古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

米沢 渓流釣

2011-07-08 09:06:16 | 日記

田んぼアート(前田慶次と直江兼続)(米沢市小野川温泉)

還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その107

2011年7月5日(火)
十数年ぶりに渓流釣りに行ってみた。

格好だけは立派にと思ったが、魚篭と餌入箱を忘れてしまった。
玄関に置いて来たようだ。
そうも釣れないだろうから、釣れたら風流に笹竹にでも刺して持てば良いだろう。
餌は直接上着のポケットにでも入れてしまおう。

装備を身につけ、ウエダーを履き、いざ
渓流に入るが、巧く歩けない。
いや、普通に歩けない。ヨタヨタなのだ。
当然、川底はデコボコ石だらけなのだが、片足で立って、次の足を前に出せない。
バランスが取れなくてよろめいてしまう。
脚力がないのだ。

河原を歩いてみる。
何とかなるが、石の上を巧く渡って歩けない。
バランスが悪い。次の足が出ない。直ぐによろめく。
水の中は尚更ひどい。
杖を突いて歩かなければならないようだ。
釣りどころの話ではない。
危なくて渓流など歩けない。

体力とは時間に二乗して衰えるようだ。
こんなに酷いとは思わなかった。
仕方がないので暫くは歩く練習をしなければならないようだ。
ゆっくりと慎重に歩く。
魚影が無いがそんなのは二の次だ。
とにかくゆっくり、慎重に歩く。
それでも二度ほど尻餅をついた。

オッカナビックリ竿を出して、2時間ほど登って始めてアタリが来た。
しかし魚影は無い。
さらに、1時間も登るが、魚影もあたりも無い。
こんなに衰えた足ではそんなに深入りする事も出来ない。
帰りの足も考えなくてはならないからだ。
諦めよう、目の前にそれと無く程よい淵がある。
絵になりそうなので写真を一枚撮って引き返そう。

これで最後の一投、納竿しよう。

あれ、目印が流れた。
竿先をあおる。
キター、ヤッター、グイグイ曳く。

7寸の見事な岩魚だ。

更に1時間登るが、魚影もアタリも無い。
合計4時間ほどの釣行でアタリは二度。釣果一匹。

しかし十数年ぶりの渓流釣は色々な感慨を抱かせてくれた。
体力も釣果も、心しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする