明後日でこの町を離れて買った家のある街に行くので2匹とも今日がこの動物病院での最終の受診となった。
つぶあんは塗り薬を使った結果がまずまずで、皮膚の赤いところが小さくなってきている。なのでこのまま同じ薬を塗り続ける事になった。(ビクタスS MTクリーム)
きなこは結石はもう問題なくなったが、口をモゴモゴやっているのが心配。軽い歯肉炎があるが軽度であるし、薬を使うこともできるが薬でも完全に治癒する事は困難なので悪化するようなら医者に診せてとの事だった。
2ヶ月の短い間だったけれど、この動物病院に感謝!
つぶあん、3回目の通院。
お腹の中央部と右腕の内側がまだ良くなっていないのでさらに低用量ステロイドを継続、そして抗生剤は別の物に変更。
また1週間後に通院予定。
猫の場合は犬や人よりもステロイドの副作用が出にくいらしい。副作用で重いものは糖尿病になる事だそう。また食欲が増進するそうで、つぶあんもちょっと多めに食べている。警戒しよう。
あれから1週間、抗生剤とステロイドを飲み続けた。
お腹の赤みは多少引いた。中央部と右腕の内側がまだ赤い。両サイド、下腹あたりは良くなっている。今日の診察で、また1週間同じ薬を飲み続けてみる事になった。
今日は治療費は2000円(税抜)なのだが、きなこの物と合わせてフードを買ったので合計で11,880円。
つぶあんのアレルギー皮膚炎は年単位で続いている。
マレーシアでは何のアレルギーかをテストしたが分からず、どうも隣家の駐車場で使っている洗剤ではないかとの疑っていた。お手伝いさんが掃除すると酷くなる事が多かったから。
であれば、日本へ引越したら改善するはずと思いきや、そうでもなく症状は続いていた。なので医者に連れて行った。お医者さんの言うには、身体に左右対称の症状が出る場合はやはりアレルギーだとの事で、確かにそうなっている。
そんなわけで、ステロイド剤の飲み薬と炎症が細菌で増加している可能性もあるので抗生剤をそれぞれ1週間分もらってきた。これで症状が緩和するかを観察し、その後に外用薬(軟膏)にするかどうか決めるとの事。
今日の診察料金(薬含)は2640円。
きなこがここ3日間、ご飯の量が少なくなっていたので再受診。
おしっこの検査の結果、細菌と血尿が認められたので抗生剤10日間と食欲増進剤が処方された。食欲増進剤は即効性があり、すぐに食べるようになった。抗生剤は今夜から開始。
見た目は元気にしているが、おしっこの量も減っていたし、昨日不動産を見に行ってまだ借りた車があったから連れて行ったが、やはり行って良かった。前の2週間効くという抗生剤注射では不足だったと分かったから。
徐々に回復していくだろう。次の家に健康な状態で入らないといけない。今のお医者さんと遠くなってしまうから。
きなこ、10月2日の朝10時に小さいウンコをちょっとしただけで便秘していると思われた。そこで朝から医者に行った。きなこはご飯を食べているようで実はあまり食べておらず、腸の中が空に近いらしかった。
そこで食欲増進剤を飲ませてもらった。その薬は副作用としてちょっと暴れやすくなるとの事。どんなふうになるか期待していたが、ウロウロ歩くのが多くなるだけで拍子抜けだった。そして薬は効いてよく食べるようになり、ウンチは小さいのをちょっとだけした。十分な量ではないが。
まあ、おしっこも少し出るようになったので良い方向へ向かっていそう。
きなこ、昨日からおしっこが少量(1滴)づつしか出ていなかったので、今朝、また医者に行こうかと考えていたが、1滴が2滴になり、横になりながらお漏らしするようになってきたので行くのを止めた。どんな状態であれ膀胱に溜まらずに出るようになるのは事態が好転している証拠だと考えたからだ。つまり、ロイヤルカナンを食べているのでストルバイトが膀胱で溶け始めていると想像できる。
実は、通っている動物病院は概ね評判が良いのだけれど、中には悪い評価を付ける人もいる。その悪い評価の人の猫がどんな病気だったかというと、きなこと同じ尿道結石だった。悪評価の理由は「医者が食事療法でストルバイトが溶けると言ったのに溶けず、大変な事になり他の病院で開腹手術を受けて完治した」というもの。
実際のところ、きなこも退院直後は大量に尿が出て治ったかのようだったが、すぐにまた出なくなりかなりの心配を感じざるを得なかった。そして昨日は本当に別の医者に診せるべきかと考えた。ただ、思い直したのは、尿の量が同じ1滴であっても微妙に多くなるのが観察できた事による。小指の爪ほどから中指の爪ほどになって、もしかしたら次はもう少し多くなるのではと思い、もしかしたらこれは希望の光なのかもしれないと考えた。そして固まった猫砂の総量も半日かけて通常のほぼ1回分に達しそうだった。それならば膀胱に溜まり続けてしまう事もないだろう。
この大変わかり難い経過を希望と捉えられるか、そうでないかが病院の評価に影響していたのではないだろうか?
きなこ、退院してすぐにはおしっこが大量に出たが、今朝からまた出難くなってしまった。尿道が詰まっているのだろう。
それでもパチンコ玉ほどは出る。だから1回分のおしっこを全部出すのに2時間もかかる。療養食に替えておしっこが酸性になれば結晶したものは溶けていくそうだが、そんなに上手くいくものなのだろうか?
昼頃に病院に電話してきなこの様子を聞いた。管は抜かれていたが、少しの間様子を見るという事で、また午後4時頃に電話してくれと言われた。
午後4時過ぎに電話するとなかなか繋がらない。何度かかけてやっと繋がったら、自力でおしっこをする事ができたので退院できるとの事。
5時頃に病院に行ってきなこを受け取る。きなこはどうやら元気だった。実際に見るまでは全く安心できず、ぐったりしたまま引き渡されるのではないかとすら想像していたから安心した。きなこは家に帰ってご飯を食べ、おしっこもして、さらにリラックスしている。退院直後の猫のようではない。疲れて寝ているのかもしれないが。
これからは食事療法で、約1ヶ月間様子をみて、それで何もなければたぶんその後も大丈夫だろうとの事。もちろん食事は療養食のままとなるが。
ここのところ、きなこの事で病院へ何度も行く事になった。日本では車を買わない事に決めてはいたが、揺らいでいる。
そこで、近くの自動車販売店で話を聞いてきた。中古車を安く買うか、それとも新車でリースにするかだ。軽自動車(ワゴン)リースだと7年フラットで1万8千円台から、または中古車を格安を見つけて2〜3年で乗り潰すあたりが選択肢だろうと考える。高い中古車はあまり意味が無いように思われる。
街道沿いに中古車販売店がいくつもあるが、結局、点検ができるところから買わないと後で面倒だとも思うから値段だけで選ぶわけにもいかない。
病院に電話してきなこの様子を聞いたところ、尿路に通してある管に血液の塊が入ったとの事。そして血液検査で腎臓の数値も悪化との事。心配なので実際に見に行く事にした。
午後の診察時刻に合うように病院へ行き、呼ばれると診察室にドクターときなこがいた。きなこはさぞぐったりしているかと思いきや、多少挙動不審ではあったが元気ではあった。下半身にタオルがかけられていて、片足がたぶん菅を通して抜いたであろう尿で濡れているのが見えた。
ご飯は少し食べたそうだ。明日、菅を抜いて様子を見て、大丈夫そうなら帰宅できるらしい。明日の午後4時過ぎだ。
入院しているきなこの様子を電話で聞いた。
血液検査の結果は変わりない。ご飯は緊張しているのか食べていない。尿道の管はまだ抜かれていない。管は明日抜いて様子を見る。経過が良好であれば明後日の30日に退院との事。
ご飯を食べていないのがちょっと心配。