古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

東チベットの旅 亜青寺

2015-08-10 12:39:44 | 旅行

甘孜と白玉県境、卓達拉山口(4798m)(四川省甘孜蔵族自冶州白玉県)

亜青寺覚姆島(四川省甘孜蔵族自冶州白玉県昌台郷)

亜青寺覚姆島の陋屋

亜青寺大経堂



大経堂に参集する僧達

亜青寺の伽藍と釈迦牟尼像

釈迦牟尼像に五体投地拝をするチベット女性

建設中のパゴダとマニ堂

街の西外れの宿(吉祥如意賓館)

古稀背包客(gu xi bei bao ke)放浪記 その217
5月29日(金)
亜青寺(ヤチェンガル)はチベット仏教ニンマ派の一大修行地で正式には亜青鄥金禅寺(ヤチェンウージンチャンス)と云う。
白玉県昌台郷に在り、阿秋仁波切(アチュリンポチェ、アチェ活仏)により1985年に建てられた。
草原湿地上にあり、数千の小さな陋屋に修行者は居住している。
大経堂は圓満光明殿と云われ、チベットのサムイエ寺を模してつくられた気宇壮大な伽藍だ。
亜青寺の修行者は扎巴(男性信者)と覚姆(女性信者)が河を境に分けて住んでいる。
女性信者の住む地域は河によって三方を囲まれており、島のように見えることから覚姆島と呼ばれている。(西蔵 李チョン(羽偏に中)著 中信出版集団㈱ p416から意訳)

朝方に強い雨が降る。
今日は亜青寺への移動日なのにと思うが、うとうとして再度目が覚めると、小雨になっていた。
約束の8時に少し早いが、市街中心部のミニバスターミナルに行く。
LisaとMikeはマイクロバスに乗ってやってきた。
彼らはこの旅で初めて見かけた外国人で、昨晩、甘孜公交坫近くで現地の人に何か英語で尋ねていた。
手にマキマップ(旧Sim's Cozy Guesthouseでマキさん達が作った四川省のガイド地図)を持ってたので、声をかけたら、目の前の公交坫を探していた。
漢字で甘孜公交坫と書いてあるのだが彼らには解らない。
亜青寺に行きたいのだと言う、今は、公共のバスは走ってなく、一寸離れたミニバス乗り場からミニバンで行くしかないようだ。
そんなこと話して、小生も明日行くつもりだと、、そんな訳で同行することになった。
そんな彼らがマイクロバスでやってきた。
昨日に使用したものだというが、運転手に話をしてみると、包車(貸切使用)のようだ。
Lisaに確認するが、要領を得ない。
とにかく、このマイクロだと300元なので一人100元取られるからと言って、降りて別の車と交渉するよう薦める。
結局、一人45元の正規のミニバスに乗る。
途中の4798mの峠(卓達拉山)は小雪が舞っていたが、4000m付近からは青空が望めた。
3時間一寸で、目的地の亜青寺に着く。
亜青寺は晴れだった。
亜青寺は壮観だ。
パゴダとマニ堂更に経堂のような物を建設中だ。
丘の上には巨大な金色の釈迦牟尼像が鎮座している。

亜青寺の宿泊施設は最近完成した入口近くの亜青賓館(一泊120元)と、街の西外れにチベッタン経営の賓館二軒(1ベット20元位から)と街中に数軒あるだけで、旅行者にとっては不便なところだ。
非合法だが、僧坊に泊まる旅行者も居るが、色々と気を付けたほうが良い。
コメント
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