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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

TinyQueryプロジェクトその5

2020-10-05 22:52:22 | マレーシアでニャー2020
TinyQueryプロジェクトは今日またちょっとだけ進んでデータベースへの書き込みまで行った。

が、その前に小さな変更あり。数字の数カウントに加えて文字列カウントを追加。小数点以下の桁を元データのものに2桁足したものにしていたが制限を撤廃した。

この状態でデータの量をかなり増やしてみた。一応動いた。が、1つ致命的な欠陥が露わになった。と言うのは、中でJSON形式のオブジェクトやり取りしているせいで、データの表示順序が時々変わってしまう。データが少ないうちは問題無いが、多くなると追い越しが発生するらしい。JSONのキーを配列に入れて順番に出す方法でやっていたがまだちゃんとコントロールできていない場所がどこかにあるらしい。

フローが所々分岐していたグループ変数に頼っているのが問題かもしれない。もう少し整理してやりお直そう。時間かかりそうだけれど、ここは思い切って変えるべきところは躊躇無く変える。




マレーシアの新規感染者数がなんと、何と、400人超え。
ここスランゴール州でも30人超え。

だんだん怖い状態になってきた。3月にほぼ都市封鎖になった時よりも怖いかもしれない。なぜなら有名ショッピングモールで相次いで発見されているし、これからは完全封鎖的な動きにはならないそうで、都市間移動は制限されないまま単に逮捕罰金のみで対処となる公算が大きい。

うちではあれからそんなには外出しないままに暮らせているが、世の中の多くの人はそんな事はどこへやらだし、見てるともうコロナさんどうぞ来てください状態になっている。これからまた大変な事が起きる可能性も...

AIは人の仕事を奪うか?

2020-10-04 22:02:02 | マレーシアでニャー2020
AIが入ると仕事が無くなる的な危機感を持つ人が現実にけっこういるらしい。それ自体完全に否定されるものとは思わないけれど、あまりに単純すぎる認識のように思う。

まず第一に、AIが仕事を奪う...どころじゃないよ。

AIがあろうと無かろうとだ、もし多くの人が自動化のスクリプトをちょっとづつ書けば仕事なんか1つや2つ簡単に無くす事ができる。AIが有る無しは関係ない。スクリプトって言ってもエクセルで書ける人はそれで良いと思うけど、今からやるならNode-REDやってみるのも手だと思うが、何しろ人間て無駄な事の方が一所懸命やると言う性質があるので減らすのも実は簡単かもしれない。


第二に、AIって言うとSF映画で出てくるあれっぽいのを考えてしまうけど、全部がそれじゃない。例えばちょっと前に中国から買った機械の中に温度コントローラがあって、それ自体は個人で買える程度のとても安くて手の平に乗る程度の物だけど、それにもAIが入ってた。取説に「学習するから最初はダメだけどどんどん良くなるから我慢して」のように書かれていた。それも立派なAIだし、去年買ったM5Stickと言うのもAIが使えた。そんなのが誰の仕事を奪うかと言うと、奪わない。

奪うと言うよりも、これまで目の届かなかったところが見えるようになるとかそんな事だけだ。

もちろん人間っぽいAIも研究されていると聞いているからそう言うのもどんどん出てくるとは思うけれど、今必要なのはそんな重々しいものばかりじゃない。何かもうちょっと最適化できるとか自分の意図に忠実に(機械的じゃなく)判断しながら仕事してくれるものだと思う。


つまりは使う人間の意図がもうちょっといろいろ機械的にやってきた事に反映するものだと考えている。

ちょっと前にサーバーのある部屋の温度を取得したいとか通訳が言うのでESP32と温度センサーで簡単に温度を送って来るようにした。通訳、温度がすぐに反映されないとか言い出す。こう言う勘違いと言うのは自分でやらない人はするものだ。センサーを仕掛ければ機械的にいつでもアナログ温度計を見るのと同じようになっていると思ってしまうが、そう言うのもやればできるが意図してやらないと言う意図をわからないといけない。

部屋の温度なんて熱源が決まっていてセンサーを仕掛ける位置にも寄るが一般にそう温度変化などしない。なのに全部通知してたら休日の自分へのアラートはどうなる?クーラーがダウンしても駆けつけるのに1時間かかるが、それでも問題無く対処できるのであれば10秒毎に測定する意味はない。1分間隔だって多すぎる。それが管理する人間の意図を反映していると言うもの。

ある会社の秤は測定値をシリアルに流してくれるが値が安定している時だけモードのようなのがある。安定って何?それも人間の意図が絡んでいる。機械が安定って言ってるから安定って事じゃなく、機械を作った人が定義した安定がそこに反映されている。もし使う方が違うと思うなら別の使い方をすれば良い。いろいろ意図が交錯する。

先日ある工程からデータが取れるようにしたが、データが取れたらできるだけ至急に整理して欲しいと言って置いた。でも、これまた勘違いするのがいて、とりあえず全部サーバーに入れておけば..とか言う。1ヶ月経過した後にその数字の羅列を見て、その時に何があったか思い出せるか?無理だ。そう言う人の意図を反映しない数字の羅列を取っておくのは書棚に埃を積らせるのと変わらない。データを見てコメントを加えるとか、人間系の測定値と付き合わせるとかしないと意味が無い。

と言うわけで、自分の意図が何かをはっきりさせたりデータにそれを反映させる必要と言うのはいつでもしなければならない。AIやプログラムでそれを今まで以上にする事ができるだけの事で、意図無くただやってるだけと言うのならもちろん仕事は無くなる。

感染者300人超え

2020-10-03 23:07:19 | マレーシアでニャー2020
マレーシアの新規感染者がどんどん増えてしまって、今は何と300件を超えた。サバの方で選挙があって行って帰った人が持って帰ったのではとか。ニュースを完全にフォローしていないので詳しくはわからないが、数日前にはKLの主要なショッピングモールのいくつかで見つかっているから既に市中感染が出ている可能性もあるかもしれない。これはもう少し時間が経たないとわからない。

これに対して政府は「国民の皆さんの自覚が..」とかなんとか綺麗な言葉でお願いしている風ではあるけれど、その裏で数百人規模の逮捕劇を繰り広げているのもわかっている。しかも保健省が、これはちょっと前だけど違反には1000リンギの罰金ぬしろと政府に提案してたりもあうる。最低賃金1200ほどの国で罰金が1000と言ったら...、それ、最低限の人の生きる権利剥奪に踏み込んでないか?と思うが、そんな事は考えないで自分達は正しい事言ってるって、よくあるマレーシア的なやり方だなあと思う。もし家族数人でいるところを捕まったらローンは払えなくなるし大変な事になると思うのだが。

そう言う事について誰か何か意見している人はこの国にいるのだろうか?



Node-REDの本が読まれていて嬉しい。いや、これ本当にすごい技術だと思うからなんだけど。だって、こんなに先端に近い部分のものが全部無料で使えて、しかも、2〜3日やれば誰でも何かができるようになる事って、世の中にはそんなに多くないんじゃないかな?待てば何でもけっこう簡単にもなるものだけれど、だいたいの事は単に消費の手段になってしまう。けれどNode-REDはこの時点でそうなってない。こんな簡単なのに立派に生産の道具だから。エクセル触るレベルの人は絶対やった方が良いと思うな。習得に1日でも良い人もいるけど、何か仕事しながら2日とか3日使っても十分すぎるほどに元は取れる。それと、仮に実際に使う事が少なかったにせよ、「人間はどんな仕事をしちゃいけないか」がわかってくると思う。機械にやらせるべき仕事は機械にやらせるべきだ。

TinyQueryプロジェクトその4

2020-10-02 22:39:09 | マレーシアでニャー2020
TinyQueryはとうとうデータベースへの登録にまで来た。プレビューと統計基本量の表示はけっこうまともになった。昨日引っかかっていたのは変数名を動的に決めているところでその定義する位置がおかしかったと言う単純ミスだった。逆に言えばもっとずっと重要な部分はあまり問題が無かったのが幸い。



これで元データがどんなものでもだいたいは対応できると思う。バッグのバーキンみたいで、考えないでどんどん入れろと言う感じ。どんどん入れるとこんな感じに適当に基本処理が出来てくる。仕事を楽にするってこう言う事か?


とは言え、こんなもので楽になるって実感できる人は実は世の中にそう多くはないんだろうなあ。とても残念だけどそれがきっと事実なんじゃないかと思う。だってエクセルとか使ってても数字や言葉を入れる枡とかガンチャートみたいに使うか、またはワープロにするのは見るけどちょっとした分析までも行く人がなかなかいない。今の職場などほぼワープロで、エクセルの意味なんてまるで無い。これでも物作ってる工場なのに。

そう言うわけで、案の定、問題解決はおろか、発見すらできないと言う事になっている。まあ、それは置いといて、このTinyQuery、とりあえず素人 (データサイエンティストじゃないと言う意味) がやりたい事ができるところまでは絶対に完成させよう。

データベースに入れようと思って試してみたら、意外に面倒だったのは、JavaScriptとデータベースのSQLの作法がちょっと違ってたと言うところ。エスケープしなきゃいけない文字が違うとか、文字列を入れる時のやり方とか。仕方ないな。




今日は通訳がボヤいてた。

簡単に言うといつもの事ながら施設部門が想定した工期を守らないし連絡もしてこないと言うもの。そりゃいつもの事だよな。しかも連絡しないってのはそこだけの問題じゃなくて全体的にそうだ。だんだんとそれが一種の会社のカラーになってしまった。そう言う通訳だってその気がある。丸ごと真にマレーシア的になってるんだろう。

そうなるまでの過程にいろいろ問題があって、まずは目標的に事がブレークダウンされて提示されなくなってしまったから楽しようと思えばできるわけで、そうした態度がどんどんと広がってしまった。そしてミーティングみたいなところで話されるのが会社としての結果の部分だけ。つまり月末で在庫とかそうした締めの数字だけ。だから最も工業的な部分に焦点を当てなくても放っておけば良いような雰囲気があるし、目標が立てられないから向上する方向も具体的に何もない。

そう言うわけで、工期を守らないとか連絡できないとかが全然問題と認識されないし個別部署の問題になってしまっている。つまらない事だな。


音楽を聴く

2020-10-01 22:37:04 | マレーシアでニャー2020
今日もTinyQueryは微妙に進化。かなり微妙に。

コメントなどいくつかの項目を処理からスキップさせるようにした。ただ、今日できてないのはセルが一部空白の場合の処理。これに関しては別のエラーと勘違いして見当違いな事をやってしまい失敗。どうにかしよう。それとさらに何とかしたいのが、文字列セルでスキップ対象でないセルの統計処理スキップ。これに加えて空白を考慮したデータ数カウント。時間かけてやろう。



Youtubeは動画一般、いろいろなのがあるけど、自分は基本的に最近は音楽のみ。

誰かが歌っているのを聴くのが好きだから。けれど、聴いて聴いて聴いていくと必ず悲しくなる。悲しい曲じゃなくても悲しくなる。楽しい曲を聴いても後で必ず悲しくなる。バカみたいだ。

悲しく感じる原因らしきものはわかっていて、まあ原因と言うかきっかけと言うかだけれど、ほんのちょっとした事でそうなってしまうんだと今ではわかるけれど、その時はわからなかった。その時点では八方塞がりで他の方法も考え方も回避する方法がある事すらわからなかった。今考えればそんな事にならないようにするのも教育の機能なのだろうけど、一般には、特にその頃は無理だったのだろう。

それで、その事ばかりじゃなくてそのさらに弊害と言うのもあると感じている。そっちの方がさらに悪い。それはそうした良くない状況から逃げ出したりしないでじっと耐えてしまう、そしてやり過ごしてしまうと言う態度を身につけてしまった事だ。そう言う事は、同世代でも違う世代の人でも平気でそうなっているように見える人が多い。自分だけじゃない事はこの際何の安心材料にもならない。

それでまた悲しくなる。こう言うのは結局何ともならない。

よく挫折するとかって言う人がいて、この世の終わりっぽく感じるようだけど、それは行くべき方向が自分の中ではっきりしてるから挫折するのであって、実は大した問題じゃないとも思える。挫折するほどならその人は道に迷ってはいないんじゃないだろうか?迷ってしまってどっちへ行くかずっとわからないままに時を過ごしてしまう方が深刻だろう。

TinyQueryプロジェクトその3

2020-09-30 22:29:44 | マレーシアでニャー2020
また少し進化。

最初の列によくナンバー振る事があるのでその項目については何もせず表示するだけにした。また時刻データが入っている場合には前のセルとの時間差だけを表示する事にしてその他の統計基本量の関連数値は計算しない。

以下は元データを少し複雑にしてやってみたプレビュー画面。ちゃんと動く。



これがそのフロー。自動でここまで計算してくれれば仕事はけっこう楽じゃないかなと思う。ここからはデータベースへ計算した数値込みで全部入れるつもり。このプレビュー画面を参考にしてデータベースにクエリを打ってさらに表示とか可視化できたらと思っている。




そうだ、そうだ、データにコメント欄が付いている場合も想定した方が良いかもしれない。コメントには特別何か操作する事はしないが、最後は人間相手だからそう言う欄があった方が良いかもしれない。

TinyQueryプロジェクトその2

2020-09-29 22:53:16 | マレーシアでニャー2020
夜も11時に近いと言うのにこうして外にいてきなこを監視している。

最近縄張り争いが激しくなったようで家で過ごす時間が少ない。どうしても外に出ると言うのでついてきたら途中で白黒猫に出会い、他人の家の車の下にそいつを追い込むが勝負がつかず、2台の車の下に一方づつ入って睨みあったままで出てこない。

そうして10分ほど経ったところ、その家の人がドアを開けた。きなこ、驚いて走って出て来た。よかった。家に連れて帰れるか?



TinyQueryプロジェクトは今日はここまで。まだ完成には程遠い。
これは、データシート読み込んだ後のプレビュー画面。データは3列しかないが、横に2つづつ偏差と直前との差の列を追加している。これだけでもけっこう使えるが、もっと求める答えが得やすいようにしないといけない。

次は未完成な統計基本量の画面。これもデータが文字列の場合は計算はしない。が、なぜかデータが入っているところがある。これはミス。

これがこのスタディのフロー。それほど複雑じゃないがノードは多め。なぜかと言うとfunctionにjavascriptを記述するのを極力減らして標準ノードを使う事にしているから。

これはまだ使っていないデータベースのテスト。データベースはsqliteを使っている。手軽だからと言う理由。

統計基本量まで出ていてデータベースに入っていれば後はデータの特徴を探し出すクエリだけれど、自分がデータベースをあまり使わないのでビジュアルで、つまりボタン操作で必要そうな事ができれば良いなと思っている。超高機能でなくても一般的に可視化できたら嬉しいなと思う程度の事ができれば十分、のつもり。データサイエンティストじゃないし。

チョコチョコやって完成までにどれだけかかるだろう?1ヶ月?

TinyQuery プロジェクト

2020-09-28 22:30:41 | マレーシアでニャー2020
月曜日、朝出勤するとネットワークが落ちていた。

理由は土曜日の工事停電のために金曜日の夜からネットワークその他の電源を先に落としておいて、停電終了とともに復帰させなかったからだ。またそれに対して実際に使う方もクレームを言うこともないらしい。

と、まあこう言う状況なのでやはりネットワークを使用したデータ取得は正式に止める事にした。バカらしいし。力点を他に移す事にする。

普段からデータを取り続けると言うのは本当は宝探し、金塊掘りみたいなもので、生産に関わる者としては本当に素晴らしい事なのだ。いつ何が出るかわからないと言うのはあるので長丁場の仕事だけれど、データなんて貯めて置いて見れば見るほどそこに何か埋まってる。砂金採りのような感じだ。当たれば儲けはデカい。放っておいたらバカだ。

でも仕方ないのでもう止める。



別方向の事で、昨日書いたTinyQueryをちょっと考えてみた。どう言う構造にするかだけれど、csvを読み込んでそこでいろいろやるより、最初にデータベースに全部入れてしまう方が後でいろいろできて楽かもしれないと思った。JSONオブジェクトのまま置いておくとデータの保管順番が特定できないらしくて、表示順序がコントロールしにくい。

あと、考えたのが、読み込むと同時に基本統計量を全部計算してしまい、各データの偏差と前のデータとの差を計算してしまう。データが数値でない場合は変化点をマーキングする。それを全部データベースに入れておく。

そこから後は人間の操作で各データの関連を求める。

と、まあ、どれだけ時間がかかるかわからないが考えよう。これができたらいろいろ楽になるはず。(誰が?...一般的な話として。)


以前に不具合が出た時にとってあるいろいろなデータをこねくり回して何と何が関連していそうかとやった事がある。あれはエクセルでやってて重くなるし面倒だしけっこう大変だった。そう言う事やる者はいないんだろうけどやらないとやっぱりダメだと思う。

人間がやってはいけない仕事をわかろう

2020-09-27 22:49:11 | マレーシアでニャー2020
この間のミーティングである製品で時々起きている問題がまだ発生していると品管が言っていた。

まだあったのか。(でも、やっぱりな、と言う感想。)

この問題に対してこれまでやってきた事と言うのは時々聞くだけなのだけれども、あまりたいした事をしていないらしい。一応それなりの人が関わってその情報も来ているけれどそこのところで終わっている。まあ、それは仕方ないだろうなと感じる。

と言うのは十分なデータ採りができていないから。と言うよりも解決に近付くための動きがまず十分に無い。それは想定内なので今に始まったことでも無い。とりあえず、データが集められていないし、追加で必要なデータを取ってもいないだろう。その問題に関しての言葉を聞いているとわからなければいけない最低限の事が分かってないようで、それが作業報告の中に多分無さそうだし、無ければ書き込み欄を作って記録するとかが必要のように感じる。

例えば樹脂モールドだとキャビティ番号なんかは最初に確認するわけだけど、それと同じような事がやってないし、いろいろなタイミングとの関連とか材料ロットとの関連とかはたまた時刻とか気温とかそんな簡単だけど取得可能なデータが確認されてない。


多くの人はこう言う工業的な物事に関する問題を解こうとする時に演繹的に簡単にわかる一般論と頭の中の倫理付けで解決しようとする。それで解決できる事も無いとは言えないが、実際はそれだけではだいたい不十分。世の中でなぜビッグデータとか言ってるかと言うと、これは単に人間がずっと見てられないからだけじゃなくて、ある種の統計的な傾向をチェックする事が必要だからだ。これまではそれがなかなか難しかったけれど今は低コストで簡単になった。

と言うことはそもそも、人間の頭で考える簡単な論理では不足だと昔からわかってたわけで、要はまずデータ取れって事なのだ。話はそこから何だけど、そう言うのがあまりわかってない人が多い。


それで話は飛ぶけれど、GoogleがBigQueryと言うサービスを提供していて、たくさんの、人が全部見て解釈できないほど大量のデータをわかり易く処理してくれるそうだ。規模の問題で、それに頼らなくてもと言うところだけれど、それに似たような事はやっぱり考えるべきなんだろうと思う。

それで思ったのは、BigQueryならぬTinyQueryみたいなのなら自分で作れるんじゃ無いかなと。cavにデータを入れておいてそれに対してフィルタかけたり普通に相互の関連を簡単に調べたりと言うようなもの。エクセルでもできる事は多いけど、今の職場ではそう言うのやってる人を見た事が無い。それにエクセルだと考えてから実際に結果見るまで少し手作業が多かったりもする。そこのところカットしたら良いような気もする。

TinyQuery、面白いと思うけど、いくつかハードルはあるな。



そうそう、あまりこう言う仕事をする人がいないと書いたけど、エクセルとか使ってる人って、それなのに面倒な手作業をずっとやり続ける人が多い。この矛盾、多分ホワイトカラーが時給労働者だからだと思う。何となく一所懸命やってる風にするように仕込まれちゃうんだろう。なので、ホワイトカラーの仕事には無駄どころかそもそも人間がやってはいけない仕事がたくさん含まれている。

そこのところ、ちゃんと理解した方が良いな。まあ、数日Node-RED触ってみると何がすべきで何がそうでないかわかるはず。

出版申請した

2020-09-26 20:48:40 | マレーシアでニャー2020
今日、出版申請完了。もうすぐ出版されるはず。問題無ければ。

少し書き足した。プログラムを見ていると既存の物を少し変えてもっと面白い事もできるとアイデアが浮かんだので項目を1つ増やした。と言ってもある項目と別項目のを繋げるとさらに人の手が不要になって楽で面白いと言うもの。Node-REDの場合も他の言語と同じ事で自分なりのパーツを貯めていくと世界が広がる。特にビジュアルプログラミングだから使いやすい。これがWindowsに標準で入ってるものなら世界は変わると思う。Appleなどは自動操作機能を少しづつ入れてきてたけど今はどうなったんだろう?あまり使う人がいなくて断念したのか?

あの本で果たして少し世界は変わるだろうか?そんなに影響力無いだろう....ヒヒヒ。でもニッチでライバルのないエリアだからまあ、頑張ってもらおう。

安全は何もしない方がマシ

2020-09-25 23:50:22 | マレーシアでニャー2020
たった今脱稿した。

技術関係の書き物はあまり悩まなくて済むから決まれば早い。これで明日また読み直してみて間違い修正して終わり。今回のは挿絵が多いのでその点でちょっと苦心した。何しろスクリーンショットの画質があまり良く無い。一度半分位かもうちょっと先まで撮って全部撮り直した。

それで、今回のは実名で出そうかどうしようか、ちょっと考えている。プログラムなんかは全部自分で考えたものでなかなか他に無いから別にペンネームじゃなくでも良いかな? それに今後どんな仕事するかわからないけど履歴書代わりになるかなぁとか。まあ、明日また考えて結論出そう。




会社のネットワークに不審なIPアドレスがあったとか言って、特に被害は無いような事言ってる。実は隠してるかもしれないが、そこはわからない。それで、いつもながらテキトーな対策をするって言う事で別に反対はしないが、効果は?だなとも思う。だってMACアドレス記録してポジティブリスト作ってたってどうせ擬装できるわけだし。それにPCがブリッジになってれば隠れる事もできるし。

こう言うのって一見まともな感じがするけれど、実は全然そうじゃない。なぜかって言うと、まず不審なIPが記録されてた時、よほど痕跡を消すスキルが無ければアクセスポイントとかルータ独自にログが取られてるわけで、PCが踏み台になったとしてもそこにも消されない限り何らかのログは残ってる。なのに本気で調べようとはしていない。作業員のスマホ見て回ったってその時刻にいたのがそんなに大人数でもない。まずはそこ。

本当にそこに人がいてやってるのならそれはまず、人のルールとか行動規範でどうにかするべき事。そう言う面倒な事放っておいて機械的な対処だけしようとしてもまた何か絶対にある。前に決まったIPアドレスを決まった端末に割り当てるとか言ってやってたけど予想通り、言った通りこう言う事になった。人は放っておくと絶対何かするものだ。

もともと、勤務中に携帯電話使用不可とかにしたのが、自分が現場を去った時点。それまではOKにしていた。それはもちろん夜中に何かあったら飛んでいくためだし、躊躇なく連絡してくれないと困る事の方が多かったから。使ってはいけないと言ってやてるとちょっとした連絡もしてはいけない事になって来なくなり。逆にサボってスマホばかり隠れて見てる事になる。手が綺麗な時に使ってよければ仕事には戻り易いのだ。と言う事で携帯不可とか言うけど、実際に持ってても注意して回るべき人間がそこにいないとか、さらにバカなのは教えてはいけない無線パスワードを教えてしまっている。

マレーシアでよくある「〜すべき」と口で言うが実際コントロールなんかは誰もしないパターン。

それで、セキュリティに戻るけれど、割と高性能で高いファイヤーウォールのようなのを使っていて、実際には使いこなせていない。使いこなせていないだけならまだ良いが、それ自体がセキュリティホールになっている可能性大。簡単に言うと、そこが操作できるようになってるからその事自体がセキュリティホールなのだ。それを操作するためにネットワーク上からアクセスすると言う事はどこからでもそこへはたどり着ける。後はパスワードのみ。そのパスワードも無線のと同じのを使い回していた。

同じ事が各PCにも言える。WindowsのProバージョンをわざわざ与えて事務員に使わせているが、普通に管理者で使ってしまう。何かれば完全に乗っ取られるかバックドア仕掛けられる。それも操作できる便利機能が露出しているからそうなるわけで、何もできないならHomeバージョンにしておくべきなのに。しかもコッチも使用上のルールは作らないしそれほど台数もないのに設定して回るって事もしない。

そう言うわけで、こう言うネットワーク管理なら本当に何もしない方がずっとマシなのだ。ファイヤーウォールだって低機能版の安いのにしてその場に行かないと何もできないようにしておく方が良い。そうしたつまらない管理とかより大事なファイルのリストでも紙で作ってバックアップをチマチマやる方が得だ。何なら全部マイクロソフトのアカウント作って自動バックアップにしておくのも良い。そして毎週末は全員でアップデートしてチェックマーク入れるとかそんなのの方が100倍マシ。素人ができる事ちゃんとやるべきだろう。

エクセルを使ってるって事は

2020-09-24 14:00:28 | マレーシアでニャー2020
以下、先日FBに書いた事をほとんどコピーしています。

あるTwitterアカウントが本人によって非公開になりました。
その人のツイートには文化芸術支援の申請後の精算手続きが以前は領収書郵送でよかったのにエクセルファイルに制限されていたと言う事です。それでエクセルを持っていない人や使った事が無い人は補助金がもらえないのでは?と言う事でした。行政機関の事です。実際には別欄にオンライン申請できない場合はとの部分はあったそうですが。

このツイートに対して多かったコメントは何だと思います?
エクセル位簡単だから使えるようになれ、勉強しろだったのです。「エクセル位は..」なんです。でも、何気にエクセルで入れろと言うのは他でも実は多かったりするんじゃないかなと想像します。どうなんでしょう?

これを見てて思い出した事があります。
2000年代の始め頃だったか、台湾に6年位いた時です。自分は自前ノートパソコン持っていてMSオフィス入ってました。日本から行った人は皆そうでした。でもその時の台湾人はエンジニアであってもノートパソコン持ってない人もいて家には自分でかお店でか組んだデスクトップパソコン持ってる人もいました。当時Windowsもオフィスソフトもコピーがほとんど。街でコピーソフトが山ほど売られててパソコン買うとそれを入れてくれるのがデフォルトだったんです。オフィス以外はCADとかフォトショップとか、主要なのはほぼ全部売られてました。

どうしてそうなるかと言うと仕事で要求されるからです。自分もエクセル使って提出するとか会社がそれを要求するのは普通だと思ってたのですが、こう言う現実を見た時にそうじゃ無いんだと気付かされました。

自分は普通と思ってても、実は高速道路のfast laneを走ってたのです。単に恵まれてただけ。実は貧乏人なのに、日本と言う社会が恵まれてるのに乗ってただけ。

その時思ったのは、恵まれてるのを理由してそれが普通だろ、自分に合わせろ的な事に、意図的であろうと無意識であろうとしてちゃやっぱりマズいよなと言う事。

これに対してこのインフォメーションの別のところにオンライン申請できない場合はと(紙なんだろうけど)別途書いてあったから平等だろうと言う意見もあり、今時スマホでもエクセルファイルは作れるとかいろいろ言う人もいます。

でも考えてみた方が良いと思う。例えば求人票に「男性」と書いてあって、別欄に「女性の場合は..」となってたらそれは本当に平等なの?と言う事。残念ながらエクセルファイルを扱った事無い人はいるしパソコン家に無い人もいるし、エクセル知らない人はスマホでエクセルができるって情報に到達するまでにかなり時間がかかると思うのです。

テクノロジーはアメリカが考え、中国台湾などが物作りしてくれたおかげでかなり民主化できましたけど、お金が必要な以上完全には無理。それと企業独占的なソフトやファイル形式は多少は残ってしまってそれが標準のようになるしかないのも現実としてある。仕方ない事。

だからこそ、エクセルなんて普通に言える人はそうじゃ無い人のことも配慮しないといけないと思うのです。完全な解決策は無いにしてもそれにできるだけ近付こうとしてやってる自治体とか国もたくさんあるわけだし。

結論は無いです。
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その他雑感

エクセル要求するって事で想像するのは、申請の頻度にもよるけれど、受けた人はダブルクリックして開いて目視確認するって作業をやるんだろうなあ、と言う事。そう言うの、コンピュータに勝手に自動でやらせないんだろうなあ、ファイルやデータだけ電子化してもなあ、と。DXとか言っててもしそうならいくら日本の公務員率が他国より低いと言っても、このまま公務員増やすって、そりゃ無いよなぁ...とも思った。

時々年金事務所から封筒来てたけど、あれも手入力の住所が記されていて同じ住所なのに書式違ってた。コンピュータ使ってるのに手入力..昔パソコン、ワープロが導入された時にどれも清書機にしかなってなかったと時々言ってしまうんだけど、まだそんな感じなんだと思う。あれはもう30年前か。残念だけど。

言葉の裏の大きな空洞

2020-09-22 22:24:55 | マレーシアでニャー2020
言葉の独り歩きと言うのがたまに言われるけれど、ままある事だ。

それが本当に言葉だけじゃなくて概念とかそう言うものまで引き連れて歩いてしまうから始末が悪い。独り歩きの悪いと言うのは本来はそこなんだろう。


その、言葉を独り歩きさせるのは言わば、自分自身で考えないと言う事で、これはとっても危険だ。社会にとって危険な事ってのもけっこうあるけど、日常生活の中で常にそうした思考形態を練習してしまっていれば社会の大きな問題もやはりそうなるわけだろう。ちょっと考えさせられる。

今日、通訳が古いノートパソコンのHDDを処理するとか言って机のところでやっていた。その時に発した言葉がまず「セキュリティ」。まあ、そうだな、セキュリティ大事だな。いつもそうなんだが彼の頭はセキュリティからいきなりハードディスクを再生できないように取り外して中身のディスクをどうにかすると言う事に一気に行ってしまったらしい。

それで言い始めたのが、最近はハードディスクが割れていてもそこからデータを盗む事ができるらしいとか。まあ、わからないではないが、じゃ、なぜ壊す前にソフト的に全消去してからにしないのか?そこはスキップらしい。それでそのパソコンは何時ごろ使ってたものなの?WindowsXPの時代。

うーん、セキュリティねえ、それで今まで放って置いたけど、そのデータって誰かにとって重要なのか?盗む価値とか人質に取ってお金請求する価値ってあったのか?これは聞いても答えなんてない。

それで、セキュリティって言って、ハードディスクを帰宅時刻が来たって言ってそのまま机の上の見えるとこに置いて帰るってわけか?うーん。セキュリティねえ...


こう言うのがやっぱり独り歩きなんだろうなあ。セキュリティとか言って別にパソコン使う時のルールとか決めてるわけじゃないし、漏れたり壊れたら本当に困るファイルがどれなのかわかってるわけじゃないし、バックアップがちゃんと取れてるか、何か起きた時の行動が決まってるとかいろいろセキュリティって言葉の裏に空洞が...

あと1週間でできたら良いな

2020-09-20 23:31:15 | マレーシアでニャー2020
Excelハンドリングの項が終わった。

次はフォームからの入力にするつもり。これは割と簡単だと思う。なぜなら使うノードが少ない。dashboardのtemplateノードにHTMLを書いて出口を設定してやるだけ。その時点で既にデータの構造化が済んでいるからそれを後工程で利用するのは簡単だ。計算するのも簡単だし、ファイルを作って保存するのも。

その後はきっと値のグラフ化になる。折れ線グラフと散布図あたり。この2つはよく似ているけれども使う技術が全く違う。そう言うのも面白い。後必要なのは....Windowsのコマンドを使ったWindowsの操作、それとネットワーク関係を1つ、LAN内メッセンジャーとメール送信にしようか?このあたりで普通のオフィス仕事の領域はだいたいカバーできるはず。

最後の方で基礎的な事としてfunctionの書き方のバリエーションと時刻の扱いの予定。

1つ1つは特に難しい事もないのだけれど、やりたいことがまとめて書いてあるものが無いと言うのが問題で、それを一応解決してみようと言うのが趣旨。あと1週間でできれば良いな。

書き始めた

2020-09-18 22:22:14 | マレーシアでニャー2020
Node-REDの本、まださわりだけど描き始めた。

こう言う技術に関わる本は普通の場合かなり基礎的な説明から入ると思うけれど、それはしない。インストールしたらいきなり欲しいものを提示するようなやり方にしてしまう。理由は自分が基礎からの積み上げ式にやられると飽きるから。それに読みたい人はスキルアップより実は答えを求めている場合がほとんどだから。

もしプログラマーになりたいならもっとずっと高度な本を読むとかエキスパートに習うはず。自分もそうだけど完全に習熟するまで待てないで結果が欲しい人は多いと思う。だから積み上げ式にはしない。最初に欲しいものがあって、必要なら後からもっと詳しく調べる方針でいく。わからないところがあっても答と結果が得られるなら良いのだ。そしてわからないところはおまじないとか呪文と思っておけばそれでOK。

そう言うわけで、ボリュームも抑えめにする。何たってエクセルやる人の次のステップ程度のものだから。要は知ってるか知らないで損したままでいるかってところをこれをきっかけに知る人が増えてくれればと言う事。今のところNode-REDはパソコンの理想郷に近い。エクセルまではパソコンは受動的にしか動かないけれどほんの少し先のこれに手を伸ばせば能動的に動いてくれる。自動的にデータベースにもアクセスしてくれるしGoogleのAIとも連携してくれる。ファイルとかフォルダの監視程度ならドラッグアンドドロップしてきて繋げるだけ。こう言うのは何気ない事だけど大事で、人間だって誰かの仕事が終わったのをきっかけに自分の仕事に入るわけだから、それを機械がやってしかも夜中でもアクビせずにきっちりできて出来たよとお知らせまでくれる。

まあ、そんなわけで、早めに終われるように少しづつ書いていこう。