温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

ニセコ 五色温泉

2007-11-17 | 道央の温泉施設
泉質:酸性・含硫黄―マグネシウム・ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)(旧泉質名:含食塩・塩化土類―酸性苦味硫化水素泉)(酸性低張性高温泉)

源泉所在地:北海道磯谷郡蘭越町字湯里671

今回の宿泊施設は「五色温泉別館」
9月に訪問した時、低料金であの極上の温泉を独占できると言う良い思いをしたので今回も近いこともあり、宿泊することにした。
五色温泉派この時期でかなりの積雪で私が車で向った時は吹雪いており、本当にこんな雪で営業しているのか!?と思わせるくらいだったヮラ

着いて早速食事を済ませ、拙ブログでは紹介したことのない五色温泉の本館へ足を運ぶ。
別館に泊まると別館の浴槽以外にも本館の浴槽を頂くことができ、1度で2度楽しめる(謎)
今回の記事は本館について詳細を書き込むことにしよう。

本館は昔から何度も改装が施され、その経過写真も掲げられている。

今の現状としては「から松の湯」露天風呂:1つ 内風呂:1つ 「展望露天風呂」露天風呂:1つ 内風呂:2つ がある。
最初は人気のある「から松の湯」に向うことした。
温泉入り口は一番奥にあり、その部分だけ年季が入っている。

脱衣所は木製造りで窓から風が入り、着替えてる途中もかなり寒い。
浴槽は内風呂・露天風呂 共に木製造り。

かなり良い雰囲気だ。
温泉も良いのでこれこそ五色温泉!と言う感じ☆
特に露天風呂は景色も良く、浴槽自体も大きいのでかなりリラックスできる。

浴槽内温度が高く、休憩に上がっても外気温で寒いのでそこだけは不自由があった。
また景色は雪で真っ白で幻想的。
私としてみれば指折りのお気に入り温泉施設である。

続いて展望露天風呂へ向う。
展望露天風呂は入り口からして新装感が漂っている。

こちらの浴槽は内風呂・露天風呂 共にタイル張りで、ある意味温泉自体の良さを味合うことができるようだ。
内風呂は壁寄りに小さいのが一つ、大きい窓際に一つある。
  
露天風呂は外に一つだけあり、凸型の大き目なものだ。

ここからの景色も「から松の湯」に負けを劣らない程で以前訪問した野湯「五色温泉源泉 谷間の湯(仮称)」までの経路を望むことが出来る。
と言うことはあちらからこちらの露天風呂も丸見えと言うことになる。。
まぁそれは置いといてもやはり五色温泉は良い温泉だと改めて実感する。
その後は思う存分、別館の温泉も堪能した。

温泉はやはり良く、雪により景色もスゴイものだった。

今日はこれで床につくことにしよう。

―11月17日―

早朝、朝食を済ませ、まめの湯に再び訪問したがやはり高温のため入浴は困難だった。

その後再び本館に向かい、朝風呂を堪能した。

今回の旅はこれで終了。自宅に戻った。。。

※写真はすべて早朝に撮影したものです

河鹿の湯(再訪問)

2007-11-16 | 再訪問シリーズ
さてお待ちかね、本日最大の目的地「河鹿の湯」!
去年も同じような日にここへ訪れていた。
去年は温泉の噴出は最早ないとの情報を聞き、薄い期待で訪れたが運良く温泉はコンコンと湧いており、適温の湯溜まりで入浴することができた。
今年訪れたのは去年に引き続き、1年に1度、入浴できるか運を賭け、挑む野湯。謂わば私にとってみれば今年の最終的な運勢を占う儀式の様なものであるのだ。

去年記事→2006年11月19日 河鹿の湯(初訪問時)

「河鹿の湯」は今年訪れた方がほとんどいなく、いたとしても他サイトではやはり“温泉は涸れている”と言う表記しか目にしない。
それでも去年は運良く入浴までできたのだからきっと今年も再入浴を成し遂げれるであろう。
期待を込め、国道から宮内温泉方面へ車を走らせる。
雪の積もり具合としては車を進めるには支障のない、、と言うよりほとんど積もっていなく、去年より楽に行けるかと思ったが、案の定、宮内温泉を過ぎてから徐々に道路に被さる雪は増え、結局スリップしながらゆっくりゆっくり車を走らせる破目になった。
ほぼ道の最終段階に差し掛かると長いトンネルに入り、そこを抜けるとすぐに右手川奥に「河鹿の湯」が見える。
そこまでのトンネル内は期待でドキドキものだった。
ちなみにどうでも良い話なのだが、この時何故か私の左目のまつ毛が逆にひっくり返り、まぶたの下に入ると言う不可解な現象が起きたが苦難の末、どうにか直すことが出来た^^;

そんなこんなでトンネルを抜け、駐車し高台から川を覗いて見ると。あったあった、去年とほぼ同じ現状を取り留めている「河鹿の湯」が。

持参した小型望遠鏡で覗いて見ると何やら湯気が出ているようにも見える!
早速胴長に履き替え、雪で滑る斜面を川の方に滑り降りる。
浅めな所から川に入り、河鹿の湯を目指す!
川は冷気の所為かとても冷たいがそんなことはそっちのけで川をジャブジャブと漕いで行く。
近づくにつれ湯気の鮮明さも増してきた。
到着すると源泉のボコボコと言う音が耳につく。
やはり温泉は枯れていなかった!!!
湯溜まりに触れてみるとかなり適温!入浴する前に源泉を見に行くことにした。

源泉は枯葉の敷き詰まった小さな円状の溜りから相変わらずブクブクと音を鳴らして噴出しており、その温泉は下に続く通過路を通り、浴槽へと注がれている。温度は65℃とかなり高温。

さてお待ちかねの温泉に入浴する!
湯溜まりの温度は40℃弱と、とても適温で去年浴槽内の邪魔な小石を片付けた為か寝湯状態になると全身浴ができるくらいの深さと長さだった。

他サイトでまれに見る入浴写真はこの下の川と合流する溜まりで、こちらは上の源泉が噴出していなくても微量に下部から噴出しているらしいがあまりにもぬるく、ここに入るくらいなら明らかに源泉から直通しているこの湯溜まりの方が居心地が良いので下での入浴はしないことにした。
やはりここの温泉は良い温泉だった。。。
景色も良いし、温泉も良いし、言うことなし!

「また来年来たい!!!!」
そんな強い意志を持ちながら1年に1度の入浴を楽しんだ。。
それにしてもこの河鹿の湯の噴泉塔は間近で見るととてもスゴイ!
温泉の通下部は成分の所為でガチガチに固まっていてとても綺麗に見える。
  
全てに関してスゴイ温泉だった。。。

今年も「河鹿の湯」で入浴ができたのだが、一つ気なる点があった。
それは去年と明らかに温泉の色と噴泉塔であるこの「河鹿の湯」自体の色が違うことだ。
確か去年は少しオレンジ色の濁ったお湯だったが、今年は明らかに無色と言うか少し白濁しており、湯溜まりに沈殿した湯の華も完全に白濁している。
また噴泉塔自体も濃いオレンジ色と茶色でほぼ構成されていたのが、今年は薄いクリーム色とオレンジ色でほぼ構成されていて、こちらも明らかに色が違うことが分かる。
これは去年の写真と今年の写真を見比べても分かるほどである。
  
(↑今回)         (↑去年11月19日)
何故このようなことが起きてしまったのだろうか、、、泉質が変わったのだろうか、、、温泉は本当に奥が深い。。

そんなこんなで時間は4時を回り、辺りは段々と薄暗くなってきた。
1時間以上の長湯をしたものの、かなり後ろ髪を引かれたが、“来年も来るのでどうか温泉が噴出していてください”と心の中で呟き、「河鹿の湯」を後にした。。。

N温泉(再訪問)

2007-11-16 | 再訪問シリーズ
今回の旅は理由があってこの日にある場所に向うことにした。
理由は後々分かるだろう。

行く途中に訪問したのは以前訪問したN温泉。
さて温泉は浴槽一杯に注がれている。
注がれ口は34℃、浴槽内温度は33℃で無色透明ですっぱさを感じ、硫黄臭がある。
入浴すると思った以上に温かく感じた。

30分程入浴して上がると外気の低さからかなり冷え込んだ。

※さて続いては今回の旅で一番のお目当ての野湯へ向う。

南湯温泉

2007-11-04 | 道央の温泉施設
泉質:ナトリウム―硫酸塩・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:含重曹―芒硝泉)

源泉所在地:北海道小樽市入船4丁目69番11

小樽市内の「南小樽駅」から小樽短大の近く。
道路沿いには「南湯温泉」の看板が見える。

建物の外観からはすごく良さげな温泉の様な雰囲気を醸し出している。
建物横には青い源泉タンクらしき物がある。

中に入ると正面に番頭があり、横には大きな温泉分析書別書が掲示されている。
料金を払い、早速温泉に向う。
脱衣所には温泉分析書が掲げられている。

中には「でんき風呂」、「温泉浴槽」、「打たせ湯」があり、サウナも完備している。

さて温泉浴槽は壁沿いの角にあり、温泉が勢い良く浴槽に注がれている。

塩素管理、循環ろ過使用、加温している。
温泉自体は小樽に多く点在する冷鉱泉ではなく、列記とした温泉であり、小樽内で温泉に訪問するなら是非ともここに訪問していただきたい。
源泉温度は44.8℃でほぼ無色、微弱に塩味を感じる。

ちなみに以前、北海道新聞「湯ったり気分」にも載ったことがある。その記事は脱衣所の壁に掲示されている。