温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

港温泉 山本旅館

2008-08-08 | 道東の温泉施設
泉質:含食塩―重曹泉(緩和性低張高温泉)

源泉湧出地:北海道斜里郡斜里町基線1番地3の1

斜里町を通る釧網本線「知床斜里駅」から、北西方面に直線距離約1.5km行くと西町がある。
西町には「斜里温泉」と言う数件の温泉施設が点在する。
今回の旅、最初に訪問した「大和旅館」はその中の一軒である。
旅館の位置的には西町と港西町との境となる釧網本線に北方面よりで極めて近い。
建物外観では分かりづらく、通り過ぎてしまいがちだ。

近くに看板が設置されており、それによると「御宿泊・御宴会・御入浴」が可能な民宿らしい。

その名の通り、旅館入り口より手前の建物は一般宅らしく、我々が駐車場に車を止めたことに気付くと、心なしかドタバタと慌しさを感じた。
さて旅館内に入ると、受付におばあさんがおり、入浴料200円を支払うと、早速温泉へ案内して下さった。

浴場は男女別にある。
脱衣所に入るや否や、何となく趣のある雰囲気が感じられた。

天井は壁が剥がれたのか、木骨が剥き出しとなっていた^^;

脱衣所の体重計と休憩椅子の間にはプレートに書き記された温泉分析書が掲示されてあった。

脱衣し、早速入浴へと移る。

入り口は2箇所あるがどちらも一箇所の浴槽へと続いている。
ちなみにドアノブが外れており、捻りではなく、押し引き状のドアとなっている。ヮラ

浴室内は中央に浴槽が一つ。



左右に洗い場があり、奥には漬物用の様な黄色いバケツに温泉が直接注がれている。

かなりの高温である。
と、気付くのは浴槽内の温度。
そう言えばおばあさんが案内してくれる時に「今日初めてのお客さんなので浴槽内は高温だと思うので水を足してください」と言ってたのを思い出す。
すかさず浴槽に手を入れてみると・・・熱い!!!
持参した温度計で測定してみると、47.5℃を示した。
これは加水しないと入浴が困難のようだ^^;
洗い場に繋がったホースを浴槽内に入れ、温度が下がるのを辛抱強く待つ。
本日最初の温泉だったこともあり、体が冷えている為、なかなか過酷なものを感じた((汗
それからあれこれかき混ぜたりしながら10分少々。
少し熱めだが、入浴には適した温度のようだ。
測定してみると45.4℃。
これは丁度良い♪
早速入浴へ移ろう。

温泉はパイプから注がれ、湯量の調節が可能。

甘味・弱塩味、つるつる感、微かに茶褐色を帯びている。

源泉温度は55.0℃らしい。
200円と言う低価格でとても良い温泉を頂いた^^
今回の温泉旅行の出だしとしてはとても良いスタートだ。

30分程、入浴を楽しみ、次の目的地へ向う。

続いては一気に知床へ向い、あわよくば新しい温泉を開拓しに行く。。。


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