徒然なるままに

不定期更新。自分の身の回りで起きた感想など。。。

最近のゲームがヌルくなった理由は

2011年06月29日 00時28分02秒 | ゲーム
【島国大和】ゲームにおけるフリーミアム。なぜ最近はヌルくて長いゲームばかりが流行るのか

最近のゲームはヌルくなったのかと言う命題の立て方自体がおっさんゲーマーの発想のような気がする。が、そのような野暮なツッコミは置いといて、何故昔のゲームが難しかったかと考えると、その一つの理由はゲームの容量が小さかったからだと思う。

元記事が指摘するように、据え置き機等のゲームが長いのは中古対策というのは今も昔も同じである。で、中古対策のために、単純に長いゲームを作ろうと考えたとき、たくさんのステージ、たくさんの敵キャラ、たくさんのシナリオなど、ゲームの内容を多くする必要があるが、昔のゲーム機はROMカセットの容量が小さかったので、多くの内容は入れられなかった。なので、難易度を上げて簡単にはクリアさせないようにして、長時間遊ばせる手法が取られたのだろうと推測する。

今はハードの性能が上がって、容量も十分あるので、難易度を上げて長時間遊ばせるような手段は取らずに、純粋にたくさんの内容を詰め込む手法を取っているのだろう。

難易度を上げて長時間遊ばせる手法は、難易度についていけるプレイヤーは限られてくるので、人を選ぶ。一方、多くの内容を詰め込む方法は、難易度を上げないで済む分、多くのプレイヤーに遊んでもらえるので、好まれる傾向にある。なので、多くの人に好まれるヌルくて長いゲームが増えるのはごく自然なことだと思う。

また、一方、携帯電話などのゲームはそもそも中古がないので、中古対策でゲームを長くする必要はない。しかし、課金アイテムを購入してもらえるように、多くの人に興味を持って貰わねばならない。そう考えた時、基本無料にし難易度も低めにして、多くの人が遊べるよう間口を広くし、且つ、課金アイテムを買ってくれたユーザーに満足してもらうために、長く遊べるようなゲームデザインにしていると思われる。

以上より、難易度が高いゲームは間口が狭いというだけで、ヌルいゲームより劣っているという訳ではないが、携帯電話のゲームも据え置きゲームも間口の広いヌルゲーが主流になるのは自然な流れだと思う。


暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に繋がる?

2011年06月28日 01時20分35秒 | ゲーム
もっと子供に暴力的なゲームを!? 米大学が暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に関連性ありと発表


私はゲームが好きだから、暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に繋がると聞いて、興味を持ったが、あまりにもお粗末な研究結果でガッカリした。

暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に繋がるという理由は記事によると以下の通りらしい。

> 暴力的ゲームと暴力犯罪の低下との関係は直接的な「無能力化効果(incapacitation effect)」の結果。つまり部屋にこもってゲームしていれば、その間は外に出て暴れることが不可能になるってことですね。

これを見て目が点になった。あまりにもしょうもなさすぎる。こんな理屈が通るなら、「部屋にこもって料理してれば外に出て暴れることは不可能」とか、「部屋にこもって読書してれば外に出て暴れることは不可能」とかなんでも言える。結局、ゲームだろうがなんだろうが、部屋に閉じ込めておけば、外で犯罪は起こさないと言っているに過ぎない。

こんな結論では暴力的なゲームが犯罪率の低下に繋がるとは言えない。というより、世間が暴力的なゲームに危惧しているのは記事の以下の部分なのだ。

> 「暴力的なゲームに時間を費やす効果による犯罪の減少の方が、攻撃性が高まることによる(犯罪の)増加より大きい...(中略) 現在までに行われたほぼすべての実験はとても短期間の攻撃性しか確認していない。」

この記事にあるように、研究では暴力的なゲームをすると短期間の攻撃性が高まるようだ。そして、記事にはあえて書かれていないが、世間はこの短期間の攻撃性が犯罪に向くことを危惧しているのだ。この記事を信じると、暴力的なゲームをプレイすると短期間でも攻撃性が高まって犯罪を犯してしまう可能性があるから、暴力的なゲームはダメという結論に残念ながらなってしまう。若しくは、犯罪をさせないように、永遠にゲームをさせ続けて部屋に閉じ込めておこうと言う結論になる。どちらも救われない結論だ。

とまぁ、思った訳だけど、研究論文を直接読んだ訳ではないので、もっと有益なデータがあるのかもしれない。ただ、この引用元のkotakuの記者が研究論文を恣意的に引用して、暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に繋がるとミスリードしている感も否めない。

まぁ、あまり間に受けてどうこうするような記事ではないと思う。




期待半分、不安半分

2011年06月28日 00時49分15秒 | ゲーム
『Hitman: Absolution』海外ゲーム誌の特集記事から新たな詳細が明らかに

期待している「ヒットマン アブソリューション」だが、インタビューを見ると変装より潜伏に重点を置いてあるとあり、ちょっと不安。変装するのがこのゲームのアイデンティティーみたいなのに、下手をするとそれを否定するようなゲームデザインになってしまいそうだ。

ただ、ヒットマンシリーズもこのままだとマンネリ化し人気も落ちていくと思うので、新しい形のヒットマンを模索してゆかねばならない。なので、シリーズの魅力を損なわないようにして、且つ、新しい形のヒットマンを作り上げて欲しいとも思う。

期待半分、不安半分ってところだが、楽しみに待つつもりだ。

スクエニはねぇ。。。

2011年06月24日 01時39分14秒 | ゲーム
今年のスクエニの株主総会が荒れ模様だったそうだ。

スクエニはスーパーファミコンからPS1、2の時代はとても良くできたゲームを作っていたが、ここ最近は今ひとつパットしない。特にXbox360やPS3の時代になってからは新規のゲームソフトでヒット作がないのは致命的だと思う。ドラクエやFF関連は売れているが、あれも言ってみればファミコン時代からのシリーズでネームバリューで売っているところもあるので、全く新しいゲームでヒット作を出してないのはまずい傾向だと思う。今のスクエニは、古臭いシステムのゲームをものすごく長い時間をかけて作っている印象であり、流行の移り変わりの激しいこの業界でこの開発の遅さは不安である。また、プロモーションも下手であるため、ユーザーの期待感も薄く、どうしようもない印象である。
リメイクばかりを作り続けたツケが今きているのかもしれない。和田社長は開発力の低下を嘆いていたが、リメイクばかり作らされたら、開発者のモチベーションも下がるし、開発力も下がるだろう。

スクエニは大きな転換期にいるのだと思う。

Gears of War3の発売は嬉しいのだけれど

2011年06月24日 00時53分39秒 | ゲーム
4Gamer.net ― マルチプレイは全世界共通,「Gears of War 3」の日本語版仕様が公開。吹き替えを担当するキャストや分離欠損表現の変更点も明らかに(Gears of War 3)

Gears of War3のローカライズ内容と表現規制内容が明らかになった。
ローカライズと、世界共通サーバーは嬉しいけれども、表現規制はやはり残念だ。CEROの規制の趣旨は理解しているし、規制も意義のあることだとは思っているが、やはりゲームファンとしてはオリジナルになるべく近い状態で発売して欲しいのが本音だ。

別に欠損表現が特別に見たい訳ではないが、ヘッドショットの爽快感はGears of Warの楽しみの一つなのでヘッドショットの表現の変更は個人的には痛い変更点だ。

とは言え、決定してしまったことだし、我慢するしかないので、ヘッドショットの爽快感が損なわれないことを願おう。