古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

蜀都 初冬

2013-12-21 18:54:54 | 旅行

羊肉湯の屋台(成都市馬鞍北路市場)

小さな店番(成都市泰宏路市場)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その196

12月18日(水)
羊肉湯の店があちこちに見られるようになった。
初冬の風物詩なのだろうか、夏には殆どなかったが11月末頃から目立ってきた。
同じような店が十数軒見られる。
市場内の店は全て打包(お持ち帰り)ようだ。
店先で調理して、熱々をビニールの袋に入れて持ち帰る。
一式で50元程だからちょっと高めの夕食の湯(スープ)だ。

成都も大分寒くなってきた。
温かい南のほうに移動しようと思う。
行き先はまだ決めていない。

蜀都 食欲の秋

2013-12-01 19:28:27 | 旅行

おみづけ材料(上段青菜、中段唐芋、下段左人参、右大根と全て中国成都産)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その195

11月16日(金)
先日、泰宏市場をブラブラしていたら、珍しいものを見つけた。
故郷山形の「おみづけ」に使用する材料が売られていたのだ。
青菜、中国名も同じ青菜だ。
それに、唐芋(五升芋、菊芋等々の名があるがどれが本称かは知らない。)を見つけた。
唐芋は近頃日本でもあまり見かけない。
一度、裏の畑に植えたら、増えて増えて困ったことがあったくらいだ。
昔は、河原や、荒地に自生しているのを時々見つけたが最近は見かけない。
確か、キク科のかなり背の高い植物の根塊だ。
中国名は洋姜と言う。
中国の洋姜は小さく生姜のようにも見える。

どうしても、「おみづけ」が食いたくなった。
それには自家製の「おみづけ」を漬けるしかない。
そんな思いで、今日買い物に出かけた。
しかし、洋姜を売ってる店が一軒も無い。
つい先日は十軒くらいで売っていたはずだが。
中国では、旬にはドーット出回り、次の日には何処にもないというのは良くある事だが。
青菜は数軒で売っていたので、唐芋無しの「おみづけ」でも仕方あるまいと思い、青菜、大根、人参等を買ってきた。
日本でも最近市販の「おみづけ」でも唐芋が入ってないこともあるようだから。
しかし、やはり本格的なおみづけには唐芋が必要だ。

もう一つの近くの馬鞍市場に捜しに行く。
この市場も百軒位はあるが、一寸小ぶりな気がする。
端から端まで歩いて、たった一軒だけ売っている店を見付けた。
500grで1元の唐芋を買って来た。
全て揃った。

青菜3.5kg7.4元、唐芋0.5kg1.0元、大根2.0kg2.5元、人参0.5kg1.0元、計11.9元
付け上がりで2.0~3.0kg位は出来るであろう。

三日ばかり天日に干して、成都で始めて位珍しく晴れの日が続いて、全ての準備が出来た。
漬けてから一週間位で食べられる様になるだろう。
温かい飯に、納豆とおみづけと、もう想像しただけで涎が出る。