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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

来週から楽になろう

2018-12-08 14:38:54 | マレーシアでニャー2018
一昨日は仕事を休んだ。キャサリンさんの (たぶん) 最後の病院通い。そして銀行口座開設だった。あの3時間かかった口座開設。

週の途中で1日休むと楽だな。

と思いきや、昨日は2日間分もの時間働いてしまった。突然プロセスが出なくなって原因がわからなかったのだ。わからないでいろいろ見たりテストしてみると、それ以外の機械の不具合なんかもいくつか見つかってテンヤワンヤ。こう言う事からも学ぶ事はいくつもあるものだ。次に活かさないと。

が、来週からはちょっと楽しようと考えている。

実は来年から今やっている仕事のポジションを日本から来た人に渡す事にした。その人が今来ているので予行練習として前面に出てやってもらうつもり。

そして来週が過ぎたらその次の週は中国へ出張、5日間。ほぼ1週間留守。中国はメッセンジャー使えないのだったかな?


2019年からはもっと自分自身の事に時間を使う事にしようと思う。(鬼が笑う)

最近いつも言っているけれど、マレーシア10年間となるから。ビザ更新を今まで通りの形でするかどうか、たぶん5月位までには決めないといけない気がするし。


他の国では違うかもしれないけれども、マレーシアは退職金と言うような慣習が無いので実はいくら長く1つの企業にいてもあまりメリットが無い。それに日系企業だと給料もそれほど上がらないと言うのもある。なので自分の人生のためにならないと判断したらサッサと辞め易い。決心が付き易い。誰に遠慮も要らない。

考えるべきは家族 (1人と2匹) の事だけ。

なので、ドンドンやり方変えていかないと。

銀行口座開設に3時間かかる

2018-12-06 23:59:59 | マレーシアでニャー2018
CIMBと言う銀行で口座を作った。
口座開設だけで3時間もかかった。何てこった!

最初、受付の人に言ったらパスポートのコピー持って来いと言う。他の銀行なら自分のとこでコピー取るだろうに、変だと思いつつ近所の文房具屋でコピー。写真ページとビザページ別々に。

そして開設担当のところに回される。開設担当はカウンターじゃなくて丸テーブルだった。中年以降と思しきヒゲの男。嫌な予感。マレーシア的にはこうした事務処理の場合、女性の方が良い場合が多いと言う勝手な思い込みがあるせいなのだが。

さて、その男、いろいろ聞いて来る。他の銀行に口座はあるかとか、他の銀行から移行する意図は無いかとか。

マネーロンダリング対策のためにマレーシアの銀行ではちょっと厳しいらしい。それは構わない。が、こっちは給与振込口座ではないが会社に収入証明のレターを作らせて持ってきているし、納税だってちゃんとやっている。副業での収入すら無い。問題無いはず。

で、最終的に判断に迷ったのか、開設できそうにないような雰囲気。

こっちは、まあそう言う事ならここで口座作るの止めようかな?、と思い始めた。近所に他にも銀行はあるのだし。CIMBにしようと最初に考えたのはプリペイド式のクレジットカードが口座開設すると簡単に作れると聞いていたから。が、そっちは先日AEONで作ったから定期預金をするためにしか使う予定が無いのだ。他の銀行でもできる。

と、帰ろうかなと言う雰囲気を察してか、マネージャーに会えと言って来た。マレーシア的には自分で判断して後で何か言われるのが怖いから上司にと言うパターンに違いない。

マネージャー、一番奥の暗いところにあるテーブルを使っている。マネージャー、現れると同時にプレミアム口座を勧めて来た。要らない要らない、普通の口座で結構。最初から25万リンギ、日本円で674万円ほどだけれど、そんな金入れる気は全く無い。徐々には増やして行くだろうけれども。だから今は普通口座で良いのだ。

で、結局、特に審査も判断も無しに口座は作れる事に自動的になっていた。機能してるのか、マネーロンダリング対策?

そしてさっきの開設担当のところに戻る。と、今度は女性のサポートが付いて待っている間にいろいろ教えてくれたり世間話したり。が、パスポート番号、電話番号、住所などをたぶんウェブベースの入力ページに大半入れ終わったところでその男、あっと声を上げる。

入力した内容が消えて無くなった。オーマイガー。

結局、昔ながらの紙にいろいろ書いて最初からマニュアルしきでやり直し。そんなこんなで普通口座開設と定期預金1つ作るのに3時間もかかってしまった。腹が減る。

でも通常、初めての客にはキャンペーン金利は許してくれないのだけれど、今回は最初からそれが適用できたので良しとする。通常の定期金利は3%台のところ、他行のキャンペーン金利同等の4.3%になった。

4.3%、けっこうデカいよなあ。100万円入れとくと4.3万円、1000万円だと43万円、5000万円だと200万円超える金利。それだけあればマレーシアなら利子だけで十分生きていける金額だ。いや、あくまでも元金持ってればの話だけど。無いが。

ポイントは ”テキトー“

2018-12-05 22:58:16 | マレーシアでニャー2018
午前に品質管理とのミーティングがあった。

なんやらかんやら (ミーティングの様子)

品管 : 品質に問題が出たら2つまでで必ず止めてください。
自分 : 了解 (やってるけど)
通訳 : 解決しにくい問題の場合は一度ミーティングを開いた方が良いと思います。
自分 : 誰と誰が集まるのですか?
通訳 : エンジニアリングと品管と....
自分 : ありがとう、それは検討しなきゃいけないね。(話を遮る)


と言うような事だったのでミーティングの後にオフィスでちょっと話す。

通訳 : ホントはね、開発とかエンジニアと一緒に話し合って解決する方が良いですよね。
通訳 : 今は全部XXさん(自分)ばかり解決しろって事になってますよね。
通訳 : 機械の事はエンジニアの仕事なのにやってないですし...
自分 : そうだと思うよ。でも、実際彼らには何もできなかったんだよ。
自分 : この前までいた化学の人も結局何もできないで辞めたし。
自分 : 品管だって未だにプロセスわかってない。
自分 : と言うか、君、もうそれマレーシア人の考え方じゃなくなってるよ。

と、通訳を変な意味でいさめるような事になってしまった。
まあ、彼の言うようになってくれれば楽なんだろうけれど。

マレーシア的にはそんなのなかなかできない事だ。
皆仕事は自分の周囲のみの部分最適だけを考えてるから他部署の支援的な事ってのは無い。
支援的な仕事をしているように見えてもそれがその人の機能だからに過ぎない。

日系の会社だからと言って日本式になるでもない。
何たって日本には彼らをどうにかするだけのマネジメントってのが無いのだから。

それに自分にとってはどっちでも良い事だ。
おかげでこっちはテキトーにやれる。
テキトーってところはポイントなのである。

アリゾナに住む事を思ってみない

2018-12-03 23:44:22 | マレーシアでニャー2018
昨日の続き

キ: 私アリゾナなんかに絶対住まない。(現実志向)
自: いや、アリゾナってのは例えだよ、例え。
キ: 日本に行ったら白金に住みたい。
自: 白金ってどこだっけ? 聞いた事あるけど。(お金持ちの家があるらしいが)
キ: えっ! 忘れちゃったの!? 行ったことあるじゃない!
自: そ、そうだっけ....
キ: (場所の説明が入るが長いしよくわからないので割愛)
自: そうだそうだ、思い出した。(一応言っとく)
キ: あそこなら程度に街に緑があるしxx公園なんかもあるから猫達遊ばせる事できるし。
(最近すっかり猫おばさんの思考になっている)

自: でも、そんな高いとこだと家買えないよ。
キ: あんたの稼ぎが (割愛)
自: 買えたにしろ今まで貯めたお金全部使っちゃう事になるし。
キ: あんたの稼ぎ(割愛)
自: それに昨日言ってた家賃入るようなのは無理だよね。
キ: あんたの稼(割愛)

キ: それはそうと、猫達の事も考えると家の周りが広くないと。
キ: 交通事故にでも遭ったら大変。
自: キャメロンハイランドの仕事が来たとき一件猫達にいいなと思ったよね。
キ: でもあまり山に入ってしまうのも困るし、ライバル猫がいるのも怖い。
自: そうするとやっぱり広い家かな? 郊外とかの。
キ: 車が必要だと困る。ペーペードライバーだから。

自: 割と繁華街に近くて広い場所か広い家....そんなのあるかな?
キ: 買える値段で.... (希望を失いかけてる)
.......... (1分位時間が流れる)
キ: おまえの稼ぎが...(割愛)

つづく (かもしれない)

アリゾナに住む事を思ってみる

2018-12-02 23:55:00 | マレーシアでニャー2018
今日は日曜日。当たり前だ。いつもはたまの休みだからどこかに気分転換に出かけようとなるのだけれど、今日はそれは止めた。別に理由はない。

<キャサリンさんとの会話>

キ(キャサリン) : 日本で暮らすとしたら家欲しい?
自(自分) : 欲しくない。でもあったらあったで良い気もする。
キ : みんな家のために何十年も働くなんてすごいよね。(違和感を感じてる)
自 : そうだね。(同意してる) キャサリンは家欲しい?
キ : 欲しくない。でも住むのじゃなくて家賃収入があるなら良いと思う。

キ : M町の自の家の隣のオバさんの家買ったらどうかな?
キ : 自の実家は古いから壊してオバさんの家(使ってない)に住むの。
自 : 地震があるまで待って壊れないの確認してからの方が良いのじゃないか?
自 : でも、M町、あまり好きじゃないよ。(育った土地だけど)

Youtubeでアリゾナの風景を見る。

キ : K市に住みたい?(キの実家のある所)
自 : 便利で良いところだと思うけど、どうかなぁ?
キ : 何でもあって便利だけれど住みたくはないよね。
自 : こう言う風景(アリゾナ) って収入とか条件とか考えると住むのは現実的じゃない気がするけど、生きるって事に焦点当てるとこっちの方がノーマルなんじゃないかな?
キ : そうかも。今マレーシアのここに住んでるのは仕事があるからだけど自分達で選んでは住まないし、M町もK市も今実際に親の家があるから言ってるだけだものね。今までで知ってる中で選ぶとしたら北九州の方が住みたいと思う。
自 : そうだね。あそこなら住むのに良いと思う。

Youtubeが門司港の映像に変わってる。


マレーシア来年で10年間になるのを前に、ちょっとこう言う事を考えている。

現在はまだ仕事はあって、雇い主も継続する気はあると聞いているけれど、生活の事を考えると今のサラリーマン生活、どうなんだろう? もう少しノーマライズした方が良いと思うのだ。

例えばアリゾナの事考えてみると、あの風景、あの夕日、空気、気持ちよく過ごせそうに見える。旅行じゃなく、あそこにアパート借りて5年とか10年生きてみるとしたら.... 人が住んでいる以上きっとスーパーマーケット位はあるはず。何とかなるだろう。そうする方が人生と言う時間のスパンで見れば自然なのかなと思いもする。

どうかな?

プリペイド式クレジットカードを作った

2018-12-01 23:59:20 | マレーシアでニャー2018
これまでエアアジア系のプリペイド式クレジットカードを使い続けてきたのだけれど、何年かに1度、勝手に変更させられて今年のBigPay移行で3回目。今回は運用会社ごと変えてきた。

今回の変更はどうもアリババグループのやってるアリペイ、Grabの始めた似たサービスに対抗しようとしての事らしい。名前からしてペイだし。でも、いくらエアアジアが飛行機ではメジャーだと言ってもそのペイ機能をどこで使えるのか?、もしくは使えるようにできるのかは疑問だ。

こちらにとってはどっちでも構わないが、全くクレジットカードとして使えなくなるのだけは勘弁して欲しい。



さて、そう言う心配からではないが、もう1つ、プリペイド式クレジットカードを作ろうと思っていた矢先、スーパーマーケットのAEONがそれを出し始めたと知った。実は先日、ミッドバレーのAEON Big前で勧誘していたけれど、プリペイドだとは思わなかったのでスルーしていた。それを昨日、キャサリンさんが再発見したので話を聞きに言ってみた。ミッドバレーじゃなくて、うちの隣のAEONに。

聞くと他のプリペイドと同じような物だけれど、特徴としてはPIN入力無しではRM250まで、それ以上はPIN入力が必要になると言う点。(盗まれた時、ガソリン位は入れられてしまうのか?) 年会費が12リンギ(初年無料)と安い事。トップアップの手数料ゼロ。トップアップはAEONのレジとキャッシュデポジット機、及び銀行口座からできる。

トップアップが現金でできると言うのが良いと思った。BigPayは前のBigカードと違って現金をデポジット機から入れられなくなってしまった。別のクレジットカードかデビッドカードが必要なのだ。(と言う事は、BigPayの存在意義は使う所のないPay機能だけなのでは?)

AEONのカードだと設定すればアプリには銀行口座が紐付けできてしまうが、いつも現金経由でやっていればそれは必要無い。なので端末が盗まれてもカード詐欺に遭っても銀行口座は一応安全だろう。(心配しすぎ?)

銀行もプリペイド式クレジットカードを発行している所があるが、口座と結び付けられる可能性があるのでその点ではスーパーマーケットのカードの方が安心のように感じる。(感じるだけ。)

と言う事で、しばらくAEONのプリペイド式クレジットカードを使って様子をみてみる事にする。ダメなら初年中に解約すれば良いのだ。

無視しよう

2018-11-30 14:00:00 | マレーシアでニャー2018
昨日の夜勤開始の時刻に作業員が入り口のところで止められた。入れないよ〜

なぜかと言うとガードマンが止めたから。じゃ、ガードマンが止めたかと言うと人事がいきなり制服着用してないと入れないと言い出したのだそうだ。

それで数分だけ夜勤は遅れたが、気にしない気にしない。無視して入れてやれば良い。

そして今朝、やはり同じ事が起きた。これも無視して入れる。問題ない。


こう言う面倒な事が時々発生する。が、無視する。だいたいにおいてこの会社は明文化されていないルールがどこかで勝手に出来る。ここ何年もずっとこうだったのをいきなりルールとか言い出して騒ぐ。しかもどこにも書いてないし、事前にルール制定は行われず、通知もない。

ならば無視するしかない。

制服に関しては、ずっと以前からこの職場は他の所と違って空調が無く、汗をかくので制服を他より余計にくれと言っていたのだけれども貰えていなかった。なので仕方なく洗濯機を買って工場裏で洗濯して干していた。つまり制服は持ち帰らないのだ。

しかも、作業員は寮からバスで集団通勤しているわけで、怪しい人間が入り込む余地はほとんど無い。周りの人のイメージを気にするような場所に工場は無い。ここはホコリっぽいど田舎なのだ。


でも、何かをちゃんとしたいと言うのなら、その意図は悪くないかもしれない。が、他に先にやるべき事はあるだろうに。こう言う事はどこでもそんなもので、日本政府だって日本に貧乏人が増えているのに飛行機たくさん買って散財していたりする。

起業! しないけど

2018-11-29 22:32:55 | マレーシアでニャー2018
ちょっと前にある人から頼まれてマレーシア特産品のある物を調査した。

日本でそれが評判になっているそうで、その人もマレーシアから仕入れて日本で売りたいとか。どうせここにいて、調査って言っても売ってる所を探して値段や仕入れ元の情報をお知らせするだけなのだ。お安い御用。

その結果、実際に商売になっているのかはわからない。ちょっと難しい問題があったのでできていないかもしれない。それはその時の成り行きで仕方ないし、どうでも良い。

が、どうにかなれば、そう言う商売も良いなあと思う。副収入にでもなれば。



と言うのも、今はこうして会社と言う所に所属しているだけで毎月決まったお金をもらっているけれども、どうせいつかは終わりが来る。わかり切っている。

終わりが来た時にまた似たような方法で仕事が得られるかはわからない。歳も歳だし世の中だって以前とは変わっている。マレーシアは今は製造業よりサービス業の進出が多いそうだから出番が無い。

それなので、何かユニークな方法を考えないといけないだろう。


ここで注意しなければいけないのは、根本的に何が欲しいのかと言う事だ。商売と最初に書いて、その事をいろいろ考えてみた。そして最近はその手の本も読んだ。そこで思うのは、商売ってのは、目的なのか手段なのかと言うところ。

うーん、正直言って自分の場合は目的にはなり得ないかなと感じる。キャサリンさんも言うが、自分は商売にそもそも向いて無いらしい。その意見には同意できる。

なので何かやるとすれば、起業とか経営とかは自分でやってはいけないだろう。そもそも興味が湧かない事など続けられない。始めたとしてもお客さんになった人に悪い。この根本の部分から誠実でいないと自分勝手になって誰も支持してくれなくなると思う。


snsには起業したい若い人がたくさんいる。勢いがあって頼もしいと思う。それに楽しそうだ。昔はsnsが無かったからそう言う人達がいたのかいないのかわからなかった。それにお互いに協力しあったり助言しあったりして微笑ましい。そして羨ましい。

ちょっと懸念するのは就職って事がつまらないからそれ以外の道として起業を選んでいて起業自体が目的のように感じられたり、つまりちょっとブームに乗ってるのかなと感じられる人も多い事。ある意味、ちょっとその道も画一化してきていそうだ。

とりとめのない話になりそうなので今日はここで終わり。

マレーシアの職場はジュラシックパーク

2018-11-27 13:59:07 | マレーシアでニャー2018
マレーシア人は管理すると言うと、鍵をかける。鍵、南京錠みたいなのを。ロッカー、机の抽斗とか特別な部屋のドアなど。ものすごい勢いで鍵をかける。

それで管理している気になっている。だって、物が無くなったりはとりあえずしなくなる。

が、逆に鍵をかけた所の外は無法地帯のまま放置される。それは果たして管理なのか? ある意味間違っていないとは言えなくはないとしても。


作業場のロッカーに鍵がかかっていた。ある作業員が中にある何かが欲しくて鍵をもらってきて開けた。かなり中身は雑然としている。カッターの刃、ペン、ラベル、マスク、輪ゴム、何が入っているかわからない箱もたくさんあった。

何と即席ラーメンまである。外ばかりか中も管理とは言えない状況だったようだ。


そりゃ、とりあえず物は無くならないかも知れないが、開けて持っていく時に1個持ち出したのか10個かわからないだろう。必要以外の物が無くなっても誰にもわからないし、そこに仕舞った人間にすらわからない。何が何個、いつ無くなったのか。そしていつ再入荷すれば良いのかを考えるのも大変だ。

そして鍵の外の世界は野獣で溢れている事になるのでこれはいつまで経っても鍵と銃は必要だ。管理もきっと楽じゃない。


ジュラシックパーク的なのだ、マレーシアは。

キツツキ

2018-11-25 23:45:42 | マレーシアでニャー2018
キャサリンさん、時々言う。こんな仕事辞めちゃえば!? どうせバカらしいでしょう?、今みたいな仕事。それに皆ちゃんとやろうとなんてしてないだろうし。



確かにそうかも知れない。でも、今の仕事場だけがそうだとも言えないな。これまで経験してきたいくつもの会社だって程度は違えど似たような所はあった。合理的納得できた仕事場なんてそんなに世の中には多くないかも知れない。

そして本当に楽しくやれる場所ってそう多くあるだろうか?

仕事てのはだいたいにしてどれも他人の為にやるわけだし、まして会社ってとこでやるのであれば仕事の枠組みすら自分で用意したものじゃない。それはもちろん自分で後から変えられる部分もあるにしても。



そう思うと、それを変えられないのはある部分、自分のせいでもある。別に耐えるなんて必要はないのでどうしてもダメなら辞めて別の仕事すれば良い。

変えるってのはある部分はとても容易で、これは知らない人から見たら想像を超えるほど。変えられる部分を変えるにはどうすれば良いかと言うと、枠組みを無視すれば良い。



でも、全然変えられない部分もある。

多くの人は枠が窮屈と言いながらもそれがある事で安心感を得る。何か事件があると規制しろ規制しろとうるさく言うのと同じ。他人がズルい事して自分より利益を得るのもそれによって損するのも嫌なのだ。だから規則が必要である程度自由でない方が好きだ。

それに規則があれば自分でその事について考えたり悩んだり、他人と意見を調整しなくて済むから楽だ。



大半の人がそう言うのを自然と思って生きているのが現代社会と言える。

それである人たちは近代から現代にかけて「自由」ってものをテーマにしてきている。でもそんなの一番の意識高い人だけで、多くはその反対だ。多くが反対だから逆にそれがテーマとして成立するとも言えるけれど。



自分はそんな意識高い系ではない。それに世の中みたいなデッカいものはもとより、会社とかそう言ったごく小さいものすら変えられないわけで、それはすなわち自分の実力なんてそんな程度のものなのである。

とすれば、キャサリンさんに言われるほど大した事のないバカげた職場にもある程度は耐えなければならないとも言える。皆さんがそうしているように。



そして、辞めると言う事はすなわち撤退であり、自分のある部分において敗北でもあるだろう。全部じゃないにしても。

でも、負けは多くても構わない。最終的にそれで死にはしないから。



と言うわけで、生キツツキ初めて見たのは昨日。パン屋さんにもうシュトーレンが出ていたのと参列者のもの凄い多い結婚式に出たのは今日の事。

海外の工場で仕事するってこんな事

2018-11-23 22:15:11 | マレーシアでニャー2018
ここのところちょっと忙しかった。いろいろ問題があって。仕事の。それでも、もう片付いたのじゃないかと思う。

思う等と変な言い方してるのは100%終わった確信が無いから。たまに、こう言う事もある。なぜかと言うと、物を工場で生産しているからと言って、全てが全て分かっていて生産に漕ぎ着けているわけじゃないからだ。物作りってにはそう言う事が意外と多い。

知らない人から見ればビックリするかも知れないが、世の中だいたいそんな風に物は作られているのが普通だ。けっこういい加減だったりする。

何か作っている会社の開発でもやっている人に質問でもしてみるとわかるけれども、多くの場合、わからない事はそのままにして、つまりそれはそんなもんだ、と言うような事で済ませてずっと来ているのが多い。


そうしたわけで、こうして海外の工場で問題が起こるとなかなかどうして良いかわからない。マレーシアでは会社と名目上なっているけれども、実際にはそれは単に工場なわけで、まず開発とか生産技術の類の人が揃っていない。いたとしても結局わからないからアドバイスできるでも無いってわけ。

で、こうして海外の工場なんかで働いているといろいろ自分で調べたり考えたりテストなどをしないといけない。限られた知識と経験しか頼りになるものは無い中で何とかする。少なくとも生産が止まらないようにだけはするのだ。


と、よく考えたら自分、この仕事してまだ3年位だっけ? それまでこんなの世の中のどこかで作ってるって事はありそうだとは思うが、具体的に誰がどこでどんな風に何を工夫したりしてやっているなどと想像すらしなかった。つまり、ド素人なのだ。

まあ、この歳だからこれまでの経験の引き出しから使えそうな知識を引っ張りだしてどうのこうのってのも無いでは無いが、何せ業界も何も全て違うのでそれにも限界と言うのは自ずとある。それは諦めるしかないので考えない考えない。考えてもわからないので考えない。

でも何かやらなきゃいけないのでやっていると、周囲が皆、自分を10年も20年もやってる人のように見る。おい、待て待て、こっちは何も知らないでやってるだけだ、勘違いするな! 下手するとバングラデシュ人の作業員の方が経験あったりするだろう、よく見ろ。


でも、何でこんな自分にこんな仕事任せておくんだろう?、と思う。日本にはそれなりの経験積んでやってる人だって何人もいるだろうに。逆言えば、日本だってちゃんと出来てるフリしてるが、けっこう底が浅いのかも知れないな。

とりあえず、海外の工場で仕事するってこんなのが多いと思う。何でも自分で決めて何でもやってみる、と。

金返せ!と言いに行ってきた

2018-11-19 23:28:31 | マレーシアでニャー2018
もう2018年も年末に近づいて来ている。お金の問題は来年に持ち越したくない。なので金返せと言いに行ってきた。シャーアラムの税務署へ。

2017年分の納税申告はちゃんと期日までに済ませたのにまだ還付金をくれない。10月にはちゃんと全部領収書持って税務署に行った。何の問題も無いはずなのだ。そしてその時に窓口で2週間で処理され、もし問題があれば連絡すると言われていた。

が、待てど暮らせど連絡はないし、銀行に振り込みもない。

またかよ! 税務署!

申告はオンラインで簡単にできるようにしたくせに連絡の1つもできないとは、まさにマレーシア的、でなくてこれぞマレーシアそのもの。説明が必要ならいつでもメール書いてちょっと送っておいてくれればすぐに解決するだろうに。放っておいて平気なのだ。

と言うわけで、本日、新事実判明。


日本の国民年金は控除対象外になっていた。それも何と、去年から。

でも、申告した分ちゃんと還付されてたはず、と思ったら、何と税務署で別項目に勝手に移して還付が行われていた。もちろんそんな通知無しだから知らなかった。満額還付されていればOKだったと誰でも思う。


が、今年はちゃんとダメらしい。どうも去年からそれを判断する人が変わったらしい。

と言う事は、シャーアラムでなければOKになる可能性はある。でも税務署変えるわけにもいかない。結果としてこれで還付が3万円近く少なくなる。もったいない。

隠れ家へ潜入

2018-11-18 21:48:25 | マレーシアでニャー2018
昨日、お昼頃に猫達を獣医さんのところのいわゆる猫ホテルに預けた。1匹あたり1泊17リンギ、日本円にして460円と安い。何かあってもいつものお医者さんがそこにいる安心感、は、あるが、うちの猫たちは避妊手術以外外泊した事がない。そして猫嫌いの猫なので周りに猫がたくさんいる環境でどうなるか...心配だった。

結果としては、やはり怖がって全くご飯は食べず、オシッコすらしなかったとか。でも家に帰ったらいつもの通りに戻った。一安心。


で、猫達をホテルに泊まらせてどうしたかと言うと、隠れ家に潜入して来たのだ。

何が隠れ家かと言うと、ホームステイなのか、ホテルなのかわからないが、宿泊施設をやっているところで、それがとんでもない森の中にある。一応Googleマップで位置はわかるにしても、「到着しました」とマップが言ったところで、えっ?どこにあるんだ?、何か間違ってない?、こんな森の中の何を指して到着なんて言ってるんだ?、と言うような感じのところ。

まあ、よく見れば確かに到着ではあるが、到着と認識できるまでにちょっと時間がかかったほど。

それで、表は重くてサビた鉄の扉が閉ざしてあって、小さな四角い穴に向かって何か合言葉を言わないといけないような感じになっていた。幸い合言葉よりも電話の方がこの場合機能したわけだけれども。

鉄扉がガラガラと横にスライドして開いたところで、そこにはまだ何も無い。奥の方に古い、と言うかアンティークな屋根付で縦長の遺跡っぽい門があり、そこから内部に入るようになっていた。

そこを入るとパッと明るい芝の庭がありその正面は東南アジアのどこか風にもモダンにも見える建物があった。ほぼ全面がワイドに開く戸になっていて中はアジアモダン風リビング。

と、ここから先は隠れ家なので言わない。

もう9年もマレーシアにいて、車走らせれば手に届く場所にあったのに、全く知らなかったここ。ここ来れば別に海外まで飛行機に乗ってえっちらおっちら行かなくても良いじゃないか!、ってわけだ。それと、もし仕事が無くてリタイアでマレーシアにいるならここ借り切ってずっと住んでいても良さそうだ。そんな事できるかどうかわからないが。

明治元年から今でも現役航行中の船があった!

2018-11-16 13:59:09 | マレーシアでニャー2018
150年間も働き続けている船がある。
MV Enköping

エンコーピングと言う読みで合っているのかどうかわあからないが、Google翻訳ではエンコーピングとなっている。何と彼女が (船は女性名詞らしい。そう言えば、サザエさんに出てくるフネさんは女性だから間違ってない事になる。もしフネさんが男性で外国でサザエさんが放送されるとおかしな事になっていたかもしれない。あっ、待てよ、日本語で「フネ」と発音しても外国人には固有名詞としてしか認識されないからどっちでも良いのか...) 建造されたのは1868年。

ダイムラーがガソリンエンジンの自動車を作ったのが1885年だからそれよりも17年も前。1年前の1867年にはヨハン・シュトラウス2世が美しき青きドナウを発表し、渋沢栄一がパリ万博を船に乗ってえっちらおっちら見に行き、大政奉還があった年だから、1968年と言ったら明治元年じゃないか!

その時生きてた人は当然今は誰も生きてない。その船がまだ現役で使われているとは驚きを通り越してて..何なんだ?、わからないが、すごい。

自動車は元より、他に機械物でそんな古い物が未だ現役で動いているってあるのだろうか? あっても博物館で時々保存状態を確認するために動かす程度ではないだろうか? もし現役で動いている明治元年の機械があれば教えていただきたい。