古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

仙台 入院3 哀れ

2010-12-26 02:13:58 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その84

2010年12月15(水)
3:00
生々しい夢を見る。Mだった。
Mがカーペットの様な物に包まれて寝ている。ちょと嫌がるのを、、、だめ明朝と言われている。
そこで目が覚めた。

5:30
Mと二人で何処か岩手の温泉に行こうとしているが、明日仕事なので泊まるには如何しようと考えて、上司に電話しようとしている。
役所に書類を提出しようとしている。大変立派ですねと褒められ、先輩に聞いて作っていると言う。
そこで目が覚めた。サラリーマン哀れ。

少しは元気になったのかなと思う。

5:30
同室のちょっと知恵遅れのT氏がブツブツ言いながら荷物を片付けている。何度も机を開け閉めして荷物を片付けている。
今日、退院なのだ。

看護師に言う挨拶を何度も唱えている。
しかし、実際の場面では、途中でドモリ言い淀む。
看護師のほうから、「長い間本当にお世話になり有難う御座いました」ですよねと言われている。
会う看護師毎に言っているが、哀れ。

小生まで気が滅入っておかしくなりそう。

仙台 入院2 睡眠

2010-12-22 00:00:10 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その83

2010年12月14日(火)
隣の患者が、夜の十時頃なのに、寝れない寝れないと騒いでいる。
寝れないのなら寝なければ良いのだ。
睡眠不足で死んだ人の話を聞いたことがない。
人間、本当に睡眠が必要なら立ったままでも、何時でも、何処でも寝ることが出来る。
ほんの数秒であったり数分であったりするが、とにかく必要なら人間の生理が強制的にそれを実行するはずだ。
だから体を横たえているだけで良いのだ。
それだけで十分休息は取れるはずだ。
ただ、社会生活では、会社の会議の最中や仕事中に、グウグウやられたら顰蹙ものだ。
入院しているのだから、夜に寝ようと、昼に寝ようと誰も文句は言わない。
ましてや、会議や仕事が有る訳ではないのだから。
寝れなないのなら寝なけば良いのだ。
そう思うだけで随分楽になる筈だ。

案の定、まだ十一時になってないのに隣からは大きなイビキが聞こえる。
先程まであんなに騒いでいたのは何なのですかと言いたい。
こちらはイビキと痛みで尚更、目が冴えてきた。

仙台 入院

2010-12-20 22:12:00 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その82

2010年12月13日(月)

阿野 薫様
その後お変わりなくお過ごしでしょうか。
東北の仙台市北部の高台にあるR病院4階西病棟から、快晴の下、仙台市街を望んでおります。

そして、今日の担当の看護師は何と、何と 薫おばさんなのです。
カオルチャンと同じ薫なのです。
それで懐かしくメールします。
小生何を隠そうか、十日程前に、救急車でR病院に運ばれました。
急性腰痛症、いわゆるギックリ腰です。
縦にも横にもなれず、ただ痛く苦しく身動きできませんでした。
レントゲン、MRI等の検査では重篤な所見は見られないとの事で一安心です。

絶対安静がその療養方法です。
傷め止めの座薬、投薬、注射等もたいして効果なく、なかなか痛みは治まりません。
腰、尻、左大腿部から膝までの痺れ、痛く辛いです。

週末か来週初めには多分退院出来るものと思われます。
そんな訳でしばらく療養してからの出発になります。

薫様には十二分に気を付けてお過ごしくださいませ。
あらあらかしこ、草々候

追伸 メールを出そうとしたら、別の娘が、何と何とまた薫ちゃんです。   
   薫(かおるちゃんで無く、かおりだって)

仙台 長旅のヨーグルト

2010-12-04 11:07:07 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その81

2010年11月30日(水)

今年の四月からヨーグルト(多分カスピ海ヨーグルト)を培養してきた。
それは、台湾、タイ、ラオス、中国(雲南、四川、チベット、青海、甘粛)、韓国、そして日本等を旅してきたものだ。
40℃を超える暑さの国や、5000メートルを超える高地を旅してきた。
確かに強くなった様な気さえする。
何十代目の乳酸菌になるのだろうか。

培養するのには適度な温度(多分20℃~30℃位か)と新鮮な牛乳さえあれば大丈夫だ。
しかし、保存するにはまた適度な温度(多分冷蔵庫5℃位)が必要だ。
真夏のタイやラオスの宿では冷蔵庫が無かったので保存に苦労した。

ラオスでは危うく駄目にする所だった。
田舎の街では牛乳を売っている所が少なく、その量も少なかったからだ。
200ccの牛乳パックを見つけて買い占めて、まあたったの6個だが、レストランのビール冷蔵庫に保管を頼んだりした。

そんなヨーグルトが妙に意地らしい。
旅の色々を思い出させてくれる。
旅の途中で分家していったヨーグルトの末裔はどうしているだろうか。
五、六家位はあった筈だ。無事に存続しているだろうか。
同時に養い親(分家ヨーグルトを受け取ってくれた友人達)の顔が浮かぶ。

今週の読書
韓国語の散歩道」今井久美雄」アルク、日本語の歴史3(言語芸術の花ひらく)」亀井 孝他」平凡社、奥の細道を歩く」関屋淳子」JTB、定年釣り師」村田 久」小学館、夜の明けるまで(深川澪通り木戸番小屋)」北原亞以子」講談社、贋作天保六花撰(うそばっかりえどのはな)」北原亞以子」徳間書店、楚漢名臣列伝」宮城谷昌光」文藝春秋