セインツロウ ザ・サードをプレイした。このゲームはグランドセフトオートのようなアクションゲームなんだけど、かなり面白い。
まずキャラクタークリエイトで自分の好みのキャラクターを作れるのがいい。あらかじめ用意されたキャラクターでプレイするより愛着が湧くし、愛着が湧いた分、ストーリーにも集中できる。自分は普段、女性のキャラクターではプレイしないけれど、漫画の「スペースコブラ」に出てくるようなエロかっこいい感じの女ボスを作ってみた。これがギャングのリーダーと言う設定にとても合っていて気に入っている。
また、プレイヤー自身のほかにも、車や武器も細かくチューンナップでき、自分がリーダーをつとめるギャングのメンバーの格好もカスタマイズできるので、凝り性な人には堪らないだろう。
そして、ミッションもバリエーションがあって飽きない。このゲームと同じタイプのゲームであるグランドセフトオートはひたすらギャングを倒していくミッションばかりで、プレイを進めていくうちに飽きてきたのだが、このゲームは少なくともグランドセフトオートよりも種類が豊富だ。敵対ギャングと銃撃戦ができるのはもちろんのこと、味方をヘリで護衛するミッションや、町の中から人を探し出して暗殺するミッション、戦車で町を破壊するミッションなどありミッション豊富なので飽きずに楽しめる。
と言う訳で思いのほか、ツボにハマったゲームだ。しかし、不満がない訳ではない。まず通行人や車の運転手はあまり賢くない。渋滞の列にコンピューターの車が突っ込んでみたり、銃撃戦の横を平然と歩く一般市民がいたり、いまいちリアリティーに欠ける。この辺はグランドセフトの方が優れていると思う。また、大きい町のわりには車や人の往来も少なく寂しい。
あとは時折、処理落ちが激しくプレイがむずかしくなるときがある。だが、フリーズはないし、発生頻度も高くないが、プレイする上でとても気になる。
以上より、不満点はあるが自分はかなり楽しんでいる。ただ、他の人もそうかと言うと、微妙かもしれない。なせなら、不謹慎なネタも多く、主人公がギャングと言うこともあって暴力的な表現も多いので、受け付けない人も多いだろう。そして、豊富なカスタマイズ要素も人によっては面倒に感じる可能性がある。
なので万人にはお勧めではないが、グランドセフトオートが楽しめた人はすんなり楽しめるゲームだと思う。