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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

みなさんに質問です

2010-08-01 08:15:50 | まさか、マレーシア!
カブトムシが飛んできていた。

朝、アパートの部屋の前のタイルの上にひっくり返っていた。夜のうちに飛んできて力尽きてしまったのだろう。触ってみるとまだモゾモゾ動くので写真を撮ってから近くの木に留まらせておいた。このあたりは彼らの食料になる蜜を出す樹木が少ないので生き残れるかどうか心配だ。それとももう寿命だったのか。

日本ではこの手のカブトムシは冬の間は幼虫で土の中や樹木の中に暮らしている。夏になるまでに大きくなって蛹になり、そして羽化してこの立派な姿になる。日本は季節がはっきりしているのでカブトムシが出てくる時期は決まっている。カブトムシにとっても成虫で生きられる季節が決まっているのだから、それに合わせて多くの同類は成虫になる。

つまりは繁殖期はみんな繁殖できる状態になっていると思われ、出会った相手も間違いなくその時期を逃すはずのない同類であるから効率良く繁殖ができるだろう。さて、1年中気候がそれほど変わらない熱帯地方ではどうなのだろうか。

熱帯では年中いつでも成虫でいる事も幼虫でいることも自由だろう。そうすると出会った相手が自分と同じ繁殖期に入っているか、それともずれてしまっていて繁殖できない相手かと言う問題が出るのではないだろうか。繁殖期に入っているかどうかはきっと何らかの合図をして確認し合うのだろうけれども、それ以前にちょうど良い相手に出会う確立は低そうだ。しかも彼らの生きられる時間は人間に比べればずっと短い。熱帯気候は彼らの存続にとってどれだけ有利なのだろう?



昨夜、スレンバンからの帰り、バスでもうこの近所までたどり着いたときにバスの前方に大きな三角形の白く明るい光が見えた。バスがそれに近づくとその正体は多くのヒンドゥー教らしき人たちがピラミッドのように組み上げたその光に綱を付けて道路を引っ張って歩いているものだった。カレンダーには何も印が無かったのでこの地域のヒンドゥー寺院だけの祭礼だったのか?

そのうちにわかってくると良いと思うけれども、マレーシアではインド系の事を中国系やマレー系に聞いてもほとんど何もわからない。マレー系の事を他の人たちに聞いても同じだ。他の民族のイベントについてどころか、他民族の人が結婚して姓が変わるかどうかすら知らない場合があるのでこうした情報を得るのはかなり難しいかも知れない。その場所に行ってそれらしき人に聞くしかないだろう。

今時、日本だって近所にどんな人が住んでいるか知らないまま何十年もそこにいたりするのだからどこでも同じと言えば同じか....。


マレーシアにについて知っていることは?(←クリック)

スレンバンの街へ

2010-07-31 23:59:59 | まさか、マレーシア!
1007 Seremban
(写真をクリックするとアルバムに飛びます。)

スレンバンへ日帰りで行って来た。
電車はKLセントラルから出ているが、ミッド・バレーの方が家に近かったのでそこでバスを降りて電車に乗り換え。片道5.9リンギット、1時間20分ほどで終点のスレンバンに到着。特に何の変哲もない普通の田舎の都会の雰囲気。ガイドブックではヌグリ・スンビランの州都で歴史のある街のような印象だったけれども、どうみてもそれらしき雰囲気は無し。

この街でのメインの目的地は州立の博物館。博物館は街からちょっと離れたところにあるのでバスかタクシーで行かなければならない。駅からすぐのところにターミナル1と言うバスターミナルがあるのでまずはそこから出発するのだろうと思い、そこへ行く。

たくさんのエージェントがたくさんの切符売り窓口を構えているのはマレーシアならどこでもいっしょだ。とりあえず誰かに聞くしか方法はないので聞いてみるが、博物館へ行く人間などほとんどいないらしく行き方を知らない人が多い。シティ・ライナー社のバスの運転手さんに聞いてやっとわかったのは、ターミナル2から博物館へ行けるバスが出ているのでターミナル2まで無料バスに乗れと言う。

なるほど、バスターミナルにわざわざ1(ワン)と名付けられているのなら確かに2もあるはずだ。まるで空港のような仕組みなのだ。ターミナル2への無料バスに乗るとかなりの坂道を登っていくが道のりはたいした距離でもない。ターミナル2から1リンギット払ってバスに乗るともう5分ほどで博物館の前に来る。バスはそのままもっと遠くの別の場所へ行くので途中下車だ。

博物館のセキュリティのインド系のおじさんはなかなか親切でいろいろ教えてくれる。後から考えるとただ暇なだけかも知れないが。ここからは写真を見ていただく方が良い。興味があれば一番上のリンクをクリックしていただきたい。


Short Cut

2010-07-30 23:17:13 | まさか、マレーシア!
ショートカット・キーを使うとカーソルを動かして窓を開いてそこにあるボタンをクリックなどしなくても素早くコンピュータを操作することができて便利だ。ただ、その操作を覚えてもコンピュータのそのシステム以外では使い道が無いと言う欠点もある。街を歩いていてそのショートカットが使えるキーボードが手の届くところにぶら下がっていると言うことは無いし、食堂でご飯を食べるためにキーボードを使うなんてことも、将来はどうかわからないが現在のところ、まず無い。


しかしながらショートカットは便利なので、よく見るとキーボード用ではないショートカットは世の中によく落ちている。

就職活動をするとき、昔は履歴書の用紙を買ってペンで書いて封筒に入れてスーツを着て自分で持っていったのが今はインターネット経由で全部済む。これもショートカットだろうけれど、昔に比べたら簡易化されたとも見えるこのショートカットを使えないと言ったら逆にバリューが下がると言う逆転も起きたりする。

今時、図面は手描きできてもダメで、簡易な出来合いのシンボルを組み合わせてハイ出来ましたと言ったショートカットが上手く使える事の方を要求される。


スピードを要求される仕事などは特にそうで、今時はスケジュールに従ってとりあえずでも出来ましたとならなければいけない。工業化が日本より遅かったマレーシアでは日本人から実際に学ぶ事が多いのは仕方ない。後発だから先発が苦労してやっとたどり着いて出来上がったものだけを"使えば良い"だけと言うのもこれまた仕方ない。

ただ、その意味では先発側にも問題が無いではない。コストの安い国に仕事をさせるために、とりあえずショートカットだけを教えて行く傾向にあるのではないかと思う。要領の良いやり方をさっさと教えて行けばとりあえず仕事は済むのでそれでその場は良い。

教えられた方もそれで仕事が片付くのだからそれが一番正しいやり方だと思ってずっとそれをし続けることになる。そうなるとショートカットだけでコンピュータを操作しているようなものだ。その操作は単にそう設定されているだけのもので、実は何の裏付けも意味も無い。そうなるとトラブルがあった場合などにどうしたら良いか、どこまで戻って考え直せば良いか、そして本当は何をすべきなのかがわからない。


マレーシアの技術力が低いと多くの日本人は思っているかも知れないが、もしそう感じるならそうした結果にどう我々日本人が関わって来たかと言う部分も振り返って見てみるべきじゃないだろうか。要領良く仕事が済む魔法のショートカットだけ教えてハイ出来ましたと相手を感心させて終わりにしてはいなかっただろうか。教えると言うことは本当はとても大変な事で、まして全く違う生活社会で全く違う生き方をしている人たちに対してできる事なのか。

日本は技術移転に積極的ではないと世界では評価されているけれども、それ以前に他人に何かを教えるスキルがあるのかと言う問題も大きいように思う。日本の物や技術が評価を受けていたとしても、それを世界で一般化できずに後から来たアメリカ等の技術に全部さらわれてしまうと言うことも日本は何度も経験しているが、それには上手く伝えられないところにも問題があったと言えないだろうか。


日本は今でも"習うより慣れろ"が多い。"行間を読め"、"空気を読め"、とりあえず何もわからなくても変だと思っても合意したと言う前提から何もかもが始まる。だから日本人に対してはとりあえずショートカットに慣れろであっても時間が経てばどうにかなるだろう。けれども外国で外国人に対してそれは通じない。言葉でも図表でもやって見せてもきちんと意味までわかってもらうには相当な事をしなければならないだろうし、日本人自体が他人にきちんと説明したり言葉で理解し合う習慣に乏しいので至難でもあるのだろう。


抽象的な文章でわかり難いのはすみません。
ところで、私はショートカット(近道)はあまり好きではありません。使うのは画面がバージョンによってかなり変わってしまうAutoCADだけです。

ロヒちゃん引越し

2010-07-29 22:20:19 | まさか、マレーシア!
最近、このアパートでは引越しが多い。

よくトラックが来て荷物を運び出したり運び入れたりしている光景を見るようになった。8月になると中華系は新しいことを始めるのには適さない時期に入るので引越しもできなくなる。だから今月中に移動してしまう人が多くなっているのだろうか。

先日はレンタルの看板が出ていた同じ階に人が来ていたので、そろそろ引っ越してくるのかと思っていた。今日はこの部屋の壁塗りなどをしてくれたロヒちゃんのパパの家族が同じ棟の別の部屋に移った。ついでに両方の部屋を見せてもらった。ここは同じ棟でも部屋のタイプがいくつかあるのだ。


ロヒちゃんのパパは住んでいた部屋を買っていたのだけれども、今回それを売ったそうだ。日本円で500万円程度。日本はその値段で小さなワンルームだけれど、ここでは3つの寝室、そのうちの1つにはバス(シャワールーム)付、キッチンとたぶん20畳ほどのリビング、もう1つのバスルーム、程度の広さになる。ただ、これで日本の新聞の折込広告で見るマンションような部屋を想像してはいけない。説明し辛いけれども、要はコンクリートの壁で区切った箱なのだ。壁は何も張っていなくてペイントしてあるだけ。床は寝室にフローリング、キッチンはタイルとリビングに大理石が張ってあるだけ。飾り気が無い。ここに住んでいるとそれでダメとも思えないのだけれど。日本の家だとどこを触ってもペコペコするがここではどこを触っても硬い。

家の値段はこのアパートの外のリンクハウス(一軒家がつながったタイプ)だとロヒちゃんのパパの売値の2倍はする。つまり日本円で1000万円ほど。しかしながら、借りる値段はそれほど変わらない。そうなるとアパートを貸しながら転売する方が儲かるのかも知れない。

ロヒちゃんのパパはバングラデシュ人でインドネシア人のママと結婚している。家の修繕以外にどんな仕事をしているのか知らないけれども儲かっているのだろう。でもロヒちゃんは一番安いアイスクリームしか買ってもらえない。アイスクリームより将来の教育費の方がマレーシアでは重要だろうと思うけれど、ロヒちゃんのパパとママはどう考えているのだろうか? (ロヒちゃんの食べている安い棒アイスは悪くない。)

ブレーキ

2010-07-28 00:23:24 | まさか、マレーシア!
ディスクブレーキからカタカタと音がしていたスズキ君をバイク屋さんに置いてきながらいつものインド食堂で夕ご飯を食べ、簡単な修理が終わるのを待っていた。ブレーキ・フルードも足され、ちゃんと直っていたがたいした事がないと言うので代金を取られなかった。それでも一応整備したのだからと思い、バイク屋さんではなくて実際にやってくれた店員さんにほんの気持ちだけお金を渡したら驚かれた。マレーシアはチップの制度が無いのだ。なぜなら昔はチップのあるアメリカじゃなくて、無い英国の領地だったからだろう。


ちょっと前にそのバイク屋さんに出ていた新品の黒いオフロード・バイクは売れてしまっていた。DEMAK(←click)と言う東マレーシアの会社の製品で、マレーシアでもまだマイナーな存在だ。その150ccのオフロードバイクは近くで見ると割合とカッコ良い。そして値段が5000リンギット+α程度でヤマハの一番安いスクーターより1000リンギット、日本円にして2万8千円程度高いだけだ。タイヤのリムがアルミでなく鉄だったり、キャブレターがケイヒンのコピーっぽかったりするけれどガンガンオフロードを走らなければそんなに悪くなさそうだ。ちょっと心が動きます。


KLの店でしか売られていなかったLMLがクランの販売店でも売られるようになったらしい。
ここでLMLと入力して検索。
Motorcycles for sale Malaysia - Mudah.my
7500リンギット(21万円)ほどだったのが6400リンギット(18万円)になっている。すごいなあ。円にすると安く感じるなあ、リンギットだと高く感じるのだけれど。マレーシアの物価に慣れてしまったせいだ。

ところで同じアパートのご近所さんにVespa乗りがいることが判明。その友達もVespaに乗って時々やってくるらしい。そのうちどこで整備しているのか聞いてみよう。マレーシアでもVespaは完全に流行遅れになっているけれど、時々よく整備された昔のVespaに乗っている人を見かける。先日は交差点できれいに塗ったのに乗っている人を見かけたのでそれ良いねと合図してみたら、ニッコリ。


キャサリンさんがあるところで日本人の人に私(orang-u)の事をたずねられたそうだ。その話の流れでスクーターで通勤していると言ったら、今までオートバイなどに乗っている日本人が(マレーシアで、かKL近辺でかわからないが)いるなんて聞いた事がないとびっくりされたらしい。

まあ、そうだと思う。マレーシアは運転が乱暴で危ないと日本人は皆言っているので二輪車に乗ると言うアイデアは出て来ないだろう。前にも書いたけれどそれは単なる思い込みだ。マレーシアでの二輪車は合理的選択肢の1つなのだ。だって高速道路に二輪車専用道がある位に厚遇されているのだから。

そうそう、先日マレーシアの人にも日本の方が安全でしょうと言われた。日本で道路を見たら車が行儀良く並んでいたからそう思ったとのこと。日本人の運転は線に沿ってとか法律に則って運転していると言う正しさが優先しているように思う。だから実際にあまり周りを見たり考えてはいない。それに日本人の方が進路を急に変えることが多いと感じる。びっくりさせられる。これは歩いていてもそうで、日本人の特徴なのかも知れない。だから日本で運転していると安全には感じない。

マレーシアの場合はみんながどう運転するのかわからないのが前提だからよく周りを見て運転していると感じる。それに誰が何をしても許してくれる。クラクションを鳴らして他人をびっくりさせることさへ無いし、急な動きがあまり無くなかなか快適なのだ。ただ、どこでもスピードを出せるだけ出すけれども。それでも、マレーシアで急ブレーキをかける事はほとんど無いのです。

想像したり、できなかったり

2010-07-25 22:58:04 | まさか、マレーシア!
ルータの修理が上がったと言う連絡が入ったので取りに行ったら、奥からすっうっとルータが出てきた。ばかに白いと思ったら修理したのではなかった。新品に交換されたのだった。帰ってから電源を入れてみるとファームウェアも最初から最新のもので最近生産されたものらしい。なぜかスピードも少し速いようだ。以前の物に不具合が見つかったか何かで修理するより交換してしまう方を選んだのかも知れないな、と想像。とりあえず返ってきて良かった。


KLタイムズ・スクエアで通称"しずかちゃん"に会う。1年前にサンプルナ・ホテルに住んでいたときによく遊びに来ていたが、今日はボーイフレンドと一緒だった。"しずかちゃん"はあのドラえもんの登場人物からとった名前だけれども彼女はマレー。あまり似ている気はしないが、とても明るい性格で親しみやすい。子供の頃、しずかちゃんに憧れたのかなと想像。


スンガイワン・プラザの裏口には小型のトラックが3台ほど食べ物を売りに来ている。その中で今日はエビのかき揚げを選んでみた。3つで1リンギット。このメニューは日本のかき揚げから来ているのかと想像するが定かではない。


今日は夕方近くから激しい雨が降り、その後は激しさは無くなったが今のこの時刻まで降り続くとは降り始めた時点では想像できなかった。すぐに止まない雨は珍しい。

蚊フード

2010-07-25 08:36:39 | まさか、マレーシア!
先週末にルータの修理が出来たから取りに来るようにとsmsが入っていたのでこれからKLのローヤット・プラザに行って受け取ってくるつもり。そしていつものようにインビ通りで中華クッキーも買うことにしよう。


先日アパートで大規模な殺虫が行われた。下水を中心に共用部分で煙をモクモクさせて蚊を退治したとキャサリンさんが言っていた。iPodでその動画を撮っていた。(最近iPodをマレー語学習に使い始めたようだけれど、まさかムービーの撮影までできるようになっているとは知らなかった。恐るべし、キャサリンさんじゃなくて、iPodは操作が簡単なのだ。)このあたりでもデング熱が流行る可能性が高いし、噂では流行ったこともあるらしいので蚊は深刻な問題なのだ。

それにも関わらずまだ蚊が家に入ってくる。窓を開けたままにしているのだから、それはどこからか飛んできて入ってくる事もあるのだろうが、やっぱり蚊は嫌なものだ。生態系にはどんな生物も必要不可欠だと聞くが、この世で蚊の役割って何なんだろうと思う。ただ、ここは熱帯にしては蚊はとても少ない方で1晩で1匹か2匹程度だろうと思う。刺されないときは何日も全然刺されない。

刺されないのは自分のことで、キャサリンさんはそれより頻度が高い。蚊も美味しそうな血をどう言うわけか選ぶらしい。近くにキャサリンさんがいるとそちらを刺すので比較的こちらは助かっている。

そう言う性質を利用して蚊にとって美味しい人口血液を仕掛けておくなんて事はできないものだろうか? 人間だってミルク、チョコレートや肉、そして人工甘味料や人工的に作った調味料や香料など、美味しそうな食べ物に見えて実は得体の知れないものでごまかされる。猫も彼らが本来食べられないもので作られているキャットフードにだまされるわけだし、蚊だってそれができない事もないだろうと想像する。

誰か蚊フード作ってくれませんか? 蚊にとって美味しいけれども出来れば栄養にならないものが希望です。

いろいろちょっと違う。

2010-07-24 23:08:35 | まさか、マレーシア!
来月になるとラマダンに入るけれども、もうその後の9月の中秋節向けの月餅が売られるようになった。ちょっと気が早いような気がする。月餅の売り場の端に小さな籠に入ったクッキーが吊るしてあった。2枚入りで1.7リンギット。月餅とはちょっと違うがこれも良いね。


アイロンを買いにショッピングセンターへ行った。どうせちょっと使うだけだからあまり高機能のは要らない。日本から持ってきたトラベル用の小さなアイロンから煙だか火花だかが出て壊れたので、怖いから修理せずに買い換えることにした。

今日からマレーシアはメガセール。国を挙げてのバーゲンセールだからアイロンも安くなっているかと思いきや、地味な生活必需品は対象外なようでどこも値引きはしていなかった。熱物なのでペンソニックとかデロンギとかティファールなどの割合安心そうなので安いのを探したら、それらとはちょっと違ったけれど、結局カルフールでマレーシア・パナソニック製53リンギットが一番適当そうだったのでそれにした。


電気製品売り場では大型液晶テレビがとても安く売られていた。32~37インチならシャープでもLGでも1500リンギットほどで買える。日本円に換算すると4万5千円もしない。確か去年日本を出るときに5万円だったら一番小型のものしか買えなかったと思ったけれど、もうそんなに値段が下がったとは驚きだ。久しぶりに価格comを見たら日本もマレーシアより少し高いだけだった。デジタル製品などは日本の方が通常安いのだけれれど、あちらは地上デジタル対応だからちょっと違うのかも知れない。これじゃ液晶メーカーも再編されるわけだね。



しばらく前にジョンソン・ベビーパウダーのシリーズに"Cooling"が出ていた。毎朝、毎晩ベビーパウダーを使っているので気になってはいた。今日カルフールで見たら安くなっていたので200gが2個のパックを8リンギットで買った。使ってみると確かにちょっと違う。すごくクールになるかと言うとそうではないけれど、パウダーはソフトで香りも免税店のカルバンクラインみたいで悪くない。

出たんだね

2010-07-23 21:32:31 | まさか、マレーシア!
しばらく前から自分が関わった部品を使った商品が発売されていた。インターネットのニュースに出たと書いてあるし解説まで付けられている。それに何と記者会見までされたと書いてあってびっくり。

日本でしか売られないモデルだそうなのでこうしてインターネットでしか全体を見ることはできない。部分は見ているけれども全体を見ることもないので、今やっと、ふ~んそうなってたのかと思う。

自分はとりあえず日本語が読めるからこうして見ることができるのだけれども、実際にこれを作っている人たちはもしインターネットを使っていたとしても、日本語で検索すらできないわけだから永久に自分たちの仕事がどう言う結果を生んでいるのか知らずに過ぎてしまうのだろうか。

翻訳してプリントして工場の掲示板に貼って見ようかと思う。

面倒臭い

2010-07-22 23:59:59 | まさか、マレーシア!
しばらく前から日本語とマレー語と英語の通訳の女性が仕事場に来ている。まだ大学を出てそれほど経っていないらしい。これまであまり接する機会は無かったのだけれども最近は仕事の範囲が重なるようになってきているので毎日のように話をするようになった。

この人は通訳として入ったのだけれどもその範囲を軽々と超えて何でもいろいろ気付く仕事を自分から選んで取ってやっている。会議で進行が悪いと司会になるし人に声をかけて引っ張ってもくる。ああした方が良い、こうした方が良いと積極的に言う。

バリバリのキャリア志向かと言うとそれは全く違う。実はとても控えめな性格のようで、言葉も物腰も柔らか。だから積極的に仕事に打ち込むとかガンバルと言うようなのは当てはまらない。きっと素直で心に壁があまり無いのだろうなあと思う。

マレーにもこう言う人が簡単にいるのかと思うと日本人としてはちょっとうらやましい。この人に比べたら日本人のほとんどは受身的にしか仕事などしていないと思えるから。もちろん経験の少ない通訳でこれだけできると言う部分もすごい事だけれども。






マレーシアの人に囲まれて仕事をするのは日本人にとってけっこう楽しい事かと思う。なぜかと言うと皆に親切にしてもらえるからだ。びっくりする位に。日本の会社だとトゲトゲしている場合も多いけれど、マレーシアはそう言うところじゃないのかも知れないな。そうだ、もともとあまり言葉ができなくても許してもらえてるのはやはり柔らかいと言うことなのだろう。





uさんはなぜ日本からマレーシアに来たの? と、質問された。日本は面倒臭いから嫌なんだよ。などと言うとマレーシアの人にはわけがわからない。

それでも仕事の中で起きている事を引き合いに出すとわかりやすい。日本人はよく会議をしたがるでしょう? その会議で結論なんてほとんど出ないよね。じゃあ何のために会議をするかって言うと、これは儀式なんだよ、日本人にとって。結論より会議をやる事が重要なわけ。日本からのメールを受信すると最初のところに挨拶文が付いてるでしょう? あれと同じで別に何も考えないで付けとくわけさ。会議もそれと同じ。そう言うのがいろいろ日本にはあってね、面倒臭いんだよ。

ああ、"面倒臭い"って言葉はマレー語にあったっけな....?

街探検 1 Utama

2010-07-17 20:54:42 | まさか、マレーシア!
1 Utama (ワン・ウタマ)と言うショッピングセンターまでバスに乗って行った。結果から言えば普通の大きなショッピングモールだったので近所のサンウェイとか新しくできたエンパイアとか、同じ時間をかけて行くならKLに出た方が良いようなものだと思った。日本でも郊外に大きなショッピングモールやアウトレットモールなどがいろいろできるけれどどれも同じようなものになってしまうのと要は同じってことだろう。同じようなものを同じようなチェーン店が売っているわけだから仕方ない。特に大きなショッピングモールは賃料や収益性を考えると安全な店しか入れないのだろうし。

このショッピングモールの建物は外から見ると、他のマレーシアのショッピングモールと同じでバカでかい。道路をまたいでその上も使っているし道路の下も使っていてそれぞれに大きい3つほどの建物が1つになっているような感じだ。特にそれに特徴があると言うことは無い。だから写真も撮らないけれど、1つだけちょっと面白いところがあって、建物の中に谷があるのだ。写真の奥に見える壁面には高い滝があって、そこから来た水が川を作っている。曲がりくねった川には多くの鯉が泳ぎ、その周りはジャングルだ。木でできた小さな橋も置かれていて中を歩けるようになっている。水は他のフロアにも達していて地下の駐車場まで落ちて行く。

マレーシアでももうこの地域にはジャングルはないが、それを破壊し尽くした跡に造った近代建築ビルの中にそれを再現しているとは.....ちょっと面白い逆転現象である。



他のショッピングモールで見かけた事がなかったものが1つだけあった。日本ではもう絶滅したと思われるシナボンだ。たしか初めて食べたのは日本ではもうシナボンブームが去るちょっと手前だった頃の自由が丘だ。その後に横浜三越の中にあって閉店寸前だったシナボンのショップで食べたきりだ。あのときもキャサリンさんと食べたのだった。そして今回は3回目。まだマレーシアには絶滅せずに残っていたのだ。ピーカンナッツが乗ったのを食べてみた。4.6リンギット(130円ほど)。日本のシナボンはいくらだったのか忘れた。マレーシアで4.6リンギットは朝食なら2人分、夕食なら1人前の値段だから決して安くはない。せっかく写したのにピンボケになった。以前のリコーのカメラだったらこんなことはなかったのに。


強盗か? ~セキュリティの話

2010-07-17 10:27:11 | まさか、マレーシア!
今年になってからセキュリティを請け負う会社が変わった。以前はマレー系の人が多かったのが今はインド系の人が多くなった。そのセキュリティがとても厳しい。びっくりするほど厳しい。

たとえば、アパートの外の子供がアパート内の子供の家に遊びに来るのは珍しいことでも何でもないが、その子供にまできちんと誰のところに行くのかなどきちんと説明させるし大人にはIDカードを提示させる。胸にはVISITERの名札を必ず着けなければならないし、登録していない車もナンバーを控える。巡回で登録車でない車が使用中の駐車場にあると大問題になる。巡回もアパート内の通路まで来て靴が外から取れるところに置いてあるのも注意してくれる。

いきなりどうしてこんなに厳しくなったのかわからなかったが、もしかして強盗でも入ったのかと想像していた。

今日、用があって管理室で尋ねてみてその原因が判明した。
(1)セキュリティ会社が替わった理由
前のセキュリティ会社の門番がお金をもらって外部の人を入れたことがあったとの事。お金を払って入った人が悪い人だったかはわからないが、きっと誰かがちらりと見て通報したか何かそう言った事じゃないかと思う。これだけ多くの人が住んでいればポストに広告を入れたり掲示板に広告を貼ったりする人は必ずいるものだから、たまにはちょっとだけお金を払って入りたい人もいるだろう。

(2)厳しくなった理由
強盗でも入ったのかと聞いたら、1件だけ玄関の靴を盗もうとして逮捕された人がいたとの事。強盗ってわけでもなかったのだ。それでこんなに厳しくなるなんて、何だか可笑しい。熱ものに懲りてナマスを吹くような感じ?

アパートの玄関口は2重になっているけれども中側は普通のドアで外側は10cm位間隔で縦横に鉄の棒が並んでいる格子ドアだ。中ドアを開けたまま風通しよくできるようになっている。その間にどの家も靴を脱ぎ放しにしているから手を突っ込んで靴を持っていくことは簡単にできる。中古の靴なんて持っていってもどうかと思うけれども、KLのチョウキットあたりに行くと中古のTシャツや靴が安い値段で多く売られているからお金にならないわけでもないのだろう。それでも置き放しにしてある靴なんてほとんどが安いサンダルだからお金になりそうな靴を探すのも難しかったのじゃないだろうか? それともただ欲しかっただけなのか?

セキュリティのデカい男がキャサリンさんに安いサンダルを指して家の中に入れておくように言った。家のピンポンをわざわざ鳴らしてまでそう言うのは何かよほどの重大事件が頻発しているのかと思ってしまうが、そうか、靴泥棒が1件だけだったとは.....

動いたり動いたり~時計のおはなし

2010-07-16 23:36:04 | まさか、マレーシア!
いつも読んでいるあるブログに時計の話が書かれていた。(管理人さんのニックネームが書かれていないと今日始めて気づいた。どうして?)腕時計が動いたり止まったりしてしまうらしい。

今どき時計は電池式、つまり電化製品なので長寿命の電池が尽きるころに壊れても仕方ないかとも思うが、いつも身に着けていているものだから壊れたりするのが理不尽にも感じると言うのもわからないではないなあ、などと考える。

そう言えば、どんなに可愛がってもどんなに毎日いっしょにいても猫などは必ず先に老いて死んでしまう。そう言う日が来ることは誰にも予測できるはずなのに悲しいし理不尽に感じてしまう。よく映画であるのはいつまでも歳をとらないロボットの子供とか年老いたわけでもないのに壊れて捨てられる人間型ロボットなどはまた、逆の意味で理不尽を感じる。

他者の時間に対する感覚が違う事を認識する時、人間時間を基準に生きている我々にとって、何か地層がズルズルと音をたててズレてしまうようなそんな感じがしてしまうようだ。


マレーシアに来て仕事を始めたときに、ちょっとした違和感を感じる事があったのはやはり時間についてだ。

(などと書くと大概の人は東南アジアだから.....だろうみたいに予想するのだろうけれども、それは全然違う。そう言う事だったら、日本人が時間にうるさいからと言ってそんなに効率良く仕事をこなしているかと言えば全然それは話が違うわけで、とりあえずここではそう言う意味ではない。)


時間と言っても、時計の事。どの時計が合っているのか全然わからないのだ。今まで自分の腕時計がそれほど大きく狂った事は経験していないが、周りの時計と違うと少し不安な気持ちになってしまう。仕事に出かけてタイムカード(あのタイムカードではないが、ここでは説明が面倒なのでそう言っておく。)の時計と合わなかったのだ。総務の人に言ってみたらすぐに直してくれたけれども、何時しかまたずれだしていた。これは直らないのだろうなあと思ってあきらめた。

その他の時計を見ると、またこれも違っている。別の時計を見る機会があってそれを見るとまた違う。さらに別の時計も違うしさらに他の時計も違う。これは駅でも何処でもだいたい少しずつ違うようなので、そう言う時計に囲まれているともう多数決で負けると言うか収拾がつかないようになって混乱してくる。ただ、数時間も違っているわけではないから慣れてしまえばそれでも十分に生きていかれるのだ。

そうすると逆に、時計に1秒以下の確度を求めても実際に人間の生活の時間の確度はその100倍以上の誤差を許す程度だったのだと思い知らされる。そうして時間の感覚から角が取れてちょっとだけ心に余裕ができたようでもある。

もしかしたら腕時計は秒針も分針も要らなくて、短針だけで済むのじゃないだろうか? 



今使っている、何年か前に福岡空港で買ったCARTIERのトラベルクロックとKLダイソーで買った目覚まし時計と、台湾時代に横浜で買ったBULOVAの重い腕時計の3つはどれも少しづつ指している時刻が違うままだけれどもどうにか毎日動いてくれているので時刻を合せて直そうと思ったことが無い。キャサリンさんはそのどれかの時計で時々止まっている自動巻き腕時計を合せて使っているが考えてみるとそれも不思議だ。

国勢調査

2010-07-15 22:07:51 | まさか、マレーシア!
マレーシアにいても日本の選挙に投票はしますが、国勢調査はマレーシアの物にすることになりました。

夜8時にアパートのドアのところに透明ビニール袋を持った2人の男が来た。服装がラフなので何か広告を配って歩いている人だと思ったら、"Census"だと言う。Censusが何かわからなかったので怪しい勧誘か何かだと思った。そのときちょうど隣のカトリーヌさんが帰宅したので呼び止めて聞いてみたが、彼女もここに1年ちょっとしかいないのでわからないと言う。男たちはその場でインタビューしながらその書類に記入するか、明日取りにくると言う。これはマレーシア政府のものかと聞くと、そうだと言う。もちろんわからないので明日にしてくれと言って帰ってもらった。

そのビニール袋の中身を見たらどうみても国勢調査だった。そして表紙に書かれた機関名と同じ名称のオレンジのステッカーが自分がここに来る前から貼ってあった。それは2年前のものだと記入されている。と言うことはやはり国勢調査であるらしい。

中身は住居のタイプや部屋数、居住者の家族構成や持っている家具やコンピュータ、それにiPodの所有や教育レベルまである。一応個人情報以外は記入してみた。中身はマレー語と英語なのでだいたいわかる。ピンクの表紙の質問と解説用紙を見ながら白い回答用紙に記入していく方式だ。

明日、仕事場でこれが本物の国勢調査なのか誰かに聞いてみようと思う。今日の新聞SUNには国勢調査の記事が大きく出ているからこの時期の調査に絡んで載せたものかと思う。




夕方、インターネットにつなげようと思ってUSBモデムを挿したらMAXISが3Gで復活していた。やはりEDGEよりはずっと高速だ。快適になった。