
「親」って何 ?
子供にとって誰の事を「親」と言うのですか ?
図の中央の水色が現在の民法で言う「親」です。
その周りの5つのスマイル君がその「子」です。
「子」のうちの青で囲っている4人は「親」となんらかの遺伝的関係があり、オレンジで囲っている1人のスマイル君は養子なので遺伝的関係の無い「子」です。
黒い線は全て何らかの遺伝子関係があると言うことですが、代理母に産んでもらった「子」には遺伝子関係がありますが「親」と「子」の関係はありません。その代わりに日本では代理出産してくれたのが「親(母)」となります。
つまり現在の日本の民法での定義は、
●出産したのが母親。
●その母親との配偶者の関係にあるのが父親。
●養子については例外。
上記を元に「戸籍に記入されたものが親と子」のようです。
絵にしてみると問題の複雑さがさらに見えてきそうですね。
遺伝子の関係を親子とする事になったら親が3人以上いる子が出来ますし、子の養育義務を果たしていない遺伝的親が相続権を主張したりしそうです。その他いろいろ有りますが。
赤ちゃんポストに3-4歳男児 運用初日、熊本・慈恵病院が保護(共同通信) - goo ニュース
追加
私は遺伝子鑑定で親子関係を確定する事に反対ではないです。いろいろな希望がある以上、いろいろな事に自由度を確保しておいた方が幸せだと思うからです。念のため。
しかし、遺伝子と言う生物学的にどうしようも無い事実とそこに存在する人間の「意志」も同じ位に大切であるとも思います。
「子に対して義務を果たさない(せない)遺伝的な親」と「遺伝的に無関係なのに献身的な親」の対立だってあるかも知れませんから。「子供にとってどちらが幸せかと言う判断」と「遺伝的に正しい」と言う判断に対立が生じる可能性もありますね。
子供にとって誰の事を「親」と言うのですか ?
図の中央の水色が現在の民法で言う「親」です。
その周りの5つのスマイル君がその「子」です。
「子」のうちの青で囲っている4人は「親」となんらかの遺伝的関係があり、オレンジで囲っている1人のスマイル君は養子なので遺伝的関係の無い「子」です。
黒い線は全て何らかの遺伝子関係があると言うことですが、代理母に産んでもらった「子」には遺伝子関係がありますが「親」と「子」の関係はありません。その代わりに日本では代理出産してくれたのが「親(母)」となります。
つまり現在の日本の民法での定義は、
●出産したのが母親。
●その母親との配偶者の関係にあるのが父親。
●養子については例外。
上記を元に「戸籍に記入されたものが親と子」のようです。
絵にしてみると問題の複雑さがさらに見えてきそうですね。
遺伝子の関係を親子とする事になったら親が3人以上いる子が出来ますし、子の養育義務を果たしていない遺伝的親が相続権を主張したりしそうです。その他いろいろ有りますが。
赤ちゃんポストに3-4歳男児 運用初日、熊本・慈恵病院が保護(共同通信) - goo ニュース
追加
私は遺伝子鑑定で親子関係を確定する事に反対ではないです。いろいろな希望がある以上、いろいろな事に自由度を確保しておいた方が幸せだと思うからです。念のため。
しかし、遺伝子と言う生物学的にどうしようも無い事実とそこに存在する人間の「意志」も同じ位に大切であるとも思います。
「子に対して義務を果たさない(せない)遺伝的な親」と「遺伝的に無関係なのに献身的な親」の対立だってあるかも知れませんから。「子供にとってどちらが幸せかと言う判断」と「遺伝的に正しい」と言う判断に対立が生じる可能性もありますね。
orang-uさんのこのての記事は、いつも考えさせられます。
確かに2種類の親の定義がときどき対立しますね。どちらが本当の親なのか、どちらも本当の親なのか・・・。産むのか親なのか、育てるのが親なのか・・・。
テレビ見てると私も「そんなの遺伝子鑑定でわかるじゃないか」なんて簡単に思ってしまうこともあるんですけれど、本当に法律を変えるとしたらけっこういろいろ考えないといけないと気付きました。
元プレイメイトのアンナ・ニコル・スミスさんが亡くなってその幼い子に相続権が来たときにその父親が誰かでもめましたが、遺伝上の父親が父親となれば日本でも同じ問題がたくさん起こりますよね。全然親としての役目を果たしていない人に莫大な財産が転がり込むことについても議論しないとこの問題は解決できないように思ったのです。