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もんく [とある南端港街の住人になった人]

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Androidタブレットなんて中国に作らせておきましょうよ

2011-04-04 22:50:11 | いろいろ雑記帖
日本でもAndroidタブレットが発売されています。

ほとんどが中国製と台湾製です。(マレーシアも作っています。)その値段はびっくりするほど安く200ドル以下がほとんどのようです。それは当たり前で、Dellのネットブックが999リンギット(2万8千円、340ドル程度)でWindowsが入って(多分無料版のMSオフィスも付く)いるわけですから、少なくともWindowsと320GBの大きなハードディスクと2GBのメモリとキーボードとそれが収まっているケース分は安く作れるはずです。そう考えれば200ドルは相当な値段だと思います。あれに3万円以上払うのはやっぱりおかしいと思うわけです。

日本メーカーが中国と台湾メーカーのようにAndroidタブレットを出せないのは"安くしか作れない"="儲かるものが作れない"のでしょう。パソコンより限られたハードウェア・リソースの中にオマケのソフトを入れてパソコンでも儲からなかったのにパソコンのような商売は不可能なのです。


と言うことで、いくら期待しても日本のメーカーにはこの端末商売はできないと思うのです。


それより日本メーカーさんには、端末に情報を提供する機器の方をお願いしたい。

例えば、車。故障しそうになったりタイヤの空気圧が低下してきたりバッテリーが弱ってきて次回エンジンかかけられなくなりそうだった場合に中国製や台湾製の端末に表示していただきたい。ついでにそれを解決できる一番近いサービスセンターやガソリンスタンドも同時に教えていただきたい。冷蔵庫に物が入りすぎていて冷却するために電気がたくさん必要になりそうだったら教えてほしい。現在までの電気料金やガス料金もリアルタイムで教えてほしい。駐車場で駐車時間が長くなりすぎて料金が高くなりそうな時教えてほしい。宅配便屋さんが家の近くに来たのを教えてほしい。

そう言うサービスが付いている家電製品や車などならちょっとだけ高いお金を払っても良いと思う。

物を作って売るなんてもう中国でもできます。もう車も作れるのだから。PCや情報端末だって今は簡単に作れます。でも、そこに表示する価値のある情報をちゃんと取り込む部分や使えるように表示させるのは大変です。日本はもうずいぶん前から生意気にも冷蔵庫や電子レンジやFAXや自動車や自動販売機やATMが人間の言葉を喋っているのですから、中国製の端末にそれを表示させる位できてあたりまえじゃありませんか。

やり易い軽い部分ではダメで、ちゃんと従来から技術を蓄えてきた重い部分との連携を考えていただきたい。単なるハードウェアから、"ソーシャル・ハードウェア Sosial Hardware"にして欲しいのです。


なので、Andoroidタブレットなど中国にお任せしておいて、ぜひそっちをお願いします。


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