goo blog サービス終了のお知らせ 

もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

世の中、想像するよりイイカゲンなのかも

2019-11-20 21:18:37 | マレーシアでニャー2019
1ヶ月経ってやっとサイクルタイム表示器のセンサーが7個になった。1個だった時間が1ヶ月、もう永久にこのままか?と思っていたが少し前進。

実はずっと追加が無いかと思っていたのでESP 32の追加注文は遅めにしていた。だからまだ追加の50個が来ていない。

何が遅いって、電源追加工事。1ヶ月前に依頼出していたのが全然行われないでたまにメールでまだ?と送っていた。目の前に座っている男なんだが、言わないとズルズルなのでいつも半分諦めている。それにユーザーであるその先にいる者も別に要求しないどころかきっとやる気が無い。さらにその上の管理職だってやってるの知ってるくせに進捗も聞かないわけで、こりゃ放っておくしかないと言う感じ。

いや、待て待て、でもこれ完成しないと自分のやってる事が検証できないよ。とりあえず最後までやってみて自己評価まではしないと、と言うわけ。




自分はこの会社、ずっといたわけではないので他と比べてしまって違和感が大きい。前にいた会社(マレーシアの日系)の方がまだまともに物を作る会社だったと感じる。あのときは設計とかプロセス開発関係だったけれど、一応工程でかかる工数とかは先に計算して予定コストが出せていた。もちろん大きな番狂わせもあったけれど。そのおかげでいろいろ学ぶ事もできたし。

今のここはそれが全然ダメ。会社の中でそこが一番弱いポイントになっていそう。アイデアと実際の物の間を繋ぐものが何もない。開発と言う人が試験管レベルで組み立てたアイデアをマシンと作業にそのまま入れる感じ。だから途中の実現するためにする事が何もない。

これがなぜか1つ前に半年だけいて辞めたマレーシア企業と同じだった。そのマレーシア企業は化学製品の会社なので化学出身の人ばかり採用していて途中の工程に関する事は台湾などから機械買って終わり。機械のエンジニアは専門学校かどこか出て何も知らないレベルとかしか採っていなかった。

それでもちろん不良品の山。不良品をどうにかするためにまた機械を買っていたりした。全く意味がわからなかったが、販売力があったのでプロフィットだけはマレーシアNo.1だった。意味不明だ。

が、会社とか工場ってのはそれでも成り立つ事があるのだと言うのも学びの1つではある。世の中、想像するよりイイカゲンなのだ。

Node-REDでデータの分割

2019-11-19 15:23:39 | マレーシアでニャー2019
昨日Grafanaへの表示のためのデータ収集にESP32のプログラムが書いていて、社内ネットワークが原因でMQTT送信ができない事がわかった。なのでテスト用無線LANの設定を依頼しておいた。

待っているだけだと時間の無駄なので受信した後のデータ処理を考えていた。処理と言ってもカンマ区切で1つの文字列になって入って来るのを分割する方法を。しかし、これがネットに例が出ていないので困った。分割で検索すると、確かに一連の文字列が分割されるが同じノードに出力されてしまうものばかり。

同じノードに出力されるとその下流のinfluxdb outではmeasurementが1つしか設定できないから全部同じところに値が入ってしまって具合が悪い。どうしても別のノードに出力させないといけない。

と、考えに考えてできたのが下記。
まず最初にはinjectノードでダミーのデータを送って分割してみた。

これはできた後だけれど、ここまでくるのにだいぶ時間がかかった。


ちゃんと異なるノードに分割されて出ているのがわかる。

これがinjectノードから送っている文字列。(数字をカンマ区切でいくつも送っている。)



まず文字列をカンマで分割。
もともとカンマ区切だけれどもカンマは区切文字でなくて単なる文字の1つと認識されているので正式に区切る。
区切ると1つ1つの文字(列)は出口が1つなので次々と下流のノードへ向かって出て行くだけ。


Splitから次々と出てきた文字(列)は一見数字に見えるが実は文字であって数字でないのでこれを計算のできる数字に変換する。変換は区切られた1個1個に対して行われる。


Splitでせっかく区切ったのだけれど、また1つの塊になるようにくっつける。くっつけると言っても、全く1つのものにするのではなくて配列にする。なぜなら、配列にしておいた方が個別より扱い易いから。


そしてここがメインのfunctionノード。
配列になっているのでその何番目かを指定して値を取出している。1つのfunctionで6つのうち1個だけ取り出すのでfunctionは6個必要になる。番号は0〜5。
注意しないといけないのは、msg.payloadをまず配列の変数に入れる事。その変数に[番号]を指定する事で1つ取り出せる。もう1つ大切なのはfunctionから出せるのは数字でも文字列でもないそうで、メッセージにそれを入れて出さないとエラーになる。

前回、数字で出力しようとしてエラーが出て、あっ文字列でないと...と思ったらそれは間違いで、「メッセージ」の形になっていると言うのが正しいとの事だった。


ここまで来たところで、実際のデータ受信モードに変更。
Injectionの代わりにmqttノードを設置。


出力側にinfluxdb outを設置。


全体像はこうなる。



しかし、Node-REDはコードを書かなくて良いからやるものなのだが、実際にはJavascriptを知らないとできない事もけっこう多いとわかった。changeとfunctionの中は、あれはコードとも言えない位にちょっとしたコードだけれど、知らないので調べるのにけっこう時間がかかる。もう少し経つときっとAIがこんな事したいと言っただけで勝手に書いてくれる時代になるとは思う。早くそうなって欲しい。

日本に行くメリットはあるのか?

2019-11-18 22:31:24 | マレーシアでニャー2019
11月も後半に入ると当然の事ながら今年もあと1ヶ月少々を残すのみ。先日得た情報によると今年のマレーシアのリタイアメントビザの審査は8月まで何も行われなかったそうだが今はやっているとか。夏休みの宿題をやらない小学生みたいだな。

自分は今のところ就労ビザなのだけれども、前にも書いた通り、次回からリタイアメントに切り替えようかと考えている。そうなると来年早々にも準備を開始しないといけない。最初準備は日本での銀行口座関係だ。そのために自分が日本にいるわけにもいかないので何とか考えないといけない。

その他はだいたいマレーシアで何でも揃うと思うので大丈夫だろう。


まあ、日本に行って住むメリット...ないものなぁ。今の仕事、どうなるかわからないし。と言うのも、今年のビザは2年でなく1年になってしまったし、加えて内部事情的にもよくわからない事が多いし。

猫たちが飛行機に乗らなくて済むのと日本に行って無闇にお金減らされる事を考えればマレーシアにいるべきなんだろうと考えている。

自分のでなくてよかった

2019-11-17 23:19:09 | マレーシアでニャー2019
昨日の水道管修理、やはりダメだった。

修理した隣の管がもう1ヶ所漏れていた。庇の修理したところもまだ漏れていた。水道管については前から内部漏れしているチェックバルブのところの手動バルブを開けるなと言っておいたのに開けたままにしてあった。昨日の1日はいったい何だったのか!?

マレーシアに住むとこうした事がエンドレスで続くのである。こうしたバカげた出来事の隙間で何とか生きていると言っても過言ではないのだ。

そしてまあ、最後に思う事はこれだ。
「ああ、自分の家じゃなくてよかった。」

見えないところで水が大量に漏れて水道料金が莫大とか、雨漏りして大切な物が台無しと言う事でも無ければ放って置いてもそのうちその家はいつかは出るわけで、どうせ自分の財産ではないし後で倒れようが腐ろうがどっちでも構わないのだ。なので時間取られないようにできるだけ放っておくべし。

マレーシアの豪華な家の実態は

2019-11-16 23:05:30 | マレーシアでニャー2019
今日は久しぶり写真の傾向を変えてみた。写真に写っているのはツブアンの母とチビの頃のツブアン本人。母とは柄が同じだったのだ。わかったのだろうか?



ここ数ヶ月、洗面所の天井からポタポタと水が落ちてきていた。天井は少しふやけてしまった。天井板を開けて見てみたら1インチのPVC配管のエルボ部分から漏れていた。その下にPETボトルの切ったのを置いていたが水が入って重くなると角度が変わって元のように天井へ。

実はこの家、売れたらしくて、来年の2月だか3月だかにオーナーチェンジとなる。それでもここに住んでいて良いらしいが、今のオーナーの責任として今日直しに来てもらった。配管接着剤なので結果は明日にならないとわからない。

PVC配管接着程度でこんな漏れが発生するとは、まあ、日本では有り得ないが、何しろ工事するのが出稼ぎのバングラデシュ人だし、材料は安い中国製だからさも有りなむ、なのだ。それに、これ直したところでコンクリートの中で同じ事が起こっているのが他にもあってタイルの隙間から水が漏れている。それは直せないので放っておく。

同じ事はこの家ばかりでなく、隣もその隣もお向かいもお向かいの隣も、すなわち全戸で起きている。一応この家ば前にも言ったがこの地域では中の上か上の下位のクラスの家なのにこんなものなのだ。じゃ、さらに高級な物件はどうかと言うと、安心して欲しい、間違いなく「同じ」だ。1億円するコンドミニアムだって同じだ。

KLCCのツインタワーの周囲に壁のように林立する高級コンドミニアム、あそこ、作っている時に見ていたが、鉄筋コンクリートの柱と梁ができた後、インドネシア人作業員が手でレンガ積んでその上にシャビシャビのセメントを塗ったり窓嵌めていた。あの高いところで。同じなのだ。

日本の皆さんはテレビでマレーシアの割安豪華なコンドミニアム生活なんかを見て羨ましがっているかもしれないが、実態はそんなものなのである。

あれはその後どうなった?

2019-11-15 23:39:01 | マレーシアでニャー2019
2014年からアップデートしてなかったPC、一見するとデスクトップにしかファイルが無くてもう必要なファイルは新しいPCに移し終えたのかと思っていたところ、windows10 になってわかった。ダウンロードフォルダにほとんど入っていたのだった。いったいどんな使い方してたのやら。

とりあえず最新のバージョンになるまで何度かアップデートさせながら要らないソフトを消して必要なGrafana、InfluxDB、Node-REDなどを入れて前のと同じ程度にした。それをしながらESP32の方で前にArduinoでやったスピードメーターのプログラムをMicroPythonで書き直した。最近はArduinoよりMicroPythonの方が簡単に感じる。読み易いからか?

ESP32にはまともに使えるアナログピンが6本あって、3.6VMaxの12ビットまで行けるとか。多少誤差があるらしいが後で情報を集めてみよう。それにしてもArduinoUnoよりは分解能が良い。(相手の事を考えると実際上12ビットまでは要らない)


11月の初めの頃に日本から助けてやってくれと言われてマシンのテストをした後、いつまで経ってもその後が無いのでエンジンにメールしておいたところ、水曜に何かやって持ち帰りになっていたらしい。生産からもメンテからもいつものように何も情報が無い。想定内ではある。なのでちゃんとクギは刺しておこう。「次やる時にはこの前と同じようにデータロガー付けてデータを残してね。」

そうしないとまた「できた、できた」詐欺かもしれないので。計測なしでできたって言って何度ダメだったか。何日、何週無駄にしているか。


今回の2台のPCの中身のように後で検索できない参照できないシェアもされないそのまま捨てて良いようなゴミみたいな細切れの情報しか作れないんじゃあまり意味ないわけだけれど、その程度の事しか要求できない会社も会社だが。

(これ以上言わない)

2019-11-14 23:11:50 | マレーシアでニャー2019
2日間風邪で休んでいた。まだちゃんと治ってはいないがマスクして仕事には行った。朝から月曜日やりかけていたInfluxDBからGrafanaにデータを渡すのをテストしてできる事がわかった。(ソリャそうだ、できるようになってるわけだし。)

が、意外にも最初はエラー出まくりでマニュアルにはできるって書いてあってそれ通りにやっているのに! が、世の中には同じ悩みを抱えている人がいるので検索すればたまに解決策が引っかかってくる。英語サイトだったが。

Grafanからinfluxdbを呼び出す時はlicalhost:8086じゃなくて、172.0.0.1:8086にしないとダメなのだった。もちろんこれはinfluxdbの設定をデフォルトでやっているからであって、変えれば違うんだと思う。

と言う事で、ダミーで温度計測データをESP32から送って同じマシンのmosquittoとNode-RED経由でグラフが描けた。さて、

ここまでは誰でもやってできるよとネット上に書いているわけだけど、そもそも疑問だったのは複数、または多くのセンサーとMCUからデータを送った時にデータベースはそれぞれ別々にすべきなのか、それともデータベースは1個のファイルにして中身のmeasurementを複数にすべきなのかそれが知りたかったのだ。

結論から言うと、どっちでも良いらしい。1つのグラフの中の別から来たデータをプロットするときにそれが別のデータベースからでも同じデータベースからでもGrafanaは単純にクエリを送るだけなのだった。もしかすると処理時間には関係してくるかもしれないが、それはちょっとやってみよう。

今のところ1台の生産機械から最大で60個のデータを取る感じだけれど、どうやって取るかわかっていないのもあるので全部はできないかもしれない。




と、言うわけで、もう1台Windows8.1入り中古のPCをWindows10に変えて同じセットを組む事にした。

しかし、これが笑い話かって言うほど酷いものだった。今までこれで平気で使ってたのかよ!、と。何しろまずもってWindows8.1のままってのがおかしい。ただの事務処理PCがwindows10 になって何かドライバーが不足していてもエクセル位は使えるだろうに。

しかも、しかも、2014年から一度もアップデートしていなかった。アホかい?!

隣でセキュリティとか言ってるやつがいてもマレーシアの無関心ってのはこんな風なのだ。と言う事は、この状況はこれからも続くと思って間違いは無いのだ。(これ以上言わない)

風邪ひいたので...

2019-11-11 21:09:53 | マレーシアでニャー2019
今日の午後からいきなり風邪ひいてしまった。早く寝よう。

今日はMQTTからNode-REDでinfluxDBにデータを入れるテストをしていた。MQTTは基本文字列を送るようになっているらしくて数字はそのまま送ると送信エラーが出る。だから文字列として送る。相手がエクセルなどであれば適当にごまかしても良いのだが、プログラムとデータベースの場合はそうじゃないらしい。

なのでNode-REDのchangeノードで文字列を数値に変換した。これをやる前にfunctionノードで同じ事をやったらエラーが出ていた。「数字を出力しようとしてるよ」と出てきた。ソリャそうさ、コッチは数字に変換するスクリプト書いてんだから。その何が問題なんだ!

と思って調べたらfunctionは文字列しか出力しない事になっているのだって。なんだい!何でもできるんじゃないのかい!

それでchangeに替えてスクリプト入れてやったら確かにできた。が、なぜか今度はindluxdb outノードがエラーを出している。風邪治ったらまた考えよう。



これとは別に、このパソコンの設定が完成したら次の問題は停電対策と言う事になる。マレーシアは停電が多いし、電流会社のスキルが低いし、メンテナンス担当エンジニアなんて輪をかけて..なので停電対策しないとハードディスクがきっと壊れる。なのでUPSなのだが、UPSには2種類あって、1つはスマートUPSと言ってUPSからパソコンのUSBか何かに繋ぐとバッテリーが持ってるうちに自動シャットダウンしてくれる。もう1つはその機能が無くて手動でシャットダウンさせるもの。

工場で人がいるから普通のUPSで良いようなものだが、まあ、あまり上手くはいかない。(理由は想像通り)なのでスマートを買うのが良いが、値段が1万4千円ほどになる。安いか高いか?と言うところだが、スマートを3つ買うと考えるとちょっとなあ... その価格差があれば普通UPSを買って電源側にコイル式の電流センサーを付けてMCUに渡し(ネットワーク機器もUPSに繋ぐ設定)MCUからMQTTで適当な文字を一斉送信し全PCのNode-REDで受信してWindowsのシャットダウンコマンドをexecノードで処理させれば簡単にスマート化できる。

ネットワークスイッチじゃなくルータが機能していてIPは固定だからできるだろう。これもちょっと考えてみよう。

Windowsに移行

2019-11-08 18:16:10 | マレーシアでニャー2019
先日のセキュリティ関連のミーティングで、セキュリティとは直接関係ないがセンサー用のIPアドレス空間を作ると言う事でサブネットマスクの変更をするように言って置いたら、通訳が自分でセキュリティ機器の設定を触って悩んでいたのが昨日。

マニュアルによるとどうも勘違いしているようでモード設定で触っている機器をどうにかすべき問題じゃ無さそうだとわかったので言って置いた。が、今日もまだそこにこだわっていてその機器のサポートに電話して聞いていた。

どうもサポートの言っている事がおかしいのは前提条件が違っているためだろう。原理的にサブネットマスクの範囲を広げるだけの事ができないわけはない。が、サポートがこう言ったからやはり普通にはできなくてビルトインされているネットワークスイッチの別のポートにもう1本ケーブルを挿すしかないと言う。

そんなわけあるか!できなかったら設定がおかしいか壊れてるからそんな機器は捨てるべきだ。

と、言いたいところだが、いや、ネットワークの基本原理から言ってそんなわけはない。時間かけても構わないからもうちょっと研究してからにしよう、と言って置いた。なぜまあ、他人がそう言ったからと言ってそんな変な事を信じようとするのか?そう言う事だったら自分てものはこの世に要らないんじゃないのか?とりあえず、普通に考えるべきなのだと思うよ。


今日は昨日、Puppyを諦めたのでWindowsだけでやったらどうなるのかテストしてみた。Windowsの場合は普通のアプリは簡単に使えるのだけれど、フォルダに入ったポータブルなものだとパスを通す作業が必要になったりいろいろ使い勝手が違うので戸惑う。

それでもGrafana、Influxdb、Node-RED Desktop版、MQTT.fx(ブローカーも動かそうかと考えた)までは単独で動かす事ができた。当たり前か。これらを連携させて、停電時にどうするか、リカバリをどうするかは来週考えよう。(どうするか→どうやらせるか、そのために何を準備しておくかと言う意味。)

Puppy Linux、諦めた。

2019-11-07 21:58:03 | マレーシアでニャー2019
今週は久しぶりのPuppy Linuxをずっといじっていたのだけれど、諦めた。良いところまで進んだけれども諦める事にした。

諦めた理由はいくつかのソフトを設定した事で万一システムが破損した時の復旧が難しくなってしまった事と、保存ファイルのサイズが大きくなってしまってバックアップがし難くなるだろうとの予測に加えてメモリサイズとの関係で少し不安定気味な感じがしたため。

入れたソフトは1)Grafana、これはバイナリのアーカイブでシステムからは離れた/mnt/sda2に置き/root/Startupに起動のためのスクリプトを置いた。2)influxdb、これはdebファイルで入れてもインストールされるファイルが多くなかったので、grafanaとは違うやり方にした。3)node.jsは多少古いがパッケージマネージャーから入れた。4)Node-RED、これはいろいろやってみたがインストールできなかった。コア部分だけ入ったようだったが使えるまでには至らず。

Puppy bionicpup8は当初USBかDVDで起動しようかと考えていたが例によってPCの起動が変なのでWindowsが入っているのと違うパーティションにFrigalインストールして入れた。通常のやり方ではインストールできなかったので全部手動でファイルをコピーし、Windowsブートローダーにgrub4dosを起動させた上での2段階起動とした。

1つ1つはそれほどの事でもないけれど、壊れた時の復旧を考えると無理だろう。なのでUbuntuとWindowsのデュアルブートにするかそれともWindowsだけでやるかちょっと考える事にした。




先日からネットワークセキュリティの事をちょっと書いているが、専任のシステム担当者がいない規模の会社で、それもマレーシアのような場所だとちゃんとやるには困難だなと思う。この工場もそれに当てはまる規模なのだけれど、それでもセキュリティ界では有名ベンダーのファイアーウォール製品を使っている。

機能は充実しているので一見良さそうだけれど、まず第一に「使いこなせない」のが問題だ。簡単な取説はあるけれども、その簡単なやり方だと家庭用のルーターとそんなに違わない。高いのに。
家庭用よりダメなのは電源を落とす時にパソコンのように手順を踏んだシャットダウンが必要で、それをせずスイッチをOFFするとシステムが壊れる可能性がある事。つまり、マレーシアのように停電が多い地域ではとても危険なのだ。それに世の中の企業に多く普及しているせいでその脆弱性を狙われるらしく、アップデートもWindowsのようにある。って事は、この機器を入れた事で安心になったのか、心配事が1つ増えたのか分からなくなっている。専任なしで中小企業gqをんな事を仕事の合間にセキュリティ機器のメンテもしなければならないのはどうなんだろう?

そんな事にコストかけるのならもっとやれる事はたくさんあると思うのだが...

彼らの報告書、理解されるだろうか?

2019-11-06 13:22:11 | マレーシアでニャー2019
昨日から以前によく使っていたPuppy Linuxを触っている。その理由は停電で壊れにくいシステムにしたいから。なのでDVDやUSBメモリーで起動すれば良いのだが、最近のPCは昔ながらのBIOSでなくてUEFIから起動するし、このGigabite製のUEFIは設定が勝手に動くので使い辛い。つまりはいつでも同じドライブから起動できない事があって勝手にWindowsを起動させてしまう。面倒見られないのでFrugalインストールしたPuppyにしようと思ってテストしている。

だが、以前のバージョンとちょっと変わったところが困っている。でもどうにかなるだろう。


ところで先週のマシンの試験の結果、自分では報告を書かないつもりだったが、報告しなければならない2人ともがそうした仕事が得意でないので結局アシストしてやらなければならなかった。アシストと言っても、そのアシストの前に既に簡単にできるようにブリーフィングはしたのだけれど、それでは不十分だったようだ。

内心、この上何を...と言う気持ちは大きいのだが、彼らがこの年齢までそんな事を訓練する機会が無かったのはまあ、仕方ないのかもしれない。一応社会人であれば自分に不足するものは自分で補うのが筋ってものだろうけれども、わかってない人はわかってない事がわからないわけだし。それに周りとか会社がそれを促すような言葉をかけてやるのもきっと不足していたと思う。


もちろんそう言うのはどこにもあるし、できないものはできないと言う事だってある。しかしながら、報告と言うのは超基本なので今後どうにかして欲しいとは思う。でも、ここにいる限り無理かもしれないなぁ。


それにしも、彼らのあの報告で受け取った方は理解しただろうか?つまりは問題解決に繋がるだろうか?

データはそんなに親切じゃありません

2019-11-04 13:00:34 | マレーシアでニャー2019
先週のマシンテストのデータロガーでとったデータ、やはり良いデータが取れていたと再確認。(こう言うのってさ、誰に言われなくても普通にやれよな、と心の中で...)

さて、データと言ってもロガーと言う機械から出てくるデータは単なる数字の羅列だ。どの数字が何を意味するか、だいたいは書いてあるがここは人間が見分けないといけない。人間がどうにかするまではそれは本当にただの数字でしかない。

さあ、これから何が言えるかちょっとデータ処理してみて...と言いたいところだが、1週間位かかりそうなので自分でやった。やったと言ってもほんの1時間かそこらでできる。データの必要そうなところをいくつか切り出してグラフにしただけだ。必要そうなところと言うのは問題が発生した時点の前後。それに比較対象となるポイント。

その数字の羅列を解像度を考慮してスケールを決めてグラフ化し、他の値と比較できるように置く。何と簡単な!中学生でもできる程度。

それでも見えてくる、見えてくる、マシンが何を見て何を制御して結果どう混乱してしまっているのかが。と言うわけで、午後からこれあたりネタに短いミーティングでも.... 報告は自分たちであげてね、と言う。


そうそう、データと言えば、今作っているサーバーとデータ取得のシステムは、表示するため以外、データは貯めないつもり。これに対して通訳が誤解していて、サーバーと言うのはデータを取って貯めるものだと思っているらしい。

そんなわけないだろ。

今回のロガーのデータだって生で見ると何だかほとんどわからないのだが、今作っているシステムのデータはもっと素っ気ない数字の羅列だ。取っておいて1年後に見ても何もわからないだろう。データは取る人が興味を持って取ってから処理して注釈でも加えないと意味がない。

もちろん10年分取って置くと言うのも世の中にはあるが、この会社の場合必要なのはせいぜい1年かそこらだし、機械が取れないメタ情報とセットにならないとつまらないものになってしまう。機械は今のところそこまで親切じゃない。いや、親切にしたくないのだ。だってそれちゃんと見て考えるのが生産の仕事なわけだし。よく見て考えてるのがわかったらもう少し親切にはしても良いけれど。

海外出稼ぎ人の悲哀

2019-11-03 23:07:10 | マレーシアでニャー2019
最近、中東方面の料理をよく食べる。今日もイエメンの料理で昼ご飯。



これまで何度か行った店じゃなくて初めての店だったが美味かった。でも、知らない料理を注文するのは少し難しい。料理名がアルファベット表記なので何となく読めるがそれが何を意味するのかはもちろんわからない。料理名の下にトマト、何とか豆、xxが入っているとか注釈があっても、それただ材料が書いてあるだけじゃないか?と言うわけで読んでもどんな形態のものかすらわからない。

なので店員さんに聞く。写真を1つ指してこんな感じだけどこれには肉が入っていなくてコッチはマトンでコッチはチキン。それでやっと何だかわかる。それでこれにはライスとかパンは付いてくるの? いえ、必要なら次のページにあるここから選んでください。なるほど。予備知識なしなのでまるでトンチンカンな組み合わせになると辛い。ご飯のおかずにうどん頼んだら変でしょ?

イエメン、街は美しい、料理は美味い。が、時々爆弾が破裂するので住めないとか。平和が訪れる事を切に願います。(平和だったらマレーシアに彼らは来ていなかったのだろうか?)


金曜日の話の続編

金曜に行ったのは頼まれてマシンの問題解決のためのテストとデータ取りだったからそんなに忙しい事も無かった。観察してる時間だけ長い程度。長い事行って無かったので前からいる作業員がパラパラと何人か来て話をして行った。

総じて仕事環境が悪いと訴えて行った。去年、自分がマネージャーやってた時の方が良かったとか平気で言う。お世辞言うようになったか?

けれど、聞いているとけっこう具体的な事も言うのでちょっと切実なのかとわかった。また戻って来るのかとも。自分がいない間に逃げて他に仕事を見つけた者もいたらしい。マレーシアだと給料が払われないとかビザを会社が手配してくれないなどで逃げて違法労働者になってしまう人が多いが、ここでは給料だけはちゃんと払われる。なのに逃げたって事はよほど嫌だったんだろう。話では他の者たちも嫌々やっている状態で、新しいマネージャーに言ってもわかってくれない、何もしてくれないとか。それで現場管理者が勝手に自分の好きな者だけ優遇してたり云々。

そりゃ、言ってやる事はできるんだけれど、まあ、何と言うか、言ってやっても何もできない感じも無きにしもあらず。そもそもそう言う事を問題と感じられるのかも疑問。そう言うわけでそれが品質などに大きく影響してくるにしてもどんなものなんだろう.... 同じ外国人出稼ぎとして何とかしてやりたいが...そう、自分だって彼らと同じ出稼ぎ人なのだ。

今日は頼まれて別の仕事

2019-11-01 13:59:53 | マレーシアでニャー2019
昨日、日本から電話が来た。日本の本社工場の技術の人だ。

久しぶりに何の用かと思えば、こちらで未解決のマシントラブルについて、こちらのエンジニアがちゃんと報告していないし、そもそも解決せずにいるのでどうにかしてやってくれとの内容。そうそう、こっちも何の報告も回ってなかったっけ。

以前に解決した風に言っていて、その後再発したとか言う話はチラッと聞いた。そして日本から来た開発の人がやった時にも発生したと報告書がメールで来たばかり。(何をしてんねん!)

と言う事でそもそも何が起きているのか、仕方ないので朝から現場のマネージャーとメンテナンス部門のマネージャーとを現場に立たせてテストを指示している。計測項目はあれとこれ、今日はせっかくデータロガーがあるからそれで数点常時監視ポイントを記録させる。

別に普通の事で難しい事もなし。
(言われる前にどんどんやれよな!)

今日はデータが取れたらきっと終わり。多分自己解決はできないだろうと思っている。なぜなら自分たちで見られないソフトウェアの問題だと考えるから。でも、何か、見てたらPLCのワイヤー外して自分でMicroPythonでプログラム組めるんじゃないかなぁと思った。これはやらないけど。動きを見てると難しい制御はしてなくて、どっちかと言うと、ちょっと雑かもしれない。