古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

絲綢之路7 ウルムチその4

2011-10-30 14:46:01 | 旅行

楼蘭の美女復元像(ウルムチ市新疆ウイグル自治区博物館)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その121

2011年10月18日(火)
ウルムチの新疆ウイグル自治区博物館へ行く。
楼蘭の美女は出かけていて留守だった。
復元像が優しく微笑みかけていた。

ウルムチの場末の安宿で、啤酒(ビール)を飲んでいる。
安酒を飲んでると言った方が合うかも知れないが、中国では啤酒のほうが安い気がする。
中国には白酒と言うのが有るが、蒸留酒で50度くらいのアルコール分で到底太刀打ち出来そうにない。
因って、子供は啤酒で酔う。

これからは、是非、啤酒を常温で飲んで欲しい。
中国の啤酒はやはり常温で飲むのが丁度良い様になっているようだ。
一ヶ月もしないのに、中国の飲食生活に慣れたようだ。

しかし、此処はもう中国では無い。
新疆はモンゴロイドの世界ではない。
ヨーロッパの雰囲気の臭いがプンプンする。

絲綢之路6 ラグマン(ラグメン)

2011-10-28 18:22:22 | 旅行

ラグマン(西紅柿鶏蛋拌面)(ウルムチ市)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その120

2011年10月16日(日)
ラグマン(ラグメン)を食す。

中国語では拌面という。
釜揚げうどんに、トマト味で各種野菜を炒めた物をかけて食す。
麺その物も、かける具も旨い。
具による違いで十種類以上のラグマンは有る様だ。
日本の二三倍の量なのに、加面(日本の替え玉)をしてしまう。
替え玉が何と無料なのだ。
うどん量は全部で日本のうどんの三四杯分になりそうだ。

ラグマンは結構コシが有る。
日本の讃岐うどんのような感触だ。
麺の作り方は日本のうどんとそっくり同じだ。
奥で、麺を打つ音がバシバシと聞こえる。
こっちが本家本元なのだとは思うが。
兎に角旨い。

明日は、つけ麺のタレと鰹節を持って行って、掛けて食べてみようかと思う。

ラグマン行脚を始めようか。

絲綢之路5 ウルムチその3

2011-10-27 01:08:24 | 旅行

喀依納尔二号墓地石人(ウルムチ市新疆ウイグル自治区博物館)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その119

2011年10月15日(土)
増田、金城、安達様
皆様お変わり御座いませんか。
昨年の8月、チベット、カイラスへ行くという貴方達を成都で見送ってから、もう一年以上が過ぎました。

と言うことは、あの「四姑娘山の秘宝」(天山にも西蔵にも同じ雪蓮が有りますが、何処が本場なのでしょうか)を仕込んだ酒が飲み頃に成ったという事です。
先日、成都の宿に確認したら、確かに預かっておりますとの返事でした。
熟成一年余ヶ月、秘宝たる所以を証明するには試飲後の行動で確認するしかないのだが、小生にはいかにもその荷は重いのですが。
御返事の連絡の無い時は勝手に処分しますので悪しからずお願いします。

今はウルムチに居ります。
喀什、和田、蘭州、、グルッと廻って成都に行く予定です。

飲酒後の効果についてのご報告は別途させて頂きます。

絲綢之路4 ウルムチその2

2011-10-24 20:35:10 | 旅行

喜来登烏魯木斎酒店(シェラトンウルムチホテル)(烏魯木斎市)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その118

2011年10月14日(金)
烏魯木斎の超市家楽福(仏系スパーのカルフール)に、多分、海から一番遠い街で海産物が売られている。
太刀魚、真魚鰹、海老、等々
冷凍だが、マグロらしき赤身のものもある。

烏魯木斎(ウルムチ)はオイラート・モンゴル語で良い、美しい牧草地と言う意味だそうだ。
街全体が、なだらかな起伏に富んだ草原の丘や谷を思わせるのは成程と思う。
いつの間にか、チョッとの高台に登っていたり、なだらかな谷沿いだったりする。
100mくらいの高度差で町並みがユルーく続く。
美しい牧草地に、近代化(漢化)した街をスッポリ冠ぶせた様な感じだ。

ウイグルの街は遥か郊外に行かないとお眼にかかれない。

絲綢之路3 新疆時間

2011-10-21 00:24:30 | 旅行

南湖市民広場の朝、北京時間8時30分未だ太陽は出ず
(烏魯木斎市南湖市民広場)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その117

2011年10月12日(水)
ウルムチ(新疆)時間と言うのが有るが余り使わないと言う。
北京時間の2時間遅れだ。
今の時期、朝は8時頃に明るくなり、夕方は20時でもまだ明るい。
太陽の南中が正午と言う感覚が、人間生活に一番適しているような気がする。
ウルムチでは北京時間の14時頃が南中時間だ。

日本では夏時間だ、エコ時間だと言っているが、大中華は北京時間一筋だ。

北京そのものが中華そのものなのだ。
新疆も西蔵も、中国は全て北京時間なのだ。