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もんく [とある南端港街の住人になった人]

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映画「It's A Wonderful Life」 -教科書

2009-10-09 23:31:22 | 映画って !
邦題は「素晴らしき哉、人生」。
この映画の素晴らしさは言うまでもなし、と言っておこう。古い映画なので語り尽くされているだろうし、それにディズニー映画のようなファンタジーだから何も説明するまでもなく楽しめるし涙ぐめると思う。

そう言うところ意外で興味深いのはスピルバーグのファンタジーやスパイダーマンのヒロイズムやハリウッド映画のほとんどに含まれる道徳観などがこの1946年の作品にも既に全部含まれているのだという事。新しい映画でどんなに驚かされても感動させられてもやはり作品と言うのは宇宙空間にポツリと単独で存在するものではないのだとわかる。もちろん他の芸術作品もそうだし建築であってもそうだから想像できない事ではないのだけれど。作品と作品は互いに対話するように存在しているのだなあ、とよくわかる。だからと言って新しい作品の価値が薄いと言うのではい。逆に、たまにこう古い作品を見てみるのは新しい作品を見る楽しさを増してくれるものだ。


500円DVDが書店に出て久しいけれども、この世界名作映画ベストセレクション(永岡出版)シリーズは390円だった。


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