温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

鳩乃湯 沖里河温泉(手湯のみ)

2007-06-17 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
以前は入浴もできた奥地の温泉施設。かなり前に営業をやめてしまったらしい。
場所は深川町道の駅「ライスランドふかがわ」から滝川市に向かう途中、豊泉の抜け道から「音江連山登山コース出入口」に向う。
最初は舗装道路なのだが、途中かなり荒れた道になり、「音江連山登山コース出入口」からはまったく走行不可能。
車を止めどこまで続くか分からないダートを歩いて行く。
沖里河温泉には意外と近く、20歩くらい歩くとすぐ建物が見えてくる。
建物は伸びきった雑草でほとんど隠れ、営業はやはりしていない模様。
建物横には川が流れ、それに沿いコンクリート台を上に歩いて行くとぎりぎり建物裏が見える。
そこには岩肌が黒くなった箇所があり、沖里河温泉源泉の冷鉱泉だと思われる。

触ってみるとかなり冷たく、入浴は今度に持ち越しで手湯だけですました。
小橋を渡るとボイラー室が筒抜けで、薄っすら硫黄臭を感じる。

もう手も足も出ない荒れ様で営業再開を望むまでだ。

白手の湯(仮称)(手湯のみ)

2007-06-17 | 道東の野湯・無料温泉
岩間温泉中浴槽から壁沿いにすぐある。
温泉は壁から噴出しており、ちょっとした湯溜まりになっている。
入浴ができるほど大きさではないが手湯なら丁度良さそうだ。
温度は59℃でpH値は6.2
硫黄臭があり、少ししょっぱい。
無色透明だが下には白い湯の花が沈殿していた。

岩間温泉は湯量が豊富で、今回紹介した所以外にも探索すればまだありそうだ。それにしても本当に良い温泉だった。

岩間温泉 白油の湯(仮称)

2007-06-17 | 道東の野湯・無料温泉
以前は少しだけ紹介したのだがあまりに汚く入浴しなかったので今回改めて紹介したいと思う。
大浴槽から壁沿いを少し歩くとある。
温泉は壁から噴出しているらしい。
噴出量があまりに豊富なため浴槽を造ったと見える。そのため深さもあまりなく、長い間誰も入浴していない所為か、水面には油が浮き、枯葉が落ちている。
なんだか以前より汚くなったような気もしないでないが、気合で入る。
気持ち悪くも感じるが、なかなかの湯量と適温さであった。

岩間温泉 井守の湯(仮称)

2007-06-17 | 道東の野湯・無料温泉
岩間温泉の大浴槽から少し下に降りた所に新たにできた浴槽。
泉質も違うらしく、木板の脱衣所らしきものもできていた。
お湯は浴槽3分の1くらいしか入っていないが、十分入浴できるので早速入浴!
お湯は無色透明で、47℃はあったと思う。
この温泉にはまだ名前が付いていないらしいので、一応「井守の湯(仮称)」と命名しておこう。これは入浴時に岩の上をはうイモリを見たためだ。

岩間温泉 大浴槽(再訪問)

2007-06-17 | 再訪問シリーズ
新たに川渡りの橋が作成されていた。

岩間温泉の大浴槽へ行くと、数人が入浴しており、話を聞けば3日間かけて浴槽の清掃を新たに橋を架けたという。そこを始めて渡ったのが「温泉旅がらす」こと私と言うことだ。
まずは彼らに感謝、そして初渡りが私だったことに感激ヮラ
それでは再訪問で悪しからず大浴槽をご紹介。
お湯は以前と変わらず白濁色の良い色でちょうど適温。

脱衣所横に新たに源泉を発見したがこちらは浴槽には注がれていない模様。

やはりいつ来ても良い温泉だ!

川越温泉

2007-06-17 | 道東の野湯・無料温泉
「北海道無料100秘湯」に一部紹介され、簡易地図と文章を手がかりに向った。
発見者はSさんで「幻の岩風呂」と書かれている。
場所は糠平温泉から上川町へ繋がる国道275号からの林道に入るのだが、この国道275号上には沢山の秘湯が存在し、そこには「さわと温泉」「岩間温泉」「幌加温泉」などがある。なので温泉旅がらすはこれを通称「極楽秘湯国道」と呼んでいるヮラ
話は戻るが入り口は幌加温泉入り口から約3km上川町方向を右、岩間温泉からは入り口から糠平温泉方面に約2km左くらいに位置し、入り口付近には「13の沢林道 延長5.5km」とその他3つある木製の看板に、熊出没地帯とこれまたユニークな熊の絵が書かれた看板があり、道路からも注目がいくのでわかりやすい。
  
赤ゲートを過ぎ、奥に進むとすぐに「緑風橋」と書かれたオレンジの橋とその下には音更川が流れる。この上流に目的の秘湯が存在するらしい。

車を空き地に止め、早速リックを背負い、胴長に履き替え、岸に下りる。
まずは左の岸から攻めて行こう。
川の流れは至って穏やかで川の横断も苦にはならないであろう。

進んですぐに右手には崖がそびえ、川がV字に曲がって、岸もなくなるので対岸に横断する。

川は意外と浅いが思った以上に流れはきつく、なかなか苦戦ものだった。
V字カーブから大体600mくらい奥であろうか、川の中心に大岩とその奥には小沢が流れている。この2つの目印の中間程に「幻の川越温泉」が存在する。
  
温泉は岩間から噴出しており、川にそのまま垂れ流し状態で、軽く湯溜まり状態になっている。

源泉温度は29℃と、かなりぬるめなのでこのままの入浴は不可能であろう。
ということで早速、簡易浴槽の作成!

1、とにかく掘れるところまで掘り、周りをある程度砂で固める

2、大き目の石で囲う

3、倒木なので雰囲気を作り出す。これで完成!

4、後は石に「川越温泉」の文字を書き、目印を作る


横幅は86cm、深さは22cmとなかなかの浴槽ができた。
お湯は思った以上に温かく感じ、少し甘味がある。
pH値は7.3で、時折硫黄臭を感じる。
手を伸ばせばすぐ川とすごい環境の中、今までにない景色の良さと泉質の良さでとても良い温泉であった。

もしかすると今でもこの浴槽は顕在しているかもしれないので、野湯好きには是非行ってもらいたいものだヮラ

糠平温泉ホテル

2007-06-17 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:重曹―食塩泉)

源泉所在地:北海道河東郡上士幌町字糠平南区35番地2

今夜の宿泊施設。日帰り入浴も可能のようだ。
以前紹介した温泉施設糠平温泉 元祖 湯元館の向かいに位置する。
浴槽は何やら過去の造り(混浴造り)を思わせる2つのドアで始まり、またまた2つに仕切られた浴槽が中部をドン!と構える。(もちろん、混浴ではありません)
浴槽に注がれるのは無色透明なお湯で、工夫を凝らした湯出場になっている。
奥には小浴槽があり、左右には懐かしきケロリンの黄色い桶がピラミット状に重ねられている。


入浴後、ここを含めた6つの糠平温泉施設が無料との事なので、早速雪駄に履き替え、湯巡り開始!

東大雪ぬかびらユースホステル

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹―食塩泉)

源泉所在地:北海道河東郡上士幌町字糠平番外地 糠平国有林44林小班外糠平中央園地

糠平温泉の集中する道路から少し外れた所に位置する温泉施設。
見かけは普通の住宅となんだかわりはないのだが、裏手の駐車場には何台か車が止まり、入り口付近には手湯のような湯溜まりがあるのでわかるであろう。

浴槽は小振りで、一部木製、その他コンクリート固めで構成されている。

お湯は無色透明で、写真ではわからないがお湯の噴出口は工夫されジワジワと湧き出ている。

今回の糠平温泉巡りは時間の余裕がなくこれにて終了であった。
糠平温泉は定山渓、登別に負けをおとらない温泉の豊富さであった。
今後の目標は「糠平温泉完全制覇」に決定だ!ヮラ

富士見観光ホテル 中村屋

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:単純泉(緩和性低張性高温泉)

源泉湧出地:北海道河東郡上士幌町字糠平国有林上士幌事業区44林班4小班

いわゆるホテル型日帰り温泉施設。
外には「中村屋」の看板と「露天風呂 ほしの里」、「野外サウナ ほしの雫」と掲げられ、期待が持てそうだ。
内部雰囲気は入り口付近にフロント、右奥におみやげ売り場、とホテルには有りがちの構造。

では早速温泉へ
まずは時間制で男女に分けられている露天風呂だが、男性の入浴可能時間がかなり狭まっていたので、先手にする。
浴槽は木製で大き目のが1つ、中部にドンと置かれている。
温泉が細めの木パイプにより注がれ、それを支えているのが何故か黄色い運搬用かなにかの箱。せっかくの良い雰囲気が台無しだ。

まぁ、ともあれ温泉自体は良いものだし、木製とはなんとも味がある。
さて続いて内風呂へ
浴槽は中央にアメーバー状に広がったなんとも不可解な形のものと、右横には温泉使用かと思われる小浴槽がある。
  
お湯は無色透明で、先客がいなく、ほぼ貸切状態であった。
ちなみに女性風呂は木製浴槽らしい。
最後に余談だが「野外サウナ ほしの雫」は未だ改装中の「露天風呂 ほしの里」の奥に設置中のこと。暗くて分からなかったがあんな所にサウナがあったとは・・・

民宿温泉 山湖荘

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含重曹―食塩泉)

源泉所在地:北海道河東郡上士幌町字糠平南区24番地

民宿温泉だが、日帰り入浴が可能。
「洞窟風呂」が売りで、入り口横には飲用温泉があり、最早この時点で温泉への執着心が伝わってくる。

温泉入り口は「洞窟風呂」の看板と共に、洞窟型に模ったプラスチックで雰囲気を醸し出す。

脱衣所は木製で囲いを造り、壁はコンクリートをわざと荒くしており、その他いろいろな所で沢山の工夫が成されている。
さてさてメインの温泉へ!
ドアを開けると湯煙で眼鏡が曇り、タオルで一度拭くと中央部に岩積めの浴槽と、奥に小さめで同じく岩積めの浴槽が見える。

全体的に灯りを暗めにし、周りは岩で固められ、本格的に洞窟の雰囲気を醸し出している。

中部の浴槽はなかなか熱めで、奥は丁度良い温度。
お湯は無色透明で、源泉温度は52.6℃
雰囲気は良いが長居にはあまり向かない温泉であった。

ヤンベツ川土管の湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 道東の野湯・無料温泉
鹿追糠平線から然別湖の上部に位置する。
ヤンベツ川に沿っており、然別峡野湯群から直通の道もあるのだが、只今通行止中なので一度、然別峡線を下り、然別川沿いの道路を使用して然別湖に着き、そこから然別湖畔の温泉群を右手に過ぎて向うのが最適ルートだと思われる。
山田温泉は宿泊可能で近日、改装も行ったのこと。
これに目もくれない野湯好きは山田温泉裏にまわれるダートを進み、広場に車を止め、川沿いを徒歩で進み、約100m、小池のある隠れざる温泉噴出土管に向うべき。
以前立ち寄った時は土管も健在で、そこから広がる小池にすごい量のおたまじゃくしがうごめいていた。
しかし今回立ち寄ってみると小池も縮小され、土管もない!
以前あった様な所を棒で掘ってみると案の定、土管は現れ、少量の温泉が出てきた。
きっと山田温泉の館主が危険と言うことで土管を埋めてしまったのであろう、全身入浴なんてできる状態ではない。
残念だが、今回は手湯のみにとどめる。

マクペカの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
砂防ダムから1.2km左手に旧営林署小屋に通じる林道が出てくる。

少しして広場が出てくるのでここに車を止め、3本林道の中、左斜め奥の林道を奥に攻めて行く。
辺りは沢山の倒木を行く手を阻み、登ったり、くぐったり・・・
林道に入って200mほどであろうか、小川の形跡を思わせるぬかるんだ道が出てくる。
ここを大体、400mくらい進むと左手から生温かい小川と合流する。

この小川の源がマクペカの湯だ。
情報提供者はダベさんとぴかりんさんで2人の情報を合わせてやっと見つけれたまでに至る。
マクペカの湯は10年程前までは浴槽があったらしく、何故かは知らないが撤去されてしまったらしい。

温泉は奥にある源泉から倒木の下に岩で人工的に作成されたような所に流れ、湯溜まり状になり、泉温が52℃と高温でとっても入浴は無理に等しい。

しかし、横には誰が持ってきたのか、まだ新しいスコップが置いてあり、きっと誰かが開拓目的に使用したのであろう。
頑張ってまた入浴ができるような浴槽を作ってもらいたいのもだヮラ
pH値は6.2で頑張って加水やなんやらをすれば入浴も夢ではないのだろうが、時間も5時をまわっていたので手湯を済まし、そそくさと引き上げた。

結局、然別峡野湯巡りは全てが失敗に終わってしまったが、今後また訪れることをここに誓おうヮラ

P.S.『然別峡野湯群は夏期に来るべきではない』それを今回の旅で改めて知らしめられた・・・

砂防ダムの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
砂防ダムの下にある以前紹介した名無しの湯のもっと砂防ダムよりにある。
今回はBOOKMARKにも保存している温泉・野湯めぐり☆記録の管理者、ぴかりんさんに情報を頂いた。
最初見た時は「こんな近くにあったのか!?」と言うのが正直な感想。
浴槽は自然作成?一部には石で囲まれているが・・・
お湯は黄褐色に濁っており、すぐ横の「名無しの湯」とは違う泉質の模様。
浴槽内には温泉沈殿物の塊が浮き、入浴こそ無理で手湯までも躊躇してしまうくらい。
気合で手湯だけはしたものの、入浴は今後に持ち越しと言うことで、春先もしくは秋に来たいものだ。