温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

天然温泉 山田温泉ホテル

2008-03-23 | 道央の温泉施設
泉質:含石膏硫化水素泉(緊張性低張高温泉)

源泉湧出地:北海道倶知安町字山田37

ニセコ町から倶知安町に函館本線沿いの道道343号線を進んでいく。
途中左手にセイコーマートが現れるのでそこを左折し、スキー場「グラン・ヒラフ」に向かう。
今回紹介する「山田温泉ホテル」はこのスキー場の下と言うことで一番奥側に位置する。

冬季限定でしか営業していない温泉施設。
去年に一度、火災にあったような話も聞いたが温泉施設もそれらしい雰囲気はなかった。ガセだろうか?ヮラ
駐車し早速、中へと入る。
山にはまだ雪が悠々と残っており、フロントはスキー客の溜まり場となっていた。
フロントには温泉分析書が掲示されている。

入浴料を館主に支払い、温泉へ向う。
階段を上って行くと、脱衣所前に「ご案内」と書かれた山田温泉の歴史を書かれた掲示物があった。

早速、浴槽内に入る。
温泉浴槽は壁沿いにコンクリート造りのが一つのみで、とても質素で清潔な雰囲気。。

しかしその分、温泉が浴槽内に勢いよく注がれている。

温泉は硫黄泉で無色透明。
源泉温度は45℃前後のため、注がれ口付近は40℃弱で浴槽内に注がれると40℃あるかないかと言うぬるめなものとなってしまう。
長湯向きな温泉だ。
温泉は勿論、源泉掛け流しで、廃湯はパイプを伝い、外へと流されている。

窓からは羊蹄山が一望でき、とても良い景色である。

長湯した結果、温泉の効果で指がふやける程であった^^;
リピーターが多いのもなんとなく分かるような気がする。
また来年にでも再訪したいと思う。。。

ここらで一息。。。

2008-03-21 | 再訪問シリーズ
2月中の「氷上露天風呂」の記載もままならない中、ちょっと一息。。。隠れざる野湯をご紹介・・・
先日3月15日に再訪ではあるが「楓温泉(仮称)」に訪問したので更新はまだ先になりそうだが先取って動画を紹介しよう。

尚、この後は「氷上露天風呂」記事に続くのでそちらもお楽しみに♪!!

楓温泉(仮称) 再訪問

2008-03-16 | 道央の野湯・無料温泉
2006年に初訪問し、今回久々に訪問した。

2006年11月26日→初訪問 楓温泉(仮称)

ダートは工事の進行が進み、かなり荒れた状態。
思っていた以上に残雪が多いため、途中で駐車し、徒歩で向った。
雪解け後を前提に向った為、胴長や長靴などを持参していなく、雪解けによってグチャグチャになったダートに大苦戦であった^^;
そんなこんなでなかなか危ない積雪なども潜り抜け、5分程で徐除に硫黄臭が漂ってきた。
すると川の上流に何やら見た覚えのある湯溜りが。。。^^

以前の状態を取りとめ、冷泉溜りがある。ヮラ
しかし雪解けにより川の水量が増え、対岸に渡るのは困難のようだ。
「どうするか~」と悩んだ末、何を思ったか、周りにある大きめの石をかき集め、川の中に放り込む^^;
それの上を飛び飛びであちらまで行こうと言う考えだ。
もっと良い考えはなかったのだろうか・・・まぁ行ければ良いだろう^^;
思いの他、楽々と辿り着け、早速溜まりに手を入れてみる。
予想通りかなり冷たい。温度計では11℃を示した。
以前入浴した湯溜まりも見に行ったが積雪が多く、水面上に枯葉が多く浮いている為、こちらの入浴は困難のようだ・・・え?入浴?

「私はここでまた入浴するの?」
気付いた時には先程の溜まりで湯船の構造を練っていた(謎)
以前は気付かなかったがこの溜まりは人工的に岩を集めて囲っているようだ。
この中に直接入浴・・・と言う考えも浮かんだがどちらかと言うとこちらの方が荒れ放題で底すら見て取れない。

なのでどうにか川沿いに湯船を作ろうと考えていると ― 何やら鉄のパイプの様なものが刺さり、微量の温泉が出ている。
近くにあった木の枝で中を突いてみると、何かが抜けるような感覚の後、スゴイ勢いで温泉が川へと注がれた。
  
この勢いはと言うと、まさに「1時間そのままにしておけば湯溜りが枯れてしまうのではないか!!??」と言うほどである^^;
どうにかここに囲いを造れば浴槽ができそうだ。
温泉の温度は川の水温と、さほど変化はないので囲む必要もないのだが雰囲気を出す為、一応回りの石を集め、簡易浴槽の完成!!!

なんかやっている自分がアホくさくなってきた。。。
こうなったら後には引けない!脱衣し、早速入浴へと移そう^^;
久々のブルブル具合、外気温も夕暮れ時間的にかなり冷たく感じる。
意を決し、湯船に浸かる!!!
「うあ~~ああああぁぁ!!!!」
と言う叫びを発しながら垂れ流しの温泉で全身浴!!ヮラ

今考えるとかなり無謀なことをしていた^^;
さすがにどんなに頑張っても最高で10秒くらいしか浸かっていれないので飛び上がり、乾いた岩の上に飛び乗る。
「かなり寒い。。。」
その後も3~4回ほどそれを繰り返していると、指先の感覚がなくなってきたので危険を察し、上がることにした。
今回の旅の最後がこのある意味地獄の温泉になるとは・・・
久々にこの名言、「俺って本当にバカだなぁ~^^;」
温泉の泉質を味わっている暇もなかったので改めて手で掬い、確かめる。
温泉は完全な硫黄泉、ものすごいつるつる感がある。

良い温泉なのだがどうして冷泉なのだろうか、とても残念に思う。
なんだかんだ良いながら来年・もしくは今年中にも再訪しそうな気がしてならない温泉旅がらすであった。。。(←アホ)^^;

ローマノ福の湯

2008-03-16 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:単純温泉)

源泉所在地:北海道帯広市東9条南12丁目4番地

場所は芽室町から幕別町に向う国道38号線(帯広市内)から南に下りる道道26号線に沿う国道236号線を進み、11番目の信号(大通南12)を左手(東)に進んでいく。
そこから更に直線で進み、5番目の信号(東8南12)のほぼ正面、向って右手にある。
建物はなんとなく変わった雰囲気の真っ白いもの。

「ローマノ福の湯」は隣接して「ローマの泉」と言う家族風呂・サウナなどが完備しているのもあり、一見して同経営者が営業しているようだが入浴料も別で「ローマの泉」は入浴料も少し高めなので今回は「ローマノ福の湯」に行くことにした。

福の湯入口」と書かれた入り口から2階へと階段を登っていく。

ちなみに「ローマの泉」の入り口とは違うのでこの時点で「ローマの泉」への道は絶たれる(謎)^^;
男女に分かれる入り口付近には温泉分析書・別書 等が掲示されている。
    
入浴料は銭湯の定番料金。390円を支払い、早速温泉へ向う。
浴槽は内風呂のみで円の1/4の大きさでだだっ広いもの。

温泉は角の石で作られた注がれ口から惜しげもなく浴槽内に注がれている。
雰囲気的には“大衆浴場の中の大衆浴場”といった感じで、とても広々している。ヮラ
私を含め、入浴者はまだ3~4名程度だったため、とても筒抜けた感じとなっていた^^;
では早速浸かる。
温泉は黒色が特徴のモール泉で浴槽内温度は意外とぬるめ。
こちらの温泉も皮膚に気泡が付き、つるつる感が味わえる。
長湯向きの温泉だったため、浴槽の写真撮影にはとても苦労した(汗)
30分ほど入浴し、脱衣所で番頭さんに話を聞くと、もう一つの「ローマの泉」もなかなか良い温泉のようだ。
時間があれば立ち寄っていきたかったが残念ながら余裕がないため、「ローマの泉」は次回に持ち越しと言うことになった。

この後、真っ直ぐ札幌に向うのだがラストにあの懐かしの野湯に向うことができた^^
その詳細は次記事で。。。

幕別温泉 悠湯館

2008-03-16 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)

源泉所在地:北海道中川郡幕別町字依田126番地1

「ホテルパコ帯広」で偶然見た地域雑誌でこの温泉施設の存在を知り、時間もあることから少し足を伸ばし、向うことにした。
芽室町から幕別町に向う国道38号線沿いの根室本線。
この根室本線上の「札内駅」から路線に対して右を沿う舗装道路を東方面に進んで行くと、やがて途別川に掛かる「白人橋」に合流する。
手間はかかるがそこより今通ってきた道を戻り300mほど、進行方向西向きの状態で左手に「セイカン工業」というのが見える。
その正面の道を左手に曲がり、約300m、2本目の横道を右に入って行くとすぐ左手に「幕別温泉 悠湯館」がある。
施設は白を基調としたホテル状の建物。
早速館内に入る。
館内に入ってすぐ左手にフロントがあり、入浴料を支払い、温泉へ向う。

温泉入り口の正面には休憩場があり、暖簾を潜ると靴置き場と奥に脱衣所がある。
脱衣所には温泉分析書・別書とその下に「源泉誕生について」とプレートが掲げられている。
  
そこには“当館では2004.12に新源泉が誕生し「琥珀のモール湯」と名付けました。源泉49.6℃を使用し、各浴槽を源泉100%のかけ流しでございます。存分にご堪能下さいませ。”と書かれている。

時間的にも先客があまりいない状態だ。
浴槽は内風呂に大浴場とジャグジー、屋上に露天風呂があり、サウナも完備してる。
まずは内風呂をご紹介。。
大浴場は半円状のものが中央にあり、その横にはジャグジーがある。

浴槽内の温度は丁度適温。
上質なモール泉を使用している。
黒色がかった湯色にやたらと気泡が皮膚に付く。
つるつる感もあり、とても良い温泉であった。
では続いて露天風呂を紹介しよう。
露天風呂へは天井に伸びた螺旋階段を上っていく。

この階段はなかなか急で頂上に着くまでに息が上がってしまうほどであった^^;
露天風呂は木製の淵が特徴の浴槽で大人3~4人がギリギリ入れるくらいの大きさ。

温泉は同じく木製の注ぎ口から浴槽へと惜しげもなく注がれている。

早速浸かってみると浴槽内は源泉かけ流しのため意外に熱く感じた。
休憩用の長椅子があるので休み休み入浴を楽しんだのだが直立すると外の駐車場から丸見えであった^^;

期待していた以上の温泉だった♪
唯一、内風呂内の換気の悪さは欠点であった^^;

この後は時間もあるので昨日寄るはずだった「ローマノ福の湯」へ向うことにしよう。。

天然温泉 アサヒ湯

2008-03-16 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)

源泉湧出地:北海道帯広市東3条14丁目19

帯広の中でとても有名な温泉銭湯。
初訪問ということだがとても有名な温泉銭湯と言うことなので薄情報で向った。
しかしこれが意外な落とし穴。。。
天然温泉 たぬきの里」に訪問した時に地元の方に場所等をお聞きしたのだがあまり地元では人気のない温泉らしい。
地元民の大半はこの「天然温泉 たぬきの里」か、「帯広温泉ホテル」に向うようだ。
なので訪問当日になり、宿泊していた「ホテルパコ帯広」の従業員に場所を聞き、向った。
ここからは意外と近いらしく、ホッと胸を撫で下ろした^^;
さて詳しい場所はと言うと、芽室町から幕別町に向う国道38号線(帯広市内)沿いの根室本線の帯広駅から右側を通る公園通りとの合流地点付近にはTSUTAYAがある。
このTSUTAYAの正面を通る道をほぼ直線に東方向に進んでいくと、「とんかつ専門店我逢亭」や「イレブンショップあまは」などがある。
今回紹介する「天然温泉 アサヒ湯」はこの一角にある。

さていろいろと付近を迷いながら現地到着。
建物は以前写真で見たのとは違い、なんと言うか・・・「レトロ風」?と言っていいものか・・・とにかく建物はまだ新しく、この一角だけ目立っている^^;
そして只今の時間7時、普通なら朝風呂時間だというのに駐車場には既に数台の車が駐車されている。
こちらは朝風呂がAM6時より開始している。
  
この「アサヒ湯」は去年に一度、主人の諸事情で廃業となったのだが、なんとその数ヵ月後、多くのリピーターのお蔭もあってか、復活を遂げ、今に至る。
なのでこの様に新装されているわけだ。
今回やっとの思いで訪問でき、とても嬉しく思う^^
さてレトロ風に「アサヒ湯」の文字が書かれた暖簾を潜り、早速館内に入る。

入ってすぐに番頭があり、入浴料を支払う。
が、、、早朝なので仕方がないのもあるのだろうが主人はムッすりした顔をしている。温泉に期待を寄せ、高鳴る気持ちを抑えつつ、ワクワクしながらきたというのに、ちょっとこの態度では、、こちらまでテンションが下がってしまうというものだ^^;ヮラ
まぁそれは置いておき、本題である温泉へ向う。
脱衣所には温泉分析書がプレートに書かれたものが掲示されている。

肝心の温泉はと言うと内風呂一つとサウナを完備している。

早速温泉に浸かる。

温泉はまっ黒とまではいかないが底が見える程度に濁っており、モール泉である。
温泉は浴槽下部から注がれ、温泉の表面にはものスゴイ気泡が浮いている。

なんと言っても肌に気泡がつき、このつるつる感がなんとも言えない^^
噂通りの上質の温泉であった。かなり満足♪♪
その後も30分程入浴を楽しんだがその間にも絶え間なく、入浴者は増え、上がった訳というと「浴槽が満員となってしまった^^;」と言うしか他にない状態であった(謎)^^;
もう少し入浴を楽しみたい気持ちもあったが、再訪問の意を胸に上がることのした。
上がって休憩場の自動販売機で瓶牛乳を1本購入し、グビっと一飲み!

外に出た時に感じた風が妙に心地よく感じた。。。^^

ホテルパコ帯広

2008-03-16 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)(旧泉質名:単純温泉)

源泉所在地:北海道緒帯広市西8条北1丁目3番8

本日の宿泊施設。
場所は芽室町から幕別町に向う国道38号線(帯広市内)沿いの根室本線の帯広駅から北方向に進むとある。
建物はビル状なものでビジネスホテルの様になっている。
さてさてその後、近所に美味しい焼肉屋があるので夕食を済ませ、温泉に向うことにした。
脱衣所は細長い変わった造りで温泉分析書別書と浴槽見取図が掲示されていた。
   
では早速温泉へ向おう。
浴槽への入り口を開けると左右の奥にドアがあり、左は露天風呂、右は内風呂と分かれているが、露天風呂の方は温泉使用の浴槽ではないので今回は内風呂のみを紹介することにしよう。
内風呂は入ったすぐ左にジャグジーの浴槽、右に大きな洗い場がある。

正面に大浴場がある。

こちらの温泉も帯広特有のモール泉で黒色につるつる感を感じる。
しかし温泉は加温、循環ろ過使用、塩素使用の上、なぜか地域性の特徴と見た目の広を楽しむと言う理由で入浴剤を使用しているため、先程訪問した「天然温泉 たぬきの里」と比べると明らかに物足りなさを感じた。
浴槽横では“垢すり”と思われるスペースが確保され、料金を支払えばやってもらえるのだろう。
サウナも完備しているので長旅の宿泊がてらに泊まってみるのも良いのでは。。。

明日は早朝から以前より「行こう、行こう」と思っていた「天然温泉 アサヒ湯」に向おう。。。

天然温泉 たぬきの里

2008-03-15 | 道東の温泉施設
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)

源泉所在地:北海道帯広市西5条15丁目11番地2

芽室町から幕別町に向う国道38号線(帯広市内)沿いの根室本線の帯広駅から右側を通る公園通りを南に進んでいくと「西5南14」の信号があるのでそこを更に進む。「天然温泉 たぬきの里」は15丁目で右手に現れる。
公園通りを挟んで反対側には「イエローハット」と「セブンイレブン」がある。
温泉施設はビル状になっていて夜中だとビルの上部から「」の赤い文字が発光していて目立っている。
目印はたぬきの絵が描かれた看板である。

館内に入り、フロントへ行くと横の柱には温泉分析書・別書・検査成績書がある。
  
入浴料を払い、早速温泉へ向う。
温泉へは階段を下へ降りていく。すると入り口が男女に分かる。
もちろん男湯へと歩を進める^^;
内風呂は手前から水風呂、温泉使用のジャグジー、一番奥に温泉使用の普通浴槽がある。

まずは一番奥に位置する普通浴槽を紹介しよう。
こちらの浴槽は大き目の長方形の浴槽で端に小さい像が置かれていた。

温泉は下部から注がれている。
温泉自体は濃い黒色を特有としたモール泉で皮膚には気泡が付き、つるつる感がなんとも堪らない^^
臭いはほとんどないが微妙に硫黄臭を感じた。
「さすが帯広!!」
と思わせる、やはり絶品の温泉であった♪^^
その横のジャグジーも温泉使用ながら引けを取らない泉質の上質さで圧巻だった。
以前から「天然温泉 たぬきの里」は気になっていたのだが今回の初訪問で予想以上に良い温泉であった。とても満足♪♪
その他にもサウナなども完備しているので帯広に立ち寄った際は是非訪問していただきたい。。。

みついし昆布温泉 蔵三

2008-03-15 | 道央の温泉施設
源泉:冷鉱泉

現所在地:北海道三石郡三石町字鳧舞163-1

新ひだか町から国道235号線を浦河町に向かう途中、鳧舞という地区に入ると右手に「三石海岸公園」や、その少し先には「道の駅 みついし」などが出てくる。
今回紹介する「みついし昆布温泉 蔵三」はこの「道の駅 みついし」に隣接する温泉施設である。
三石にはもう一件「はまなす荘」があるがこちらは以前訪問したので今回は訪問しないことにした。

建物はとても立派な物である。
早速館内に入る。
館内は一層清潔さがあり、ゲームコーナーや食事コーナー等がある。
では温泉に向う。
脱衣所には温泉分析書・別書が書かれたプレートと浴室見取図が掲示されている。
  
浴槽内は内風呂に温泉風呂・アロマ風呂・ジャグジーと露天風呂に温泉風呂が一つある。
まずは内風呂を紹介しよう。
内風呂の温泉使用の浴槽は温泉風呂と書かれた一番右側の浴槽のみ。

他は町水(井戸水)を使用している。
温泉使用の浴槽も含め、全てが加温・ろ過循環使用・塩素を使用している。
温泉は無色澄明で無臭・無味。
泉質的には「冷鉱泉」である。源泉温度は10.4℃。
内風呂でゆっくりした後、露天風呂に向う。
露天風呂は木製の船型のもので中央部が浴槽になり、前半分は休憩場のようになっている。
  
浴槽は一部、石で囲われ、床はコンクリート製になっている。

露天風呂からの景色は海が奥に見え、とても綺麗なのだが手前の小屋が少し邪魔になっている^^;

雰囲気も良く、とても良い温泉であった♪
ちなみにサウナも完備しているのでゆったりと一日過ごすのも良いかもしれない。。。

松原温泉旅館

2008-03-09 | 道央の温泉施設
1号井、泉質:食塩泉(緩和高張微温泉)
源泉湧出地:北海道千歳市泉郷1833番地

3号井、泉質:重曹泉(緩和低張微温泉)
源泉湧出地:北海道千歳市泉郷1833番地

千歳の温泉の中の一つ。
千歳市内から国道337号線を長沼町方向に進んでいく。
途中道東自動車道と重なるが更に進んでいく。
「松原温泉旅館」は嶮淵川の横に位置する。
ここへの訪問は2度目の訪問となる。
ここは泉質が2つあり、どちらも千歳特有のモール泉と思われる。
温泉施設の横には「鶏」と書かれた焼き鳥屋があり、以前持ち帰りで頼んだのだが主人が根っからの頑固親父のようで一向に売ってくれなかった覚えがある。

今回訪問してみると、店は既に閉店しているようで「う~む、なんだかなぁ~」という感情がこみ上げた(謎)
さてそれはさて置き、ここ「松原温泉旅館」の入り口付近には『温泉犬』がいる。
拙ブログで『温泉犬』を紹介するのは初めてのことだ。

犬にはまったく詳しくないのでそれ相当の評価は出来かねるが、とにかくとても可愛いと言うのが正直な感想である^^

さて館内に入る。
3月1日より石油高騰が原因で入浴料と営業時間が変わったようだ。
詳しくは下の画像を見ていただきたい。

温泉分析書・別書自体はないものの、その内容はプレートに書かれ、入り口横の休憩所に掲げられている。
  
ここには自販機の横にかなり時代を感じさせる古いTVがあり、とても懐かしさを感じた。。

それでは早速、温泉に向おう。
温泉までは廊下を奥に進んで行き、突き当たりにある。
脱衣所にはコインロッカー等はないが木製で緑一色の鍵無しのロッカーがある。

温泉へはこの横のガラスのドアから入る。
温泉は内風呂のみで浴槽が2つ、重曹泉と弱塩泉の浴槽がある。
まずは手前の弱塩泉の浴槽に入ることにしよう。
こちらは浴槽下部から温泉が注がれている1~2人が入れるような至って小さめな浴槽となっている。

温泉は分析書によると「ほとんど無色澄明」と書かれていたが私が見る限り「ほとんど真っ黒」な温泉であった^^;
舐めるとしょっぱみを感じ、食塩泉を堪能できる。
続いては奥の重曹泉に入る。
こちらの浴槽は細長い長方形状でモザイク板を挟み、反対側の女性浴槽と下を通して浴槽が繋がっている。

温泉は石で作られた注ぎ口から勢い良く浴槽に注がれており、こちらも黒色のとても良い温泉だった♪

どちらもぬるめなので長湯向きである。
両方の浴槽の丁度真中には飲湯用の蛇口があり、飲用することができた。

ここはリピーターも多いので浴槽内はいつも入浴者が絶えない温泉だった。

この「松原温泉旅館」を過ぎ、更に車で1~2分の所にも「信田温泉旅館」という温泉施設があるが一度訪問しているので本日は「松原温泉旅館」止まりの温泉巡りで帰宅することにした。。。