温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

五色温泉源泉 谷間の湯(仮称)

2007-05-26 | 道央の野湯・無料温泉
道道倶知安ニセコ線から五色温泉旅館に行く途中、右手に休憩所が出てくる。
ここに車を止め、「ごしきおんせんはし」を渡り、登山道に入る。

すると右手にニセコ神社と、橋下に温泉川が流れているので、適当な所で温泉川に降りる。

この温泉川もぬるいものの入浴は可能だが、本目的地はこの温泉川の源。沿って、上に登って行くと、五色温泉の源泉が現れる。
いたる所で温泉が噴出しており、2箇所ほど五色温泉の源泉は貯蔵され、運輸されている。ここで入浴すると問題になりそうなので、もう少し上へ行ってみる。

するとなんといきなり湯溜まりが現れた。
自噴でどこにも運湯されている気配もないし、きっと先手の人が造って行ったのだろう。

ありがたく頂くことにした。
外気温は13.2℃と肌寒いものの、浴槽内は41℃とかなり適温。
入ると足元に積もった湯の花が舞い上がり、まさに天国!

pH値は1.1で酸味が強く、酸っぱかった。
造った人に感謝。
対岸には木製の旧源泉貯蔵場のような所があり、こちらも運輸されていないようなので浸からして頂く。

24.6℃と肌寒いが、景色抜群で後からはすごい勢いで温泉が噴出している。
長居すると、有毒ガスでやられてしまいそうなので、所々、温泉川の良いポイントで入浴しながら引き返した。

それにしてもとても良い温泉であった。また訪問したいものだ。

ヒユッテワイスホルン

2007-05-26 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
二セコワイス寶亭留から道道58号線の右林道を進み、突き当たりに位置する。
敷地内はスキー場があり、登山客が訪れる。
4~5年前までは温泉が利用できたのだが、時が経つにつれ、段々現状が悪化して行き、今回行った時はついに露天風呂の屋根は崩れ、内風呂は木で塞がれ、以前は管理者が住んでいたのだが、今はドアも鍵がされ、再開の目途はたっていない様。


5年前に訪れた時に入浴しとけば良かった。残念↓↓

置戸町鹿の湯(手湯のみ)

2007-05-06 | 道東の野湯・無料温泉
置戸市街から道道88号線を足寄町に進む途中、「おけと湖」を塞ぐ「鹿ノ子ダム」の右、舗装道路進む。

右に「メモリーハウスおけと」を過ぎ、少しすると砂利道の旭林道が出てくるので奥へ進む。
  
約2.7km進むと左手に川と小さなダムへ続く林道が出てくるので広場に車を止め、近くにある小池に近づく。
  
木の渡し棒とコンクリート製の旧浴槽のようなものが近くにあるのできっとここが鹿の湯であろう。

「北海道無料100秘湯」に提示されている写真と比べると小池はかなり拡張され、以前は手を伸ばせば届く温泉も渡し棒を使わないといけないまでになってしまった。

これはきっと排出された温泉が溜まり溜まって池となったことがわかる。
渡し棒の安定感ではいつ池に落ちるか分からないので、胴長に履き直し、入ってみた。

中は泥が積もり、まるで底なし沼。ずぶずぶ埋まりなかなか前に進めない。
温泉は円状の大きなパイプからプクプク気泡が出ており、温度は25℃、pH値は8.3だった。

きっと結構深いのだろう、手を入れてもまったく底へは届かない。
最初は速攻で入浴して、近くの川で洗おうと思っていたのだが、あまりにも無謀なので、手湯のみに止めた。
小池内には沢山の温泉噴出場があり、いたる所で気泡が出ている。
鹿の湯だけに、小池には沢山の鹿の糞が浮いていた。
帰り道には奥へ進むとやがて国道39号線にたどり着く道を選択したのだが、土砂崩れの影響で道の状態が悪いようなので先程の道を辿ることにした。

寿苑

2007-05-06 | 道東の温泉施設
泉質:単純硫黄泉(緊張性低張高温泉)

源泉湧出地:北海道常呂町留辺蕊町字滝湯128番地の2

留辺蕊町字滝の湯にある湯治温泉。
つるつる温泉などの群からは少し外れ、道路には看板が掲げられている。
入浴料は1回250円とかなりの雑切りで、宿泊も可能。
浴槽は小さな内風呂のみで、シャワーなどはなく、蛇口から温泉が大きな湯桶に流れ込んでいる。

男女が繋がった形の浴槽で、境は3色の硝子板で仕切られている。
昔宛らの浴槽だ。

お湯は無色透明で飲用可能。
源泉温度45.0℃で、最高の源泉かけ流しだった。

某所(入浴) 再訪問

2007-05-06 | 道東の野湯・無料温泉
以前紹介した幻のキャンプ場にある温泉。
今回、近くを通ったので立ち寄ってみたが、やはり温泉の再開は未定のようだ。
それよりか、以前はホースから川に流れていた温泉も止められていた。

残っているのは旧浴槽。
温泉は相変わらず、勢いよく川に流れ込んでいる。

以前はアビルマンと言うことで満足のいける入浴ができなかったので、今回、ここで憧れの温泉に浸かることにした。

温度は35℃でpH値は8.6、無色透明なお湯だ。
川と混ざり合った所は木の端の下で、温泉の効果で石には緑色のコケが付いていた。
混ざりが良く、満足がいける温泉であった。

HOTEL ドーミーイン dormy inn

2007-05-06 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性温泉)

源泉湧出地:北海道北見市北3条西2丁目8番1号

今日の宿泊施設。
北見市内にあり、日帰り入浴は不可だったと思う。
近くに常呂川があり、温泉名も「常呂川の湯」と言うことなので、湧出地も常呂川付近なのだろうか。
内風呂、露天風呂に1つずつ小振りな浴槽があり、源泉温度は34.3℃
  
加温、循環、塩素処理しており、お湯はセンサー前を通ると自動的に流れるようになっている。
温泉は弱黄色で、浴槽には菖蒲が浮き、その所為か、ツルツルする。
さすがに温泉をメインとした宿泊施設ではないので、源泉かけ流しとはならないが沢山の工夫に楽しまされた。
例えば、露天風呂休憩場内の電灯。
わざとガラクタの様な木の廃材を使用し、味を出していたり、宿泊施設内では、お客様を暇にさせない様、エレベーター横に北海道の秘湯の情報文(今月号は「オサルの湯」で先月号は「川又温泉」だった)が置かれていたりと、お客様第一の目線から立ち、頭を働かしているのが手に取るようにわかった。
ビジネスホテルなので当然、食事など付いていない。
夕食はすぐ目の前にあるホルモン専門焼肉屋がお勧め!美味しいので一度行ってみる価値はあるだろう。

北見湯元 のつけ乃湯

2007-05-05 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)(旧泉質名:含食塩―芒硝泉)

源泉所在地:北海道北見市ひかり野3丁目2-5

温泉銭湯的構造で入浴料は銭湯料金。
温泉は露天風呂の和風岩風呂、内風呂の主浴槽では源泉かけ流しで使用され、内風呂の寝風呂、ジェット風呂では循環され使用され、水風呂を除くその他の浴槽はろ過されて使用されている。
温泉は黄色微濁で、源泉温度は52.0℃なので加水されている。
露天風呂は和風岩風呂、御影石風呂、石風呂で構成され、内風呂は電気風呂、主浴槽、寝風呂、ジェット風呂で構成され、サウナも完備している。
    
私が訪れたときはすごい混み様で、ゆっくり入浴するなど到底考えられない状態であった。

W○温泉

2007-05-05 | 道東の野湯・無料温泉
ハッカ有産地として名高いK市に昔、存在したW○温泉旅館の源泉。
道路沿いの砂利道から入り、突き当りに位置する。
源泉貯蔵場と、ヒューム管が近くにあり、私が訪れたときは「W○の湯」と書かれたトラクターが温泉を運びに来ていて、いろいろ話を伺った。
  
K市に新たにKピアソンホテルと言う温泉施設を作り、ここから温泉を運びに来ているらしい。日帰り入浴可能で1500円との事。
そこまでお金がないのでここで入浴することにした。
温泉はプラスチック製の器具からオーバーフロー状態で落ちた先は白い湯の花が溜まっている。
お湯は無色透明で硫黄臭がキツイ。
つるつるしていて温度は27℃、pH値は6.6。
27℃くらいなら入浴できそうので、早速、浴槽を作ってみる。
最初は温泉の真下の地面を掘り、浴槽を作ろうと思っていたのだが、掘っていくうちに段々、手が真っ黒になってきて、墨のようにどうやってもとれない。

しょうがないのでブルーシートを敷き、石で端を止め、簡易浴槽を作り、入浴することにした。
木が邪魔でどうにか尻湯まではできた。

後になるがKピアソンホテルには一度行ってみたい。こちらでもW○温泉の入浴が可能なので、温泉好きは行ってみるべきかも!

温泉民宿 もことやま山荘

2007-05-05 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉(アルカリ性低張性温泉)(旧泉質名:含芒硝・食塩―重曹泉)

源泉所在地:北海道網走郡東藻琴村字山園685番地の2

以前から行こうとは思っていたのだが、なかなか近くに寄れず、今回偶然にも付近を通ったので立ち寄ってみた。
場所は少ない情報のまま向かったため、迷ってしまい、地元の方に聞きながらでやっとたどり着いた。
道路からは木作りの建物に書かれた温泉マークが目立ち、看板からして藻琴山登山入口にあるのかな?

建物は赤い屋根が特徴で、入ってすぐのショーケースに「リール」や「ルアー」etcが沢山あり、きっと主人は釣り好きなのだろう、と言うことが見て取れた。
入浴料500円を払い、まずは内風呂へ
浴槽は至ってこじんまりとしており、コンクリート製。

無色透明なお湯で、源泉温度は40.6℃
少し浸かってから、お待ちかねの露天風呂へ向かう。
中にも脱衣所があり、服を脱ぎ、鉄筋の階段を登ると、木製の露天風呂が現れた。

入ってみると適温で、道路からは丸見え。

あたたかな日差しが降り注ぎ、とてもご機嫌な温泉だった。

義経岩の湯

2007-05-05 | 屈斜路湖畔野湯群(和琴半島を含む)
奥の湯から一旦、和琴露天風呂に戻り、義経岩の湯へと向かう。
入り口は和琴露天風呂の脱衣所裏の林道で、目と鼻の先にある。

林道の先には広場が存在し、白いベンチが目印。

林道を湖の方へ降りるとかなりの広面積の温泉が広がる。
半島を挟んで裏側の所為か、先程の荒れようとは一転して、穏やかかつ、白波ひとつ見当たらない。
湖と温泉の境はほとんどなく、見た目は唯の湖だが、実は温泉と、不思議感を漂わせる。
地面からは気泡がプクプク浮き上がり、触ってみても温かい。

早速、スリッパに履き替え入浴する。
野湯特有の藻が浮き、一瞬気持ち悪くも思うが、もはやこれくらいは慣れっこだ。
結構水深は深く、久々の全身浴に喜びを感じる。

温度は37℃でpH値は6.2
景色は絶景で、あるはずの義経岩は見当たらなかった。
とても居心地の良い温泉であった。

旧展望台の湯 奥の湯

2007-05-05 | 屈斜路湖畔野湯群(和琴半島を含む)
ムシの湯から約400m程進むと、環境省が作成した木の距離看板が出てくる。

ここから約100m、右にかなりわかりづらい林道が出てくる。
ちょっと進むと湖に降りる二股が出てくるが、あえて奥へ進んでいく。

すると倒木が現れ、かなり邪魔くさい。

奥へ奥へ進んでいくとだんだん道が悪くなり、最終的には白いベンチが2つ並ぶ、広場へと出る。

この崖下が目的の「奥の湯」だ。
岩は温泉の効果でオレンジ色に変色し、浴槽風に囲まれている。
がしかし、やはり湖の水嵩の所為で浴槽は水没。とても残念だ。
常時のロープを伝い、下に降りて行き、足元まで水が迫る中、地の方に目を向けてみると、岩と岩の間から微かに温泉が湧き出ている。
触ってみると温かい。温泉自体は無事のようだ。

温度計で測ってみると42℃を示し、pH値は5.2を示した。
手湯のみにとどめようとも思ったのだが、湖に垂れ流し状態でもったいないので、全身浴を決意した。
一旦、上へ戻り、早速脱衣する。
その後、またまたロープを伝い、降りる。

外気温の寒さと、水温の冷たさでかなり苦戦したが、水が引けばきっととても良い温泉なのであろう。

ムシの湯

2007-05-05 | 屈斜路湖畔野湯群(和琴半島を含む)
和琴共同浴場から約100m進むと右下に小屋が現れる。
ここは崖下にあるので事前に付いていたロープを命綱に下っていく。結構急なので注意が必要!

下に着くとまず湖内に湯気が見える。
よく近づいて見てみると、地面や小屋下の隙間などから高温の温泉が噴出している。
温度は50℃でpH値は6.7だった。
小屋の方も確認してみると、中は至って狭く、カタカタと音をたてながらマシーンが動いている。
小屋横にも湯気が出ているのが見えたので蓋を開けてみると、こちらも高温の温泉が溜まっていた。

きっと先程のマシーンはこの温泉を何処かに運んでいるのだろう。
温泉はホースを伝って上の方へ運ばれているのだが、辿るのも面倒だったので早速入浴することにした。

(Mさんありがとうございました)
湖の水嵩が増えてきたので、混ざりが悪かったが、景色は良く、夏季に来るのが最適かも・・・

共同浴場裏の湯(仮称)

2007-05-05 | 屈斜路湖畔野湯群(和琴半島を含む)
以前紹介した和琴共同浴場の裏にある温泉。
今回は和琴共同浴場に再訪問したのだが、47℃と、熱目で、適温に調整するのがめんどくさかったので、小屋裏にある常時適温の方へ向かった。
お湯はコンクリート製のパイプから、湖に内浴槽の温泉が廃湯されているらしい。
溜りが丁度できており、40℃あった。
カエルが煮えて、溜りに浮かんでいたので棒で除け、キレイになったのを確認し、早速入浴!

pH値は6.2の無色透明なお湯で、景色もなかなかの物であった。

屈斜路プリンスホテル

2007-05-05 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含塩化土類―芒硝泉)

源泉所在地:北海道上川郡弟子屈町屈斜路333-1

今日の宿泊施設。
系列は以前紹介したニセコ東山プリンスホテルと同じ。
外見はどこよりも目立つ、ゴージャスさだが、今回は何故か宿泊料が安かったので決めたのだが、着いてやっとその意味がわかった。
宿泊は写真でわかる施設ではなく、外れた場所にある小さな別館であった。
ここの欠点は温泉が本館にあるので、行くまでがめんどくさい。
それでその温泉。
浴槽は内風呂、露天風呂1つずつで、定期的に係員が監視に来る。
  
お湯は乳黄白色で源泉温度は45.0℃
私の様な一般人にはあまり合わない場所だった。

ポント温泉(手湯のみ)

2007-05-04 | 屈斜路湖畔野湯群(和琴半島を含む)
屈斜路湖沿いの国道243号線にまたがる尾札部川に掛かる「みこしばし」付近に車を駐車し、川沿いを進むとある。

すぐ近くには清翠荘と言う日帰り入浴可能な施設がある。
国道からも金属塊のような貯湯庫が見え、温泉はそこから川沿いに流れ込んでいる。





以前はこの湯溜りがキレイで、尚且つ、適温だったらしいのだが、今回は源泉温度55℃にかなり汚く、入浴は不可能だったので手湯のみにとどめた。



ちなみにpH値は6.4だった。

ここから弟子屈方面に少し進むと、源泉場があり、すごい勢いで噴出していた。

ここにもこぼれ湯があり、適温なのだが、カエルの死骸が山ほどあり、ここも手湯のみにとどめる。