温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

楓温泉(仮称)

2006-11-26 | 道央の野湯・無料温泉
N地区から国道へ入り、二股を奥に約2km進むと左側の川沿いにある。

巨大な水溜りにも見えるが、辺りには硫黄臭が漂い、温泉以外の何者とも思えない。
行く途中、散歩をしていた老人に詳細を教えてもらった・・
昔、化石燃料を掘っていたとき老人の先輩が偶然、発見したものらしい。
温泉は上流から9℃、11℃、10℃の順で、

9℃の所は直径1.5mくらいで半分は枯葉で覆われ、下からはわかめみたいのが(草が湯の花ですごい状態に・・)ゆらゆら動いていた。

11℃の所は奥行3m、横幅2mの長方形型。結構キレイで奥からは温泉がボコボコ湧き出ていた。

10℃の所は溜りはなく、木で、温泉が出るように人工的に造られていた。

今回は気温が2℃で水温が4℃、入浴するかどうか躊躇したが・・
寒さに負ける温泉旅がらすではない。一番入浴しやすく、温度の高い所に入浴することにしたのだが、それでも11℃、やはり寒い。
勇気を出して・・「1・2・3・バシャーン!」「うわぁー!」なんと深さが1mくらいあり、胸の所まで沈む・・「寒い、し、死ぬ・・」危ない所で連れ添いの仲間に手を引いてもらい、危機一髪!無事、この世に生還することができた(笑)
ちょっと大げさだが本当に寒かった。「俺って本当にバカだなぁ~」

N温泉(仮称)

2006-11-20 | 道南の野湯・無料温泉
とある場所のとある旅館が管理している湯小屋。
旅館の女将に「入れさせてもらってもいいですか」と尋ねると、こころよく「いいですよ」と言っくれ、なんと場所まで車で案内してくれた。
とても親切な人だった。

一見するとただの小屋なのだが中にはすごい温泉がある。
お湯は透明でちょっとしょっぱく、泉温は35℃で、ずいぶん使われていないのか、湯の花らしきものが浮いていた。

当然、完璧な源泉かけ流しで、上がると少し肌寒く感じた。
ここは作ってから約40年ほど経っていて、いろいろな所からここの温泉を求めてくるらしい。




河鹿の湯

2006-11-19 | 道南の野湯・無料温泉
宮内温泉の奥を進み、河鹿トンネルを過ぎるとある温泉ドーム。

一時期はお湯が出なくなり、入浴不能だったのが、お湯が再び出たと言う情報を聞きつけ、もしやと思い寄ってみた。
今回、2度目のチャレンジで前に行ったときはお湯が出ていなくて断念。
だが、今回の場合は上から湯気のようなものが見えた。

期待に胸を躍らせ、持参した胴長を着用し、川をかき分けていくと、だんだん湯気が確かに見えてきた。
「お湯が出ている!」確かにお湯がドームの真ん中から川に垂れ込んでいる。

登ってみると69℃の源泉がぶくぶく音をたてながら出ている。
しかし、寒い季節なだけに水温が5℃。
「入れんべゃ!!」
横にも源泉そのままの湯溜まりがあり、一応触ってみたもののやはり熱すぎる。

どうするか悩んだが、時間もあるし、天気も良い。
ということで、一度車に戻り、バケツとペットボトルを持ち、温泉に挑む!
仲間2人で来ていたのでそれほど時間もかからず、あっという間に適温になった。
後は浮いてきた枯葉や蚊の死骸をすくい、岩を取り除くといい浴槽になった。
眺め抜群!泉質文句なし!これぞ野湯の醍醐味!温泉旅がらす、今回の野湯巡りの〆には最高の温泉だった。


定期的に水を交代々で入れ、かなり長い時間入浴した。
お湯は鉄臭く、ちょっとしょっぱい。
「!!~~最高~~!!」
一日中いたい!でも時間がもうなくなってきた。
もう少しいたかったが、あきらめて帰ることにした。
帰りは雪のためスリップしまくりで結構怖かった。
今年はもうここには行けないと思うが来年は必ずまた来たいと思う。

北檜山温泉 町民いこいの家

2006-11-19 | 道南の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉(低調性弱アルカリ性高温泉)(旧泉質名:含芒硝―食塩泉)

利用場所:北海道瀬棚郡北檜山町字徳島8番地の3

源泉温度は42.1℃で無色透明。
少ししょっぱく、体感温度は42℃くらいだった。
浴槽は結構大きく、壁には銭湯定番の富士の絵が描いてあった。

お湯はホースから勢い良く、出ているが、かなり塩素臭く、頭が痛くなるほど。
横には浴槽があるが、温泉ではなく真湯で、「塩素を流すためにあるのかな?」
場所は温泉ホテルきたひやまの真後ろで、ここの温泉の存在をきづかない人も多いらしい。是非近くに行った人は忘れずに行っておいてほしい。

ねとい温泉

2006-11-19 | 道南の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性低張性低温泉)(旧泉質名:食塩泉)

源泉所在地:北海道瀬棚郡北桧山町字西丹羽348番2

源泉温度は25.0℃で無色透明。
浴槽は小さいのが1つでジャグジー

「これ、本当に温泉?!」と言うほど家庭的なお湯だった。
しかも塩素がきついし、循環している。
お湯はドクドク流れているが・・「実際どうなんだろねぇ~」

温泉ホテル きたひやま

2006-11-19 | 道南の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉(中性等張性高温泉)(旧泉質名:含芒硝―食塩泉)

源泉所在地:北海道瀬棚郡北桧山町字徳島8番地1

源泉温度は85.6℃で、無色透明。少ししょっぱく、臭いはない。
露天風呂と内風呂の一つは温泉で、循環して、塩素がきつい。
    
滑り台やうたせ風呂など他の温泉にはあまりない装備も完備している。
宿泊もでき、夕食も結構おいしかった。

朝になったら普通、男女の浴槽が変わるものなのだが、ここは変わらないのが残念かなぁ~

乙部町ゆりの里活性化センター 鳥山温泉

2006-11-18 | 道南の温泉施設
泉質:ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含食塩―芒硝泉)

源泉所在地:北海道爾志郡乙部町字鳥山826番地の1

一瞬見るとただの会館のようだが実は温泉。
今回は2回目の挑戦で、前の時は住民に聞いて偶然、発見したのだが、休館日が月曜日、水曜日、金曜日で入館時間が午後1時~午後8時と、時間が合わず入浴できなかった。
源泉温度は70.3℃ですこし黄色く濁っている。

浴槽温度は結構熱く、45度くらいだったと思う。
どうでもいいことだがシャワーの出が悪かった。
それと浴槽の横にある全身シャワーのような物だが、ボタンと押すと何故か上から顔面にお湯が落ちてきた。

営林の湯

2006-11-18 | 道南の野湯・無料温泉
知内温泉に方面に進む途中にある蕎麦屋から、少し進むとTの字ありそこを右折する。砂利道に入る手前に左に林道があるので車を止め、持参したリックとバケツを持ち、入っていく。
奥に奥にと進んでいくと折りた形跡があり、辺りにはバケツやら桶やら・・

そんなこんなして約5分、台風でやられたのか、崖崩れがおき、道がなくなっている。どうにかあちらに渡ることはできなくはないが、道の幅は15cmあるかないかで、落ちたらたまったもんじゃない。

冷や汗をかきながらも壁にしがみつき、命からがら先に進む。
2分ぐらい進むと木が根っこから倒れ、これが目印。
これを越えるとだんだん道が開けてき、左に歩いて降りた跡があったので、降りていく。
川に沿って笹をわけ、橋のような物を渡ると・・「あった!!」
木で枠づくられた浴槽!「ん?湯気が出ていない・・」近くによって見ると、浴槽いっぱいに入っているが・・冷たい・・
あいにく、湯の出でいるはずの蛇口からはほんのわずかしか出ていなく、入れる状態ではない。
しかし、ここまで苦労して来たのにあきらめる温泉旅がらすではない!
水を浴槽半分くらい抜き、横には源泉があったので持参したバケツでお湯を汲み入れる。

夕暮れが近づきつつあるが、湯は思った以上に溜まらない。
あきらめ半分で、蛇口を近くに落ちていた棒でつつく・・
すると、なんとお湯がドブドブ出てきたではないか!
それから15分くらいであろうか、全身浴までとは行かないが半身浴はどうにかできるほどになった。
早速、服をすばやく脱ぎ、お湯に浸かる。
本当はお湯は透明のはずなのだが、即席に源泉から汲んで入れたので真っ赤なお湯になった。

源泉温度は水温計で51℃を示し、浴槽温度は30℃弱とぬるくはあったが、お湯に浸かるより、温泉に入った達成感に浸かった(笑)
帰りはあの恐怖の崖をまた通る勇気がなかったので川の中を下っていった。

その途中にもちょうどいい温度の湯溜まりがあったが時間に余裕がなかったので、あきらめることにした。

帰りにはとてもきれいな滝的な物があったのでデジカメを「パシャリ!」。ちょっと暗く写ってしまった↓↓


湯の沢 町民専用の温泉(仮称)

2006-11-18 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
姫の湯から道路を渡り、反対側にある。
薄情報で来たため、場所特定には少し時間がかかったものの、思った以上に姫の湯から近い場所にあった。
以前は町民専用に浴槽があったしいのだが、台風の影響か完全に潰れていた。(泣)
残骸の中を見てみるとそれらしき浴槽もあったので、多分ここでまちがいないであろう。
見るからに再復興の目途は立っていなそうだが、是非ともまた来たときには完全な状態に回復した物を見たいものだ。

姫の湯源泉(入浴)

2006-11-18 | 道南の野湯・無料温泉
知内温泉の奥にちょっと行くと昔あったという温泉の源泉。
話によると昔、台風で壊され、源泉だけが残っているということで、見に行くことにした。

源泉温度は64℃でかなり高温。この温泉は最後に川に流れつき、その場所が「湯の里温泉」として有名なのだが、今回は外の温度が寒いと言うことで途中、溜りでは適温になり奇跡的に入浴することができた。

それでも泉温は46℃とかなり熱く、当然、清掃などしてないので、温泉が腐り、臭いがかなりきつかった。私は然別峡温泉群の「名無しの湯」を思い出すくらいの圧倒感であった。
お湯を口に含むと、一瞬、鉄の味がし、ちょっとしょっぱかった。


湯ノ岱 天の川の湯(仮称)

2006-11-18 | 道南の野湯・無料温泉
上ノ国にある湯ノ岱温泉の近くにある野湯。
一瞬見たときは池かと思ったが、回りにはオレンジ色の湯の花のような物があったので温泉だと確信した。
浴槽は岩造りで、下には排水溝のようなものがあり、温泉がブクブク出てきている。

橋からは丸見えで、すばやい入浴が必要。
溜まりは写真では2つしか見えないが、実際奥にもう一つある。
手前はなかなかの泉温で30℃弱、あまりキレイではなく入浴しているうちにミミズの死骸が浮き上がってきた。
全身浴ができ、外の温度は10℃もなかったので、上がるとすごく寒かった。


栄浜霊泉(手湯、一応飲用)

2006-11-18 | 名水・野水
泉質:単純酸性冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉)(旧泉質名:単純酸性泉)

源泉所在地:北海道島牧郡島牧村字栄浜226番地の1地先

国道229号線の栄浜走行中にかすかに見えてくる飲用専用温泉小屋?

一応、飲用のすくいはあるが実際、飲用不能。
しかしやはり来たので飲まないで引き下がるわけには行かない。
口に含むとかなり酸味が強く結構おいしい。
ここは最後に小屋の左側に排水として流れているので全身浴ができないわけではないのだが、道路から丸見えだし、かなり冷たいので、さすがの温泉旅がらすも手湯だけで断念した(笑)
温泉は裏山のほうから流れていて虫とかもたくさん流れてきた。
やっぱり飲まないほうがいいかも・・

某温泉

2006-11-16 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
M地区のキャンプ場で教えてもらい行ってみた。
道路からはかなりわかりずらく、砂利道を奥に1kmくらい進むと左手にパークゴルフ場施設が現れ、すぐ右手には大きなコテージな様な物と、源泉塔のようなものが現れる。
源泉塔には鍵がかかり、中を見ることはできなかった。

コテージの後ろには小振りの露天風呂が広がり、内風呂も見えた。
しかし、残念ながらお湯は出てはいなかった。
という事で今回は入浴することには至らなかったが、いつ営業を始めてもおかしくない状態なので、また新たな進展のある話を聞いたら、すぐにでも駆けつけるつもりである。

チニカ山荘

2006-11-14 | 廃湯・建設未定温泉・謎温泉
積丹に昔、存在していた幻の山荘がると聞いたので跡地だけでも見に行こうと思い、行ってみた。
入り口はこれまたわかりずらく、目印はスキーリフトの小さいバージョンのような物。
砂利道で、走っている間に「本当にあるのか?」と思うほど周りには何もないが、そのうち、木でできた案内が出て来たので少し安心。
それから少しすると、無残にも屋根は飛び、壁が剥がれている山荘が現れる。
これが噂の「チニカ山荘」らしい。

中は、台風の影響で土台が崩れ、足の踏み場もなかった。
奥へ進むと浴場らしき場所があったので、見て見ると、お湯は入っていなく、浴槽だけが寂しく、残っていた。

一度、外に出て源泉だけでもと思い、探してみたものの、それらしきものはなかった。