古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

掏摸の後遺症 日本1

2010-09-16 04:44:01 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その74

2010年 9月 4日(土)

ソウル仁川空港を八時過ぎに発ち、二時間一寸で日本の空港に着いてしまう。
12時前には自宅に着いてしまう。

それにしても日本の税関には頭に来た。
今日で連続三回も荷物を空けられてしまった。
怪しい人相になったのだろうか。挙動不審者になったのだろうか。

日本帰国連続三回荷物検査をされ開けられた。大阪、成田、今回と。


2010年 9月 6日(月)

運転免許センターへ運転免許証の再交付の申請に行く。
半日掛かって新しい免許証を手に入れる。¥3640也

午後からは銀行に行き、カードの再発行の手続きをする。二箇所で合わせて¥3150也。

ネット販売で盗難にあったのと同じデジカメを購入した。

たいした時間と金を掛けてしまったがこれで掏摸の後始末は全て済んだ。

無罪放免だ。

明日から如何しよう。
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ソウル 雨と涙

2010-09-03 12:37:27 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その73

2010年 8月29日(日)

久しぶりに訪れた韓国のソウルは想い出ボロボロ、涙ボロボロだ。
訳も解からず涙が出てくる。

もう、昔の事なのに生々しく思い出されて、足がそっちに向いて行く。
もう、済んだ事なのに何故か足が向かって行く。
居るはずも無いMの面影を求めて彷徨うように歩いて行く。
Mが美容院へ行っている間に歩いた清渓川や、サムギョプサルを食べた店を捜している。
泊まった宿の周辺はソウルの再開発とかで跡形も無い。
新しいソウルの街をイメージしたビル群のイラストが描かれた高い塀に覆われて工事中だ。

もう昔の話だ。
そんな事は百も承知なのだが、どう言ったら良いのか解からない。
ただ懐かしいだけではないが、もう如何しようにもならないのだ。

男と言う者は何とも悲しい生き物だ。
彼女の残り香にさえも心を動かすのだ。
ピーピーエムやピーピービーの世界では無いのだ。もっと少ないオーダーなのだ。
更にシビアな世界なのだ。

ただ、数年前のある時に、この場所に彼女と一緒に居たという、ただそれだけの事実なだけだ。
それ以上でもそれ以下でもない。

昨夜の中国出国にまで掏摸(スリ)の後遺症があった。
出国カードもパスポートと一緒に紛失していたのでイミグレでその旨告げると、肩章の星が三つも付いた女性の係官が出てきた。
小生のパスポートと盗難証明書、パスポート紛失証明書を持って別室へ消えた。
待つこと20分、チェックを終えて出てきた彼女は無雑作にパスポートと出国カードを寄こした。
これで掏摸から完全に解放だ。改めて掏摸集団の偉大さに気が付く。

韓国のソウルは普通に可愛い娘がウジャウジャいる。
そして、日本の可愛い娘も普通に居る。
選り取り見取りだ。

しかし、悲しいかな小生にはその道の素質は無い。
ただ視るだけで、指を銜えている。それで満足しなければ成らない。
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