古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

東チベットの旅 馬尼干戈(マニカンコ)

2015-10-22 12:58:50 | 旅行

川蔵北線(国道317号線)(四川省甘孜蔵族自冶州徳格県馬尼干戈郷)

古稀背包客(gu xi bei bao ke)放浪記 その220
5月31日(日)その2
馬尼干戈では乗り継ぐミニバンが見当たらず、一時間半も捜した。
明日、甘孜から成都に行くという四駆車にたった一人だが、甘孜まで乗せてもらう。
40元也。
川蔵北線国道317号線の馬尼干戈から甘孜までは高速道路並みに整備されていて、周りの風景を含めて最高のドライブが楽しめる。
馬尼干戈を午後5時に出発したのだけれど、日は中天にあり、雀児山塊は青空を背景にくっきりと浮かび、近景には4000mのチベット高原が広がり、将に絶景なり、云う言葉が見つからない。
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東チベットの旅 雀児山口(5050m峠)

2015-10-07 00:07:57 | 旅行

雀児山(青い建物が徳格側隧道坑口)(四川省甘孜蔵族自冶州徳格県)

雀児山の徳格側(四川省甘孜蔵族自冶州徳格県)

雀児山口で○○を撒くチベット青年(四川省甘孜蔵族自冶州徳格県、甘孜県)

峠ですれ違った成都から昌都行きのバス

雀児山(青い建物が馬尼干戈側隧道坑口)(四川省甘孜蔵族自冶州甘孜県)

玉隆拉措(新路海のチベット名)と雀児山(四川省甘孜蔵族自冶州甘孜県)

玉隆拉措(新路海のチベット名)(四川省甘孜蔵族自冶州甘孜県)

古稀背包客(gu xi bei bao ke)放浪記 その219
5月31日(日)
人生初めての、いわゆるヒッチハイクというものをした。
徳格の街外れで、甘孜に行くミニバンを待ってたのだが、たまに来るミニバンはいずれも満員だ。
宿のオーナーも出てきて、車に声を掛けてくれるが一向にそれらしき車が来ない。
仕方なく、ミニバンの発着場所へ行こうとしてたら、目の前に一台の日産車が止まった。
「何処まで行きたいんだ」
「甘孜まで行きたいんだが、、」
「ああ、途中の馬尼干戈(マニカンコ)までなら乗せてやるよ」
「有難う、、」
多分そんな会話だと思うが、、30才後半ぐらいのチベット族の青年だ。

甘孜から馬尼干戈までの今回の旅の核心部分、雀儿山口(5050mの峠越え)の道は断崖絶壁を曲りくねって登っている。
峠は強風が吹いていた。
馬尼干戈側の山の斜面には所々に昨夜の雪が残っている。
しかし、空は青い。

川蔵北線は国道317号線を四川省成都市から馬尓康(マルカム)、甘孜(ガンゼ)、徳格(デルゲ)、昌都(チャムド)、丁青を通り、那曲(ナチュエ)で国道109号線に出て西蔵自冶区の拉薩まで行く全長2361kmの路線である。
その最高高度の峠が何とこの雀児山口の5050mなのだ。
つい最近まで山賊が出たと言うのも頷ける。
しかし、現在、雀児山隧道を工事中で、もう数年もすると、今まで一時間数十分もかかっていた峠道が数十分足らずでパスすることが出来るかもしれない。
この絶景の峠道は数百元のプレミアムを払っても通れないかもしれない。
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