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迷ってる人へ~Dead or Alive4(デッド オア アライブ4)の感想(レビュー)

2006年02月04日 11時09分39秒 | 批評
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Dead or Alive4をプレイした感想です。

Dead or Alive4(デッド オア アライブ4)とは、Xbox360用のゲームソフトです。ゲームのジャンルは格闘アクションゲームに分類されます。デッド オア アライブ4と言うのはいちいち面倒くさいのでDOA4(ドア4)とか呼ぶこともあります。本レビューでも以後略してDOA4と書くことにします。

私はこのゲームを「格闘ゲーム好きおよびアクションゲームが好きな人」に是非勧めたいと思います。

確かに、格闘ゲームは、セガから発売されいているバーチャファイターシリーズおよびナムコから発売されている鉄拳シリーズが有名です。バーチャーファイターはプレイヤー同士のシビアな駆け引きが魅力です。また、鉄拳シリーズには豪快な技と豊富なキャラクターが魅力です。どちらの作品も多くのファンがおり名作といえるでしょう。
しかし、このDOA4もそれらの作品に負けないくらいプレイヤーを惹きつける魅力的な要素のある作品であるといえます。

今からそれらの魅力について説明したいと思います。

1.DOA4は他の格闘ゲームにはない独創的なアイデアの宝庫!
他のゲームより楽しいゲームにするには、他のゲームにない独創的なアイデアが必要不可欠です。
なぜならば、もし、DOA4が他の格闘ゲームのシステムそのままであったら、別にこのゲームをする必要がないからです。

DOA4には他の格闘ゲームにない独創的なアイデアがたくさんあります。
以下にその独創的なアイデアを紹介します。

(1)読み合いに集中できる三すくみシステム
DOA4の代表的なシステムです。これは大変シンプルですが奥の深いシステムです。

従来の格闘ゲームは、打撃技、投げ技しかないのですが、DOA4にはこれらに加えホールド技が追加されています。

DOA4は相手の癖を読むことが重要視されます。
なぜならば、DOA4では打撃技は投げ技に、投げ技はホールド技に、ホールド技は打撃技に必ず勝つシステムになっています。相手が打撃を出してくと読めば、ホールドを出さなければならないし、ホールドを出してくると読めば投げを出すのです。このシステムはジャンンケンに似ています。ルールは非常に単純です。そしてジャンケンにもその人の癖があるように、格闘ゲームにも相手の癖があります。この相手の癖を読むとことが、このゲームの奥深さにつながっています。

しかし、他の格闘ゲームは技の強弱関係を覚えるのが重要です。
なぜならば、従来の格闘ゲームは、打撃技、投げ技の強弱関係が曖昧で、打撃技が投げ技に勝ったり、投げ技が打撃技に勝ったりとキャラクターの位置関係や技の出の速さなどによって変化するからです。技のリーチの違いや技の出の早さによってそのようなことが起こるのです。
したがって従来の格闘ゲームを極めている人は、技の速さや、リーチについて覚えなければなりません。しかし、一般的に格闘ゲームの1キャラクターの技の数は100種類近くあります。それらの全部の技の速さや、リーチを覚えるのは非常に困難であことは想像に難くありません。

(2)地形を利用した戦いが熱い
DOA4ではとても個性的で広大なステージが楽しめます。
DOA4には「ジュラッシックパーク」や「日本庭園」、「忍者屋敷」など全部で15ステージあります。

他の格闘ゲームにもステージはたくさんありますが、戦いの場は単純な四角い箱で区切られていて、各ステージの違いはリングの外の背景だけというものが多いのです。

しかし、DOA4のステージは広大で一つのステージで1階から3階まであったり、階段などの段差があったりします。戦いの場も単純な四角い箱ではなくて、長方形や円形な形をしていたり様々です。更に部屋の真ん中にテーブルがあったり、ステージの端に橋の欄干などがあります。また、壁や壺に対戦相手を叩きつけたり、階段から突き落としたりと背景に対していろいろアクションができます。
このような趣向を凝らしたステージは、DOA4の大きな特徴です。

2.なが~く楽しめるそれが重要!
ゲームが長く遊べることは、少なくないお金を出して楽しんでいるため、非常に重要です。
DOA4には長く遊べる要素として以下の2つがあります。

(1)オンラインでの対戦
オンラインの対戦はゲームを長く遊ばせるためには必要不可欠です。
なぜなら、コンピュータだけで遊んでいるだけではコンピュータの癖が分かってしまい。読み合いが単調になり飽きが来てしまうからです。
DOA4はインターネットにつなげる環境があるだけで人間と対戦することができます。人間は人それぞれコンピュータとはまた違った癖を持っており、常に新鮮な気持ちで対戦をすることができます。

一昔前なら、日本のインターネットのゲーム環境は未発達だという意見がありましたが、最近の家庭ならば大抵インターネットに接続できる環境があると考えますので誰でも問題なくオンライン対戦の世界に入れると思います。
(注:オンライン対戦には別途Xbox360Liveに加入することが必要)

(2)豊富なゲームモード
長く遊ぶためにはもう一つ必要不可欠なのは目標がたくさん用意されていることです。
なぜならば、対戦ゲームは基本的に相手を倒すのが目的であるため、目的が一つだけだとどうしても目標が単調になり飽きがくるのも早くなってしまうからです。
DOA4はそうならないように「ストーリーモード」、「タイムアタックモード」、「サバイバルモード」、「タイムアタックモード」などが用意されています。
それぞれのモードは目的が異なっていて、「ストーリーモード」はキャラクターのコスチュームを増やすことを目標とし、「サバイバルモード」は何人の相手をたくさん倒せるかを目標とします。また、「タイムアタックモード」は決まった人数をできるだけ短い時間で倒すことを目標とします。

この他のモードに「チームバトルモード」や「バーサスモード」、「トレーニングモード」、「ウォッチモード」、「アルバムモード」があり、目標には事欠きません。

3.操作が簡単これ楽しいゲームの条件!
操作が簡単なことは楽しいゲームの条件です。特に格闘ゲームでは重要視されます。
なぜならば、キャラクターが思うように操作できないとキャラクターとプレイヤーの一体感が損なわれ、それがストレスとなり、対戦で相手を倒す本来の目的が、キャラクターを操作するという目的にすりかわってしまうからです。
格闘ゲームは相手を倒すことが目的ですから、目的がすりかわってしまうことによってゲームがつまらなくなることは言うまでもありません。

DOA4はXbox360標準のコントローラで操作できるように設計されています。先に挙げました打撃技、投げ技、ホールド技はコントローラのボタン一つ一つに割り当てられてます。標準の設定では操作がしづらいという人のためにボタン配置のカスタマイズ機能も用意されています。
また、技のコマンドもコントローラで出しやすいよう単純に設計されています。

アーケード移植の他の格闘ゲームはスティックで操作するように設計されているため、それ故、コントローラで操作することが困難な場合が多いです。これはDOA4との大きな違いです。

以上より、私はDOA4を「他のゲームにない独創的なアイデアがあるゲーム」「長く遊べるゲーム」「操作が簡単なゲーム」であり、他の格闘ゲームとは一線を画した魅力のあるゲームであることを説明しました。

私はこのゲームを「格闘ゲーム好きおよびアクションゲームが好きな人」に是非勧めたいと思います。(私はもう猿のように500回以上このゲームをプレイしています。)

買いあぐねている人は、本体を購入するかで迷っていると思いますが、このゲームだけで本体の元も取れるくらい遊べると思います。
購入を見合わせている人はこの機会に是非購入してみてはいかがでしょうか。


【参考リンク】
Dead or Alive4公式ホームページ


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