流されていたのをテレビで見たしドラマにもなった。以外に簡単に動くのだ。

周囲にある普遍なものっていったい何があるのだろう?

立体地図(レリーフマップ)の富士製作所(←クリック)

世界のあり得ないレストラン

2011-04-03 16:09:25 | 2年目のマレーシア
Unusual Restaurants In The World -Crazy Spin(←クリック)

昨日お昼を食べた値段表の無いレストランの名前は"Annalakshmi(アンナラクシュミ)"と言って世界のあり得ないレストランの中で紹介されています。

マレーシアではKLの他にはペナン、JBにお店があり、その他シンガポール、インドのチェンナイ、ドイツのコインバトール、オーストラリアのパースにあるとの事。念のため。



こうしたやり方は日本ではできるものでしょうか?

英語を話さずに世界へ出てみたら?

2011-04-03 12:42:10 | 2年目のマレーシア
英語ってのは世界で使える言語だと言われます。

ネットで調べてみると、英語を公用語にしている国の人が4億人弱いて、それ以外も含めると15億人ほどが英語人口に数えられるとのこと。すごい数だ。ただ、そう書いているサイトのほとんどが英語教育を商売にしている人や企業のサイトであるので、数字は数字としても"どうなのかな?"と思わざるを得ないところもある。

ここマレーシアもKFCの壁に貼ってある子供向けキャンペーンのポスターも英語であるほど英語を学習することに熱心な国であることに間違いはない。けれど、工場の中で注意を促す張り紙に簡単な英語と絵で説明書きをしても「読めない」からとマレー語に書き換えなければならないことが多い。ミャンマーから来た外国人労働者(ミャンマーから来た人もネパールから来た人もマレー語は話せるようになる)のためと言うのではなくて、マレーシア人のためだ。比較的英語教育に熱心な中国系の人でも中国語とちょっとのマレー語しか話せない近所の人もいる。

以前、タイに行った時、ある有名国立大学に迷い込んだのでつたない英語で大学生に話しかけてみたが、結果は惨敗。タイの人は日本人と同じで大学生でも英語がほとんどダメだ。インドネシアなどさらにダメで彼らは自分の地方の言葉しか得意じゃないし、インドネシア語だって話すけれども得意と言うほどの人は経済の発展した地域の人だけだから英語などもっての外。あれだけ経済発展した国の台湾人だって英語を習うのがブームであったけれどもほとんどの人は中国語しか話せない。(それでもAcerやHTCは世界にものすごい数のデジタル端末を売っている。)ベトナムだって日常ではほとんど通じないようだった。


今時、日本では英語を公用語にする企業が出てきたりして英語が話せないと何もできないかのように言われてしまっているけれども、それを利用した英語学校の宣伝文句に騙されていると見えなくもない。英語を話すことが目的には、通訳でもやるのでない限り、どう考えたってならないのだしあまり気にせず外に出てみたらどうか?

世界にはアラビア語圏だって多くあるし、中国語だって、スペイン語だっていろいろある。そこで英語が話せないことがどれほどマイナスなのだろう。機能的な意味ではプラスにはならないけれども、逆に言葉を勉強して話せるとそれを道具に相手の事を理解しようとしないで自分のやり方や習慣を言葉を使って押し付けてしまうと言う悪い面も大きいように見受けられる。

英語を話せないのを何もしない理由にする位ならいっその事英語の事なんて考えるのは止めてしまうと言うアイデアはいかが。

みんながやろうとしている英語をやると言うアイデア自体がもう可能性を閉じて自殺しに行くような感じがしないでもない。15億人が話したり話そうとしている言葉を習うのに多大な費用と時間と集中力を使うよりもっと実際に役立ってあまり人がやらないことに注目しても良いのでは? これまで日本語しか話せない日本人の国がこれだけ発展できたのはそうして来たからなのだし、英語だけできても話しの内容がダメなら意味はないわけだから。それに英語ができる事と心が通じ合うこと、相手を理解する事は全く別の事なのだ。

(英語を勉強しなくて良いと言う意味ではなくて、英語ブームで思考停止してしまうのはどうかと言うことです。)