ランドクルーザーBJ41のお話・・・ウインカーが壊れた！編

良い言い方をすればコレはまさにヴィンテージのクラシックカー
３７年も前に造られた１９７０年代の日本を代表するクルマ！
同輩はすでに殆ど見ない・・・
そんな私のBJ41号・・・古き好き昭和の乗り味がそのままの・・・
なんて、悦にしたってその辺りを乗り回していた昨今・・・
ふと・・・思った。・・・
２０年もの間、眠ったままのランクルをタダ必要最小限の整備で
走れるようにしたダケの状態で・・・文句も言わず（故障もせず）
粛々と走る・・・コレで良いのか？・・・ナゼ！？・・・
パラレルに走れる喜びと何時壊れるかの恐怖を・・・
楽しんでこそ（？）この手のクルマに乗る醍醐味！？
なぁ～んて贅沢な悩み事を語っていた矢先に・・・

・・・ん！？・・・ウインカーが点滅しない！？・・・
ヌヲォ～～～～～～！！・・・・
壊れた！！（壊れた事を喜んでいる私）・・・
やっと！！・・・・壊れたじゃないか～～～～！！
ということで、足元にあるウインカーリレー・・・
ココが怪しい？

１０ミリのナットでマウントされたウインカーリレーを
外して・・・

開胸手術です！・・・ツメを上げて「パッカ～ン」

私が社会人になりたての頃、電話交換機入替え工事で撤去した
内部にビッシリ入っていたのと同じようなリレーが入っている（ピンボケ）

接点部分がカーボンで黒ずんでいるのをお掃除しましょう

キュッキュッキュッ

テスターで導通チェック・・・ハイOK～・・・

完成～・・・ウインカーは点灯するのだからバルブは大丈夫のハズ
点滅出来ないのだからリレーの接点が怪しいということで
カーボンが付着して通電不良の箇所を修理すればOKなのだが

気になってバルブを見てみたらこのアリサマ・・・
あぁ～人間に例えるとしたら白内障状態！・・・
よく今日まで点いていてくれたバルブ！・・・

交換しましょう～・・・２０年以上もの勤務お疲れちゃ～ん

カッカララララ～チッコンチッコンチッコン・・・ん～イイね～！
このリレーが奏でる点滅の音色・・・現代のクルマでは・・・
決して聞くことの出来ない・・・昭和の・・・音色！！
後ろで平成生まれの７８号が・・・こっちを見ている・・・