温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

山鼻温泉 屯田湯

2007-10-21 | 道央の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物強塩泉(中性高張性低温泉)(旧泉質名:強食塩泉)

源泉所在地:北海道札幌市中央区南9条西8丁目531番27

「ぽぽろの湯」から時間があったので札幌市内の温泉に訪問することになった。
場所は中央区。
中島公園から円山公園に向う菊水旭山公園通を少し外れた所にあり、説明が難しいが、南8西8で右手にトヨタカローラ札幌を過ぎると信号を現れるのでそこを左折し、左手に南札幌病院を確認すると最初の道路を右折する。
そこを先に進んでいくと右手に入り口が現れる。
入り口前には「山鼻温泉」の看板が眩しい光を放っている。

建物は城下町の薬屋みたいな瓦造りの様だが瓦はプラスチック。
駐車場は裏手なので回ると「山鼻温泉」の大きな看板がライトアップしてあり、その横には天高く伸びてるボーリングの棒が地面に刺さっている。

館内入り口は男女別に分かれていて入るやいなや中央に番頭がある。
番頭上には北海道温泉協会の天然温泉許可板が掲げられている。

早速温泉へ向おう。
浴槽はタイル張りの茶色い浴槽で温泉自体も微弱に茶色く濁っているようにも見える。

浴槽角には石造りの注がれ口があり、そこから勢い良く浴槽に注がれている。

注がれ口の温泉通過部は成分の所為か茶色く変色している。
浴槽内には籠状のものが沈んでいて、多分中身はブラックシリカだと思われる。
温泉は加温・塩素消毒・循環ろ過器 使用。
一ッ風呂浴び、脱衣所の休憩場で休んでいると、壁の掲示物が目に入った。
その中で一際、目を引いたのは《「熱の湯」といわれる強食塩泉》ものだった。

その内容としては次の通りだ・・・

札幌は現在海から遠く離れていますが、昔は海面下にあったと考えられ、当時の塩分が地下に残っていて、地上に湧出するときに溶けて出てくると考えられています。泉水1キログラム中に食塩15グラム以上含むものを強食塩泉(ゾーン泉)といい日本に数少なく、食塩以外にマグネシウム、カルシウム、臭素、沃素、が含まれています。入浴後、皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため、保温効果があり「温まる温泉」「熱の湯」と呼ばれています。

短時間でとても勉強になった^^;
その他にも温泉分析書や温泉分析書別書やここ(山鼻温泉)の当時のボーリング写真が掲示されていた。
  
今日はもう一度温まって自宅に帰宅することにした。。

札幌市内では限られた温泉だが、その中でも秘湯系要素も持つ温泉銭湯であった。

ニセコひらふ温泉 ぽぽろの湯

2007-10-21 | 道央の温泉施設
泉質:ナトリウム・マグネシウム―炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含食塩・生苦味―重曹泉)

源泉所在地:北海道虻田郡倶知安町字山田204番1

ニセコ町から倶知安町に函館本線沿いの道道343号線を進んでいく。
途中左手にセイコーマートが現れるのでそこを左折し、スキー場「グラン・ヒラフ」に向かう。
一番奥は「山田温泉」と言って冬期限定で営業していたが浴槽が火災になり、現在は営業していないだろう。
今回訪問した「ぽぽろの湯」はその直ぐ手前、高原第1ABリフト付近にある。
入浴料が800円と私にとってはかなり高価なので割引券を使用して入浴に向かった。
建物の外観はコンクリート造りでとても清潔さがある。
館内もとても清潔さが溢れており、1階には食堂、温泉は2階にあり、入浴料もそこで払う。
では早速温泉に向かう。
浴槽は細長い内風呂と露天風呂がある。
  
加温・消毒処理を行っている。
温泉は源泉温度44.1℃、pH値6.7
微弱黄色微濁で鉄っぽい味と臭いがある。
サウナなども完備しており、清潔さがある。
内風呂・露天風呂 共に40℃くらいのぬる湯であった。
露天風呂からはニセコアンヌプリが一望でき、天気があまりさえないので山の天辺が見えない。

温泉は惜しげもなく浴槽に注がれており、とても良い温泉だった。


まだ暇があるので真っ直ぐ札幌市内の「山鼻温泉」に向かう。

※地形図では山田温泉の上に謎の温泉マークがある。
以前は夏真っ盛りに訪問し、残念ながらあまりの草木の多さで諦めてしまった。
今年中にはまたTRYしてみようと考えている。

伊藤温泉旅館 ひかり温泉

2007-10-07 | 道央の温泉施設
泉質:ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:含石膏―食塩泉)

源泉所在地:北海道有珠郡壮瞥町字蟠渓16―34

以前から気になっていた温泉旅館。
入り口前には「歓迎 美人湯の里 ひかり温泉」と書かれている。

外観は時代を感じさせる古い造りで見ていると何故か心が落ち着く。。
館内に入ると沢山の狸の置物や珍品が置かれてあり、入浴料を設置された箱に入れ、館主の案内で温泉へ向かう。
  
館内も時代を感じさせる造りで木製の廊下を奥へ進んでいく。
途中、休憩所と思われるところでは将棋大会が行われているようで沢山の地元の方々が将棋を楽しんでいた。
温泉は休憩所の反対側に男女別の「石風呂」と更に奥の階段をおり、左手には「家族風呂」、右手には「大浴場」がある。
  
まずは家族客もいないようなので「家族風呂」に入浴することにした。
脱衣所には温泉分析書・温泉分析書別書・試験(検査)の結果について・浴槽設定温度の掲示があり、掲示によると源泉は67.2℃、pH値は7.5
  
どの浴槽も加水をしているが源泉かけ流し型のようだ。
「家族風呂」の設定温度は40℃らしい。
浴槽は地面が緑色で横に長方形の浴槽と言うシンプルな造り。

温泉は蛇口から惜しげもなく浴槽に注がれている。

浴槽に足を入れてみると、あまりの熱さに一瞬飛び上がった!
これは40℃じゃきかない!!
持参していた温度計で浴槽温度を測ってみると47℃弱!!
「どんだけ~~!!ヮラ」
設定温度とはかなりの差があるようだ。
このまま入浴しないのもどうかと思うので歯を食い縛り、少しずつ浴槽に沈んでいく。
全身が浸かりきった頃にはもう全身が茹でタコ状態で少し浸かって飛び出てしまった^^;
続いて岩風呂に人がいなくなった様なので服を持って移動する。
こちらも先程と同じような掲示があり、浴槽温度は40℃と書かれている。
先程ので信頼は薄いが支配人を信じて浴槽へ向かうヮラ
ドアを開けると短距離の道が続き、突き当たりに浴槽がある。

なんとも不思議な造りの浴槽で温泉は中央部の石で固めたオブジェの様なものの天辺からと端のホースから注がれているようだ。
  
壁際にはシャワーがある。

浴槽内は掲示の通り40℃くらいで適温。
天気が良かったので窓から燦燦と降り注ぐ日光がとても良い。
この浴槽はまた一味違う趣を感じさせた。

続いてそのまま大浴場の方へ向かう。
こちらにも同じく掲示物があり、設定温度はあつ湯が43℃、ぬる湯が40℃
男女別ではないようなので一応混浴と言うことになる。
浴槽は半円状のぬる湯とほぼ長方形のあつ湯で2つある。

ここで特徴的なのがぬる湯の方に大きく書かれている「蟠渓ひかり温泉音頭」
私はこれを見た時、正直あまりの歌詞のセンスの無さに思わず浴場一杯にこだまする位の大爆笑してしまった!ヮラ
その歌詞とはこのようなものだった・・・

「蟠渓ひかり温泉音頭」 作詞・作曲 とある詩人(館主に聞いた結果)

ここは北国渓谷の国道453号線
道をはさんで森の中
田舎の古い小さな旅館
蟠渓ひかりの湯
身体も心も湯につかりゃ(ドウシタ)
お肌も心もピカピカさ
川で魚もひかり温泉音頭で
毎日飛びはねる(ヨイショ)

と言うもの。。。
どうだろうか、これを見て。。
誰が歌うだろうか?『蟠渓ひかり温泉音頭』
音程も気になるところなので後で館主に聞いてみよう。

あつ湯は適温であった。

ぬる湯の方は『蟠渓ひかり温泉音頭』のお蔭でそれどころではなかったヮラ

浴槽の温度は適温で文句なし、北湯沢の良い温泉を堪能させていただいた。

さてお待ちかね!服を着替え、館主の下へ駆け寄り、早速聞いてみる。

「大浴場に『蟠渓ひかり温泉音頭』って言うのがありましたが良かったらどんな音頭か聞かせていただけないでしょうか?」

すると館主は重たい口を開き、このように言った。

「実は私も知らないんだよ。これは有名な詩人さんが書いてくれるって言うから書いてもらったんだけど、実は唯のペンキ屋でね。歌にセンスが無いからこっちも迷惑してるんだよ。最初は作曲者の名前が書いてあったんだけど私が自分でペンキで消したんだ。」

と言うようなことを語ってくれた。
まぁ確かに詩人ならもう少しまともなものに仕上がっていただろうヮラ
館主と笑いながらそんな話をして交流が深まった。
この『蟠渓ひかり温泉音頭』を目的に行くのも悪くない、と密かに心の中で思いながらこの場を後にした。。。

民宿 呉竹荘

2007-10-07 | 道央の温泉施設
泉質:食塩泉(緩和性低張高温泉)

湧出地:北海道白老町竹浦118の26

登別本町から国道36号線を使用して白老町に向かう。
すると左側奥にJR室蘭本線が通っているので沿って進んで行くことになる。
右側に「虎杖浜温泉ホテル」左側に虎杖浜駅を過ぎると信号を過ぎた頃から左側に西部出張所、虎杖浜出張所が出てくる。
そこを過ぎて更に進んでいくと左側に「ホテルほくよう」が現れてくるが今回訪問するのはその出張所と「ほくよう」の丁度中間地点の左側に位置する。
注意して見ていると意外にも直ぐに見つかるが大半の運転手は分からずにスルーしてしまうだろう。
入り口には「昔風ラーメン 焼魚定食 民宿呉竹荘 ライダーハウス」と言う看板がある。

そして問題の外観!
なんと言うか…とにかく凄い!
ガラクタが辺り一面に放置され、一見すると「ホントに営業しているのか!?」と言うのが正直な反応である。
以前訪問を決意した時は窓際にグチャグチャの布団が見え、流石に気持ち悪くなって退散したのだが今回は更に固い決意の上、向かったのでそう簡単には引かない。
早速、建物の前に駐車し、中に入る。
右側には小屋があるが中にはガラクタばかり、、その他にも壊れたイスやかなり年代物の電車の器具など、それはそれはある意味、色とりどりのものが置いてあるヮラ
  
さて中へ入ると、まず目の前に居酒屋のカウンターの様なものがあり、暖簾には「名伐 呉おでん竹」と書かれているが一体何のことやら、主人に聞いて見ると昔はおでん屋を経営していたらしい。

今ではカウンター一杯に物が敷き詰められ、再開の目途は立っていないと言う。
余談はここらにしておき、早速入浴することにした。
確か入浴料は500円で、支払うと奥の脱衣所に案内された。
脱衣所にはかなり年代物のマッサージチェアと棚があり、籠や鏡、使用済みのヘアースプレーやタオルなどなど、、けして触りたくないような物が放置されている(苦笑)
  
加えてゴミ箱には何本ものベタ付いた髪の毛が入っており、なんか入る前から嫌な予感。。。
地面に疎らに敷かれたタオルは水で濡れ、一歩一歩ぐちゅぐちゅした不快な感覚を覚える。
また壁には「温泉分析書」や新聞に書かれた「温泉飲用」についてや「健康入浴法」が掲示されていた。
  
(↑上部の写真は2回クリックすると元のサイズを楽しめます)

あと驚いたのは壁にごく自然に掲示されていたカレンダーはなんと「1976年」!!

『どんだけ古いカレンダーだ!!』と密かに思ったり、思わなかったり、、ヮラ
そんな前置きで不安のまま浴槽を見ると、意外にも普通なものであった。
浴槽は壁寄りに三角形の浴槽で地面はタイルの様だがまわりの一部は石で囲んである。

浴槽内にも疎らに大き目の石がいくつか沈んでおり、椅子がわりに出来る。
温泉はパイプから直接注がれており、完全な「源泉かけ流し」、湯量の調節も出来る。

浴槽内は少し熱めで温泉分析書では「無色透明異臭味なし」と書かれているが何故か一見して黒ずんでいる様にも見える。
モザイク板を一枚挟んで反対側には女性浴槽があるようだ。
温泉自体はとても良いのだがやはり清掃の手が行き届いてないらしく、窓の隅にはナメクジが溶けたような、もしくは鼻水のような、ねっとりしたものが付着していた。

あまり気にしていると、ろくに入浴を楽しめないので出来るだけ気付かぬ振りをしていたが、やはりあまり気持ち良いものではなく、体に温泉成分が染み込んだかなぁ~と言うところで短時間の入浴を終了させた(苦笑)

『是非また来たい!』とは正直思わなかったが、温泉事態はとても良いのでまた何らかの機会があれば訪れたいと思う。
続いて時間に余裕があるので帰り際、北湯沢に入り、未訪問の「ひかり温泉」へと足を伸ばそう。。

いずみヴィラ

2007-10-07 | 道央の温泉施設
泉質:ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含土類―芒硝泉)

源泉所在地:北海道登別東町3丁目9番地

((注)写真は次日の7日早朝に撮ったものです)
本日の宿泊施設。
フンベの湯」に行く前に一度荷物を置いておいたので館内に入ると同時に温泉に向かう。
脱衣所・浴槽内には既に先客が数人いる。
先に人が少ない露天風呂に行く。
浴槽は長方形のタイル製で周りは木の板で隠されている。
  
温泉は端の注がれ口から注がれている。

こぼれたお湯は砂利の敷き詰めた足湯用と思われる細長い浴槽へ流れる。
  
内風呂は大きい方の熱湯と小さい方のぬる湯があり、ぬる湯は適温なのだが熱湯の温度はなかなかのもの。

どちらも少しの濁りもない虎杖浜では珍しい無色透明の温泉である。
数分で入浴を一時終了し、晩飯に行くことにした。
今回の晩飯は登別市内の焼き鳥屋「一平」
帯広発でその特有の食べ方と味のマッチが有名になり、今や北海道の名物料理とも言えるだろう。
その有名な食べ方はタレの豚串にからしを付けて食べると言うもの。
その味に道産子は嵌ってしまったのだろう、既に店は満員。
仕方がなく待つことにした。
思った以上に席が空かなく、30分くらい待ったのだろうか。
店長がとても気立ての良い方でなんと待たせたと言う理由でジョッキ1杯を無料にして下さった。
ご機嫌で食事を終わらせる。
味は勿論、絶品!
宿泊施設へ戻り、部屋で休憩し、露天風呂の終わる午後11時の10分前の10時50分に温泉へ向かった。
早速露天風呂へ入ろうとすると、
「ガタガタ…ん!?」
なんと内風呂から露天風呂へ向かうドアが開いてない!!
11時に閉まるとは言われていたが何故かドアが閉まっている。
多分ここの管理人が「もう入浴しには来ないだろう」と思い、閉めたのだろう。
まぁしょうがないかと私は思っていたのだが、一緒に来ていた同行人がこれに大激怒!!!
スッポンポンでフロントへ向かった!!
時間も時間なので客はいなかったがもし居たら結構やばい事になっていただろう…
脱衣所で待っていた私の耳にも同行人の怒鳴り声が聞こえる!
少し沈黙が起きた後、管理人が鍵を持ってトボトボと歩いてきた。
隣にいる同行人は凄い形相で管理人を睨んでいる。
同行人は「これだから×××は○○なんだ!!!」と管理人にとっては厳しい過激な言葉を叫んでいた(あまりに過激すぎるので一部修正しています)
『そこまで言わなくてもいいのに…』と私を思ったが時既に遅し、管理人は半べそ状態。。
この場を借りて謝罪の言葉を言わせて頂きたい。。
同行人が大変失礼なことを言ってしまい、申し訳御座いませんでした。
でお詫びに入浴時間も伸ばしてくれたらしく、30分くらいまで露天風呂でダラダラしていた。
今日は明日に備えてもうとこに付くことにしよう。。。

明日は待ちに待った「呉竹荘」と時間があれば北湯沢の「ひかり温泉」に向かう予定である。。。

フンベの湯(夜間訪問)(再訪問)

2007-10-06 | 再訪問シリーズ
今回の宿泊施設である「いずみヴィラ」に着いたものの時間に余裕があるため、久々に「フンベの湯」に向かった。
源泉の修復も完了したようだし、今の現状を知りたいのも一理あった。
まぁ、ともかく夜間記事と言うのも前代未聞な話だ!!
早速向かう!
現在時刻は8時過ぎ、夜間と言う程の時間でもないが既に回り真っ暗。
入り口手前の駐車場には日中山ほどいる車がやはり一台も止まっていない。
当然足元も真っ暗で崖の上にある「フンベの湯」はそれなりの注意が必要だ。
携帯の予備ライトで足元を照らしながらが向かう。
道は暗いととても異様な雰囲気を醸し出し、今にもお化けなんか出てきそうな感じだヮラ
それでも何とか温泉小屋に到着。
ドアを開け、中に入る。
と、ここで灯りを探すが…ない!
懐中電灯か何かがあったような気がしたのだが…ローソクでも持ってくれば良かったと今になって後悔…
目が慣れるまで待つしかないようだ…
早速着替え、足先の神経を尖らせ、一歩一歩浴槽へ近づく。
目も段々慣れ始め、ぼんやりと浴槽が見えてきた。

掛け湯を浴び、浴槽へ浸かる。

久々に堪能できる「フンベの湯」
温泉は無色透明で丁度適温。
注がれる勢いも中々のもの。

窓を開けると夜空には一面の星、水平面にはイカ釣りの漁業ライト、眺めも温泉も抜群!!

とても良い温泉を頂いた。。。
昼間は地元の常連さんは占領しているが夜間は人がいないので気を使うこともなく長時間の入浴を楽しめる。
時々外に出て星を眺めたりしながら1時間弱、車に戻ることにした。

改めて思うが「フンベの湯」を独占できるなんてなかなか出来ることじゃない。
それにこれなら女性の方でも入浴が可能だろう。
しかし行くには十分気を付けて頂きたい。

時間も押してきたので宿泊施設へ戻ろう。。。

地元温泉(手湯)

2007-10-06 | 道央の野湯・無料温泉
某所、ある方から情報を頂き、向かうことにした。
最初は付近まで行ったのだがなかなか発見することができず、地元民に聞いたところアッサリ教えてくれた。
地元温泉だけあり入浴できないことははなから知っていたがその名を聞くと「外観だけでも」とか「源泉探索」とか「出来れば、絶対に無理だけど、出来れば!出来れば!入れさせて頂きたい!!」とか勝手に無謀なことを考えてしまうのが私でもある。
私が聞いた地元民は以外にも以前からいろいろとお世話になっていた人だった訳か、「私の親戚だ、って言って入ってきていいよ~」と心強いお言葉を頂いた。
また話では以前は一般公開されていたらしく、海水浴客が帰りに良く利用していたらしいのだが、あまりのマナーの悪さに地元の方々も堪忍の緒が切れ、厳重に完備したらしい。
本当に止めて頂きたい。。
北海道内にも現に何箇所もこのようなパターンで畳んだ所があるのに。。。
利用するからにはマナーを守って利用して頂きたい。。。

話の通りの場所へ行くと、あった、あった、、、

しかし鍵が掛かっているようだ。
裏では廃湯が勢い良く流れており、ここでの入浴も考えたが流石に止めておこう。

時間を置き、再訪することにした。

―3時間後―

いろいろ近くの温泉施設を訪問し、時間を稼ぐことが出来た。
その時の記事は次記事より拙ブログで紹介することにしよう。
で、早速「地元温泉」の前へと到着した。

すると!!!

なんと偶然!!地元民が丁度入って行くではないか!!!

早速走って行き、話し掛ける。
話内ではどうにか入浴できないかと一応聞いたのだが迷惑なのもあるので余り粘って聞かず、結果としては「入浴させてあげたいが問題になる」という事で浴槽だけ見せていただいた。
浴槽は小浴槽と大浴槽があり、ホースを通じて温泉が注がれている。
    
温泉は少し茶褐色で触れた時の体感温度45℃くらい。
凄いことに電気が通っておらず、私が訪問した時は既にほぼ真っ暗で写真撮影には湯気と暗さでかなり苦労した。
なので拙ブログで載せた画像も奇跡の一枚と言えようヮラ

入浴できなかったのはかなり無念だったがそれは当然の結果。
浴槽を見せていただいた上、手湯が出来ただけ、私の中でも凄い進歩だと思う。
とても良い経験をした。。。

※・一般入浴はできません!!
・押し掛けは御遠慮ください

共楽旅館

2007-10-06 | 道央の温泉施設
泉質:硫化水素泉

利用場所:北海道白老郡白老町竹浦129

国道36号線沿いにある旅館兼飲食店系温泉施設(食事をすれば無料と言う形式ではありません)
外観から見ると「入浴200エン」の文字が運転者の目線を奪う。かと言って余所見運転は危険ですぞ(注)ヮラ

近くには以前宿泊までもした「ホテル オーシャン」がある。
ここは以前から『行こう、行こう。。』とは思っていたのだが、なかなか決心することが出来なく、スルーしていた。
まぁ理由としては「入浴200エン」と言う言葉にも当然惹かれるのだが第一印象としては逆に「それ程の温泉か…」と言う勝手な思い込みで思い立てなかったのもあった。
しかし今回は良い機会だと思い、行くことにしたのだ。
建物には2つの入り口があり、片方には小さな文字で「松尾ジンギスカン」の文字と時折流れるデジタル文字の掲示灯。オモシロい事にその掲示灯には「結婚調査A」と言う不可思議な文字も出てきたり。。。ヮラ

もう片方の入り口は旅館入り口の様で、きっと多様な職業を営む館主だろう。

早速ジンギスカンの入り口の方から入って行く。
入るとすぐに館主がいて、周りには無数のテーブルが並んでいる。
掲示通り200円を支払い、館主の案内で旅館側の棟に進んで行く。
更に奥へ進んでいくと2つの脱衣所入り口が現れた。
早速入浴に移す。
温泉分析書の掲示はないようだが「源泉100%」の掲示や「適応症」などが書かれた紙が張られていた。
  
そこには保健所が認めたシールも貼られていた。
浴槽は半円型で蛇口からは温泉が絶え間なく注がれている。

温泉は少し濁っていてつるつる感がとてもある。

浴槽横にはアロエのようなものが植えられた大きいの花瓶があり、温泉はその花瓶の下を勿体無くもかけ流しにされている。

浴槽から窓を開けて外を見てみると海が一望できる。

予想以上に良い温泉で200円以上の得はあっただろうと確信する。
何れまた訪問したいものだ。。

ラヂウム鉱石 宝湯

2007-10-06 | 道央の温泉施設
泉質:食塩泉(飽和性低張高温泉)

湧出地:北海道白老郡白老町字萩野51番地の8

ここらの地区は言葉で説明するのは容易ではないため、行き方ついては軽くしか説明できないが悪しからず。。。
国道36号線を登別市から白老町に向かう途中にある。
国道沿いにあるのだが民家の間に隠れており、唯一の目印が小さく掲げられた「 ゆ」の看板くらい。

あと近くは「日本製紙工場」があるのであの独特の臭いも特徴のひとつかもしれないヮラ
萩野駅からは約100m程。アクセスの難しい方は萩野駅に直接聞き込むのも1つの手。
早速、温泉へ向かう。
車線上、駐車場にはとても入りづらいが小渋滞を作りながらも何とか駐車完了。
今回は2回目の訪問だが拙ブログに記載するのは初めて。と言うのもここの温泉はあまり換気がよろしくなく、浴槽の写真がくもりの所為で上手く写らない上、湯治客らにも人気の温泉銭湯なため、なかなか撮影に踏み込めないのも確かだった。
では番頭にお金を支払い、浴槽へ向かう。
今回は先客1人のみ、思いの他のベストタイミングだった。
その先客も我々が洗っている内に上がってしまい、貸切状態の中、何枚もシャッターを切った。
その中でも選抜されて良く写ったのが以下の写真である。

浴槽は小浴槽、大浴槽の2つが繋がっており、大浴槽に直接流された温泉が小浴槽へも流れ、小浴槽の方がぬるくなっている。

そう言えば以前訪問した時は大浴槽があまりにも熱くて薄めてもらったっけ、、、
大浴槽は後にし、先に小浴槽で入浴することにした。

小浴槽は適温より少し熱めの46℃弱、心地良く入浴することができる。
温泉は茶褐色のコーヒー色で備え付けのカランに溜めてみるとその濁り具合は一目瞭然である。

少ししょっぱ味もあり、源泉温度は摂氏54.0℃のアルカリ性である。
体を慣らした後、あの大浴槽に挑戦する。
足を入れた瞬間、函館の銭湯を思わせるあの懐かしい痺れが全身を襲う!ヮラ
腰辺りまでどうにか浸かることはできたが思わずあまりの熱さで飛び出てしまった。
持参した温度計で測ってみたところ、53℃を示し、流石にこれでは人間の限界を超えてしまっているのではないかと、身をもって確信した(※ちなみに私の限界は小湯沼の49℃ですヮラ)
番頭さんに軽く薄めてもらうと、すぐに適温になり、とても良い温泉を独り占めすることができた♪
入浴後も汗が止まらず発汗性もあるようだ。

では足早に次の温泉施設へ向かう。。。

バーデン団地 恥らいの湯(仮称)

2007-10-06 | 道央の野湯・無料温泉
地元主婦に聞いた2箇所あると言う「謎湯」系満々の場所へ欲望に狩られるまま、向かうことにしたヮラ
まず1箇所目だが只今居るこの謎湯からはかなり近いらしい。
場所的には奥の住宅地に続く舗装道路を進んでいくとすぐに右手に現れるらしい。
正確な場所も聞かぬ上、どのような見た目かもわからないので不安の中進んでいったが、思いの他とても分かり易く、あまりの短距離で呆気に取られてしまった。
道路の脇からは湯気と轟音が立ち込め、どう見ても温泉だと言うことがわかる。
温泉は2つのパイプから土手へとかけ流され、触ってみると熱めの50℃弱。

上に乗っているコンクリートを除け、浸かろうとも考えたが流石に住宅地でもあるし、そこまでして浸かろうと言う執念もなかったので少し辺りを観察することに。。。
温泉が流れている一段上の高台にはシルバーの建物があり、そこには木の看板で「太平洋団地温泉管理組合 温泉管理室」と書かれており、やはりここ一体の住宅地に分湯している温泉の拠点のようだ。

そしてこの土手にかけ流されているのはその廃湯?と言うことになるのであろうか。
こちらも少しの謎を残したまま、次の場所に期待を託し、向かうことに。。。

次の場所は私も一度訪れたことのある「ホテル グリューネ」だかの裏手にあるらしい。
この「グリューネ」については何れ過去記事と言うことで拙ブログにも書き込もうと思っている。
場所はこの後記載する「宝湯」と言う温泉銭湯の近くの交差点に看板があるのでそれを目印に向かう。
詳しくはあまり覚えがないので訪問したい方は各自で検索して向かって欲しい。

で、早速「グリューネ」に到着。
以前に2度目の訪問、と思い訪れたのだが休業していたらしく、今回もその休業は解けていなかった。が、管理人らしき人の車があったので開業の兆しありか!!と思われるヮラ
早速、先程聞いた謎湯を探索することに。。。
「グリューネ」の露天風呂を左手に過ぎ、少し進むと、団地らしき地帯が左手に現れる。
ここ一体を「バーデン団地」と言うらしく、その名が看板にも記されていた。
ところで温泉はと言うと…





あったことにはあったのだが…





それに入浴もできないこともないのだが…






人目につきすぎる!!!







それに至近距離で地元民が会話を楽しんでいる!!!



この温泉は左右に広がった舗装道路の中央部でパイプ伝いに土手に流れており、その温度を測ってみたところ、丁度50℃。

土手は狭すぎて浸かることはできないが、先程と違い、パイプを軽く捻れば持参したプールに溜めれそうな雰囲気。

しかし、近くでは地元主婦が会話を楽しんでおり、流石に目の前で全裸で入浴できる雰囲気ではない、、、

さぁどうするか、、とても良さ気な温泉を目の前にしてどうすべきか、、、温泉旅がらすは考えた、、、

そして至った結論は・・・・・










入浴する!!!!!!(爆)


地元主婦の方々に事情を説明し、「そう言う事ですので~」と無理やり、話を流し、持参したプールにお湯を溜める!
5分くらいで47℃と丁度適温になり、全身浴可能な浴槽が完成した!

一応車内で着替えを済ませ、主婦達が話を続行している中、入浴開始!!!ヮラ

温泉は少し茶褐色に濁っており、つるつる感もあり、こんな上質な温泉を浸かれるのはとても嬉しいことなのだが…人目が気になる!!!
それに何故か人が2人程増えてるし!!!(爆)
それに何故か、見ないとか言っていた主婦達がジロジロ見てるし!!(汗)
今までにない「恥ずかしさ」!
なので温泉名は一応「恥らいの湯(仮称)」と言うことにしたヮラ
良い温泉なのだが流石にもう入浴しようと言う気持ちにはならなかった(タジタジ)
話によるとこの温泉は「バーデン団地」に分湯されている温泉が未使用のまま流されているものらしい。

注!
・女性は入浴しない方がイイです(まずしようと考える人すらいないと思いますが・・・)
・確かに「謎湯」系満々ですが早まった考えは止めといた方がいいと思います(爆)
・警察が来て御用になっても諦めてください(爆)

虎杖浜温泉最大の謎!

2007-10-06 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
土日を利用し、ある程度近場である「虎杖浜温泉」を多数制覇しに向かったヮラ

まず最初に資料を元に謎湯系を求め車を走らせる。
その資料とはかりんさん萩野荘と野湯か?湧き水か?と言うもの。
かりんさんは萩野荘へ訪問時に裏手で発見したらしい。
写真を見る限り、湧き水の給水場のようにも見えるが何処となく野湯系の匂いがしないでもない。
現場に行かないと正直、どのような常態かがわからないので今回の旅、最初の目的地として向かうことにしたのだ。
場所は萩野荘を右に過ぎ、突き当りを右。。と説明しても分からないと思うので地図も細かく載っているかりんさんのブログからアクセスした方が確かだ。

かりんさんの記事はこちら!→萩野荘と野湯か?湧き水か?

すると見えてきた、見えてきた。
ブルーのプラスチックケースに白いパイプ。これで間違いないだろう。
しかし何やらそこで洗物をしている地元民がいる。
良い機会だと思い、話しかけたところ、その人もこの正体が何なのかは分からないらしく、多分湧き水だろうとのこと。
しかし見る限りではパイプは脇の土手から刺さっており、何処かから運び込まれているようだ。

それに手を入れてみたところ、30℃まではいかないが20℃弱はあるだろうと言うくらい。
“う~む、確かに謎だ…”
これを見ていると居ても立ってもいられず、パイプの先を探索することにしたヮラ
パイプの先には小規模ながらゲートボール場があり、更にその先には何とも怪しげなグリーンの小屋が!

小屋は生憎鍵が掛かっているものの、窓からは中の様子が覗える。
中には源泉ポンプの様なものがあり、仕切に「ゴー!」と言う音を立てている。
周りを見渡してみるとすぐ横がぬかるんでいる事に気が付いた。
その泥濘の先はポンプ小屋で、触ってみたところ、ゆうに60℃を越えているようなので温泉なのは間違いないだろう。

これで先程の湧き水?の正体も明らかとなったと思われたが確実に泉質が違う。
こちらは少し茶褐色が掛かり、微量ながら硫黄臭があるのだが、あちらの湧き水?は無色透明で無臭なのである。
結局この正体は掴めず、辺りをウロウロしていると奥から2人の地元主婦のような方々が向かってき、彼女達にも聞いたところ、すぐ向かいの家の老人が唯の水だと言っているらしい。しかし何で唯の水がこんなところに?
疑問が増える中、更に話を進めていくと近場に2箇所ほどこのような所があると言う。
そちらを探索した方が懸命だと言うのでもやもやが晴らされないまま、この場を後にするのであった。。。