徒然なるままに

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内閣不信任案を巡る報道をみて

2011年06月05日 22時05分48秒 | ニュース
ちょっと話題に乗り遅れたけど、内閣不信任案を巡るぐだくだは、日本の政治の行き詰まりを象徴している。はっきりいって菅首相を下ろしたところで事態が好転するとは思えない。首相を代えたところで政治が好転するわけではないのに、政治家同士のぐだらない内輪もめをしてなにをしているんだろうと思う。

民主党政権に関わらず、日本の政治に欠けている点は国家戦略だ。日本は解決しなければならない問題に何があって、それをどういった工程で解決していくか。これが、まるで見えない。目的や工程がないから、何をやっても中途半端に見えるし、実際、全く物事が進んでいない。
ただ、この問題は、どの政党が政権を運営しても似たようなもんだろうと半ばあきらめている。

話を不信任案に戻して、意外だったのは、菅首相がしぶとく首相の地位に居座りたい素振りを見せていることだ。ここしばらくの日本の歴代の首相は任期の途中で自分からギブアップするパターンが続いていたから、菅首相もギブアップすると思っていた。今回の不信任案は辞めるきっかけとしてはいいタイミングだったろうが、しぶとく首相の地位に居座り続けようとしているのは意外だった。

しかし、次の首相は誰になるのだろうか?小沢一派が復活するのだろうか?
まあ、誰がやっても同じだろうが。

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1 コメント

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no politics (noga)
2011-06-05 22:56:45
日本人には、世界観がない。
それで、人々には、社会の行き着く先に想いを寄せる習慣がない。
だから、政治問題に関心がなく、その解決策にも関心がない。
「指導者は、何もしないのが最大の貢献である」とか、「指導者には、いますぐ辞めてもらいたい」といったものばかりが考えとなる。
現在の指導者を助けて長持ちさせ、改革の効率を少しなりとも上げるといった考え方はない。
より良い指導者を推薦することもなく、より良い政策を提案する能力もない。

どうして現在の指導者を退陣に追い込むかに頭を使っている人が大勢いる。
問題解決の能力はないが、事態を台無しにするだけの力を持った人がいる。
それで、各首相の政治生命は結果的に甚だ短い。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
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