マレーシアに来て、仕事でいつも感じるのは「まだ先がある」と言う事。
いろいろやってもうダメかな、と思うところに次の可能性がまた出てくる。そしてそれでどうにかなったりもする。あきらめてしまわなければまだ先があってそして何とかなる、そう言う不思議さと可能性がマレーシアにはあるらしい。なぜだろう?
このアパートに赤いべスパに乗っている人がいる。ちょっと前から知っていたけれども誰かはわからなかった。今日、仕事の帰りにキャサリンさんがそのべスパに乗っている人が自分でメンテナンスか何かをしていると電話してきたので行ってみた。キャサリンさんがその男を引き止めておいてくれた。
話を聞くと彼は自分でシンガポールからあらゆる中古のべスパ、古いものから新しいもの、イタリー製、インドネシア製からインド製まで輸入してインターネットで販売しているのだと言う。店は持たず、自分で修理するところは修理して売っているのだそうだ。パーツも入手できる。彼は中古だから出来は80%だと正直に言う。もちろん中古だからそんなものだ。
こんな人間がこんなに近所に住んでいたとは思いもよらなかった。べスパなどマレーシアでは絶滅種であるから見えるところで入手する可能性などほとんどゼロのはずなのに、マレーシアには"その先"があるものなのだ。
そう言えば、去年の今頃は仕事を探しても無く、エージェントさんにあと少しKLにいて待った方が良いかそれとも日本に出て出直すべきかと聞いた。結局KLにいた方が良いだろうと、あの状況では何の根拠もないのにそう決めて待っていたらどうにかなった。
最終のバスを逃しても誰かが助けてくれたり、穴のトイレに財布を流してしまっても財布だけ助かったり、そうした小さな事も含めて何だかどうにかなる。マレーシアは不思議と人を絶望させないものがあるようだ。
どうしてだろう?
写真はジャカルタで買ったお菓子。(一部)マレーシアとインドネシアは近所なので同じものが簡単に手に入るかと言うとそうでもない。マレーシアには絶対に無いものが向うにはある。
(中央:ジャワ・ティー、右上:シナモン・ビスケット、右下:インドネシア・ニッシンのクリスピー・クラッカー、左下:ソルトチーズ、左上:ソルトチーズのチョコサンド)
いろいろやってもうダメかな、と思うところに次の可能性がまた出てくる。そしてそれでどうにかなったりもする。あきらめてしまわなければまだ先があってそして何とかなる、そう言う不思議さと可能性がマレーシアにはあるらしい。なぜだろう?
このアパートに赤いべスパに乗っている人がいる。ちょっと前から知っていたけれども誰かはわからなかった。今日、仕事の帰りにキャサリンさんがそのべスパに乗っている人が自分でメンテナンスか何かをしていると電話してきたので行ってみた。キャサリンさんがその男を引き止めておいてくれた。
話を聞くと彼は自分でシンガポールからあらゆる中古のべスパ、古いものから新しいもの、イタリー製、インドネシア製からインド製まで輸入してインターネットで販売しているのだと言う。店は持たず、自分で修理するところは修理して売っているのだそうだ。パーツも入手できる。彼は中古だから出来は80%だと正直に言う。もちろん中古だからそんなものだ。
こんな人間がこんなに近所に住んでいたとは思いもよらなかった。べスパなどマレーシアでは絶滅種であるから見えるところで入手する可能性などほとんどゼロのはずなのに、マレーシアには"その先"があるものなのだ。
そう言えば、去年の今頃は仕事を探しても無く、エージェントさんにあと少しKLにいて待った方が良いかそれとも日本に出て出直すべきかと聞いた。結局KLにいた方が良いだろうと、あの状況では何の根拠もないのにそう決めて待っていたらどうにかなった。
最終のバスを逃しても誰かが助けてくれたり、穴のトイレに財布を流してしまっても財布だけ助かったり、そうした小さな事も含めて何だかどうにかなる。マレーシアは不思議と人を絶望させないものがあるようだ。
どうしてだろう?
写真はジャカルタで買ったお菓子。(一部)マレーシアとインドネシアは近所なので同じものが簡単に手に入るかと言うとそうでもない。マレーシアには絶対に無いものが向うにはある。
(中央:ジャワ・ティー、右上:シナモン・ビスケット、右下:インドネシア・ニッシンのクリスピー・クラッカー、左下:ソルトチーズ、左上:ソルトチーズのチョコサンド)