影牢Ⅱをプレイしました。
感想というかなんと言うかとりあえず、俺がなんか殺人事件とか起こしたら、「容疑者宅には、人を残酷に殺害する内容のゲームがありました。」とか報道されちゃうようなゲーム。(わかりやすいような、わかりづらいような表現だ。)
俺に子供が居たら子供にはやらせたくないゲームです。
と、ここまで書いてしまったら、とんでもないゲームなような感じがしますが、ゲーム自体は非常に面白い。
ストーリーモードを三回クリアした時点での感想を一応レビューっぽく、項目別に評価してみる。
【ストーリー】
ゲームモードは、ゲームの物語を追っていくストーリーモード。規定時間内に敵を撃退するサバイバルモードの二つがあります。
ストーリーは、王様殺しの濡れ衣を着せられたお姫様が、ある館に逃げたところ、魔人の力を手に入れて、自分の身を守るために仕方なしに敵を撃退(殺す)するというもの。
「殺さなければ、こっちが殺されるからしゃーないじゃん。」って乗りでじゃんじゃん人を侵入者を殺していきます。なんともやるせない感じです。
ストーリーは一話、ニ話と進んで行き、話の最初にストーリー説明ムービーがあり、その後、敵と対決という流れの繰り返しです。ムービーの長さはちょうど1~2分くらいで良い長さでした。一度みたらスキップできるし、ストーリー自体もまともなので特にストレスはありませんでした。
合格点です。
【ゲーム内容】
館に罠を仕掛けて入ってくる敵を次々と殺していきます。
仕掛けられる罠は壁、床、天井の三つに分類され種類も豊富です。
ゲーム最初は罠の種類はあまりありませんが、罠を開発することによって増やすことができます。
罠の操作も3つのボタンにそれぞれ対応してて特に難しくありません。
この三つの罠をうまく連携させて敵をいかに惨殺していくのが、このゲームの肝となります。
例えば、敵を床の罠で壁に叩きつけてドーン!⇒壁の罠で敵を串刺しザクッ!⇒その場に倒れる敵に追い討ちで天井から火の玉でグシャ!
とまぁ、こんな感じです。
自分で仕掛けておきながら、思わず敵に同情してしまう痛そ~な、連携を考えるのがこのゲームの肝であります。
【その他】
1.説明書は不親切。サバイバルモードに関する説明が不十分。
2.音楽はまぁ普通かな。
3.ステージは多彩です。地形を利用したりできるので、やりがいがある。飽きは来ないと思う。
4.エンディングがスキップできないのは、ダメ。そんなにエンディング観て欲しいのか?
5.一度クリアしたらステージを自由に選択できると良かった。同じような話を何回も繰り返すのは苦痛。エンディングはストーリー上の選択によって数種類ある。複数エンディングは良いのだが一度エンディングまでいったら、また1話から始まるのは面倒くさい。
6.ゲームの難易度は簡単な方かな。敵が適度にバカでいい感じです。
最後のまとめになりますが、このゲームは前述したように、子供にはオススメできません。
実際に人を殺す内容なのでエグすぎます。
このゲームは、自分が編み出した酷い連携作り「うわー、俺って悪いことやってるな-。」と罪悪感を覚えつつ、「でもゲームだから、ま、いっか。」と割り切れる大人の方のみオススメです。
また、前作とはストーリー的な繋がりはないようなので、前作をやったことがない人でも安心してプレイできます。
【参考リンク】
影牢Ⅱ:メーカ公式ホームページ