▲赤くライトアップされた善光寺本堂正面
オリンピックの「平和を願う精神」を後世に遺してゆくため、長野オリンピック開催5周年をきっかけに誕生した長野灯明まつり、今年は第12回を迎えて新たなステージへ。
今回のテーマは「共創」。世界の平和をみんなで考え創っていくというもの。
2月7日(土)~15日(日)開催中。
お出かけになっては如何ですか。
▼5色のライトアップで幻想的な雰囲気に



長野新幹線のE7系新型車両に、グリーン車の更に上のファーストクラス『グランクラス』がお目見えした。
2月の試乗会には都合がつかず乗れず、今日が初乗りとなった。
グランクラス車両の12号車にはゆったりシートが18席(3席*6列)、トヨタのレクサスなどの自動車座席を手掛けるトヨタ紡織が開発したという本革シートで座り心地は最高、疲れを感じさせない。
エントランスも室内も落ち着いた上品な色調で、音も静かな感じがする。シートを深く45度まで倒すと心地よい眠りに誘われる。
長野にも世界基準の電車が走る時代になったのか・・・。長野~東京間6,180円の追加料金、〝話のネタ″に一度は良いかも。
▼1車両18席のグランクラス車両

▼上品な色調のエントランス

▼各シートには上下調整のできる枕、読書灯、AC100Vコンセント、カクテルトレイ、ダイニングテーブルなどが装備

▼手許のシートコントローラー

▼この日は空いていて1車両に1人、乗務員さんに撮って頂きました

豊受大神宮では、天照大御神がお召し上がりになる大御饌(おおみけ=お食べ物)の守護神である豊受大御神をお祀りしています。
一般に外宮(げぐう)といわれており、豊受大御神は私たちの営みごとをお守り下さる神様です。

▼火除橋
この御橋を渡り豊受大神宮の神域へ入ります。

▼第一鳥居
火除橋を渡ると、正面に第一鳥居、左に手水舎、右に清盛楠があります。

▼手水舎
ここで手や口を洗い清めます。

▼清盛楠
約800年前、勅使として参向した平清盛の冠に枝があたり、その枝が切られたと伝えられています。

▼外宮斎館と行在所(あんざいしょ)
この御門の奥に斎館と、天皇陛下御参拝の際に御用にあてられる行在所があります。

▼祓所(はらえど)
奉幣祭(ほうへいさい)の時、お祓いが行われます。

▼第二鳥居
皇族が御参拝の際は、ここで御車から降りられお祓いをお受けになります。

▼外宮神楽殿と神札(おふだ)授与所

▼四至神(みやのめぐりのかみ)、九丈殿、五丈殿、大庭(おおば)
右手前に植えられている一本の榊(さかき)は、外宮の四囲をお護りする四至神です。
その奥の九丈殿では、祀事が行われます。
さらに奥の五丈殿は、雨天の際の修祓(しゅばつ)などに使われます。
小石を敷き詰めた広場が大庭で、玉串行事などが行われます。

▼豊受大神宮御正宮(ごしょうぐう)
板垣、外玉垣、内玉垣、瑞垣(みずがき)の四重の御垣(みかき)の中に御正殿があります。
(中での写真撮影はできません。)

▼多賀宮遥拝所(たかのみやようはいじょ)
注連縄を張った一画が、多賀宮を遥拝する所です。

▼川原祓所(かわらはらいしょ)、三つ石
地鎮祭などのお祓いをするところです。

▼御池
昔は、ここまで宮川の支流が流れていたとのことです。

▼亀石
御池の中堤に架けられている大きな石。亀に似ています。

▼土宮(つちのみや)
大土御祖神(おおつちみおやのかみ)をお祀りしています。

▼下御井神社(しもみいのじんじゃ)
御井(みい)の神をお祀りしています。

▼風宮(かぜのみや)
風の神「級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)」が祀られています。農業に関係する風と雨の神です。

▼多賀宮(たかのみや)
豊受大御神の荒御魂をお祀りしています。

▼御厩(みうまや)、忌火屋殿(いみびやでん)、御酒殿(みさかどの)
現在は、草音号(くさおとごう)と笑智号(えみともごう)の2頭の神馬が飼育されています。
鳥居の右の忌火屋殿では、日別朝夕の大御饌(おおみけ)などの調理が行われます。
忌火屋殿の隣の御酒殿では、昔は神酒が造られていました。現在はこの御酒殿に神酒を奉納してからお祭りにお供えしています。

▼勾玉池(まがたまいけ)
明治22年に造られた池で、花菖蒲、舞楽舞台、休憩所などが整備されています。

(以上、平成26年5月9日参拝時の記録)
▲正に豪華絢爛な雛段
2月4日長野市内での私的な会合の後、須坂市の須坂アートパーク内『世界の民族人形博物館』で開催されている『三十段飾り千体の雛祭り』を見に足を延ばした。
中央の大きなホールいっぱいに造られた高さ6m、30段の棚、そこに飾られた千体もの雛人形は、正に絢爛豪華、その迫力に圧倒される。
写真撮影OKということで、来場者はみんな雛段をバックに記念写真を撮っている。雛段だけを撮ろうとしても中々シャッターチャンスが来ないほどだ。
博物館を出ると、隣の版画美術館と歴史的建物園でも雛が飾られている。全会場で、6,000体の雛人形が飾られているとのこと。実に驚きの雛祭りを見た。
▼高さ6m、30段に飾られた千体の雛人形とハート形に配置されたぼんぼり
▼歴史的建物園の民家に飾られた雛人形
▲大きな山が割れていくような大沢崩れ
12月16日富士宮市から朝霧高原を通り中央自動車道に入った。
今の時期には珍しく、好天に恵まれ車窓からは美しい富士山を眺めることができたのだが、大沢崩れが不気味なほど大きくハッキリと見えた。
毎日、数百トンもの土石が崩れ落ち、大きな割目を更に少しづつ大きくしているとのこと・・・。このまま浸食が進むと、冨士山は二つに割れて中から噴火の溶岩が噴出するのではないかと心配になる。
砂防事業が継続されているとのことですが、“日本一の富士山”をいつまでも美しく残るよう頑張ってもらいたいものです。
▼富士山はどこから見ても美しい“日本一の山” (朝霧高原から)
▲羽田発ANA885が富山空港に到着着陸
時速数百kmで正面を横切る飛行機を、時速100kmを超す車から撮る、しかも高速道路上の特定の場所を通過する一瞬となると、そのシャッターチャンスはめったには無い。
先日、富山から北陸道を上越に向っていた際、富山インター手前の神通川を渡るあたりで正面左から富山空港の降りるボーイング76Pの機影をバッチリと撮ることができた。しかも、『航空機通過 わき見注意』の看板も収まった。立山連邦も背景となっている。11月18日13時54分05秒、我ながら“驚き!”のシャッターチャンスとなった。
▲いにしえ人の憧れの月「姨捨山にかかる月」
『更級や姨捨山の高嶺より嵐をわけていずる月影』正三位家隆卿
平安の時代から名月の里と知られた信州麻績の地、姨捨山から上る月はこの地からのみ見ることができる。
姨捨山や月と共に歌われる『更級』の枕詞(まくらことば)は、ここ麻績の地で生まれたとも云われている。
いにしえの都人たちが憧れた「姨捨山にかかる美しい月」、今宵はしっかりと見ることができた。
▲荻町城址展望台から集落を望む
10月7日、岐阜県大野郡白川村荻町集落を訪れました。
ここは白山連峰に囲まれた南北に細長い集落で、合掌造りの建物が約60棟建っており、1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
北側にある荻町城址展望台からは集落が一望でき、全ての合掌造り家屋が強風や冬場の融雪を考えて南北に並んで建てられている光景が見えます。
紅葉は未だでしたが、多くの観光客で賑わっていました。世界遺産ということなのか外国からの観光客が多い多いのにも驚きました。
▼改修中の家屋(荻町集落内) 一旦曳いて、基礎工事をしている
▼縁側でそばを食べる家族(野外博物館「合掌造り民家園」)
▼美しい切妻屋根(野外博物館「合掌造り民家園」)
▼火の見やぐら(野外博物館「合掌造り民家園」)
▲重文指定の大日如来座像
9月23日、お隣筑北村坂北の岩殿寺塔頭(たっちゅう)「大日堂」の秋祭りが行われました。
このお堂に安置されている本尊大日如来座像は国の重要文化財に指定されており、お大日様と呼ばれ親しまれています。普段は本尊の拝観はできませんが、この秋まつりには優しく微笑む“お大日様”が開帳され、大勢の人々が参拝をします。
大日如来は亡き父の干支守護神だったことから、この大日堂のお祭りには父とよくお参りをしました。
山間に迫力ある音を響かせる呼び物の奉納花火を観ながら、父のことを思い出したお祭りとなりました。
▼呼び物の打上げ花火、山間に迫力ある音を響かせていました
▲ 広い砂浜を借り切っての地引網漁
夏は山? 海? 海の無い信州人にとっては、やはり海が魅力的だ。
7月6日、地域ぐるみで村おこし活動をしている村内の団体「大峠を世に出す会」の研修会にお誘を受け新潟県の柿崎海岸を訪れ、地引き網漁を体験させて頂いた。
夏の海水浴シーズンにはまだ早いこともあり、砂浜には我々一行だけ。広い砂浜を借り切ったような贅沢気分で地引き網漁へ。
400mほどの沖から引くのだが、網が砂浜に引き寄せられるまではエンジンがロープを巻き取ってくれる。網が砂浜に現れてから、全員が二手に分かれて網を引く。
引き寄せられると魚影が見えてくる。『いた! いた! 大きな鯛だ!』歓声が上がる。
鯛、ホウボウ、イサキ、イワシ、ふぐ、など大漁とは言えないが、地引き網を楽しませて頂いた。
▼3kgを超す大きな鯛
▼ホウボウ 海底を方々(ほうぼう)歩き回ることから、この名がついたとか。
▼新鮮なお刺身 信州人にとっては最高のご馳走だ
▲修理を終えてお帰りになった仁王様
4月6日、福満寺の金剛力士像(阿吽二体の仁王像;村指定有形文化財)が、解体修復作業を終えて1年ぶりにお帰りになりました。
修復には千曲市の長谷川玄隆仏師(智照院住職)と長男の高隆仏師(同寺副住職)が当たられ、力強く躍動感のある仁王像のお姿になりました。
解体修復作業では、中にあった木片から過去の修復経過や、室町時代の作と言われていた2体が各所の特徴から室町時代の作の可能性が強いとのことなどが判明しました。
5月3日には、春の例祭と併せて開眼法要が予定されています。
▼修復前の仁王様とはすっかり変った阿吽二体の仁王像
仁王門の右に立つ阿形像
仁王門の左に立つ吽形像
▲乙女滝、ここはマイナスイオン値(1cc中の数)が20000とのこと
2月20日、奥蓼科温泉郷にある横谷渓谷を訪ねた。
まだ多くの雪が残り、風は冷たい。含鉄泉の横谷温泉でしっかりと温まり、その勢いで雪の渓谷歩道を歩いた。
横谷渓谷は長野県を代表するパワースポットの一つで、冬でも県内外から多くの人が訪れるとのこと、細い雪道で何人にも行きあう。
人気の乙女滝は見事な氷と水しぶきで美しい姿を見せている。川まで下りると岩肌を覆う大きな氷柱が屏風のように広がる。流れる水も迫力があり、吸い込まれるような気持ちになる。
ゆったりと露天風呂に入り、美しい横谷渓谷を歩く、改めて訪れたい思いがした。
▼岩肌を覆う氷柱
▼吸い込まれるような川の流れ
8月31日、東京の谷中(やなか)銀座を訪ねた。
都内で活動するあるNPO法人との交流の具体化に向けた会談の一連で訪ねたものだ。
通りが昔の様子とほとんど変わっていないことに驚いた。狭い道の両側に間口の狭い昔ながらのお店が並び、気軽に声も掛けてくれる。
歩くだけで楽しくなる。心が和む温かい下町が、今でも大都会に健在していることが嬉しくなった。
東京谷中銀座、また訪れたい街だ。
25番 天陽山 盛泉寺(波田町)
26番 栗尾山 満願寺(安曇野市)

▲穂高神社での記念写真
昨年に続いて本日は第3日目。参加者17名、穂高神社~満願寺~国営アルプスあづみの公園~盛泉寺コースを巡る。
○第二十五番 天陽山 盛泉寺(波田町)
曹洞宗 御本尊 千手観世音菩薩
天文21年(1552年)神林領主常和泉守公の菩提寺として開基、創建当初は「常泉寺」と号した。
この寺から少し離れた水澤地区には、七堂伽藍を備え栄華を極め「信濃日光」と称された真言宗の若澤寺があったが、明治初期の廃仏希釈により取壊された。盛泉寺にはその若澤寺の貴重な品々が引き継がれている。
本堂には、長野県宝の銅造菩薩半跏像、銅造薬師如来座像、波田町指定文化財の銅造菩薩立像、木造不動明王像が安置されている。
本堂裏手高台に建つ、若澤寺中堂救世殿を移築・再建されたとされる水澤観音堂には、金亀多宝塔があり純金造の千手観音像が安置されていまる。

▲「信濃日光」と称された若澤寺の貴重な品々が安置されている盛泉寺

▲本堂裏手高台に建つ水澤観音堂

▲金亀多宝塔には、純金造の水澤千手観音像が安置されている

▲参道の線刻六地蔵
○第二十六番 栗尾山 満願寺(安曇野市穂高)
真言宗豊山派 御本尊 千手観世音菩薩
神亀年間(七二五頃)、裏山の長者ヶ池から出現した一寸八分の黄金の仏像を、聖武天皇の勅願によってお堂を建てて安置したのが始まりと伝わっている。
天正十二年(一五八三)には小笠原公の祈願寺となり栄えたが、明治初期の廃仏希釈により廃寺となった。幸い建物はそのまま残されており、明治十二年古幡貫善師により再興された。
本堂に入ると、亡くなった後四十九日の苦しみを現していると云う大きな地獄極楽図が目に入る。また、左手には小笠原公の祈願寺を物語る上段の間がある。
内陣の奥には前立本尊・十一面観世音菩薩が、その奥に十一面千手観音菩薩像が安置されている。
参道入口には、日本三霊橋の数えられている微妙橋がある。欄干屋根付きの太鼓橋で裏にはお経が書かれており、お経橋とも呼ばれている。三途の河を渡る橋、善人だけが渡れる橋とされている。
参道を上っていくと、広大な庭園が広がりつつじの時期には大勢の人で賑わう。

▲栗尾山つつじ園としても有名な満願寺

▲極楽地獄変相之図

▲上段の間

▲三途の河を渡る橋、微妙橋

▲微妙橋の裏に書かれたお経

▲美しい八重の藤が咲く



長野市松代の山道温泉「虫歌の湯」へ出かけた。
長野道長野インターで降り南へ約5km、皆神山の麓に昨年12月20日オープンした、民間の日帰り温泉施設だ。売店、無料休憩大広間、リラクゼーションルーム、幼児遊戯室、食事処が完備して、一日ゆっくりと過ごせる。
大露天風呂は巨大な石を配した日本庭園の雰囲気だ。内湯も広く、蒸し風呂(サウナ)も備わっている。「虫歌の湯」の名称は、近くの信濃三十三番札所第7番虫歌山桑台院に由来とのこと。
開場時刻の10時に入り、大露天風呂、蒸し風呂、内湯にのんびりと浸かり、食事と昼寝、実にゆっくりとした時間を過ごすことができた。
近くの松代温泉と比較すると、泉質・効能は劣る感じだが、施設は清潔で広くゆったりとして、何より従業員が親切で気持ち良い。食事内容が充実すれば、更に人気の施設になるでしょう。
▼大露天風呂と呼ぶにふさわしい露天風呂



