古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

チェンマイ ビール事情

2010-05-31 15:30:05 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その48

2010年5月28日(金)

近くのスーパーへビールを買いに行った。

国産の大瓶一本で35バーツから80バーツ位だから、約100円から250円位だ。
中国に比べると一寸高い気がする。

酒類販売のコーナーにシャッターが下りて何か張り紙がしてある。
時間はもうクリアしているはずだが。

そうなんです、タイでは法律により、酒類の販売時間が決められているのです。
午前11時から14時までと17時から21時までの時間帯しか販売できないのです。
小さな店や一寸した商店等はそんな煩い事を言わないで売ってくれますが。
呑ん兵衛にとっては何かと不便なことです。

しかし今日はちゃんと、17時30分に為っているのに、
張り紙には、タイ語は全然だが英語表記の方に、何かブッタという単語が見える。

今日は「仏誕節」と言うタイの祝日で、アルコール類は一切販売しないという日なのだそうだ。

ガアアーーンです。

仏陀の誕生日には、お酒を飲まないでお祝いしなければならないのです。
呑ん兵衛には、なんとも悲しい祝日です。

チェンマイ サッカー観戦

2010-05-30 14:05:17 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その47
2010年5月23日(日)

バンコックで赤服の掃討作戦が始まったようだ。
チェンマイは何事も無い。

夕方から、運動公園が騒がしいので覗いてみた。
何とサッカーの試合のようだ。チェンマイFCとチャイナッタFCの試合だ。

入場料も取るようだ。正面入口前のテーブルで、一人30バーツの切符を売っている。
だが、20メーターも離れてない北の入り口からメインスタンドに入れるゲートが開いていて、其処から多くの人が出入りしている。
どんな管理をしているのだろう。

サッカーのタイリーグがあると聞いたが、この試合はどのクラスのレベルなのだろう。
かなり落ちる。三部か四部くらいだろうか。

試合の方はチェンマイが6~7割ボールを支配していたが、長い縦パス一つで裏に回られ
ゴールを決められ、同じ方法で2点を奪われた。
しかし、チェンマイは前半のロスタイムに左サイトからのセンタリングが流れて
そのままゴールを割って、何とか前半を1対2にした。

ハーフタイムにはチアガールも出てパフォーマンスをするが、
ソンクラーンで踊ってた小学生の方が上手だ。

後半もボールは支配するがゴールに至らず時間だけが過ぎる。

観客はかなり興奮している。特に劣勢で地元のチェンマイがヒートアップしている。
小生の周りは全てチェンマイサポーターだ。

そして、小さな小競り合いがあって、チェンマイの観客席からビール缶が
ブワーと泡を噴き上げながら投げ込まれる。4~50缶位が投げ込まれた。

乱闘かと、
何と何と警察か、軍隊か、MPが出動した。

フィールドの周りに10人位、中に6人位が入り仲裁する。

さすがやるもんだ。
観客席は興奮の坩堝だ。

バンコックでもサッカーの「乗り」でやっているのだろうか。

清邁(チェンマイ) ドリアン

2010-05-13 19:48:44 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その46
2010年5月10日(月)

五月に入ったら、果物の種類も量も多くなった。何より値段が安くなった。
果物の王様ドリアンは30バーツ/kg、果物の女王マンゴスチンも25バーツ/kg位になった。
ランブータンも同じような値段だ。
その他にもリュウガン、マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、サラ、グァバ、シャカトウ、パイナップルやバナナは言うに及ばず多くの果物で店頭は賑わっている。
名の知らない物もまた多くある。

ドリアンはラグビーボール位の大きさで50バーツはしないであろう。約百五十円程だ。
マンゴースチンは普通の大きさのが十三、四個で約1kgだから約70円程だ。
果物好きには堪えられないシーズンだろう。

やはり旬のものを旬の土地で食するのがなんと言っても最高だ。

その代表がドリアンに他ならない。
ドリアンの熟したその美味さは堪らない。
たいして好きでもなかったのだが、完全にその美味さにお手上げだ。

それに余り量が食べられないのがまた良い。幾らでも食べられるというものではない。
脂肪分がたっぷりと入っているからなのか、腹持ちが良いのですぐに食べ飽きてしまう。
しかし、少し時間が過ぎ、あの匂いがして来るとまた食べたくなるのだ。

それに何と言っても安い。
日本での価格を想像して食すると更にその有難味が解る。

ああ、もう五万円分位のドリアンを食ってしまった。
マンゴースチンは何万円ぐらいになっただろうか。

チェンマイ 旅の空

2010-05-11 01:03:26 | 日記
  還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その45

2010年5月1日(土)

最近、何事に対しても意欲とか好奇心とかが薄れてきた。もう如何でも良くなってきた。旅を続けたいとも思わなくなってきた。
あまりにも熱いので、もう何も考えられない。
ここで、ジッとしていた方が楽なのである。

もう一つ二つの事が叶ったら、決っと、もう動かないに違いない。

何か旅の「欝」に為ってきたようだ。
旅をしていて、旅の「欝」になんか為るのだろうか。
旅をしていて、旅をしたく無くなって如何しようも無いと思う時って有るのだろうか。
旅に出たくって出たくって、やっと旅に出て来て、その中にあって、旅をしたく無くなるという事が有るのだろうか。
それが何を意味するのか、どんな意味を持つのかちゃんと理解出来るのだろうか。

旅と言うより、もう此処で生活しているようだ。もう一ヶ月にもなるだろうか。
そう言えば、旅と生活と何が如何違うのだろう。

日本で言う所の住民登録をしたらもう生活だろうか。
いや、やはり次の場所に移動するのなら、やはり旅の途中でしかないのだろうか。

登山する時に停滞というものが有ったが、それと同じに、旅にも停滞という日が有って良いものだろうか。登山の途中の停滞は確かに登山行為の一部に過ぎないのだが、旅の途中の停滞も旅なのだろうか。
登山の場合は飽くまで何かの山に登頂するという目的があるから、その途中は全て登山行為の一部なのだが。

旅は、何が旅で、何が停滞で、何が生活なのだろう。

チェンマイ ワットウモン

2010-05-06 00:18:54 | 日記
  還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その44
2010年4月25日(日)

ワットウモンに行く。なかなか良い寺だ。
瞑想の寺とかで、洞窟があり、確かにそんな雰囲気もある。
寺領の北西の丘のほうには小さな草庵が数多く有りなんか庵団地のようだ。

パゴダの周りを時折経を唱えながら、瞑想しながら歩いている僧がいた、と思いたいが、携帯電話で彼女と話をしていた。
ガッカリ右衛門ノ介だ。
皆、煩悩だらけだ。

バンコックのほうは何かと騒々しい様だが、こっちはのんびりしていて何事も無い。
小生一人だけが蚊帳の外かもしれないが、何事も無い。
煩悩もないと言いたいが、煩悩だらけだ。